説明

株式会社神戸製鋼所により出願された特許

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【課題】入熱量が40kJ/mm以上の大入熱溶接を行った場合であってもHAZ靭性に優れると共に、耐震性特性の観点から要求される低降伏比を実現できるような高強度低降伏比鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の高強度低降伏比鋼材は、所定の化学成分組成を満足すると共に、下記(1)式で規定されるPK値が−0.55〜4.3の範囲にあるものである。
PK値={[N]−([Ti]/6.8)−([Al]/10)−([B]/2)}
×1000…(1)
但し、[N],[Ti],[Al]および[B]は、夫々N,Ti,AlおよびBの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】高強度な割に高延性なAl−Zn−Mg−Cu系の7000系Al合金を提供することを目的とする。
【解決手段】Al−Zn−Mg−Cu系の7000系Al合金溶湯を、不活性ガスによって、好ましくはスプレイフォーミングし、急冷凝固させたプリフォーム体を固化させたAl合金であって、このAl合金に含まれる酸素量を減らして、介在物が無い組織とし、常温での機械的な特性として、600MPa以上の引張強度を有し、かつ、引張強度が600MPa以上、800MPa未満の場合には15%以上の伸びを有するとともに、引張強度が800MPa以上の場合には10%以上の伸びを有するものとし、転造などの冷間加工性に優れたAl合金とする。 (もっと読む)


【課題】接触圧力が小さくても十分な導電性を発揮することのできる樹脂塗装金属板の提供。
【解決手段】金属板の表面に、導電性粒子を含有する導電性樹脂皮膜が被覆された導電性樹脂塗装金属板であって、導電性粒子が導電性樹脂皮膜中20〜70質量%の範囲で含まれており、導電性粒子の累積50%体積平均粒子径d50(μm)と導電性樹脂皮膜の厚さt(μm)とが下記式(1)を満足し、累積84%体積平均粒子径d84(μm)、累積16%体積平均粒子径d16(μm)および前記d50が下記式(2)を満足することを特徴とする導電性樹脂塗装金属板である。 0.8≦d50/t≦2.0 (1) (d84−d16)/d50≦1.0 (2) (もっと読む)


【課題】鉄粉や鉄基合金などの軟磁性粉末を主成分とする粉末であって、磁性粉末粒子間における渦電流の発生を十分に抑制し得る電気抵抗を有すると共に、圧縮成形体としたときに十分な強度を与え、さらには、100℃以上の高温環境下でも高い強度を示す高性能の圧粉磁心を生産性よく製造し得る圧粉磁心用粉末を提供し、更には、該粉末を用いた圧粉磁心とその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の圧粉磁心用粉末は、フェノール樹脂粉末(A)と、表面の少なくとも一部がフェノール樹脂(S)で被覆されている軟磁性粉末とを含有する。本発明の高強度圧粉磁心は、圧粉磁心用粉末の圧縮成形体を加熱し、フェノール樹脂を熱硬化させたものである。さらに、本発明の高強度圧粉磁心の製造方法とは、圧粉磁心用粉末を圧縮成形する工程と、得られる圧縮成型体中のフェノール樹脂を熱硬化させる工程、を含む。 (もっと読む)


【課題】画像処理の手段を用いて、アーク溶接時の溶融池又は溶滴上に発生する酸化物の存在状態を定量的に把握することが可能なアーク溶接における酸化物認識方法及び酸化物認識装置の提供。
【解決手段】アーク溶接中に溶融池P及びその周囲を複数のフレーム画像に撮像し、所定の輝度範囲の有する領域を抽出し、領域内であって且つ予め規定した閾値よりも大きい輝度を有する1又は複数の孤立領域を抽出し、抽出された各孤立領域の位置情報及び特徴量を検出する。 (もっと読む)


