説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

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【課題】 溶接電源等に内蔵されている従来の高周波発生装置では、高速サイリスタ素子を用いているため母材―電極間から放電される高周波高電圧の発生回数が少ない。
【解決手段】 商用交流電源を整流し脈流を有する直流電圧を出力する直流電源回路と、シャントレギュレータ等で形成されるマルチバイブレータ駆動回路と、第1のスイッチング素子、第2のスイッチング素子、周波数設定用コンデンサ及び第5の抵抗器でマルチバイブレータを形成し、シャントレギュレータが通電するとマルチバイブレータが安定から所定時間の非安定になる単安定マルチバイブレータ回路と、共振コンデンサとトランスのインダクタンスとで形成される共振回路と、単安定マルチバイブレータ回路が非安定状態になると共振回路を駆動させるMOSFET素子と、放電ギャップと、トランスの2次側の一方に直列接続した複数の2次側コンデンサと、を備えた高周波発生装置である。 (もっと読む)


【課題】可動電極を操作する操作機構部の構造の簡素化と、コストの低減とを図ることができるようにした開閉器を提供する。
【解決手段】回転駆動される駆動軸301と、駆動軸301に後端部が固定された駆動レバー302と、駆動レバー302の先端に一端が連結され、他端が可動電極204に連結されたリンク305とにより可動電極204を操作する操作機構3を、固定電極側ユニット1と可動電極側ユニット2との間に設ける。リンク305を絶縁材料により形成し、駆動レバー302を金属材料により形成する。駆動レバー302に絶縁キャップ310を被せ、固定電極側ユニット1の充電部及び可動電極側ユニット2の充電部と駆動レバー302との間に必要な絶縁耐力を得るように、絶縁キャップ310の長さと絶縁キャップ310の各部の厚みとを設定する。 (もっと読む)


【課題】 溶接電源とワイヤ送給装置とを接続する接触検出線が断線すると、インニング作業において、溶接トーチに先端から溶接ワイヤが出過ぎてしまう。
【解決手段】 溶接電圧及びワイヤ送給量の制御機能を有する溶接電源と、ワイヤ送給モータを有し溶接電源に接続されるワイヤ送給装置と、溶接電流設定値を設定する溶接電流設定器、溶接電圧設定値を設定する溶接電圧設定器及びインチング信号を出力するインチングボタンとで形成し溶接電源に接続される遠隔制御装置と、を備えたアーク溶接装置において、インチングボタンを押している間は、溶接電源は、ワイヤ送給モータを第1の送給速度で送給すると共に送給量を算出し、溶接ワイヤの送給量が予め定めた基準送給量になると前記第1の送給速度より遅い第2の送給速度で前記溶接ワイヤを送給させる送給速度制御を行なうこと、を特徴とするアーク溶接装置である。 (もっと読む)


【課題】マルチレベルインバータ回路において、スイッチング素子のスイッチング回数を減少させることができ、かつ、中間の電位を制御することができるインバータ装置を提供する。
【解決手段】マルチレベルインバータ回路と制御回路とを備えるインバータ装置において、制御回路が、第1の信号と第2の信号とを組み合わせた第1の指令値信号と、前記第1の信号に対して位相が2π/3だけ遅れた信号と前記第2の信号に対して位相が2π/3だけ遅れた信号とを組み合わせた第2の指令値信号と、前記第1の信号に対して位相が4π/3だけ遅れた信号と前記第2の信号に対して位相が4π/3だけ遅れた信号とを組み合わせた第3の指令値信号とに基づいてPWM信号を生成するようにした。第1の信号と第2の信号との組み合わせ方により、マルチレベルインバータ回路の中間の電位の変化の振幅および中心電位が変化する。 (もっと読む)


