説明

X線撮影装置および3次元ロードマップ連動画像表示方法

【課題】3Dロードマップ表示をよりわかり易い表示とすること。
【解決手段】3Dロードマップ表示制御部50の側面画像検索部53が現在のアーム位置を取得して現在のアーム位置と90度アーム位置が異なる画像を側面画像として画像データ記憶部13から検索し、3Dロードマップ処理部54が透視モニタ34aに3Dロードマップ画像を表示し、側面画像表示制御部55が3Dロードマップ処理部54の指示に基づいて側面画像を参照モニタ34bに表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、X線撮影装置における3次元ロードマップに関し、特に、3次元ロードマップと連動する画像の表示技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
血管の治療を目的として患者の血管にワイヤを挿入する際に、ワイヤの挿入を支援する技術として3D(3次元)ロードマップ技術がある。3Dロードマップ技術は、デジタルフルオログラフィなどのX線撮影装置において、透視像に血管の3Dボリュームレンダリング(以下「3D−VR」という)画像などの血管の3次元画像をマスク像として重ねて表示することによって、ワイヤの挿入をガイドする技術である。
【0003】
図9は、3Dロードマップの一例を示す図である。同図(a)は3Dロードマップ前の透視像とマスク像を示し、同図(b)は3Dロードマップ画像を示す。同図(b)に示すように、3Dロードマップ画像では、透視像とマスク像が重ねて表示されている。
【0004】
3Dロードマップでは、透視像とマスク像の血管が重なるように透視像の幾何学的位置とマスク像の幾何学的位置を合わせる必要がある。そこで、透視像とマスク像を正確に位置合わせするための技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−116789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、透視像とマスク像を正確に位置合わせした場合でも、3Dロードマップ画像では、アームの角度によっては、血管分岐部など血管の形態が重なって見えにくい場合がある(後述する図1参照)。
【0007】
この発明は、このような従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、3Dロードマップ画像だけでは血管分岐部など血管の形態が重なって見えにくい場合に、血管の形態を見やすくすることができるX線撮影装置および3次元ロードマップ連動画像表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置であって、3次元ロードマップ画像を表示する第1の表示手段と、3次元ロードマップのマスク像として使用する画像のアーム位置を特定するアーム位置特定手段と、前記アーム位置特定手段により特定されたアーム位置と所定の角度だけアーム位置が異なる画像を3次元ロードマップ画像とは別に表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置であって、3次元ロードマップ画像を表示する第1の表示手段と、3次元ロードマップのマスク像として使用する画像を3次元ロードマップ画像とは別に回転して表示し、利用者の指示に基づいて画像の回転を停止する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置による3次元ロードマップ連動画像表示方法であって、3次元ロードマップのマスク像として使用する画像のアーム位置を特定するアーム位置特定ステップと、3次元ロードマップ画像を表示するとともに、前記アーム位置特定ステップにより特定されたアーム位置と所定の角度だけアーム位置が異なる画像を3次元ロードマップ画像とは別に表示する表示ステップとを含んだことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、3次元ロードマップ画像だけでは血管分岐部など血管の形態が重なって見えにくい場合に、血管の形態を見やすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置による3Dロードマップ連動画像表示を説明するための説明図である。
【図2】本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】表示部および操作部の構成例を示す図である。
【図4】3Dロードマップ表示制御部の構成を示す機能ブロック図である。
【図5】3Dロードマップ表示制御部による3Dロードマップ表示制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】透視モニタに表示される3Dロードマップ画像および参照モニタに表示される側面画像の一例を示す図である。
【図7】ジョイスティックを用いた画像の回転を説明するための説明図である。
【図8】側面表示アーム角度差テーブルの一例を示す図である。
【図9】3Dロードマップの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るX線撮影装置および3次元ロードマップ連動画像表示方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、本発明をデジタルフルオログラフィ装置に適用した場合を中心に説明する。