【課題】大入熱で溶接を行った場合にもHAZの低温靭性に優れると共に、母材(鋼板)の靭性にも優れた低降伏比高張力鋼板を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を満足すると共に、下記式(1)を満たし、残部鉄および不可避不純物であり、且つ全組織に占めるフェライト分率が45〜85面積%であり、残部がベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織からなり、前記フェライトの平均結晶粒径が19μm以下である。
−20≦(B−NT/1.3)≦10 …(1)
{式中、BはB含有量(質量ppm)を示す。
またNTは、
N(N含有量、単位:質量ppm)とTi(Ti含有量、単位:質量ppm)の関係が、
(N−Ti/3.4)≧0である場合には、NT=(N−Ti/3.4)、
(N−Ti/3.4)<0である場合には、NT=0を示す} (もっと読む)


【課題】製缶時に高い缶底成形性を示すとともに、優れた耐圧強度を有する包装用容器を得ることができる包装容器用アルミニウム合金板およびその製造方法の提供。
【解決手段】Cuを0.2〜0.4質量%、Mgを1.0〜2.0質量%、Mnを0.7〜1.3質量%、Feを0.4〜0.8質量%、Siを0.1〜0.4質量%含有し、残部がAlおよび不可避的不純物から構成され、0.2%耐力が255〜300N/mm、ミラー指数が(220)である結晶格子面に基づくX線回折ピークの半値幅が0.4未満、かつ5%の冷間加工を加えたときの引張強さの増分が10N/mm以上であるアルミニウム合金板およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】鋼板を突合せ溶接してなる垂直部材を水平部材にT型溶接してなる溶接構造体において、過剰設計とすることなく、垂直部材の溶接部に発生した脆性き裂の進展を確実に停止しうるスティフナを提供する。
【解決手段】前記垂直部材1の突合せ溶接部4の、T型溶接をしていない方の端部に発生した脆性き裂が、該突合せ溶接部4を伝播し、スティフナ3を通過して水平部材2に到達したときの、その位置における有効応力拡大係数Keffの値が、水平部材2の材料固有の脆性き裂伝播停止応力拡大係数Kcaの値以下になるように、下記式を用いて、スティフナ3の板厚t(mm)と、スティフナ3の水平部材2からの距離a(mm)とを調整する。
式 Keff(N/mm1.5)=980.665[(9.10×10−4×t−1.15)a+563] (もっと読む)


【課題】一周にわたる数ミクロン程度の微細な肉厚変化部分のような実用上無害な表面変化部分が存在する管材であっても、この実用上無害な表面変化部分を欠陥として検出することなく、本来検出すべき、表面の割れやピンホール等の欠陥を検出することができる渦流探傷装置を提供すること。
【解決手段】1組の探傷コイルに電流を供給して被検査体に渦電流を発生させ、これら探傷コイルのインピーダンス変化を検出して、被検査体の探傷を行う渦流探傷装置において、前記1組の探傷コイルを構成する複数の探傷コイル6A,6Bが、被検査体10における一周にわたる数ミクロン程度の微細な肉厚変化部分のような実用上無害な表面変化部分が各探傷コイル6A,6Bそれぞれに同時に同量のインピーダンス変化を与えるように構成されるとともに、差動的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】フラックス入りシーム有り溶接用ワイヤ中間品の水分量が高くならず、かつ、積層体の形状が乱れたり崩れたりしない、フラックス入りシーム有り溶接用ワイヤ中間品の包装方法およびフラックス入りシーム有り溶接用ワイヤ中間品の包装体を提供する。
【解決手段】本発明のフラックス入りシーム有り溶接用ワイヤ中間品の包装方法は、軟鋼製の外皮中にフラックスを充填したフラックス入りシーム有り溶接用ワイヤの中間品の包装方法であって、前記フラックス入りシーム有り溶接用ワイヤ中間品を、中心部材を中心として前記中心部材の回りにコイル状に落し込み、または巻回して積層体を形成する積層体形成工程S1と、前記積層体を乾燥剤とともに金属製包装体で包装する包装工程S2と、包装した前記金属製包装体内の空気を脱気して密封する脱気工程S3と、を含んでなる。 (もっと読む)


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