説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】軽量で、優れた搭載性を有し、実用回転域で安定的な制動力を得る。また、制動ディスクに働く片荷重を実用的なレベルに低減する。
【解決手段】プロペラシャフト1に結合した制動ディスク2と、制動ディスク2に対向するよう複数の永久磁石3を固定した強磁性体からなる支持板を、制動ディスク2に対して接離移動可能なように、プロペラシャフト1の軸方向に移動可能としたステータ4を備える。ステータ4を円周方向に90°〜180°の範囲で構成する。制動ディスク2の、永久磁石3と対向する面に、2mm〜4mmの厚みの銅合金層5を備える。
【効果】リターダの搭載位置である、トランスミンションとプロペラシャフトの間の空間が、中大型車両に比べて非常に狭い中小型トラックやバス等への搭載も可能になる。 (もっと読む)


【課題】横圧により発生する車輪の左右変位と、車輪測定面の加工精度による変位の両方が加算された値に基づいて求められた横圧であっても、脱線の危険性の判断を誤ることを防止する。
【解決手段】走行中の鉄道車両の車輪に発生する横圧を測定する方法である。走行中に計測した前記車輪の変位量を一定時間分記憶させておく。この記憶させておいた前記変位量のうち、車輪1回転当たりの最新データの平均値から横圧を求める。
【効果】車輪測定面の加工精度による変位に起因する変動が抑制されるので、横圧による車輪の左右変位が最大のときに、車輪測定面の加工精度による変位が重なった場合にも、判断の閾値を超えるということを効果的に防止でき、脱線の危険性の判断の誤りが減少する。 (もっと読む)


【課題】VOD鍋の築炉にドロマイト煉瓦を使用した場合にも、使用中、敷目地への地金差しの発生を抑制し、この地金差しに起因する煉瓦の脱落や煉瓦寿命の悪化を抑制する。
【解決手段】CaOを30〜60質量%、MgOを40〜70質量%を含むドロマイト煉瓦3を用いてVOD鍋2を築炉する方法である。ドロマイト煉瓦3として、高さが100mm〜150mmの、同じ高さのドロマイト煉瓦3を使用する。
【効果】煉瓦に作用する上下方向の応力が緩和され、かつ敷目地に作用する応力が均等に分散され、競り割れ等がなく、地金の侵入も抑制される。 (もっと読む)


【課題】コークス炉の押出し操業を中断して行う手動によるベルトの固定作業を無くすベルトの固定方法を提供する。
【解決手段】コークス炉操業における集塵機に接続された固定ダクト10と、コークス炉移動機の集塵用移動ダクトの連結を、固定ダクト10の上面開口10a部に敷設されたベルト12を持ち上げて連結させるベルトリフティング設備11におけるベルト12の固定方法である。敷設されたベルト12の全域にベルト押さえ金物13を設置する。ベルトリフティング位置では、ベルト押さえ金物13を固定ダクト10の上面開口10aから離反させる。ベルトリフティング位置以外において、固定ダクト10上のベルト12がめくれや外れるおそれが予想される場合には、ベルト押さえ金物13をベルト12の上部に載るように移動させてベルト12を固定する。 (もっと読む)