【実施例】
【0014】
まず、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置による3Dロードマップ連動画像表示について説明する。図1は、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置による3Dロードマップ連動画像表示を説明するための説明図である。同図(a)は、3Dロードマップ血管画像を示し、同図(b)は、同図(a)の血管を90度異なる方向から見た場合の画像である。
【0015】
同図(a)に示す3Dロードマップ画像では、血管が分岐のないように見えるが、実際には、同図(b)に示すように血管は分岐している。そこで、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置では、3Dロードマップ画像の表示と連動して、マスク像のアーム位置と90度アーム位置が異なる3D画像を別モニタに表示することとしている。
【0016】
このように、3Dロードマップ画像の表示と連動して、マスク像のアーム位置と90度アーム位置が異なる3D画像を別モニタに表示することによって、3Dロードマップ画像だけでは血管の形態が把握しにくい場合でも、別モニタに表示された画像によって血管の形態の把握を容易にすることができる。
【0017】
次に、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置の構成について説明する。図2は、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このデジタルフルオログラフィ装置100は、寝台17上の患者45に照射するX線を発生するX線発生部1と、患者45を透過したX線を検出して画像データを生成するX線検出部2と、X線発生部1および平面検出器21を保持するアーム5ならびに寝台17を移動する機構部3と、X線発生部1がX線の発生に必要とする高電圧を供給する高電圧発生部4と、機構部3を制御する機構制御部6と、X線検出部2により検出されたX線に基づいて生成された画像データに演算を行うとともに画像データを記憶する画像処理部7と、画像を表示する表示部8と、操作者(利用者)による操作を受け付ける操作部9と、デジタルフルオログラフィ装置100全体を制御するシステム制御部10とを有する。
【0018】
X線発生部1は、高電圧発生部4から供給される高電圧を用いてX線を発生するX線管15と、X線管15が発生したX線の一部を遮蔽することによって照射野を制御するX線絞り器16とを有する。
【0019】
X線検出部2は、患者45を透過したX線を電荷に変換して検出する平面検出器21と、平面検出器21から電荷を取り出すゲートドライバ22と、平面検出器21により検出された電荷から画像データを生成する画像データ生成部11とを有する。画像データ生成部11は、平面検出器21が検出した電荷を電圧に変換する電荷・電圧変換器23と、電荷・電圧変換器23により変換された電圧をデジタル値に変換するA/D変換器24と、A/D変換器24のパラレル出力をシリアル出力に変換するパラレル・シリアル変換器25とを有する。
【0020】
機構部3は、機構制御部6の指示に基づいてアーム5を移動するアーム移動機構41と、機構制御部6の指示に基づいて寝台17を移動する寝台移動機構42とを有する。画像処理部7は、画像データ生成部11により生成された画像データに対して再構成演算やサブトラクション演算を行う画像演算部12と画像データを記憶する画像データ記憶部13と、3Dロードマップの表示を制御する3Dロードマップ表示制御部50を有する。なお、3Dロードマップ表示制御部50の詳細については後述する。
【0021】
表示部8は、表示用画像データを保持する表示用画像メモリ31と、表示用画像メモリ31の画像データをアナログ信号に変換するD/A変換器32と、D/A変換器32の出力に応じた表示をモニタ34に対して行う表示回路33と、モニタ34とを有する。
【0022】
図3は、表示部8および操作部9の構成例を示す図である。同図に示すように、この構成例では、モニタ34は透視像を表示する透視モニタ34a、収集済みの画像やマスク像などの3D−VR画像を表示する参照モニタ34b、デジタルフルオログラフィ装置100が出力するメッセージなどを表示するシステムモニタ34cから構成される。また、操作部9は、操作ボタンやジョイスティックなどを配置したメインコンソール、文字入力などに使用するキーボード、モニタ画面からの指示などに用いるマウスから構成される。なお、ここでは、3Dロードマップ画像を透視モニタ34aに表示することとするが、参照モニタ34bに表示するようにすることもできる。
【0023】
次に、3Dロードマップ表示制御部50について説明する。図4は、3Dロードマップ表示制御部50の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この3Dロードマップ表示制御部50は、操作受付部51と、マスク像表示制御部52と、側面画像検索部53と、3Dロードマップ処理部54と、側面画像表示制御部55とを有する。なお、この3Dロードマップ表示制御部50は、画像処理部7が備えるCPUで動作するソフトウェアとして実装される。
