説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】耐ビルドアップ性、耐酸化性および耐ヒートクラック性に優れる高温材搬送用部材の提供
【課題手段】母材表面に皮膜を形成した高温材搬送用部材であって、皮膜が、質量%で、C:0.03〜0.6%、Si:0.2〜3%およびCr:20〜35%を含有するCo基合金粉末と、Cr炭化物の粉末とからなる混合粉末を用いて、プラズマ粉体肉盛法により形成された複合皮膜である高温材搬送用部材。この高温材搬送用部材は、特に1100℃以上のガス雰囲気において優れた耐ビルドアップ性を有する。 (もっと読む)


【課題】耐ビルドアップ性に優れる高温材搬送用部材の提供
【課題手段】高温材搬送用部材の母材表面に、プラズマ粉体肉盛法により、Co基合金またはNi基合金をマトリックスとし、かつCr炭化物粒子を分散相とする複合皮膜を形成する。このとき、皮膜中に存在する未溶解のCr炭化物粒子の分布率を7.0%以下に制限すれば、耐ビルドアップ性が向上する。 (もっと読む)


【課題】溶接部の引張せん断強度および剥離強度がいずれも高いレーザ溶接構造部材を提供する。
【解決手段】折り曲げ部に続くフランジ7を有する鋼板4と、他の一の鋼板5とをフランジ7で重ね合わせ、重ね合わせ部に、第1のレーザ溶接を行って第1のレーザ溶接部Aを形成し、第1のレーザ溶接部Aの温度がMf点未満に低下した後に、形成された第1のレーザ溶接部Aに関して折り曲げ部の反対側となる第1のレーザ溶接部Aの近傍の領域に、第2のレーザ溶接を行って第2のレーザ溶接部Bを形成するとともに、第2のレーザ溶接により第1のレーザ溶接部Aの熱影響部を焼き戻し処理して第1の熱影響部の硬さを第2のレーザ溶接部の熱影響部の硬さの90%以下とする。 (もっと読む)


