説明

株式会社神戸製鋼所により出願された特許

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【課題】9%Ni鋼又はNi基合金の溶接において、水平すみ肉溶接又は横向溶接に際し、耐ピット性に優れると共に溶接作業性及びビード外観が良好であり、また、立向上進溶接が可能なNi基合金フラックス入りワイヤを提供すること。
【解決手段】Ni基合金を外皮とするフラックス入りワイヤにおいて、フラックス中にワイヤ全質量に対して、TiO、SiO及びZrOを総量で4.0質量%以上含み、さらに、Mn酸化物をMnO換算で0.6〜1.2質量%含み、かつ、TiO、SiO、ZrO及びMnO(換算量)の含有量を質量%で、それぞれ、[TiO]、[SiO]、[ZrO]及び[MnO]としたとき、[TiO]/[ZrO]が2.3〜3.3、[SiO]/[ZrO]が0.9〜1.5、及び、([TiO]+[SiO]+[ZrO])/[MnO]が5〜13である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、互いに異なる材質であるアルミニウム合金板とめっき鋼板との突合せ接合に、継手強度を確保して、耐食性に優れた接合継手及びその接合方法を提供する。
【解決手段】
アルミニウム合金板と亜鉛合金系めっき鋼板と、又はアルミニウム合金板とアルミニウムめっき鋼板とを突き合わせてアーク溶接を行う。溶接ワイヤにはアルミニウム系を使用して、ワイヤの狙い位置を接合位置からアルミニウム合金板側0.1〜3.2mmの範囲に設定して母材の片面からアーク溶接する。溶着金属は溶加材であるアルミニウムワイヤと、アルミニウム合金板と、めっき層とが溶け合わされて形成され、接合部を覆う。 (もっと読む)


【課題】オープンラック式気化器における伝熱管と液化天然ガス導入側のヘッダー管とにおいて、ヘッダー管と伝熱管との溶接接合部付近においても腐食損傷が生じ難く、耐久性に優れた、オープンラック式気化器用伝熱管及びオープンラック式気化器用ヘッダー管を提供すること。
【解決手段】外表面の一部もしくは全面に、強化繊維とガラス転移温度が60℃以下のビニルエステル樹脂とからなり、その厚みが50μm以上の強化繊維含有樹脂被覆層を有しているオープンラック式気化器用伝熱管である。外表面の一部もしくは全面に、強化繊維とガラス転移温度が60℃以下のビニルエステル樹脂を主成分とする樹脂とからなり、その厚みが50μm以上の強化繊維含有樹脂被覆層を有しているオープンラック式気化器用ヘッダー管である。 (もっと読む)


【課題】大入熱で溶接を行った場合にもHAZの低温靭性に優れると共に、母材(鋼材)の疲労亀裂進展抵抗性にも優れた鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、所定の化学成分組成を満足すると共に、下記式(1)を満たし、且つ組織が軟質相と硬質相とからなる複合組織であり、硬質相のビッカース硬さHv1と軟質相のビッカース硬さHv2の比(Hv1/Hv2)が1.5〜5.0であり、軟質相の粒径が円相当直径で20μm以下である。
−20≦(B−NT/1.3)≦10 …(1)
{式中、BはB含有量(質量ppm)を示す。
またNTは、
N(N含有量、単位:質量ppm)とTi(Ti含有量、単位:質量ppm)の関係が、
(N−Ti/3.4)≧0である場合には、NT=(N−Ti/3.4)、
(N−Ti/3.4)<0である場合には、NT=0を示す} (もっと読む)