【0024】
操作受付部51は、操作部9から操作者の操作に関する情報を受け取り、操作に対応する処理を行う機能部に情報を振り分ける処理部である。例えば、この操作受付部51は、操作者によってマスク像表示要求があったことをマスク像表示制御部52に通知し、操作者によってマスク像が指定されるとマスク像の指定があったことを側面画像検索部53に通知し、操作者によって3Dロードマップ開始が指定されると、3Dロードマップ開始の指定があったことを3Dロードマップ処理部54に通知する。
【0025】
マスク像表示制御部52は、マスク像表示要求があったことを操作受付部51から通知されると、マスク像の候補として3D−VR画像を表示する処理部である。操作者は、このマスク像表示制御部52で表示される3D−VR画像からマスク像を指定する。
【0026】
側面画像検索部53は、マスク像が指定されたことを操作受付部51から通知されると、システム制御部10を介して機構制御部6から現在のアーム角度すなわちマスク像のアーム角度を取得し、取得したアーム角度と90度アーム角度が異なる3次元画像を画像データ記憶部13から検索する。
【0027】
この側面画像検索部53が、マスク像が指定されたことを通知されると現在のアーム角度を取得して現在のアーム角度と90度アーム角度が異なる3次元画像を画像データ記憶部13から検索することによって、3次元ロードマップ画像と90度アーム角度が異なる画像を参照モニタ34bに表示することができる。
【0028】
3Dロードマップ処理部54は、操作受付部51から3Dロードマップ開始の指定があったことを通知されると、透視モニタ34aに3Dロードマップ表示を行うとともに、側面画像表示制御部55に対して側面画像検索部53が画像データ記憶部13から検索した側面画像を表示するように指示する処理部である。
【0029】
側面画像表示制御部55は、側面画像検索部53が検索した側面画像を3Dロードマップ処理部54の指示に基づいて参照モニタ34bに表示する処理部である。
【0030】
次に、3Dロードマップ表示制御部50による3Dロードマップ表示制御処理の処理手順について説明する。図5は、3Dロードマップ表示制御部50による3Dロードマップ表示制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0031】
同図に示すように、この3Dロードマップ表示制御処理では、3Dロードマップ表示制御部50は、操作受付部51が操作者からマスク像とする3D画像の指定を受け付けて側面画像検索部53に通知する(ステップS1)。すると、側面画像検索部53は、現在のアーム位置を取得し、現在のアーム位置と90度異なるアーム位置の画像を側面画像として画像データ記憶部13から検索する(ステップS2)。
【0032】
そして、操作受付部51が操作者から3Dロードマップ開始の指示を受け付けて3Dロードマップ処理部54に通知すると、3Dロードマップ処理部54は、透視モニタ34aに3Dロードマップ画像を表示する(ステップS3)。
【0033】
また、3Dロードマップ処理部54は、側面画像表示制御部55に側面画像の表示を指示し、側面画像表示制御部55は、側面画像検索部53が画像データ記憶部13から検索した側面画像を参照モニタ34bに表示する(ステップS4)。
【0034】
図6は、透視モニタ34aに表示される3Dロードマップ画像および参照モニタ34bに表示される側面画像の一例を示す図である。この例では、RAO=0、CRA=0である画像が透視モニタ34aに表示され、RAO=90、CRA=0である画像が参照モニタ34bに表示される。
【0035】
このように、側面画像表示制御部55が、側面画像検索部53が画像データ記憶部13から検索した側面画像を参照モニタ34bに表示することによって、分岐部などの血管形態をアーム操作なしでわかりやすく表示することができる。
【0036】
上述してきたように、本実施例では、3Dロードマップ表示制御部50の側面画像検索部53が現在のアーム位置を取得して現在のアーム位置と90度アーム位置が異なる画像を側面画像として画像データ記憶部13から検索し、3Dロードマップ処理部54が透視モニタ34aに3Dロードマップ画像を表示し、側面画像表示制御部55が3Dロードマップ処理部54の指示に基づいて側面画像を参照モニタ34bに表示することとしたので、3Dロードマップ画像だけでは血管が重なって血管の形態が把握しにくい場合にも、側面画像によって血管の形態を把握し易くすることができる。
【0037】
なお、本実施例では、現在のアーム位置と90度アーム位置が異なる画像を参照モニタ34bに表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、90度以外の所定の角度だけアーム位置が異なる画像を参照モニタ34bに表示する場合にも同様に適用することができる。また、この所定の角度は設定により自由に変更可能とすることもできる。
【0038】
また、現在のアーム位置と90度アーム位置が異なる画像を参照モニタ34bに表示するとともに、図7に示すように、操作者がジョイスティックを用いて画像を回転させて適切な角度の画像を指定可能なようにすることもできる。
