iRNA複合体
【課題】肝臓において発現する遺伝子をサイレンシングするための組成物および方法の提供。
【解決手段】第1鎖および第2鎖を含むiRNA剤であって、以下の式(I)を有する少なくとも1つのサブユニットが前記第1鎖および第2鎖のうち少なくとも1つの中に取り込まれているiRNA剤。
【解決手段】第1鎖および第2鎖を含むiRNA剤であって、以下の式(I)を有する少なくとも1つのサブユニットが前記第1鎖および第2鎖のうち少なくとも1つの中に取り込まれているiRNA剤。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1鎖および第2鎖を含むiRNA剤であって、以下の式(I)を有する少なくとも1つのサブユニットが前記第1鎖および第2鎖のうち少なくとも1つの中に取り込まれているiRNA剤。
【化1】
(式中、
XはN(CO)R7、NR7またはCH2であり、
YはNR8、O、S、CR9R10であるかまたは存在せず、
ZはCR11R12であるかまたは存在せず、
R1、R2、R3、R4、R9、およびR10のそれぞれは独立にH、ORa、ORb、(CH2)nORa、または(CH2)nORbである、ただし、R1、R2、R3、R4、R9、およびR10の少なくとも1つはORaまたはORbであり、かつR1、R2、R3、R4、R9、およびR10の少なくとも1つは(CH2)nORa、または(CH2)nORbであり、
R5、R6、R11、およびR12のそれぞれは独立にH、任意選択で1〜3個のR13で置換されたC1〜C6アルキル、またはC(O)NHR7であり;あるいは、R5およびR11が一体となって、任意選択でR14により置換されたC3〜C8シクロアルキルをなし、
R7はNRcRdで置換されたC1〜C20アルキルであり、
R8はC1〜C6アルキルであり、
R13はヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、またはハロであり、
R14はNRcR7であり、
RaはHまたは
【化2】
であり、
RbはHまたは
【化3】
であり、
AとCのそれぞれは独立にOまたはSであり、
BはOH、O−、または
【化4】
であり、
RcはHまたはC1〜C6アルキルであり、
Rdは炭水化物またはステロイドであり、
nは1〜4である。)
【請求項2】
XはN(CO)R7またはNR7であり、YはCR9R10であり、Zは存在しない請求項1
に記載のiRNA剤。
【請求項3】
R1は(CH2)nORbであり、R3はORaである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項4】
R1とR3はシスである請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項5】
R1とR3はトランスである請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項6】
nは1である請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項7】
AはOまたはSである請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項8】
R1は(CH2)nORbであり、R3はORbである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項9】
R1は(CH2)nORaであり、R3はORbである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項10】
R7は(CH2)5NHRdまたは(CH2)5NHC(O)Rdである請求項3に記載のiR
NA剤。
【請求項11】
前記Rdはコレステロール、コール酸、ジヒドロテストステロン、O3−(オレオイル)
リトコール酸、またはO3−(オレオイル)コール酸である請求項3に記載のiRNA剤
。
【請求項12】
前記Rdは多価ガラクトース、N−アセチル−ガラクトサミン、N−アセチル−グルコサ
ミン、または多価マンノースである請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項13】
R1はORbであり、R3は(CH2)nORbである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項14】
R1はORbであり、R3は(CH2)nORaである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項15】
R1はORaであり、R3は(CH2)nORbである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項16】
R1とR3はシスである請求項15に記載のiRNA剤。
【請求項17】
R1とR3はトランスである請求項15に記載のiRNA剤。
【請求項18】
nは1である請求項15に記載のiRNA剤。
【請求項19】
R1は(CH2)nORbであり、R9はORaである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項20】
apoB−100を標的とする請求項1に記載のiRNA剤。
【請求項21】
グルコース−6−ホスファターゼを標的とする請求項1に記載のiRNA剤。
【請求項1】
第1鎖および第2鎖を含むiRNA剤であって、以下の式(I)を有する少なくとも1つのサブユニットが前記第1鎖および第2鎖のうち少なくとも1つの中に取り込まれているiRNA剤。
【化1】
(式中、
XはN(CO)R7、NR7またはCH2であり、
YはNR8、O、S、CR9R10であるかまたは存在せず、
ZはCR11R12であるかまたは存在せず、
R1、R2、R3、R4、R9、およびR10のそれぞれは独立にH、ORa、ORb、(CH2)nORa、または(CH2)nORbである、ただし、R1、R2、R3、R4、R9、およびR10の少なくとも1つはORaまたはORbであり、かつR1、R2、R3、R4、R9、およびR10の少なくとも1つは(CH2)nORa、または(CH2)nORbであり、
R5、R6、R11、およびR12のそれぞれは独立にH、任意選択で1〜3個のR13で置換されたC1〜C6アルキル、またはC(O)NHR7であり;あるいは、R5およびR11が一体となって、任意選択でR14により置換されたC3〜C8シクロアルキルをなし、
R7はNRcRdで置換されたC1〜C20アルキルであり、
R8はC1〜C6アルキルであり、
R13はヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、またはハロであり、
R14はNRcR7であり、
RaはHまたは
【化2】
であり、
RbはHまたは
【化3】
であり、
AとCのそれぞれは独立にOまたはSであり、
BはOH、O−、または
【化4】
であり、
RcはHまたはC1〜C6アルキルであり、
Rdは炭水化物またはステロイドであり、
nは1〜4である。)
【請求項2】
XはN(CO)R7またはNR7であり、YはCR9R10であり、Zは存在しない請求項1
に記載のiRNA剤。
【請求項3】
R1は(CH2)nORbであり、R3はORaである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項4】
R1とR3はシスである請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項5】
R1とR3はトランスである請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項6】
nは1である請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項7】
AはOまたはSである請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項8】
R1は(CH2)nORbであり、R3はORbである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項9】
R1は(CH2)nORaであり、R3はORbである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項10】
R7は(CH2)5NHRdまたは(CH2)5NHC(O)Rdである請求項3に記載のiR
NA剤。
【請求項11】
前記Rdはコレステロール、コール酸、ジヒドロテストステロン、O3−(オレオイル)
リトコール酸、またはO3−(オレオイル)コール酸である請求項3に記載のiRNA剤
。
【請求項12】
前記Rdは多価ガラクトース、N−アセチル−ガラクトサミン、N−アセチル−グルコサ
ミン、または多価マンノースである請求項3に記載のiRNA剤。
【請求項13】
R1はORbであり、R3は(CH2)nORbである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項14】
R1はORbであり、R3は(CH2)nORaである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項15】
R1はORaであり、R3は(CH2)nORbである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項16】
R1とR3はシスである請求項15に記載のiRNA剤。
【請求項17】
R1とR3はトランスである請求項15に記載のiRNA剤。
【請求項18】
nは1である請求項15に記載のiRNA剤。
【請求項19】
R1は(CH2)nORbであり、R9はORaである請求項2に記載のiRNA剤。
【請求項20】
apoB−100を標的とする請求項1に記載のiRNA剤。
【請求項21】
グルコース−6−ホスファターゼを標的とする請求項1に記載のiRNA剤。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2011−201887(P2011−201887A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−95517(P2011−95517)
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【分割の表示】特願2006−509942(P2006−509942)の分割
【原出願日】平成16年4月9日(2004.4.9)
【出願人】(505369158)アルナイラム ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (51)
【氏名又は名称原語表記】ALNYLAM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【分割の表示】特願2006−509942(P2006−509942)の分割
【原出願日】平成16年4月9日(2004.4.9)
【出願人】(505369158)アルナイラム ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (51)
【氏名又は名称原語表記】ALNYLAM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】
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