【解決手段】剃刀刃の刃先2において、基板3の両表面7,8にはTiとAlとCrとを含む非窒化層9が被覆層4の一部として被覆され、その非窒化層9の両表面10,11にはTiとAlとCrとNとを含む削除層15が被覆層4の窒化層12の一部として被覆され、その削除層15の両表面16,17にはTiとAlとCrとNとを含む表側層18が被覆層4の窒化層12の一部として被覆され、その表側層18の両表面19,20にはフッ素樹脂層6がCrやAl等である接合層5を介して被覆されている。
【効果】非窒化層9と窒化層12とを備えた被覆層4により、刃先2をより一層改善し、刃先2の切れ味を良くするとともに、その切れ味を維持して耐久性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】内部からの耐食性に優れ、耐エロージョン性と高強度を両立する、熱交換器用のアルミニウム合金製ブレージングシートを提供する。
【解決手段】所定量のSi,Mn,Cu,Mg,Tiを含有するAl合金からなる心材と、この心材の一面側に配置されて熱交換器のチューブ材内側となる、所定量のSi,Mn,Znを含有するAl合金からなる所定の厚さの皮材と、前記心材の他面側に配置されて前記チューブ材外側となる、所定量のSiを含有するAl合金からなる所定の厚さのろう材と、を備えたアルミニウム合金製ブレージングシートであって、所定条件のろう付け処理後の心材の結晶粒径が、圧延方向で50μm以上300μm未満であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】オイルエアを軸受箱に供給する軸受箱潤滑装置において、オイルエア供給管及び/又は軸受箱でのオイルエア漏洩を確実に検知する。
【解決手段】軸受箱潤滑装置1に対し、オイルエア供給管7の下流側に、下流側から上流側への流通を規制する逆止弁15を設け、逆止弁15の上流側にオイルエア供給管7内の圧力を検出する圧力検出手段16を設け、軸受箱4内が所定の圧力となるように軸受箱4の軸受部9に軸シール機構13を設け、その上で、オイルエアの供給を停止した際に、圧力検出手段16で検出された圧力の変化を調べ、オイルエア供給管7及び/又は軸受箱4にオイルエア漏れがあるか否かを判定する。 (もっと読む)


【課題】低サイクル疲労強度に優れた歯車を提供する。
【解決手段】低サイクル疲労強度に優れた歯車は、成分組成が、C:0.05〜0.20%(質量%の意味。以下、同じ)、Si:0.7%以下(0%を含まない)、Mn:1.41〜2.0%、Cr:1.0〜2.0%を含有し、残部はFe及び不可避不純物であり、歯面表層のC濃度が0.4〜0.75%であり、表層硬さと芯部硬さの差が200〜400HVである。前記不可避不純物にはP、S、Al、Nが含まれ、それぞれの量は、例えば、P:0.015%以下(0%を含まない)、S:0.01%以下(0%を含まない)、Al:0.01%以下(0%を含まない)、N:0.008%以下(0%を含まない)程度である。 (もっと読む)


【課題】排気側の蒸気圧力を一定に保ちながら、大きな発電電力が得られる発電装置を提供する。
【解決手段】発電機6が接続された容積式スチームエキスパンダ5の吸気側と排気側とを接続するバイパス流路20に開度調節可能なバイパス弁19を設け、容積式スチームエキスパンダ5の排気圧力Pdの予め設定した目標排気圧力に対する偏差を負方向に帰還した排気帰還演算値Cdを算出し、排気帰還演算値Cdが所定の設定値Cs以下の場合は、排気帰還演算値Cdが大きいほど発電機運転周波数設定手段10の設定値を高くし、且つ、バイパス弁19を全閉状態に保持し、排気帰還演算値Cdが設定値Cs以上の場合は、発電機運転周波数設定手段10の設定値を最大にし、且つ、排気帰還演算値Cdが高いほど吸気調整弁19の開度を大きくする。 (もっと読む)


【課題】断面形状が略正方形の角鋼材をタンデム圧延して棒鋼または線材を製造するに当たり、表面疵の発生を防止でき、しかも得られた棒鋼または線材を鍛造しても表面に線状の疵が発生しない棒鋼または線材を製造できる方法を提供する。
【解決手段】圧延方向が互いに直交するスタンドを交互に並べたタンデム圧延機によって、断面形状が略正方形の角鋼材を粗圧延し、その後さらに圧延を続けて棒鋼または線材を製造するにあたり、粗圧延前に、前記角鋼材の断面について2組の対辺の距離を夫々測定し、それらの距離の差が所定値を超える場合には、該距離の差が所定値以下となるように角鋼材の表面を研削してからタンデム圧延すればよい。 (もっと読む)


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