説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】 高いせん断耐力を有しつつ、継手嵌合空間内の土砂を十分に除去・洗浄し、充填材を充填する作業を効率的に行うことのできる、鋼管矢板の連結構造を提供する。
【解決手段】 鋼管矢板本管10に取り付けた継手11,12を介して鋼管矢板どうしを接続し、継手11,12の内側に形成される空間内にモルタルを充填する。一方の継手11は一対のL型鋼材11aからなり、他方の継手12は閉断面の継手用鋼管12aからなる。鋼管矢板本管10の外周面のL型鋼材11a,11aで挟まれた部分にはモルタルとの付着のための突起14を設け、さらに継手用鋼管12aの外周面にも突起15を設ける。
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【課題】左右曲がりや上下反りを発生させること無くT形鋼を冷却する。
【解決手段】T形鋼1の搬送経路途中に、パスラインを挟んで左右に、互いに接離移動可能に設けられた一対のサイドガイド3a,3bと、これらサイドガイド3a,3bに、前記T形鋼1のフランジ1f外面及び上側内面を冷却すべく、パスラインに沿って設けられた複数の冷却ノズル4a,4bと、T形鋼1のフランジ1f下側内面を冷却すべく、搬送経路のT形鋼1のウエブ1wより下方位置に、パスラインに沿って設けられた複数の冷却ノズル4cを備えた冷却装置Rで、熱間圧延されたT形鋼1を、フランジ1f側の一方端部が上方を向くように傾斜させた状態で、当該T形鋼1のフランジ1f内外面を冷却する。
【効果】T形鋼のサイズが変化しても、同一設備を用いて、左右曲がりや上下反りを発生させること無くT形鋼を冷却できる。 (もっと読む)


【課題】Ni、Moを極力含有しない場合でもJIS G 4052に規定された、SNCM220H及びSCM420Hを素材鋼とする場合と同程度又はそれを上回る曲げ疲労強度とピッチング強度を確保させることができるとともに成分コストが低く、しかも、熱間および冷間での圧延や鍛造の際の良好な加工性も具備する肌焼鋼の提供。
【解決手段】C:0.15〜0.30%、Si:0.02〜1.0%、Mn:0.30〜1.0%、S≦0.030%、Cr:1.80〜3.0%、Al:0.010〜0.050%、N:0.0100〜0.0250%を含み、Si、Mn、Cr及びSの含有量が、30≦Mn/S≦150及び0.7≦Cr/(S+2Mn)≦1.1を満たし、残部はFeと不純物からなり、不純物中のP≦0.020%、Ti<0.005%、O≦0.0015%である肌焼鋼。(a)Mo≦0.10%、Cu≦0.20%及びNi≦0.20%の1種以上、(b)V≦0.20%及びNb≦0.050%の1種又は2種、(c)Ca≦0.0050%、の少なくとも1つの群の元素のうちの1種以上を含んでもよい。
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【課題】希土類元素を含有する溶鋼を鋳造する際にノズル閉塞の発生を抑制することのできるスライディングノズルプレートを用いた溶鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】希土類元素を0.001〜0.10質量%の範囲内で含有する溶鋼の連続鋳造方法において、取鍋および/またはタンディッシュから溶鋼を排出するノズルにおける溶鋼流量調整機構として、溶鋼との接触面を希土類元素系の介在物が付着しにくい耐火物により構成された二層または三層構成のスライディングノズルプレートを使用することにより、前記ノズルの閉塞を防止する溶鋼の連続鋳造方法である。前記の方法において、希土類元素の介在物が付着しにくい耐火物として、MgOを85質量%以上含有する耐火物を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】接着性及び潤滑性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法、並びに、リン酸亜鉛処理液を提供する。
【解決手段】表面調整工程と、表面調整がなされためっき鋼板の表面へリン酸亜鉛処理液を接触させるリン酸亜鉛処理工程と、めっき鋼板の表面を乾燥する乾燥工程とを備え、リン酸亜鉛処理液は、リン酸根をPO換算で20g/L以上70g/L以下、フッ酸根を0.9g/L以上5g/L含有し、酸比が2.5以上6.5以下である合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法、リン酸亜鉛皮膜に含有されるリンが10mg/m以上300mg/m以下であり、可溶性リン酸亜鉛率が50%未満である合金化溶融亜鉛めっき鋼板、並びに、PO換算で20g/L以上70g/L以下のリン酸根、及び、0.9g/L以上5g/L以下のフッ酸根が含有され、酸比が2.5以上6.5以下であるリン酸亜鉛処理液とする。 (もっと読む)


