c−Ab1チロシン・キナーゼ・ドメインの結晶及び構造
本発明は、Ab1KD及びバリアント、並びに結合ポケットを含むそのサブセットの3次元分子構造座標を記録された機械が読み取り可能な媒体を提供し、阻害剤及び活性剤を含むアフェクターを同定及び設計するために当該構造を使用する方法、並びにAb1KD結晶、及びAb1活性に影響する化合物及び組成物を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
結晶形態のAb1又はAb1KDタンパク質、或いは機能性Ab1KDタンパク質サブユニット。
【請求項2】
前記結晶が重原子誘導体結晶である、請求項1に記載の結晶タンパク質又は機能性タンパク質サブユニット。
【請求項3】
Ab1KDタンパク質が突然変異体である、請求項2に記載の結晶タンパク質又は機能性タンパク質サブユニット。
【請求項4】
図3、4、5、又は6の構造座標のセットに実質的に類似する構造座標のセットにより特徴付けられる、請求項3に記載の結晶タンパク質。
【請求項5】
Ab1KDタンパク質及びリガンドを含む結晶。
【請求項6】
Ab1KDタンパク質に結合するリガンドの同定方法であって、以下の:
a) 試験リガンドとAb1KDタンパク質の共結晶を形成し;
b) X線結晶学を使用して当該共結晶を分析し;そして
c) 当該分析を使用して、当該試験リガンドがAb1KDタンパク質に結合するかを決定する
を含む、前記方法。
【請求項7】
前記試験リガンドを含む溶液中にAb1KDタンパク質結晶を浸すことにより、前記共結晶が得られる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記共結晶が、前記試験リガンドの存在下でAb1KDタンパク質を共結晶化することにより得られる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
請求項1に記載の結晶タンパク質の3次元構造表示に相当する情報を記録された機械が読み取り可能な媒体。
【請求項10】
図3、4、5、又は6の分子構造座標、或いはその少なくとも50%の構造座標を記録された、請求項9に記載される機械が読み取り可能な媒体。
【請求項11】
図3、4、5、又は6の分子構造座標、或いはその少なくとも80%の座標を記録された、請求項9に記載される機械が読み取り可能な媒体。
【請求項12】
Ab1KDタンパク質結合ポケットを含むタンパク質分子の分子構造座標を記録された請求項9に記載される機械が読み取り可能な媒体であって、ここで、当該結合ポケットが、図3、4、5、又は6の構造座標を有するLeu248、Thr315若しくはIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3のアミノ酸を含むAb1KDタンパク質結合ポケット、或いは当該結合ポケットとその結合ポケットホモログとのアミノ酸残基の骨格原子の標準偏差が、2.0Å未満である結合ポケットホモログの構造座標によるAb1KDタンパク質結合ポケットを含むタンパク質分子の分子構造座標で記録される、前記媒体。
【請求項13】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいて、Leu248、Thr315若しくはIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項12に記載の機械が読み取り可能な媒体。
【請求項14】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいて、Glu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項13に記載の機械が読み取り可能な媒体。
【請求項15】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいて、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項13に記載の機械が読み取り可能な媒体。
【請求項16】
請求項9に記載される機械が読み取り可能な媒体中に記録される情報の全て又は一部を電気的に伝達する方法。
【請求項17】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットの3次元分子構造座標を含むコンピューター読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、当該方法が以下の:
a) 当該タンパク質の結晶から、当該タンパク質又は当該タンパク質の結合ポケットを規定する3次元構造座標を取得し;そして
b) 当該構造座標を、コンピューター中に導入して、当該タンパク質又はその結合ポケットの分子構造座標を含むデーターベースを作成する
を含む、前記方法。
【請求項18】
前記タンパク質の結合ポケットが、少なくとも1のリガンドとの共複合体の一部である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記結合ポケットが、アミノ酸Leu、Thr又はIle、Met、及びLeuを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記コンピューターが、前記構造座標を使用して、前記結合ポケットを含む3次元分子構造を利用又は表示できる、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記結合ポケットが、さらにGlu、Asn、及びAspに対応するアミノ酸を含む、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記結合ポケットが、さらにTyr、Phe、Gly、及びPheに対応するアミノ酸を含む、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項24】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいてLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ってGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ってTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
前記結合ポケットが、活性部位を含む、請求項17に記載の方法。
【請求項28】
請求項17により作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項29】
請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を、電子的に伝達することを含む方法。
【請求項30】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットに結合できる化合物を表示することを含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースの作成方法であって、当該方法が以下の:
a) 請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースをコンピューター・プログラム中に導入し、
b) 当該コンピューター・プログラム中で、当該Ab1KDタンパク質の結合ポケットの3次元表示を作成し、
c) 少なくとも1の結合試験化合物の3次元モデルを、当該結合ポケットの表示上に重ね合わせ、
d) 当該試験化合物モデルが、当該Ab1KDタンパク質の結合ポケット中に空間的に適合するかを評価し、そして
e) 結合ポケット中に適合する化合物の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項31】
前記e)において、前記表示が、請求項17により作成されたデーターベース中に記憶される、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記表示が、化合物名、化合物の化学式若しくは分子式、化合物の化学構造、化合物の識別情報、及び化合物の3次元分子構造座標からなる群から選ばれる、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
前記結合ポケットの3次元表示の作成が、図3、4、5、又は6に従った対応する残基の構造座標から、少なくとも2.0Å未満の結合ポケットのアミノ酸残基の骨格原子の標準偏差を有する構造座標の使用を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記少なくとも1の結合試験化合物が、以下の:
(i) 低分子データーベースから化合物を選択し、
(ii) Ab1KDの既知の阻害剤、基質、反応中間体、又は反応産物、或いはその一部を改変し、
(iii) 化学断片又は化学基を、化合物に組み立て、
(iv) 当該化合物の新規のリガンドを設計する
から選ばれる方法により選ばれる、請求項30に記載の方法。
【請求項35】
試験化合物モデルが適合するかの前記評価が、当該モデルを、前記Ab1KD結合ポケットの表示にドッキングし、及び/又はエネルギーの最小化を行うことによる、請求項30に記載の方法。
【請求項36】
以下の:
f) 前記コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に表される結合試験化合物を製造し、
g) 結合アッセイにおいて、当該化合物を、前記Ab1KDタンパク質結合ポケットを含むタンパク質と接触し;
h) 該試験化合物が、当該アッセイにおける該タンパク質に結合するかを決定し;そして
i) 当該アッセイにおいて当該タンパク質に結合する化合物の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に導入する
をさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項37】
前記i)において、前記表示が、前記データーベース中に記憶される、請求項35に記載の方法。
【請求項38】
前記表示が、化合物名、化合物の化学式、化合物の化学構造、化合物の識別情報、及び化合物の3次元分子構造座標からなる群から選ばれる、請求項35に記載の方法。
【請求項39】
化合物との共結晶状態のAb1KDタンパク質の結合ポケットの表示を含む、コンピューターが読み取り可能データーベースを作成する方法であって、当該方法が以下の:
a) 請求項30により提供されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース中に表される結合試験化合物を製造し、
b) 当該化合物とAb1KDタンパク質の結合ポケットを含むタンパク質との共結晶を形成し;
c) 当該共結晶状態の当該結合ポケットの構造座標を取得し、そして
d) 当該結合ポケット又は当該共結晶の構造座標を、コンピューターが読み取り可能なデーターベースに導入する
を含む方法。
【請求項40】
前記共結晶状態の前記化合物の構造座標を、前記データーベース中に導入することをさらに含む、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記結合ポケットが、アミノ酸、Leu、Thr又はIle、Met、及びLeuを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項42】
前記コンピューターが、前記構造座標を使用して前記結合ポケットの3次元分子構造を利用又は表示できる、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記結合ポケットが、Glu、Asn、及びAspに対応するアミノ酸をさらに含む、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
前記結合ポケットが、Tyr、Phe、Gly、及びPheに対応するアミノ酸をさらに含む、請求項41に記載の方法。
【請求項45】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により定義される結合ポケットを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項46】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項46に記載の方法。
【請求項49】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項50】
制球項30により作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項51】
請求項17に記載の方法を使用して、作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電子的に伝達する方法。
【請求項52】
前記Ab1KDを化合物と接触させることを含む、Ab1KDタンパク質活性の調節方法であって、当該化合物が、請求項30に記載の方法により作成されたデーターベース中に表される、前記方法。
【請求項53】
請求項30により作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース中に含まれる座標により表示される3次元分子構造を含む化合物の作成方法であって、当該化合物を合成することを含み、ここで当該化合物がAb1KDタンパク質の結合ポケットに結合する、前記方法。
【請求項54】
Ab1KDタンパク質活性の調節方法であって、当該Ab1KDタンパク質を、請求項53により作成された化合物と接触することを含む、前記方法。
【請求項55】
Ab1KD活性部位又は結合ポケットを含むタンパク質の活性化剤又は阻害剤を同定する方法であって、以下の:
a) 請求項53に記載される化合物を作成し
b) 当該化合物を、Ab1KD活性部位又は結合ポケットを含むタンパク質と接触し;そして
c) 当該潜在的な調節薬が、当該タンパク質の活性部位を活性化するか又は阻害するかを決定する
を含む、前記方法。
【請求項56】
請求項55により同定される活性剤又は阻害剤を作成する方法。
【請求項57】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットに結合できるように合理的に設計された化合物の表示を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、以下の:
a) 請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースをコンピューター・プログラムに導入し、
b) 当該コンピューター・プログラム中に当該Ab1KDタンパク質又はその結合ポケットの3次元表示を作成し;
c) 当該表示の結合ポケットのアミノ酸と非共有結合を形成する化合物の3次元モデルを設計し;そして
d) 当該化合物の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項58】
前記表示が、化合物名、当該化合物の化学式又は分子式、化合物の化学構造、化合物の識別情報、及び化合物の3次元構造情報からなる群から選ばれる、請求項58に記載の方法。
【請求項59】
以下の:
e) 前記コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に含まれる構造座標により表される3次元分子構造を含む、結合試験化合物を製造し;
f) 当該化合物を、Ab1KDタンパク質の結合ポケットを含むタンパク質と、結合アッセイにおいて接触させ、
g) 当該試験化合物が、当該アッセイにおけるタンパク質に結合するかを決定し;そして
h) 当該アッセイにおけるタンパク質に結合する化合物の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベースに導入する
をさらに含む、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
前記表示が、化合物名、当該化合物の化学式又は分子式、化合物の化学構造、化合物の識別情報、及び化合物の3次元構造情報からなる群から選ばれる、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記結合ポケットを結合できるように合理的に設計された化合物との共結晶状態のAb1KDタンパク質の結合ポケットの表示を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、当該方法が以下の;
a) 請求項57により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベース中に表される結合試験化合物を製造し、
b) Ab1KDタンパク質の結合ポケットを含むタンパク質との当該化合物の共結晶を形成し、
c) 当該共結晶における当該結合ポケットの構造座標を取得し;そして
d) 当該結合ポケット又は当該共結晶の構造座標をコンピューターが読み取り可能なデーターベース中に導入する
を含む、前記方法。
【請求項62】
