説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】引張強度が780MPa以上で曲げ性に優れる高強度の鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0以下、Mn:1.5〜4.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01%以上1.0%以下およびN:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、表面から1/20t深さ位置(t:鋼板の板厚)において、圧延方向に展伸したMn濃化部の板幅方向の平均間隔が250μm以下であり、定常部のMn濃度(Mnst)と、Mn濃化部のMn濃度(Mnco)から算出されるMn偏析比(=Mnco/Mnst)が1.20以下であり、引張強度が780MPa以上で180°曲げ試験の限界最小曲げ半径が1.0t以下である鋼板である。 (もっと読む)


【課題】放熱と電磁波シールドが必要な電気・電子製品の筐体や放熱板に好適な、耐食性、熱放射性、導電性に優れた表面処理鋼板と塗装鋼板を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼板からなる基材の少なくとも片面に、顔料を含有しないか、その含有量が5質量%以下の下層の化成処理皮膜層と、少なくともカーボンブラックを含む放熱顔料を10〜25質量%含有する上層の化成処理皮膜層の2層の化成処理皮膜層を形成する。この2層の化成処理皮膜層を基材の片面に形成し、反対側の面を塗装面とした塗装鋼板は、塗装面を外側に向けて、筐体や放熱板を製作するのに適する。 (もっと読む)


【課題】微細な等軸デンドライト組織を高い比率で有する連続鋳造鋳片、およびその鋳片を得るのに必要な元素を溶鋼中に効率良く添加できる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)鋼中に0.0002〜0.01質量%のSrを含有し、鋳片の凝固組織が等軸デンドライトを有する鋼組織であることを特徴とする鋼の連続鋳造鋳片である。(2)上記(1)に記載の鋳片を製造するための連続鋳造方法であって、タンディッシュ内または鋳型内の溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、Srを含有する金属のワイヤーもしくはロッドを挿入することにより、または、Srに加えて、Mgおよび希土類元素のうちの1以上を含有する金属のワイヤーもしくはロッドを挿入することにより、該浸漬ランス内で金属蒸気および/または金属粒子を発生させ、該金属蒸気および/または金属粒子をキャリアガスとともに溶鋼中に添加することを特徴とする鋼の連続鋳造方法である。 (もっと読む)


【課題】 管軸方向に高いせん断耐力を有しつつ、さらに継手嵌合空間内の土砂を十分に除去・洗浄し充填材を充填する作業を効率的に行うことのできる、鋼管矢板及び鋼管矢板の連結構造を提供する。
【解決手段】 鋼管矢板本管10に、第1の継手部材11及び第2の継手部材12を設ける。第1の継手部材11はL型であって、その一辺11bが鋼管矢板本管10の外面に対向するように、他の一辺11aの先端部を鋼管矢板本管10に取り付け、第2の継手部材12との間にスリット13を形成する。第1の継手部材11と鋼管矢板本管10の対向する面に、突起14、15及び/又は凹凸を形成する。
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【課題】量産しても安定して540MPa以上の高強度および優れた曲げ性を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板である。この鋼板が、C:0.03〜0.11%、Si:0.005〜0.5%、Mn:2.0〜4.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜1.0%、N:0.01%以下を含有し、さらに、Ti:0.50%以下およびNb:0.50%以下の1種または2種を、Ti+Nb/2≧0.03を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、表面における圧延方向に展伸したMn濃化部の板幅方向の平均間隔が300μm以下であり、フェライトの面積率が60%以上であり、フェライトの平均粒径が1.0〜6.0μmであり、さらに、フェライト中に粒径1〜10nmの析出物を100個/μm以上含有する鋼組織を有し、引張強度が540MPa以上であり、曲げ性に優れる、高強度溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】フランジ体を介して車軸に固定され、摺動面での亀裂の発生およびその進展を効果的に抑制することができるブレーキディスクを提供する。
【解決手段】ブレーキディスク1は、鍛鋼材料からなり、フランジ体に締結される締結部3と、この締結部3の外周部の両側にそれぞれ配置され各々の外面を摺動面2aとする摺動部2と、締結部3と摺動部2を連結する連結部4と、を同心状に備える。摺動部2の内周端から連結部4の半径方向の幅中心までの距離bと、摺動部2の半径方向の幅wとの寸法比b/wが0.65未満であり、かつ連結部の半径方向幅aと前記wとの寸法比a/wが0.25以下である。 (もっと読む)