【課題】制動中のブレーキディスクとブレーキライニングの接触面圧を低減する。
【解決手段】車輪の両側面又は車軸に取付けられるブレーキディスク3の摺動面に、ブレーキライニング2を両側から押付けて制動力を得る鉄道車両用のブレーキキャリパ1である。ブレーキキャリパ1からブレーキライニング2への押付け力の作用位置を3〜5箇所とする。これら作用位置のうちのブレーキライニング2の長手方向両端側の作用位置における中心と、ブレーキライニング2の長手方向の端面からの最短距離Dがそれぞれ60mm以上で、かつ、ブレーキライニング2の隣り合う作用位置における中心間のブレーキライニング長手方向距離Lが55mm以上となるようにする。
【効果】ブレーキライニングとブレーキディスクの摩耗やブレーキ中の温度上昇を軽減できて、ディスクブレーキ装置の耐久性が向上し、鉄道車両の高速化、大型化に対応できる。 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ性を有することから、例えば自動車用鋼板等に使用するのに好適な引張強度が780MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】表層部50μm厚の断面組織に占めるフェライトおよびベイナイトの割合が合計で50面積%以上であり、フェライトおよびベイナイトに占める直径5〜50nmの析出物が最近接粒子間距離50nm以下で分布する領域の割合が70%以上であるとともに、引張試験における最高荷重から破断に至るまでの破断位置を中心とした標点間距離5mmの局部伸びeLが10%以上であり、さらに、最高荷重から破断に至るまでの破断位置の真応力の増加量ΔσLが50MPa以上である、引張強度が780MPa以上の高強度冷延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】溶接欠陥の発生を防止して良好な溶接部を確実に得ることができる溶接素材、溶接品及び自動車車体を提供する。
【解決手段】レーザ溶接やアーク溶接等の溶接を行われる際の領域11を備え、この領域11が、加工素材に曲がり部5aを形成するエンボス加工、V曲げ加工、U曲げ加工、L曲げ加工、絞り加工、又は段絞り加工あるいはそれらを組み合わせた加工である第1の加工と、第1の加工により形成された曲がり部5aを押圧するプレス加工である第2の加工とを行われて略一定の板厚で製造される圧痕5a−1を有する溶接素材5である。圧痕5a−1は、加工素5材の表面をなす平面から突出した凸部11aと、この凸部11aの内側に形成される凹部11bとを有する。圧痕5a−1は、溶接予定位置と略平行となるように、点状に互いに離間して2以上配置されるとともに、溶接予定位置の上に配列される。 (もっと読む)


【課題】脱りん銑を転炉で蛍石を使用することなく脱炭吹錬する際に、スラグ中(%AlO)が3.5質量%以下であっても脱りん反応を促進させうる溶鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】精錬容器にて脱りんした溶銑を、別の精錬容器である上底吹き転炉へ装入して脱炭吹錬するに際し、CaO源、SiO源、AlO含有プリメルトフラックス及びTiO源を添加して、処理後スラグの組成を、(%AlO)=1.0〜3.5質量%、(%TiO)=0.2〜1.0質量%、下記式(1)による塩基度((CaO)/(SiO)、但し(CaO):スラグ中の全CaO含有量(質量%)、(SiO):スラグ中のSiO含有量(質量%))を3.0〜4.5とする。 (もっと読む)


【課題】非微粘結炭の配合割合をこれまでと同等またはそれ以上に高めた配合炭を使用しても、近年求められている強度を満足するコークスを製造できる方法を提供する。
【解決手段】コークス炉原料の調製に際して、揮発分が25%以下で最高流動度が1ddpm以上10ddpm以下の低揮発性非微粘結炭を前記配合炭にさらに配合する工程および粘結材を添加する工程を備え、前記低揮発性非微粘結炭の前記粘結材に対する質量比(非微粘結炭/粘結材)が1以上3以下、および/または前記低揮発性非微粘結炭の配合炭に対する質量比率が2〜9%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】強度が向上した鋼材を鋼材の断面形状に合わせて切断する場合であっても、簡易な構成で、効率良く切断できるようにする。
【解決手段】ホットソー6を用いてH形鋼11を切断するに際し、ホットソー6に対してH形鋼11の搬送方向上流側にトーチ12を設置する。切断に先立ち、前記トーチ12を用いて予め前記H形鋼11を加熱する。しかる後、該加熱部分がホットソー6による切断位置になるまで、前記H形鋼11を搬送した後、該加熱部分のホットソー6による切断を開始すると共に、このホットソー6による切断中に、前記トーチ12によって次の切断位置を加熱する。
【効果】従来、切断がネックとなって製造が不可能であった高強度高靭性の鋼材を、高能率で製造可能となる。 (もっと読む)


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