説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】連続式酸洗冷間圧延設備の入側サイクルタイムを削減し、ライン全体の生産能率の向上が可能になる。
【解決手段】先行鋼帯の端部と後行鋼帯の端部とを切断し、切断後の前記先行鋼帯と前記後行鋼帯とを突き合わせ、該突き合わせ部をレーザ溶接して溶接鋼帯を得る溶接工程と、
前記溶接鋼帯を酸洗して酸洗鋼帯を得る酸先工程と、前記酸洗鋼帯を冷間圧延して冷間圧延材を得る冷間圧延工程と
を備える冷間圧延材の製造方法であって、更に、前記溶接工程と前記酸先工程との間で前記溶接鋼帯の接合部のエッジに切り欠き部を形成する第1工程、および、酸洗工程と冷間圧延工程との間で酸洗鋼帯の接合部のエッジに切り欠きを形成する第2の工程とを備え、先行鋼帯と後行鋼帯との板幅差と酸洗工程と冷間圧延工程との間での板幅変更の有無の情報に基づき、第1の工程、第2の工程または第1の工程と第2の工程との組み合わせのいずれかを選択することによって、冷間圧延材を製造する。 (もっと読む)


【課題】設備負荷を増加したり、合金化処理での不安定性を助長したりすることなく、浮遊ドロスやボトムドロスの発生を抑制しうる溶融亜鉛めっき鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】Alを0.08質量%以上含有する440℃〜480℃の溶融亜鉛めっき浴の浴面にトップドロスを浮遊させながらめっき作業を行うに当たり、めっき浴面に浮遊するトップドロスを含むようにめっき作業中のめっき融液を採取し、このめっき融液の凝固物における融液表面から深さ2mmまでの領域に相当する部分の切断面を観察したときに、Ni、Cr、およびMnからなる群から選ばれる1種もしくは2種以上を合計で10質量%以上ならびに/またはSiを15質量%以上含有するFe−Al系金属間化合物であり、かつ平均結晶粒径が20μm以上であるトップドロスが観察視野1mmあたり10個以上存在するようなトップドロスの浮遊状態でめっきを行う。めっきされた鋼材を加熱して合金化処理を行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】上層皮膜が水性塗料からなる場合であっても、意匠性および密着性に優れたプレコート鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 亜鉛系めっき鋼板の表面に、水溶性フェノール樹脂(a)およびチタン化合物(b)を含有し、クロムを含有しない水溶性の処理液を塗布し、次いで50〜200℃の温度で乾燥を行って第一の皮膜を形成する第一の皮膜形成工程と、当該第一の皮膜の上に、ウレタン系水性樹脂(A)および着色顔料(B)を含有する水性塗料を塗布し、120〜220℃の範囲内であって前記第一の皮膜形成工程における乾燥温度よりも高い温度で乾燥を行って第二の皮膜を形成する第二の皮膜形成工程とを備え、当該第二の皮膜の全皮膜形成成分に対するウレタン系水性樹脂(A)の含有量が40〜90質量%であり、前記第一の皮膜の付着量が0.01〜1g/m2の範囲内であって、前記第二の皮膜の付着量が5〜25g/m2の範囲内である (もっと読む)


【課題】降伏応力(YS)が551MPa以上の高強度で、かつ母材および溶接熱影響部の全域に渡って良好な耐水素割れ性を有するラインパイプ用継目無鋼管の提供
【課題手段】 質量%で、C:0.03〜0.08%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.2〜1.6%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Mo:0.5〜3.0%、Al:0.005〜0.100%、N:0.01%以下、O:0.01%以下およびCa:0.001〜0.005%、必要に応じて、更に、Cr:1.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.1%以下、Zr:0.1%以下、Ni:1.5%以下、Cu:1.0%以下、V:0.2%以下およびB:0.005%以下のうちから選択された1種以上を含有し、残部Feおよび不純物からなるラインパイプ用継目無鋼管。 (もっと読む)