【課題】スパッタが低減し、溶接品質が向上した炭酸ガスアーク溶接方法および溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、溶接トーチと母材との間に電圧を与えるための電源回路と、電源回路の電圧を制御する電源制御装置とを備える。電源制御装置は、短絡期間Tsの後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1に所定の周期で増減するとともに次第に振幅が増加する波形を重畳したハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御を行なうように、電源回路を制御する。溶滴の成長に合わせて振幅が増加する波形の重畳により、溶滴がアーク反力によってせり上がることを防止しつつ、溶滴の安定な形成と溶滴の成長速度の増加とが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、可飽和リアクトルの鉄芯を飽和したときに発生する補助巻線間の電圧が低電圧になるアーク溶接機を提供する。
【解決手段】 電源主回路と、電源主回路の出力に接続し中脚部と両側に外脚部とを有する鉄芯の中脚部に主巻線、主巻線の巻線数より多い第1の補助巻線を両側の一方の外脚部、第2の補助巻線を他方の外脚部に設け第1の補助巻線及び第2の補助巻線の巻線方向を逆方向にして極性が逆になるようにした可飽和リアクトルと、定電流回路及び補助スイッチング素子で形成し補助スイッチング素子の導通に応じて第1の補助巻線及び前記第2の補助巻線に定電流回路から補助電流を通電して鉄芯を飽和させる補助電源回路と、電源主回路を制御し、溶接状態に応じて補助電源駆動信号を出力して補助スイッチング素子を導通させる主制御回路と、を備えたアーク溶接機である。 (もっと読む)


【課題】溶滴のくびれを検出して溶接電流を急減させるくびれ検出制御方法において、くびれ検出からアーク再発生までの時間が長いときに発生するスパッタを低減する。
【解決手段】短絡状態からアークが再発生する前兆現象である溶滴のくびれを検出し、このくびれ検出時点t2から短絡負荷に通電する溶接電流Iwを減少させて低レベル電流Ilの状態でアークを再発生させる消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法において、くびれ検出時点t2からの経過時間がアークが再発生する前に予め定めた基準時間Ttに達したときは、溶接電流Iwを低レベル電流Ilから高レベル電流Ihへと増加させてアークを再発生させる。この高レベル電流Ihの値及び/又は立上り傾斜を基準時間Ttに達した時点t22でのくびれの進行度に応じて変化させる。これにより、アークの安定性を維持した上で、スパッタの発生を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】溶接結果をモニタする際に高速周期のサンプリングを行うことはコスト増に繋がる。一方、低速周期のサンプリングでは溶接不良等の原因究明に充分な情報を残すことができない。
【解決手段】
RAM23は電流検出部37及び電圧検出部38により高速周期で取得した溶接電流及び溶接電圧のデータをリングバッファ方式で記憶する。CPU21は前記データの所定時間間隔での平均値を演算する。ハードディスク26は前記平均値を記憶する。溶接異常の際、RAM23に記憶した各種データをハードディスク26へ記憶する。高速アクセスが可能な高価な大容量ストレージを使用しなくても、溶接異常発生時の溶接現象を詳細解析するために必要なデータを自動的に取得することができる。 (もっと読む)


【課題】ワイヤ先端または母材に絶縁皮膜が付着していると、リトラクトスタート制御時にワイヤと母材との短絡判定に時間を要してしまうために、押し付けられたワイヤが後退動作時に一気に飛び出してしまいスタート不良が発生する。
【解決手段】ワイヤを母材へ近づく方向に前進送給し、ワイヤ・母材間の電圧検出値と所定の短絡判定電圧値とに基づいて接触判定し、接触判定後にワイヤを母材から引き離す方向に後退送給してアークを発生させるアークスタート制御方法である。前進送給中に電圧検出値の低下開始を検出する。検出後は短絡判定電圧値を所定の増加成分だけ徐々に増加させる。電圧検出値と短絡判定電圧値との比較を行い、電圧検出値が短絡判定電圧値以下になったときに接触したと判定する。電気的接触が得られたことの判定を早期に行うようにしたので、ワイヤの押付け量が低減され、スタート不良を防止できる。 (もっと読む)


【課題】TIGトーチにおいて、部品交換作業を容易とする。
【解決手段】コレットボディ14とフロントコレット16とが連結されていることから、(a)に示されるように、トーチボディ12からコレットボディ14を取り外すことで、フロントコレット16も一体にトーチボディ12から抜き取られる。又、タングステン電極18をセットする際にも、コレットボディ14にタングステン電極18を挿入することで、コレットボディ14に連結されたフロントコレット16へと、タングステン電極18が円滑に案内される。又、コレットボディ14とフロントコレット16とが、相対回転可能に連結されていることから、コレットボディ14とフロントコレット16との一体物をトーチボディ12の内径部12a、12cに挿入し、コレットボディ14を回転させて、トーチボディ12にねじ止めを行うことが可能となる。 (もっと読む)


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