前記共結晶状態の前記化合物の構造座標を、前記データーベースに導入することをさらに含む、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記結合ポケットが、アミノ酸、Leu、Thr又はIle、Met、及びLeuを含む、請求項57に記載の方法。
【請求項64】
前記結合ポケットが、Glu、Asn、及びAspに対応するアミノ酸をさらに含む、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記結合ポケットが、Tyr、Phe、Gly、及びPheに対応するアミノ酸をさらに含む、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項57に記載の方法。
【請求項67】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項57に記載の方法。
【請求項71】
請求項57に記載される方法を使用して作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項72】
請求項57に記載される方法を使用して作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電子的に伝達することを含む方法。
【請求項73】
未知の構造の分子又は分子複合体についての構造情報を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、以下の:
a) 当該分子又は分子複合体の結晶化形態からのX線回折パターンを作成し;
b) 分子置換法を使用して、前記分子の構造を解明し、ここで、当該分子置換法が、請求項1の結晶タンパク質の構造座標、又は図3、4、5、若しくは6、又は結合ポケットを含むそのサブセットの構造座標、図3、4、5、又は6の結合ポケットの構造座標、或いは上記構造座標のα炭素原子について約2.0Å未満の標準偏差を有する構造座標を使用し、そして
c) 得られた構造の座標を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項74】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項75に記載の方法。
【請求項78】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項73に記載の方法。
【請求項79】
請求項73に記載される方法を使用して作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項80】
請求項73により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電子的に伝達することを含む方法。
【請求項81】
Ab1KDタンパク質ホモログの構造のホモロジーモデリング方法であって、以下の:
a) Ab1KDタンパク質ホモログのアミノ酸配列を、Ab1KDタンパク質のアミノ酸配列と配列比較をし、
b) Ab1KDタンパク質の構造のモデル中にAb1KDタンパク質ホモログの配列を取り込み、ここで該モデルは、請求項1に記載の結晶タンパク質の構造座標又は図3、4、5、6の構造座標と同じ構造座標を有するか、又はここで当該モデルのα炭素原子の構造座標が、図3、4、5、又は6の構造座標から2.0Å未満の標準偏差を有して、該ホモログの予備的モデルを産生し、
c) 該予備的モデルを、エネルギー最小化にかけて、エネルギー最小化モデルを産生し;そして
d) 立体化学の制約が破られるエネルギー最小化モデルの領域を再構築して、上記ホモログの最終モデルを作り出す
を含む、前記方法。
【請求項82】
Ab1KDタンパク質に結合する化合物の同定方法であって、以下の
a) コンピューター・モデリング・プログラムに、請求項1に記載の結晶タンパク質の結合ポケット又はそのホモログを含む分子の構造座標セット又は3次元立体構造を提供し
b) 当該コンピューターモデリング・プログラムに、化学物質の構造座標のセットを提供し、
c) 当該コンピューター・モデリング・プログラムを使用して、当該化学物質と当該結合ポケットとの間の潜在的な結合又は妨害相互作用を評価し、
d) 当該化学物質が、潜在的に当該タンパク質又はホモログと結合又は妨害するかを決定する、
を含む前記方法。
【請求項83】
以下のステップ:
e) 前記化学物質の構造座標又は3次元立体構造をコンピューターにより改変して、当該結合ポケットへの結合の可能性を改良し;そして
b) 当該改変された化学物質が、潜在的に前記タンパク質又はホモログに結合又は妨害するかを決定する
をさらに含む請求項82に記載の方法。
【請求項84】
前記化学物質が前記分子に潜在的に結合するかの決定が、当該化学物質と前記タンパク質又はホモログの結合ポケットとの間の適合操作を行うこと、並びに適合操作の結果をコンピューターにより分析して、当該化学物質と結合ポケットとの間の会合又は妨害を定量することを含む、請求項82に記載の方法。
【請求項85】
化学物質の構造座標のライブラリーが、結合する化合物を同定するために使用される、請求項82に記載の方法。
【請求項86】
Ab1KDタンパク質に結合する化合物の設計方法であって、
a) コンピューター・モデリング・プログラムに、請求項1に記載される結晶タンパク質又はそのホモログの結合ポケットの構造座標を含む結合ポケットを含む分子についての構造座標のセット、或いはそこから派生される3次元立体構造を提供し;
b) 構造座標のセットにより表される化学物質をコンピューターにより構築し;そして
c) 当該化学物質が上記分子と結合が予期されるかを決定する
を含む、前記方法。
【請求項87】
前記化学物質が、前記分子に潜在的に結合するかを決定することが、
当該化学物質と当該分子の結合ポケットとの間の適合操作を行い;そして
適合操作の結果をコンピューターにより分析して、当該化学物質と当該結合ポケットとの間の会合を定量するためにする
を含む、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項86に記載の方法。
【請求項89】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項89に記載の方法。
【請求項92】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項86に記載の方法。
【請求項93】
Ab1KDタンパク質に関して改変された性質を有する突然変異Ab1KDタンパク質を作成する方法であって、以下の:
a) 請求項1に記載の結晶タンパク質の構造座標、図3、4、5、又は6の構造座標、及び図3、4、5、又は6の構造座標に比較したとき、2.0Å未満の当該タンパク質のα炭素原子の標準偏差を有するタンパク質の構造座標からなる群から選ばれる構造座標を有するAb1KDタンパク質の3次元構造を構築し、
b) モデリング法を使用して、構造部分における変化が前記変化された性質をもたらすと予期されるAb1KDタンパク質分子の少なくとも1の構造部分を3次元構造において同定し、
c) 改変された配列であって、当該構造部分に対応する位置で1以上のアミノ酸の欠失、挿入、又は置換をコードする配列を有するAb1KD突然変異タンパク質をコードする核酸分子を提供し、
d) 当該核酸分子を発現して、上記突然変異体を産生する
を含み、ここで当該突然変異体が、親タンパク質に対して少なくとも1の改変された性質を有する、前記方法。
【請求項94】
Ab1KDタンパク質に対して改変された性質を有する突然変異Ab1KDタンパク質の作成方法であって、以下の:
a) 結合ポケットを含む分子の3次元構造を構築し、ここで当該結合ポケットは、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382であって、請求項1に記載の結晶タンパク質の構造座標、図3、4、5、又は6の構造座標又は結合ポケットホモログの構造座標、ここで当該結合ポケット及び結合ポケットホモログのアミノ酸残基の骨格原子の標準偏差が2.0Å未満である、を有するものからなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸を含み
b) モデリング法を使用して、当該結合ポケットの少なくとも1部であって、当該部分の変化が当該改変された性質をもたらすことが予期され部分の3次元構造を同定し、
c) 当該タンパク質に対応する部分での1以上のアミノ酸の欠失、挿入、又は置換をコードする改変された配列を有する突然変異体Ab1KDタンパク質をコードする核酸分子を提供し;そして
d) 当該核酸分子を発現して、上記突然変異を提供する