【課題】固体高分子型燃料電池セパレータとして最適な、ボロン(B)を含有する鋼を外層とする多層ステンレスクラッド鋼板を提供する。
【解決手段】B含有量が0〜0.3質量%であるステンレス鋼を内層とし、その外層としてB含有量が0.3〜2.5質量%であるステンレス鋼を組み合わせ、内外層のステンレス鋼が、溶接を施されて、下記(1)〜(4)式を満足する化学成分の溶接金属により接合され一体化されたクラッド鋼板用素材である。
15≦Creq≦30・・(1)、4≦Creq−Nieq≦17・・(2)、
Creq=Cr+1.5×Si+Mo−5×B・・(3)、Nieq=Ni+30×(C+N)+0.5×Mn・・(4)
式中の元素記号は、鋼中に含まれる各元素の質量%を表す。
この素材を1000〜1200℃に加熱して粗圧延を行い、圧延終了温度を600℃以上とする熱間圧延を行った後冷間圧延してクラッド鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】歯数比の大きな鉄道車両用歯車装置の小歯車としても、採用することを可能とする。

【解決手段】ねじれ角の方向が逆の、偶数のはすば歯車12a,12bを、相対的な移動が不可能に締結するやまば歯車11である。中心軸12aaの外周の一部に歯12abを一体形成した一方のはすば歯車12aと、中心軸12aaの残部を内側に挿入して一体化する円筒形状の軸12baの外周の一部に歯12bbを一体形成した他方のはすば歯車12bと、両方のはすば歯車12a,12bを、それぞれの歯12aa,12baで山形を形成すべく、一方のはすば歯車12aの中心軸12aaの端部で締結する締結手段と、両方のはすば歯車12a,12bが、相対的に移動しないようにする手段を備える。

【効果】一方のはすば歯車の中心軸の端部に形成した雄ねじをナットで締付けるだけで組立が可能なため、歯数比の大きな歯車装置の小歯車にも採用できる。 (もっと読む)


【課題】原料充填層の通気性を改善して焼結鉱の生産性を向上させるとともに、高い成品歩留りを確保することのできる焼結鉱の製造方法を提供する。
【解決手段】鉄鉱石、副原料、返鉱、炭材等の原料を二系統に分割し、いずれの系統にも4%以上の結晶水を含有する鉄鉱石及びフリーカーボンを含有する原料を配合し、前記分割した一方の系統の原料を高速攪拌ミキサーにより調湿および混合後、パンペレタイザーにより8.0〜11.1%の水分含有率にて擬似粒子とすると共に、他方の系統の原料をドラムミキサーにより6.0〜7.5%の水分含有率にて擬似粒子とし、両系統で製造された擬似粒子をドラムミキサーにより混合することなく、焼結機への搬送過程及び/又は焼結原料層の形成過程において混合し焼成する焼結鉱の製造方法である。前記一方の系統の原料をパンペレタイザーにより9.1〜10.1%の水分含有率にて擬似粒子とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】熱延鋼板の巻き取り前平坦度を所望製品の平坦度とすることが可能であるとともに、熱延鋼板の品質不良を最小とすることが可能な熱延鋼板の製造方法、及び製造設備配列を提供すること。
【解決手段】粗圧延機にて粗圧延された鋼板を仕上げ圧延機により仕上げ圧延する、仕上げ圧延工程と、仕上げ圧延された鋼板を冷却装置にて冷却する、冷却工程と、冷却された鋼板を巻き取り機により巻き取る、巻き取り工程と、を備える熱延鋼板の製造方法であって、冷却工程の冷却装置と巻き取り工程の巻き取り機との間に設置された巻き取り前平坦度計を用いて、鋼板の巻き取り前平坦度を測定する、巻き取り前平坦度測定工程と、巻き取り前平坦度測定工程後における鋼板のスリ疵、水乗りマーク、コイラエッジ疵のうちの少なくとも一つが最小となるように、巻き取り前平坦度の目標値を設定する、巻き取り前目標値設定工程と、を備えることを特徴とする、熱延鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


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