【0039】
また、参照モニタ34bに回転する画像を表示し、操作者の指定によって回転を停止させるようにすることもできる。そして、適切なアーム角度の画像が得られた際に操作者からの指定を受け付け、画像表示されている部位に対応させて実際のアーム角度との差を図8に示すような側面表示アーム角度差テーブルに記憶することとし、次に同じ部位に対して3Dロードマップが行われる場合には、側面表示アーム角度差テーブルに記憶されたアーム角度だけ実際のアーム角度から異なる画像を参照モニタ34bに自動的に表示するようにすることもできる。
【0040】
また、本実施例では、デジタルフルオログラフィ装置100の参照モニタ34bに3D−VR画像(マスク像)を表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、マスク像は3Dワークステーションに記憶、表示し、3Dワークステーションで選択されたマスク像や検索された側面画像のデータをデジタルフルオログラフィ装置100に送信することによってデジタルフルオログラフィ装置100でマスク像および側面画像を表示する場合にも同様に適用することができる。3Dワークステーションでマスク像を表示することによって、3Dワークステーションの優れた3D処理および3D表示能力を利用したマスク像を表示させることができる。
【0041】
また、本実施例では、デジタルフルオログラフィ装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、X線を用いて被検体をモニタする装置に同様に適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
以上のように、本発明に係るX線撮影装置および3次元ロードマップ連動画像表示方法は、3次元ロードマップ機能を備えたX線装置に有用であり、特に、血管の分岐部などで3次元ロードマップを行う場合に適している。
【符号の説明】
【0043】
1 X線発生部
2 X線検出部
3 機構部
4 高電圧発生部
5 アーム
6 機構制御部
7 画像処理部
8 表示部
9 操作部
10 システム制御部
11 画像データ生成部
12 画像演算部
13 画像データ記憶部
14 画像表示制御部
15 X線管
16 X線絞り器
17 寝台
21 平面検出器
22 ゲートドライバ
23 電荷・電圧変換器
24 A/D変換器
25 パラレル・シリアル変換器
31 表示用画像メモリ
32 D/A変換器
33 表示回路
34 モニタ
34a 透視モニタ
34b 参照モニタ
34c システムモニタ
41 アーム移動機構
42 寝台移動機構
45 患者
50 3Dロードマップ表示制御部
51 操作受付部
52 マスク像表示制御部
53 側面画像検索部
54 3Dロードマップ処理部
55 側面画像表示制御部
100 デジタルフルオログラフィ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置であって、
透視画像に血管の3次元画像を重畳させた3次元ロードマップ画像を表示する第1の表示手段と、
前記血管の3次元画像を3次元ロードマップ画像とは別に回転して表示する第2の表示手段と、
を備えたことを特徴とするX線撮影装置。
【請求項2】
前記第2の表示手段は、ジョイスティックを用いた利用者の指示に応じて回転された血管の3次元画像を表示することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
【請求項3】
前記血管の3次元画像の回転の停止指示を受付ける受付手段と、
前記受付手段によって停止指示を受付けた場合に、当該停止指示を受付けた時点で前記血管の3次元画像において表示されている前記血管の向きに対応付けて、当該血管の向きに係るアームの角度と、前記3次元ロードマップ画像において表示されている前記血管の向きに係るアームの角度との差を記憶する記憶手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のX線撮影装置。
【請求項4】
3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置による3次元ロードマップ連動画像表示方法であって、
透視画像に血管の3次元画像を重畳させた3次元ロードマップ画像を表示する第1の表示ステップと、
前記血管の3次元画像を3次元ロードマップ画像とは別に回転して表示する第2の表示ステップと、
を含んだことを特徴とする3次元ロードマップ連動画像表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−46840(P2013−46840A)
【公開日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−264791(P2012−264791)
【出願日】平成24年12月3日(2012.12.3)
【分割の表示】特願2007−19559(P2007−19559)の分割
【原出願日】平成19年1月30日(2007.1.30)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(594164542)東芝メディカルシステムズ株式会社 (4,066)
【Fターム(参考)】