を含み、ここで当該突然変異が、親タンパク質に対して少なくとも1の改変された性質を有する、前記方法。
【請求項95】
タンパク質分子の活性部位又は結合ポケットに結合できる化合物の3次元分子構造座標を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、当該方法は以下の:
a) コンピューター・プログラムに、請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースを導入し;
b) Ab1KDタンパク質の活性部位又は結合ポケットの3次元表示を、当該コンピューター・プログラム中で作成し;
c) 当該活性部位又は結合ポケットの当該表示上に少なくとも1の結合試験化合物の3次元モデルを重ね合わせ、
d) 前記試験化合物モデルが、空間的に当該Ab1KDタンパク質の活性部位又は結合ポケットに適合するかを評価し;
e) 適合する化合物が、別のタンパク質の3次元モデルであって、その構造座標がまた、前記コンピューター・プログラム中に導入され、そして他のタンパク質の3次元表示を作るために使用されるモデルに適合するかを評価し、
f) 他のタンパク質に適合しないモデルの3次元分子構造座標を、コンピューターが読み取ることができるデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項96】
化合物が、Ab1KDタンパク質に結合するかを測定する方法であって、以下の:
a) コンピューター・モデリング・プログラムに、請求項1に記載の結晶タンパク質、Ab1KDタンパク質、又はそのホモログを含む分子の構造座標のセット又は3次元立体構造を提供し;
b) 当該コンピューター・モデリング・プログラムに、化学物質の構造座標のセットを提供し;
c) 当該コンピューター・モデリング・プログラムを使用して、当該化学物質と当該結合ポケットとの間の潜在的な結合又は妨害相互作用を評価し;そして
d) 当該化学物質が、潜在的に上記タンパク質又はホモログと結合するか又は妨害するかを決定する
を含む、前記方法。
【請求項97】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットに結合できる化合物の表示を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、以下の:
a) 請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースを、コンピューター・プログラムに導入し;
b) 当該結合ポケット内に適合するファーマコフォアを決定し;
c) 複数の化合物をコンピューターによりスクリーニングして、どの化合物(単数又は複数)又はその部分(単数又は複数)が、当該ファーマコフォアに適合するかを決定し;
d) 当該化合物(単数又は複数)又はその部分(単数又は複数)の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項98】
前記表示が、化合物名、化合物の化学式又は分子式、化合物の化学構造、化合物の識別表示、及び化合物の3次元分子構造座標からなる群から選ばれる、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項97に記載の方法。
【請求項100】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項100に記載の方法。
【請求項103】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項97に記載の方法。
【請求項104】
請求項97に記載の方法を使用して作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項105】
請求項97に記載の方法を使用して作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電気的に伝達することを含む方法。
【請求項106】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットを結合できる化合物の表示を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、以下の:
a) 請求項17に作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベースを、コンピューター・プログラム中に導入し:
b) 当該結合ポケットと相互作用する化学物質を決定し;
c) 複数の化合物をコンピューターによりスクリーニングして、どの化合物(単数又は複数)が、当該化合物(単数又は複数)の部分構造としての部分を含むかを決定し;そして、
d) 当該部分構造を含む化合物(単数又は複数)の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項107】
前記表示が、化合物名、化合物の化学式又は分子式、化合物の化学構造、化合物の識別表示、及び化合物の3次元分子構造座標からなる群から選ばれる、請求項106に記載の方法。
【請求項108】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項106に記載の方法。
【請求項109】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項108に記載の方法。
【請求項110】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項109に記載の方法。
【請求項111】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項109に記載の方法。
【請求項112】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項106に記載の方法。
【請求項113】
請求項106に記載される方法を使用して、作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項114】
請求項106に記載される方法を使用して、作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電子的に伝達することを含む方法。
【請求項115】
結晶化できるAb1KDタンパク質。
【請求項116】
ヒスチジンタグに結合されたAb1タンパク質の製造方法であって、以下の:
a) Ab1タンパク質についてのコード配列であって、ヒスチジンタグに結合された配列を含む翻訳ベクターを取得し
b) サイズ排除クロマトグラフィーを行い;そして
c) ニッケル・キレート・カラム・クロマトグラフィーを行う
を含む、前記方法。
【請求項117】
精製されたAb1KD又はAb1KDバリアント・ポリペプチド。
【請求項118】
前記ポリペプチドが、98%の純度である、請求項117に記載の方法。
【請求項119】
前記ポリペプチドが、リン酸化されていない、請求項117に記載の方法。
【請求項120】
Ab1ポリペプチドの精製方法であって、以下:
Ab1を昆虫細胞中で発現させ;
当該昆虫細胞から可溶性タンパク質画分を取得し;
2回のカラム・クロマトグラフィー手順を使用押して、精製されたAb1を取得する
を含む、前記方法。
【請求項121】
T315I及びY393Fからなる群から選ばれる、結晶可能なAb1KDバリアント・タンパク質。
【請求項122】
前記Ab1KDタンパク質が、Ab1KD T315I又はAb1KDY393Fである、請求項5に記載の結晶。
【請求項123】
薬剤発見のための、請求項6〜122のいずれか1項に記載される方法の使用。
【請求項1】
結晶形態のAb1又はAb1KDタンパク質、或いは機能性Ab1KDタンパク質サブユニット。
【請求項2】
前記結晶が重原子誘導体結晶である、請求項1に記載の結晶タンパク質又は機能性タンパク質サブユニット。
【請求項3】
Ab1KDタンパク質が突然変異体である、請求項2に記載の結晶タンパク質又は機能性タンパク質サブユニット。
【請求項4】
図3、4、5、又は6の構造座標のセットに実質的に類似する構造座標のセットにより特徴付けられる、請求項3に記載の結晶タンパク質。
【請求項5】
Ab1KDタンパク質及びリガンドを含む結晶。
【請求項6】
Ab1KDタンパク質に結合するリガンドの同定方法であって、以下の:
a) 試験リガンドとAb1KDタンパク質の共結晶を形成し;
b) X線結晶学を使用して当該共結晶を分析し;そして
c) 当該分析を使用して、当該試験リガンドがAb1KDタンパク質に結合するかを決定する