【課題】オートジョイント方式を採用せずに、電源に接続する電源ケーブルの数を少なくする。
【解決手段】鋳型2内の溶鋼に電磁ブレーキ又は電磁攪拌を選択的に作用させるために、鋳型長辺2aの外周にn個(nは2以上の自然数)配置する、ティース部1aの外側に巻き線1bを施した2個の励磁コイルと、これら2個の励磁コイルの巻き線1bのさらに外側に巻き線1cを施してひとまとめにした1個の励磁コイルの、合計3個の励磁コイルを有する電磁コイルを、鋳型2を挟んで180度回転対称に配置した、兼用電磁コイル装置1の各励磁コイルの接続端子と電源11,12を電源ケーブル15で接続する方法である。回転対称となる電磁コイル同士における、一方の接続端子スタート側と他方の接続端子エンド側を接続し、他方の接続端子スタート側と一方の接続端子エンド側を、中継盤14に接続する。
【効果】中継盤に接続する電源ケーブルの数を半分以下にできる。 (もっと読む)


【課題】強度が向上した鋼材を鋼材の断面形状に合わせて切断する場合であっても、簡易な構成で、効率良く切断できるようにする。
【解決手段】H形鋼11の搬送ラインに配置され、このラインを搬送されてくるH形鋼11を加熱すべく、このH形鋼11の外周にトーチ12を配置する。同じくH形鋼11の搬送ラインにおける前記トーチ12の上流側、若しくは下流側に、前記トーチ12によって加熱した後のH形鋼11を、前記加熱位置で切断するホットソー6を配置する。この切断装置を用い、切断に先立ち、前記トーチ12を用いて予め前記H形鋼11を加熱した後、該加熱部分がホットソー6による切断位置になるよう、前記H形鋼11を搬送して該加熱部分をホットソー6で切断する。
【効果】従来、切断がネックとなって製造が不可能であった高強度高靭性の鋼材を、高能率で製造可能となる。 (もっと読む)


【課題】反りを有する鋼板でも一旦停止および搬送方向の逆方向への引抜きを行わず、安定的に熱間矯正機へと導入することができる鋼板誘導ガイド、該鋼板誘導ガイドを備えた熱間矯正機、および該熱間矯正機を備えた熱間圧延鋼板製造ラインを提供すること。
【解決手段】熱間圧延鋼板製造ライン1に備えられる熱間矯正機2の鋼板入り側に設置され、鋼板3を熱間矯正機に導入するために用いる鋼板誘導ガイドであって、板状体11と該板状体の裏面に設置される、熱間圧延鋼板製造ラインの幅方向に略平行な方向に配置されたH形鋼12e、12f、12gおよび熱間圧延鋼板製造ラインの長手方向に略平行な方向に配置されたH形鋼12a、12b、12c、12dと、を備えることを特徴とする、鋼板誘導ガイド10、該鋼板誘導ガイドを備えた熱間矯正機、および該熱間矯正機を備えた熱間圧延鋼板製造ラインとする。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、低燐鋼を効率よく製造する溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、滓化促進剤である蛍石を使用せずに酸素源および精錬剤により脱燐吹錬を行うにあたり、脱燐吹錬終了時のスラグ塩基度(CaO/SiO)が1.80〜2.40、(MnO)が10.0〜15.0質量%、(T.Fe)≧8.0質量%になるようにスラグ組成を調整する。底吹撹拌動力を2600〜4000watt/Tとして脱燐吹錬を行ってもよいし、精錬剤がMn鉱石を2〜4kg/Tおよび鉄鉱石を4kg/T以上含んでもよいし、精錬剤が粒径3mm以下に調整された粉体CaOを含み、上吹きランスから炉内の溶銑に当この粉体CaOを吹き付けながら脱燐吹錬してもよい。 (もっと読む)


【課題】鋳片を、所定の打撃振動周波数、所定の打撃エネルギーで幅方向に連続して打撃することができ、かつ高温の鋳片からの輻射熱、スケール、水等に曝されながら、高頻度で大きな衝撃を受けても、長期間の連続使用が可能な高い耐久性を有する鋳片連続鋳造用の連続打撃装置を提供する。
【解決手段】鋳片1を打撃するための打撃部材22と、打撃部材を鋳片に向けて付勢する圧縮バネ30と、打撃部材を鋳片から離れる方向に移動させて圧縮バネを圧縮し、次いで自由に運動させるカム機構32と、打撃部材、圧縮バネ、及びカム機構を支持する本体14とを備える。打撃時にカム機構32が打撃部材22から離れて自由加速させ、これにより圧縮バネ30の圧縮エネルギーを打撃部材22の運動エネルギーに変換して、その打撃部材22が鋳片1に衝突することで所定の打撃エネルギーを鋳片に与える。 (もっと読む)


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