説明

株式会社神戸製鋼所により出願された特許

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【課題】アルミ合金クラッド材を熱間圧延により製造する場合に、圧延材の温度が変動しても、クラッド界面の圧着の促進と剥離防止ができる常に適正な圧下率を簡便に算出して生産性の向上に寄与できる圧延方法を提供することである。
【解決手段】アルミニウムまたはアルミニウム合金の板材を積層して熱間圧延により界面を接合するアルミクラッド圧延を、剥離を生じない界面接合強度の指標となる臨界最大せん断応力τ(limit)を予め算出し、熱間圧延のパス毎に、圧延開始前の圧延材の表面温度を測定し、この表面温度に基づいて内部温度分布を考慮して界面に作用する最大せん断応力τmaxを予測し、この最大せん断応力τmaxが臨界最大せん断応力τ(limit)を超えないようにパス毎の適正圧下率(圧下量)を決定して、実施するようにした。各パスで、常に界面剥離が発生しない限界の圧下率(圧下量)で圧延できるため、圧延能率が著しく向上する。 (もっと読む)


【課題】イオン化室へのイオン供給量および生成するプラズマを不安定にせずに、イオン源の出口でのビームスポットを極小化して高輝度の集束イオンビームを発することができるイオン源を提供することである。
【解決手段】気体などのイオン化材料をイオン化室2に供給する供給部3と、供給されたイオン化材料をイオン化させてイオン化室2から引き出すための引き出し電極4を備えたイオン源1で、イオン化室2内の引き出し電極4の引き出し方向前方に、絶縁体からなる先細り形状のキャピラリ6を配置し、生成したイオンをこのキャピラリ6を通過させてイオン化室2から引き出すようにした。それによりイオン材料のイオン化室2への供給量が極小化することはないため、イオン供給量が不安定とならず、キャピラリ出口の径寸法の高輝度の集束イオンビームをイオン源から発することができる。 (もっと読む)


【課題】取鍋精錬のサイクルタイムを短縮することができる溶鋼処理設備を提供する。
【解決手段】第1処理ステーションと、第2処理ステーションと、第3処理ステーションと、第1処理ステーション、第2処理ステーション及び第3処理ステーションにそれぞれ配置されて溶鋼に対して合金添加を行う合金添加装置5と、第1処理ステーション、第2処理ステーション及び第3処理ステーションにそれぞれ配置されて溶鋼に対して攪拌を行う攪拌装置7と、第2処理ステーションに配置されて溶鋼に対して加熱を行う加熱装置6と、載置した取鍋を第1処理ステーションと第2処理ステーションとの間で搬送する第1搬送台車3aと、載置した取鍋を第2処理ステーションと第3処理ステーションとの間で搬送する第2搬送台車3bとを備えている。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性とヘム加工性とを両立することができ、室温時効が進んだ場合でも、良好なヘム加工性を得ることができるヘミング加工方法を提供する。
【解決手段】自動車アウタパネル用にAl−Mg−Si系アルミニウム合金板をヘミング加工するヘミング加工方法において、アルミニウム合金板の縁部を90°曲げるダウンフランジ工程と、アウタパネルの全体を190乃至215℃に2乃至8時間加熱する過時効熱処理を施す工程と、前記アルミニウム合金板の端縁を135°曲げるプリヘム工程と、前記アルミニウム合金板の端縁を180°曲げるヘム曲げ工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】ファン装置の送風能力を低下させることなく、ファン装置の筐体内部で発生する騒音を低減することができるファン装置の騒音低減構造を提供することである。
【解決手段】ファン装置の騒音低減構造においては、駆動モータ600によりファン200が回転し、気流が発生される。当該気流は、ベルマウス状からなるシュラウド400により気流の導入および整流が行われる。また、シュラウド400の外周面と交差する面に形成された面に吸音構造体310,320,330が形成される。 (もっと読む)


【課題】加工中は冷間加工性に優れ、加工後は良好な硬さを示す高速冷間加工用鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.15超〜0.6%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.005〜0.6%、Mn:0.05〜2%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.05%以下(0%を含まない)、および、N:0.04%以下(0%を含まない)、を含有し、残部は鉄および不可避的不純物からなり、鋼中の固溶N量が0.006%以上であることを特徴とする高速冷間加工用鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が980MPa以上の高強度を有しているにもかかわらず、プレス加工する際に要求される特性、具体的には、形状凍結性、穴拡げ性、曲げ性の全ての特性に優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、Al、Ti、N、およびSを含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼板について、前記C、Ti、N、Sの含有量は下記(1)式を満たし、且つ前記SiとMnの含有量は下記(2)式を満たし、該鋼板の組織は、観察視野面積に対して、ベイニティックフェライトが90面積%以上を占めており、マルテンサイトは5面積%以下(0面積%を含む)で、ベイナイトは5面積%以下(0面積%を含む)とする。但し、下記式において、[ ]は各元素の含有量(質量%)を示す。
[C]−{[Ti]−(48/14)×[N]−(48/32)×[S]}/4≦0.01 ・・・(1)
0.20≦([Si]/[Mn])≦0.85 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】生産性に優れ、表面状態および平坦度の制御が容易であり、板厚精度を向上させたアルミニウム合金厚板の製造方法およびアルミニウム合金厚板を提供する。
【解決手段】Mgを所定量含有し、さらに、Si、Fe、Cu、Mn、Cr、Zn、Ti、Zrのうち少なくとも1種以上を所定量含有し、かつ、残部がAlおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金を溶解する溶解工程(S1)と、溶解されたアルミニウム合金から水素ガスを除去する脱水素ガス工程(S2)と、水素ガスを除去したアルミニウム合金から介在物を除去するろ過工程(S3)と、介在物を除去したアルミニウム合金を鋳造して鋳塊を製造する鋳造工程(S4)と、鋳塊を所定厚さにスライスするスライス工程(S5)と、スライスされたアルミニウム合金厚板を熱処理する熱処理工程(S6)と、をこの順に行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】小入熱溶接及び超大入熱溶接のいずれでも優れたHAZ靭性を示し、かつ母材靭性にも優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】厚鋼板は、C:0.030〜0.10%、Si:1.0%以下、Mn:0.8〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.10%、Nb:0.005〜0.035%、Ti:0.015〜0.03%、B:0.0010〜0.0035%、およびN:0.0050〜0.01%を含有し、旧オーステナイト粒径が120μm以下、島状マルテンサイト(MA)が3%以下、MAのアスペクト比が3以下であり、下記式(1)および(2)を満足する。
1.5≦[Ti]/[N]≦4 … (1)
40≦X値≦160 … (2)
X値=500[C]+32[Si]+8[Mn]−9[Nb]
+14[Cu]+17[Ni]−5[Cr]−25[Mo]−34[V] (もっと読む)


【課題】優れたガスバリア特性や繰り返し曲げ密着性を有する、Zn−Al合金を用いたガスバリア積層体を提供することである。
【解決手段】薄いフレキスブルなポリイミド類などの結晶性の高分子基材表面に、Zn:68〜88質量%を含む特定組成と厚みが20μm以下である特定膜厚のZn−Al合金薄膜を設けたガスバリア積層体とし、レトルト食品包装容器用材料などとしての使用中に繰り返しの曲げ変形を受けてもガスバリア性が低下しない特性とする。 (もっと読む)


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