を含む、前記方法。
【請求項7】
前記試験リガンドを含む溶液中にAb1KDタンパク質結晶を浸すことにより、前記共結晶が得られる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記共結晶が、前記試験リガンドの存在下でAb1KDタンパク質を共結晶化することにより得られる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
請求項1に記載の結晶タンパク質の3次元構造表示に相当する情報を記録された機械が読み取り可能な媒体。
【請求項10】
図3、4、5、又は6の分子構造座標、或いはその少なくとも50%の構造座標を記録された、請求項9に記載される機械が読み取り可能な媒体。
【請求項11】
図3、4、5、又は6の分子構造座標、或いはその少なくとも80%の座標を記録された、請求項9に記載される機械が読み取り可能な媒体。
【請求項12】
Ab1KDタンパク質結合ポケットを含むタンパク質分子の分子構造座標を記録された請求項9に記載される機械が読み取り可能な媒体であって、ここで、当該結合ポケットが、図3、4、5、又は6の構造座標を有するLeu248、Thr315若しくはIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3のアミノ酸を含むAb1KDタンパク質結合ポケット、或いは当該結合ポケットとその結合ポケットホモログとのアミノ酸残基の骨格原子の標準偏差が、2.0Å未満である結合ポケットホモログの構造座標によるAb1KDタンパク質結合ポケットを含むタンパク質分子の分子構造座標で記録される、前記媒体。
【請求項13】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいて、Leu248、Thr315若しくはIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項12に記載の機械が読み取り可能な媒体。
【請求項14】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいて、Glu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項13に記載の機械が読み取り可能な媒体。
【請求項15】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいて、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項13に記載の機械が読み取り可能な媒体。
【請求項16】
請求項9に記載される機械が読み取り可能な媒体中に記録される情報の全て又は一部を電気的に伝達する方法。
【請求項17】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットの3次元分子構造座標を含むコンピューター読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、当該方法が以下の:
a) 当該タンパク質の結晶から、当該タンパク質又は当該タンパク質の結合ポケットを規定する3次元構造座標を取得し;そして
b) 当該構造座標を、コンピューター中に導入して、当該タンパク質又はその結合ポケットの分子構造座標を含むデーターベースを作成する
を含む、前記方法。
【請求項18】
前記タンパク質の結合ポケットが、少なくとも1のリガンドとの共複合体の一部である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記結合ポケットが、アミノ酸Leu、Thr又はIle、Met、及びLeuを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記コンピューターが、前記構造座標を使用して、前記結合ポケットを含む3次元分子構造を利用又は表示できる、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記結合ポケットが、さらにGlu、Asn、及びAspに対応するアミノ酸を含む、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記結合ポケットが、さらにTyr、Phe、Gly、及びPheに対応するアミノ酸を含む、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項24】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいてLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ってGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ってTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
前記結合ポケットが、活性部位を含む、請求項17に記載の方法。
【請求項28】
請求項17により作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項29】
請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を、電子的に伝達することを含む方法。
【請求項30】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットに結合できる化合物を表示することを含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースの作成方法であって、当該方法が以下の:
a) 請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースをコンピューター・プログラム中に導入し、
b) 当該コンピューター・プログラム中で、当該Ab1KDタンパク質の結合ポケットの3次元表示を作成し、
c) 少なくとも1の結合試験化合物の3次元モデルを、当該結合ポケットの表示上に重ね合わせ、
d) 当該試験化合物モデルが、当該Ab1KDタンパク質の結合ポケット中に空間的に適合するかを評価し、そして
e) 結合ポケット中に適合する化合物の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項31】
前記e)において、前記表示が、請求項17により作成されたデーターベース中に記憶される、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記表示が、化合物名、化合物の化学式若しくは分子式、化合物の化学構造、化合物の識別情報、及び化合物の3次元分子構造座標からなる群から選ばれる、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
前記結合ポケットの3次元表示の作成が、図3、4、5、又は6に従った対応する残基の構造座標から、少なくとも2.0Å未満の結合ポケットのアミノ酸残基の骨格原子の標準偏差を有する構造座標の使用を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記少なくとも1の結合試験化合物が、以下の:
(i) 低分子データーベースから化合物を選択し、
(ii) Ab1KDの既知の阻害剤、基質、反応中間体、又は反応産物、或いはその一部を改変し、
(iii) 化学断片又は化学基を、化合物に組み立て、
(iv) 当該化合物の新規のリガンドを設計する
から選ばれる方法により選ばれる、請求項30に記載の方法。
【請求項35】
試験化合物モデルが適合するかの前記評価が、当該モデルを、前記Ab1KD結合ポケットの表示にドッキングし、及び/又はエネルギーの最小化を行うことによる、請求項30に記載の方法。
【請求項36】
以下の:
f) 前記コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に表される結合試験化合物を製造し、
g) 結合アッセイにおいて、当該化合物を、前記Ab1KDタンパク質結合ポケットを含むタンパク質と接触し;
h) 該試験化合物が、当該アッセイにおける該タンパク質に結合するかを決定し;そして
i) 当該アッセイにおいて当該タンパク質に結合する化合物の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に導入する
をさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項37】