【課題】超長寿命域での疲労特性に優れた溶接継手を提供する。
【解決手段】金属組織が主としてフェライトとベイナイトで構成され、パーライトの面積率が10%以下であり、かつ(110)面からのX線回折強度の半価幅が0.13度以上であり、さらに化学組成が下記(a)式および(b)式を満足する鋼材を用いた溶接継手であって、溶接継手の表面における溶接金属と溶接熱影響部の境界の硬度値の最大値と最小値の差がHv 50以下であることを特徴とする溶接継手。鋼材の化学組成としては、質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.03〜0.6%、Mn:0.5〜2.0%、Sol.Al:0.005%を超えて0.10%まで、N:0.0005〜0.02%を含有するものが好ましく、さらに、B、Nb、Ti、V、Cu、Ni、Cr、Mo、Ca、Mg、Ce、YおよびNdのうちの1種以上を含んでもよい。
6≦20C+5Si+10Mn≦30 ・・・(a)
0.01≦C/{Mn+(1/10)Cu+(1/2)Ni+(1/4)Cr+Mo+20Nb+10Ti+5V}≦0.10 ・・・(b)
ただし、(a)式および(b)式の中の元素記号は各元素の含有量(質量%)を表し、含有しない場合は、ゼロとして計算する。 (もっと読む)


【課題】板状体の平面形状を簡易に、かつ、高精度に測定することができる測定方法およびその測定方法を行うために用いる測定装置を提供する。
【解決手段】一方向に配列された3のセンサを用い、当該3のセンサに対して相対的に移動する板状体の平面形状を測定する方法であって、3のセンサによって板状体のエッジの任意の計測点の位置を順次計測し、3のセンサのうち両端のセンサによって計測した計測点の実測位置から真ん中のセンサによって計測したと推定される計測点の推定位置を計算し、当該推定位置と真ん中のセンサによって計測した計測点の実測位置とのずれを真ん中のセンサの視野ずれとみなすとともに、当該視野ずれを基に真ん中のセンサによる計測点の実測位置を補正して、板状体のエッジ形状を測定する、平面形状測定方法および該計測方法を行える測定装置。 (もっと読む)


【課題】可視波長域での反射スペクトルが比較的平坦で、かつ視感度がピークとなる波長域での反射性が高い、照明器具の反射板に好適な塗装金属板。
【解決手段】金属板の少なくとも片面に反射性皮膜を有する塗装金属板において、該反射性皮膜が、白色顔料のチタニアを30〜60質量%の量で含有し、かつ、(a)発光スペクトルのピークが400〜480nmにある蛍光顔料群、(b)発光スペクトルのピークが480〜580nmにある蛍光顔料群、及び(c)発光スペクトルのピークが580〜700nmにある蛍光顔料群のうち少なくとも2つの群から少なくとも1種ずつ選ばれた蛍光顔料を含有する。塗装金属板の450〜700nmでの分光反射率が86%以上、JIS K 5600に示される(CIE 1976)L*a*b*色空間の色座標においてL*≧96、|a*|≦5、|b*|≦5である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高速回転するモータ回転子に必要な優れた機械特性および磁気特性を確実に兼備する無方向性電磁鋼板を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.060%以下、Si:1.0%以上4.0%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%以下、P:0.30%以下、S:0.040%以下、N:0.020%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、結晶構造の歪Pが0.20以上0.50以下であることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】加工中に注入する流体の漏れを発生させず確実なシールが可能な液圧バルジ加工装置と液圧バルジ加工方法の提供。
【解決手段】上下金型19aの素材押さえ面4で挟持した素材金属板1に、どちら一方の金型に内蔵させたシールユニット11の当接面12を当てて、流体通路14から流体を圧入してバルジ加工する。金型19aは、円筒形で、上端部が大径になっており、金型の流体通路6に連通する流体通路18と、その通路とシールユニットと金型との間の隙間15に連通する流体導入孔26とを備えるストッパー27によって固定される。これにより、バルジ加工中は常にシールユニット11を流体圧で素材金属板に押し付けて流体漏れを防止する。 (もっと読む)


【課題】潤滑処理を施した後に長期間が経過するか、及び/又は湿潤環境で、追加の潤滑処理を行わずにプレス加工を行っても、錆発錆が防止され、安定して潤滑皮膜の潤滑性が保持され、かつ脱膜性と化成処理性が良好な潤滑処理鋼板を提供する。
【解決手段】アルカリ金属ホウ酸塩及び/又はアルカリ金属ケイ酸塩(特にリチウムシリケート)からなる皮膜形成成分と、ステアリン酸亜鉛とワックスとの混合物からなる潤滑成分と、リン酸塩、バナジウムの酸素酸塩、モリブデンの酸素酸塩およびメルカプト化合物から選ばれる少なくとも1種からなる防錆成分とを含有する処理液を用いて潤滑皮膜を鋼板、特に鋼帯の表面に形成する。 (もっと読む)


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