【課題】焼入れ−焼戻しの熱処理を省略でき、しかも、軟窒化後に高い疲労強度と優れた曲げ矯正性を有し、軟窒化部品の素材として好適な軟窒化用鋼の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.45%を超えて0.60%以下、Si<0.50%、Mn:1.30%を超えて1.70%以下、P≦0.05%、S:0.02〜0.10%、Cr≦0.30%およびN:0.007%を超えて0.030%以下を含むとともに、Al:0.010%を超えて0.10%以下およびTi:0.005%を超えて0.035%以下のうちの1種または2種をAl+Tiで0.015%以上含み、残部はFeおよび不純物からなり、不純物中のVが0.010%以下で、さらに、〔1.25C+Mn−0.1Cr≧1.90〕および〔N−0.45Al−(1/22)Ti>0〕の2つの式を満たす軟窒化用鋼。Ca、CuおよびNiの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】効率的にスラグ土木用材の固結を抑制できる製造方法を提供でき、特に、粒度調整鉄鋼スラグ、クラッシャラン鉄鋼スラグの道路用鉄鋼スラグに有効に使用することが可能となる方法を提供する。
【解決手段】高炉スラグおよび製鋼スラグから選ばれる1種または2種のスラグを、炭酸を含有した自由水に浸漬させてスラグ表面に不溶性鉱物相を形成する。具体的には、処理後のスラグについて所定の手法で得たサンプルスラグの遊離CaO含有率が0.45質量%以下(高炉除冷スラグ)、4.5質量%以下(転炉スラグ)になるように粒径25mm以下の高炉徐冷スラグをエージング処理し、その後、処理後のスラグについて所定の手法で得たサンプルスラグの炭酸化率が15%以上になるように炭酸含有自由水(pHが3.5〜5.4)に浸漬する炭酸化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】高塩化物環境において、耐食性およびZ方向の靭性に優れた鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.15%、Si:2.5%以下、Mn:0.5%を超え2.5%以下、P:0.03%未満、S:0.005%以下、Cu:0.05%未満、Ni:0.05%未満、Cr:0.01〜3.0%、Al:0.003〜0.1%、N:0.001〜0.1%およびSn:0.03〜0.50%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、Cu/Sn比が1以下である組成を有するスラブの表面温度を1050〜1200℃に加熱した後、900℃以上の温度域で全圧下量のうち70%以上の圧延を行い、かつ、800℃以上の温度域で圧延を終了したのち、冷却することを特徴とする耐食性および塗膜剥離性に優れた鋼材の製造方法。ここで、800℃以上の温度域で圧延を終了した後、500℃以下の温度域まで冷却してから、650℃以下の温度域で焼鈍してもよい。なお、鋼材は、Ti、Nb、Mo、Co、W、V、Ca、Zr、Mg、BおよびREMのうちの1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】HAZの耐溶接割れ性に優れるとともにクリープ強度および靭性にも優れるフェライト系耐熱鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.16%、Si:0.1%を超えて1.0%以下、Mn:2.0%以下、Co:1〜8%、Cr:7〜13%、V:0.05〜0.40%、Nb:0.01〜0.09%、MoおよびWの一方または両方を合計で0.5〜4%、B:0.005〜0.025%、Al:0.03%以下並びにN:0.003〜0.06%を含み、残部がFeおよび不純物からなり、不純物としてのO、PおよびSがそれぞれ、O:0.02%以下、P:0.03%以下およびS:0.02%以下のフェライト系耐熱鋼材であって、さらに前記C含有量が溶接入熱量Qに応じて下記(1)式または(2)式を満足することを特徴とするフェライト系耐熱鋼材。さらに、Nd、Ta、CaおよびMgのうちの1種以上を含有してもよい。
Q<1.8(kJ/mm)のとき、C≦-0.12×Q+0.31 ・・・(1)
Q≧1.8(kJ/mm)のとき、C≦0.094 ・・・(2)
ここで、Qは溶接入熱量(kJ/mm)、CはC含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】水や水蒸気を多量に添加することなく、焼結機からの排ガス中に含まれるダストを効率よく除去する。
【解決手段】乾式電気集塵機3と、この乾式電気集塵機3の上流側の排ガスに、水ミストおよび水蒸気を添加する設備7a,7bと、前記乾式電気集塵機3の入口側または出口側に設置され、排ガスに含まれる水分および排ガス温度を計測する計測器6と、この計測器6からの計測値に基づき、前記水ミストおよび水蒸気の添加量を制御する制御装置8とから構成される。前記排ガスに含まれるダストの電気抵抗率を例えば1012Ωcm以下とするように、排ガスに含まれる水分量と排ガス温度を調整する。
【効果】ダストの電気抵抗率を低下させて逆電離現象の発生を抑制するので、排ガス性状、ダスト性状が変化しても常に安定した集塵効率を維持できる。また、結露に起因する設備腐食を防止できる。 (もっと読む)


【課題】強風時等に、コークス炉の押出し操業を中断して、手動によるベルトの固定作業を無くす。
【解決手段】コークス炉操業における集塵機8に接続された固定ダクト10と、コークス炉移動機の集塵用移動ダクト7の連結を、固定ダクト10の上面開口10a部に敷設されたベルト12を持ち上げて連結させるベルトリフティング設備11におけるベルト12の固定方法である。前記ベルト12の全域に、常時は、前記ベルト12を固定するベルト押さえ金物13を設置する。ベルトリフティング位置では、このベルト押さえ金物13が、移動してきた前記ベルトリフティング設備11によって、前記ベルト12上から退けられ、ベルト12の固定を開放するようにする。
【効果】安全上および要員確保の問題が解決し、さらにコークス減産を回避することができる。 (もっと読む)


【課題】 多大な手間を必要とせず長期にわたり優れた硬度を維持させ得るチタン合金を提供することにある。
【解決手段】 重量%でCr:6〜16%が含有され、Al:4%以上12%未満含有されており、Sn:6%以下およびZr:12%以下の内の少なくとも一方がさらに含有されており、含有されているAlの重量%をXAl、含有されているSnの重量%をXSn、含有されているZrの重量%をXZrとしたときに、XAl+(XSn/3)+(XZr/6)の値が6〜12%となり、残部がTiおよび不純物からなることを特徴とするチタン合金などを提供する。 (もっと読む)


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