前記i)において、前記表示が、前記データーベース中に記憶される、請求項35に記載の方法。
【請求項38】
前記表示が、化合物名、化合物の化学式、化合物の化学構造、化合物の識別情報、及び化合物の3次元分子構造座標からなる群から選ばれる、請求項35に記載の方法。
【請求項39】
化合物との共結晶状態のAb1KDタンパク質の結合ポケットの表示を含む、コンピューターが読み取り可能データーベースを作成する方法であって、当該方法が以下の:
a) 請求項30により提供されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース中に表される結合試験化合物を製造し、
b) 当該化合物とAb1KDタンパク質の結合ポケットを含むタンパク質との共結晶を形成し;
c) 当該共結晶状態の当該結合ポケットの構造座標を取得し、そして
d) 当該結合ポケット又は当該共結晶の構造座標を、コンピューターが読み取り可能なデーターベースに導入する
を含む方法。
【請求項40】
前記共結晶状態の前記化合物の構造座標を、前記データーベース中に導入することをさらに含む、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記結合ポケットが、アミノ酸、Leu、Thr又はIle、Met、及びLeuを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項42】
前記コンピューターが、前記構造座標を使用して前記結合ポケットの3次元分子構造を利用又は表示できる、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記結合ポケットが、Glu、Asn、及びAspに対応するアミノ酸をさらに含む、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
前記結合ポケットが、Tyr、Phe、Gly、及びPheに対応するアミノ酸をさらに含む、請求項41に記載の方法。
【請求項45】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により定義される結合ポケットを含む、請求項30に記載の方法。
【請求項46】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項46に記載の方法。
【請求項49】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項50】
制球項30により作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項51】
請求項17に記載の方法を使用して、作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電子的に伝達する方法。
【請求項52】
前記Ab1KDを化合物と接触させることを含む、Ab1KDタンパク質活性の調節方法であって、当該化合物が、請求項30に記載の方法により作成されたデーターベース中に表される、前記方法。
【請求項53】
請求項30により作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース中に含まれる座標により表示される3次元分子構造を含む化合物の作成方法であって、当該化合物を合成することを含み、ここで当該化合物がAb1KDタンパク質の結合ポケットに結合する、前記方法。
【請求項54】
Ab1KDタンパク質活性の調節方法であって、当該Ab1KDタンパク質を、請求項53により作成された化合物と接触することを含む、前記方法。
【請求項55】
Ab1KD活性部位又は結合ポケットを含むタンパク質の活性化剤又は阻害剤を同定する方法であって、以下の:
a) 請求項53に記載される化合物を作成し
b) 当該化合物を、Ab1KD活性部位又は結合ポケットを含むタンパク質と接触し;そして
c) 当該潜在的な調節薬が、当該タンパク質の活性部位を活性化するか又は阻害するかを決定する
を含む、前記方法。
【請求項56】
請求項55により同定される活性剤又は阻害剤を作成する方法。
【請求項57】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットに結合できるように合理的に設計された化合物の表示を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、以下の:
a) 請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースをコンピューター・プログラムに導入し、
b) 当該コンピューター・プログラム中に当該Ab1KDタンパク質又はその結合ポケットの3次元表示を作成し;
c) 当該表示の結合ポケットのアミノ酸と非共有結合を形成する化合物の3次元モデルを設計し;そして
d) 当該化合物の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項58】
前記表示が、化合物名、当該化合物の化学式又は分子式、化合物の化学構造、化合物の識別情報、及び化合物の3次元構造情報からなる群から選ばれる、請求項58に記載の方法。
【請求項59】
以下の:
e) 前記コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に含まれる構造座標により表される3次元分子構造を含む、結合試験化合物を製造し;
f) 当該化合物を、Ab1KDタンパク質の結合ポケットを含むタンパク質と、結合アッセイにおいて接触させ、
g) 当該試験化合物が、当該アッセイにおけるタンパク質に結合するかを決定し;そして
h) 当該アッセイにおけるタンパク質に結合する化合物の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベースに導入する
をさらに含む、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
前記表示が、化合物名、当該化合物の化学式又は分子式、化合物の化学構造、化合物の識別情報、及び化合物の3次元構造情報からなる群から選ばれる、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記結合ポケットを結合できるように合理的に設計された化合物との共結晶状態のAb1KDタンパク質の結合ポケットの表示を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、当該方法が以下の;
a) 請求項57により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベース中に表される結合試験化合物を製造し、
b) Ab1KDタンパク質の結合ポケットを含むタンパク質との当該化合物の共結晶を形成し、
c) 当該共結晶における当該結合ポケットの構造座標を取得し;そして
d) 当該結合ポケット又は当該共結晶の構造座標をコンピューターが読み取り可能なデーターベース中に導入する
を含む、前記方法。
【請求項62】
前記共結晶状態の前記化合物の構造座標を、前記データーベースに導入することをさらに含む、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記結合ポケットが、アミノ酸、Leu、Thr又はIle、Met、及びLeuを含む、請求項57に記載の方法。
【請求項64】
前記結合ポケットが、Glu、Asn、及びAspに対応するアミノ酸をさらに含む、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記結合ポケットが、Tyr、Phe、Gly、及びPheに対応するアミノ酸をさらに含む、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項57に記載の方法。
【請求項67】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項57に記載の方法。
【請求項71】
請求項57に記載される方法を使用して作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項72】
請求項57に記載される方法を使用して作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電子的に伝達することを含む方法。
【請求項73】
未知の構造の分子又は分子複合体についての構造情報を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、以下の:
a) 当該分子又は分子複合体の結晶化形態からのX線回折パターンを作成し;
b) 分子置換法を使用して、前記分子の構造を解明し、ここで、当該分子置換法が、請求項1の結晶タンパク質の構造座標、又は図3、4、5、若しくは6、又は結合ポケットを含むそのサブセットの構造座標、図3、4、5、又は6の結合ポケットの構造座標、或いは上記構造座標のα炭素原子について約2.0Å未満の標準偏差を有する構造座標を使用し、そして
c) 得られた構造の座標を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項74】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に基づいたTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項75に記載の方法。
【請求項78】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項73に記載の方法。
【請求項79】
請求項73に記載される方法を使用して作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項80】
請求項73により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電子的に伝達することを含む方法。
【請求項81】
Ab1KDタンパク質ホモログの構造のホモロジーモデリング方法であって、以下の:
a) Ab1KDタンパク質ホモログのアミノ酸配列を、Ab1KDタンパク質のアミノ酸配列と配列比較をし、
b) Ab1KDタンパク質の構造のモデル中にAb1KDタンパク質ホモログの配列を取り込み、ここで該モデルは、請求項1に記載の結晶タンパク質の構造座標又は図3、4、5、6の構造座標と同じ構造座標を有するか、又はここで当該モデルのα炭素原子の構造座標が、図3、4、5、又は6の構造座標から2.0Å未満の標準偏差を有して、該ホモログの予備的モデルを産生し、
c) 該予備的モデルを、エネルギー最小化にかけて、エネルギー最小化モデルを産生し;そして
d) 立体化学の制約が破られるエネルギー最小化モデルの領域を再構築して、上記ホモログの最終モデルを作り出す
を含む、前記方法。
【請求項82】
Ab1KDタンパク質に結合する化合物の同定方法であって、以下の
a) コンピューター・モデリング・プログラムに、請求項1に記載の結晶タンパク質の結合ポケット又はそのホモログを含む分子の構造座標セット又は3次元立体構造を提供し
b) 当該コンピューターモデリング・プログラムに、化学物質の構造座標のセットを提供し、
c) 当該コンピューター・モデリング・プログラムを使用して、当該化学物質と当該結合ポケットとの間の潜在的な結合又は妨害相互作用を評価し、
d) 当該化学物質が、潜在的に当該タンパク質又はホモログと結合又は妨害するかを決定する、
を含む前記方法。
【請求項83】
以下のステップ:
e) 前記化学物質の構造座標又は3次元立体構造をコンピューターにより改変して、当該結合ポケットへの結合の可能性を改良し;そして
b) 当該改変された化学物質が、潜在的に前記タンパク質又はホモログに結合又は妨害するかを決定する
をさらに含む請求項82に記載の方法。
【請求項84】
前記化学物質が前記分子に潜在的に結合するかの決定が、当該化学物質と前記タンパク質又はホモログの結合ポケットとの間の適合操作を行うこと、並びに適合操作の結果をコンピューターにより分析して、当該化学物質と結合ポケットとの間の会合又は妨害を定量することを含む、請求項82に記載の方法。
【請求項85】
化学物質の構造座標のライブラリーが、結合する化合物を同定するために使用される、請求項82に記載の方法。
【請求項86】
Ab1KDタンパク質に結合する化合物の設計方法であって、
a) コンピューター・モデリング・プログラムに、請求項1に記載される結晶タンパク質又はそのホモログの結合ポケットの構造座標を含む結合ポケットを含む分子についての構造座標のセット、或いはそこから派生される3次元立体構造を提供し;
b) 構造座標のセットにより表される化学物質をコンピューターにより構築し;そして
c) 当該化学物質が上記分子と結合が予期されるかを決定する
を含む、前記方法。
【請求項87】
前記化学物質が、前記分子に潜在的に結合するかを決定することが、
当該化学物質と当該分子の結合ポケットとの間の適合操作を行い;そして
適合操作の結果をコンピューターにより分析して、当該化学物質と当該結合ポケットとの間の会合を定量するためにする
を含む、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項86に記載の方法。
【請求項89】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項89に記載の方法。
【請求項92】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項86に記載の方法。
【請求項93】
Ab1KDタンパク質に関して改変された性質を有する突然変異Ab1KDタンパク質を作成する方法であって、以下の:
a) 請求項1に記載の結晶タンパク質の構造座標、図3、4、5、又は6の構造座標、及び図3、4、5、又は6の構造座標に比較したとき、2.0Å未満の当該タンパク質のα炭素原子の標準偏差を有するタンパク質の構造座標からなる群から選ばれる構造座標を有するAb1KDタンパク質の3次元構造を構築し、
b) モデリング法を使用して、構造部分における変化が前記変化された性質をもたらすと予期されるAb1KDタンパク質分子の少なくとも1の構造部分を3次元構造において同定し、
c) 改変された配列であって、当該構造部分に対応する位置で1以上のアミノ酸の欠失、挿入、又は置換をコードする配列を有するAb1KD突然変異タンパク質をコードする核酸分子を提供し、
d) 当該核酸分子を発現して、上記突然変異体を産生する
を含み、ここで当該突然変異体が、親タンパク質に対して少なくとも1の改変された性質を有する、前記方法。
【請求項94】
Ab1KDタンパク質に対して改変された性質を有する突然変異Ab1KDタンパク質の作成方法であって、以下の:
a) 結合ポケットを含む分子の3次元構造を構築し、ここで当該結合ポケットは、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382であって、請求項1に記載の結晶タンパク質の構造座標、図3、4、5、又は6の構造座標又は結合ポケットホモログの構造座標、ここで当該結合ポケット及び結合ポケットホモログのアミノ酸残基の骨格原子の標準偏差が2.0Å未満である、を有するものからなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸を含み
b) モデリング法を使用して、当該結合ポケットの少なくとも1部であって、当該部分の変化が当該改変された性質をもたらすことが予期され部分の3次元構造を同定し、
c) 当該タンパク質に対応する部分での1以上のアミノ酸の欠失、挿入、又は置換をコードする改変された配列を有する突然変異体Ab1KDタンパク質をコードする核酸分子を提供し;そして
d) 当該核酸分子を発現して、上記突然変異を提供する
を含み、ここで当該突然変異が、親タンパク質に対して少なくとも1の改変された性質を有する、前記方法。
【請求項95】
タンパク質分子の活性部位又は結合ポケットに結合できる化合物の3次元分子構造座標を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、当該方法は以下の:
a) コンピューター・プログラムに、請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースを導入し;
b) Ab1KDタンパク質の活性部位又は結合ポケットの3次元表示を、当該コンピューター・プログラム中で作成し;
c) 当該活性部位又は結合ポケットの当該表示上に少なくとも1の結合試験化合物の3次元モデルを重ね合わせ、
d) 前記試験化合物モデルが、空間的に当該Ab1KDタンパク質の活性部位又は結合ポケットに適合するかを評価し;
e) 適合する化合物が、別のタンパク質の3次元モデルであって、その構造座標がまた、前記コンピューター・プログラム中に導入され、そして他のタンパク質の3次元表示を作るために使用されるモデルに適合するかを評価し、
f) 他のタンパク質に適合しないモデルの3次元分子構造座標を、コンピューターが読み取ることができるデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項96】
化合物が、Ab1KDタンパク質に結合するかを測定する方法であって、以下の:
a) コンピューター・モデリング・プログラムに、請求項1に記載の結晶タンパク質、Ab1KDタンパク質、又はそのホモログを含む分子の構造座標のセット又は3次元立体構造を提供し;
b) 当該コンピューター・モデリング・プログラムに、化学物質の構造座標のセットを提供し;
c) 当該コンピューター・モデリング・プログラムを使用して、当該化学物質と当該結合ポケットとの間の潜在的な結合又は妨害相互作用を評価し;そして
d) 当該化学物質が、潜在的に上記タンパク質又はホモログと結合するか又は妨害するかを決定する
を含む、前記方法。
【請求項97】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットに結合できる化合物の表示を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、以下の:
a) 請求項17により作成されたコンピューターが読み取り可能なデーターベースを、コンピューター・プログラムに導入し;
b) 当該結合ポケット内に適合するファーマコフォアを決定し;
c) 複数の化合物をコンピューターによりスクリーニングして、どの化合物(単数又は複数)又はその部分(単数又は複数)が、当該ファーマコフォアに適合するかを決定し;
d) 当該化合物(単数又は複数)又はその部分(単数又は複数)の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項98】
前記表示が、化合物名、化合物の化学式又は分子式、化合物の化学構造、化合物の識別表示、及び化合物の3次元分子構造座標からなる群から選ばれる、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項97に記載の方法。
【請求項100】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項100に記載の方法。
【請求項103】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項97に記載の方法。
【請求項104】
請求項97に記載の方法を使用して作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項105】
請求項97に記載の方法を使用して作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電気的に伝達することを含む方法。
【請求項106】
Ab1KDタンパク質の結合ポケットを結合できる化合物の表示を含むコンピューターが読み取り可能なデーターベースを作成する方法であって、以下の:
a) 請求項17に作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベースを、コンピューター・プログラム中に導入し:
b) 当該結合ポケットと相互作用する化学物質を決定し;
c) 複数の化合物をコンピューターによりスクリーニングして、どの化合物(単数又は複数)が、当該化合物(単数又は複数)の部分構造としての部分を含むかを決定し;そして、
d) 当該部分構造を含む化合物(単数又は複数)の表示を、コンピューターが読み取り可能なデーターベース中に記憶する
を含む、前記方法。
【請求項107】
前記表示が、化合物名、化合物の化学式又は分子式、化合物の化学構造、化合物の識別表示、及び化合物の3次元分子構造座標からなる群から選ばれる、請求項106に記載の方法。
【請求項108】
前記結合ポケットが、Leu248、Thr315又はIle315、Met318、Leu370、Glu316、Asn322、Asp381、Tyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382からなる群から選ばれる少なくとも3個のアミノ酸の構造座標により規定される結合ポケットを含む、請求項106に記載の方法。
【請求項109】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったLeu248、Thr315又はIle315、Met318、及びLeu370を含む、請求項108に記載の方法。
【請求項110】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったGlu316、Asn322、及びAsp381をさらに含む、請求項109に記載の方法。
【請求項111】
前記結合ポケットが、図3、4、5、又は6の配列に従ったTyr253、Phe317、Gly321、及びPhe382をさらに含む、請求項109に記載の方法。
【請求項112】
前記結合ポケットが活性部位を含む、請求項106に記載の方法。
【請求項113】
請求項106に記載される方法を使用して、作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベース。
【請求項114】
請求項106に記載される方法を使用して、作成されるコンピューターが読み取り可能なデーターベースの全て又は一部を電子的に伝達することを含む方法。
【請求項115】
結晶化できるAb1KDタンパク質。
【請求項116】
ヒスチジンタグに結合されたAb1タンパク質の製造方法であって、以下の:
a) Ab1タンパク質についてのコード配列であって、ヒスチジンタグに結合された配列を含む翻訳ベクターを取得し
b) サイズ排除クロマトグラフィーを行い;そして
c) ニッケル・キレート・カラム・クロマトグラフィーを行う
を含む、前記方法。
【請求項117】
精製されたAb1KD又はAb1KDバリアント・ポリペプチド。
【請求項118】
前記ポリペプチドが、98%の純度である、請求項117に記載の方法。
【請求項119】
前記ポリペプチドが、リン酸化されていない、請求項117に記載の方法。
【請求項120】
Ab1ポリペプチドの精製方法であって、以下:
Ab1を昆虫細胞中で発現させ;
当該昆虫細胞から可溶性タンパク質画分を取得し;
2回のカラム・クロマトグラフィー手順を使用押して、精製されたAb1を取得する
を含む、前記方法。
【請求項121】
T315I及びY393Fからなる群から選ばれる、結晶可能なAb1KDバリアント・タンパク質。
【請求項122】
前記Ab1KDタンパク質が、Ab1KD T315I又はAb1KDY393Fである、請求項5に記載の結晶。
【請求項123】
薬剤発見のための、請求項6〜122のいずれか1項に記載される方法の使用。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図3F】
【図3G】
【図3H】
【図3I】
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【図3O】
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【図3T】
【図3U】
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【図7】
【図8】
【公表番号】特表2007−522792(P2007−522792A)
【公表日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−533331(P2006−533331)
【出願日】平成16年5月21日(2004.5.21)
【国際出願番号】PCT/US2004/016188
【国際公開番号】WO2004/107114
【国際公開日】平成16年12月9日(2004.12.9)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
【出願人】(505377924)エスジーエックス ファーマシューティカルズ,インコーポレイティド (3)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年5月21日(2004.5.21)
【国際出願番号】PCT/US2004/016188
【国際公開番号】WO2004/107114
【国際公開日】平成16年12月9日(2004.12.9)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
【出願人】(505377924)エスジーエックス ファーマシューティカルズ,インコーポレイティド (3)
【Fターム(参考)】
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