説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

991 - 1,000 / 2,544


【課題】高亜鉛の粉粒状鉄系ダストおよびスラッジを還元焙焼処理後、これを塊成化する製鋼用還元鉄塊成鉱の製造方法を提供する。
【解決手段】平均組成で亜鉛成分を1.0〜10質量%含有する粉粒状の鉄系ダストおよびスラッジに炭材を混合後、還元焙焼処理して還元鉄を製造し、得られた粉粒状の還元鉄を冷却した後、ブリケット成型機により塊成化する製鋼用還元鉄塊成鉱の製造方法である。前記の製造方法において、冷却後の還元鉄を篩処理により分級し、篩下物をブリケット成型機により塊成化するとともに、塊成化後の還元鉄を、上記篩処理の前に循環させて、篩下物を再度ブリケット成型機に供給することが好ましい。また、還元焙焼処理の装置としてロータリーキルンを用い、ブリケット成型機としてダブルロール圧縮成型機を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高塩化物環境において、耐食性およびZ方向の靭性に優れた鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.15%、Si:2.5%以下、Mn:0.5%を超え2.5%以下、P:0.03%未満、S:0.005%以下、Cu:0.05%未満、Ni:0.05%未満、Cr:0.01〜3.0%、Al:0.003〜0.1%、N:0.001〜0.1%およびSn:0.03〜0.50%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、Cu/Sn比が1以下である組成を有するスラブの表面温度を1050〜1200℃に加熱した後、900℃以上の温度域で全圧下量のうち70%以上の圧延を行い、かつ、800℃以上の温度域で圧延を終了したのち、冷却することを特徴とする耐食性および塗膜剥離性に優れた鋼材の製造方法。ここで、800℃以上の温度域で圧延を終了した後、500℃以下の温度域まで冷却してから、650℃以下の温度域で焼鈍してもよい。なお、鋼材は、Ti、Nb、Mo、Co、W、V、Ca、Zr、Mg、BおよびREMのうちの1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】HAZの耐溶接割れ性に優れるとともにクリープ強度および靭性にも優れるフェライト系耐熱鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.16%、Si:0.1%を超えて1.0%以下、Mn:2.0%以下、Co:1〜8%、Cr:7〜13%、V:0.05〜0.40%、Nb:0.01〜0.09%、MoおよびWの一方または両方を合計で0.5〜4%、B:0.005〜0.025%、Al:0.03%以下並びにN:0.003〜0.06%を含み、残部がFeおよび不純物からなり、不純物としてのO、PおよびSがそれぞれ、O:0.02%以下、P:0.03%以下およびS:0.02%以下のフェライト系耐熱鋼材であって、さらに前記C含有量が溶接入熱量Qに応じて下記(1)式または(2)式を満足することを特徴とするフェライト系耐熱鋼材。さらに、Nd、Ta、CaおよびMgのうちの1種以上を含有してもよい。
Q<1.8(kJ/mm)のとき、C≦-0.12×Q+0.31 ・・・(1)
Q≧1.8(kJ/mm)のとき、C≦0.094 ・・・(2)
ここで、Qは溶接入熱量(kJ/mm)、CはC含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】水や水蒸気を多量に添加することなく、焼結機からの排ガス中に含まれるダストを効率よく除去する。
【解決手段】乾式電気集塵機3と、この乾式電気集塵機3の上流側の排ガスに、水ミストおよび水蒸気を添加する設備7a,7bと、前記乾式電気集塵機3の入口側または出口側に設置され、排ガスに含まれる水分および排ガス温度を計測する計測器6と、この計測器6からの計測値に基づき、前記水ミストおよび水蒸気の添加量を制御する制御装置8とから構成される。前記排ガスに含まれるダストの電気抵抗率を例えば1012Ωcm以下とするように、排ガスに含まれる水分量と排ガス温度を調整する。
【効果】ダストの電気抵抗率を低下させて逆電離現象の発生を抑制するので、排ガス性状、ダスト性状が変化しても常に安定した集塵効率を維持できる。また、結露に起因する設備腐食を防止できる。 (もっと読む)


【課題】強風時等に、コークス炉の押出し操業を中断して、手動によるベルトの固定作業を無くす。
【解決手段】コークス炉操業における集塵機8に接続された固定ダクト10と、コークス炉移動機の集塵用移動ダクト7の連結を、固定ダクト10の上面開口10a部に敷設されたベルト12を持ち上げて連結させるベルトリフティング設備11におけるベルト12の固定方法である。前記ベルト12の全域に、常時は、前記ベルト12を固定するベルト押さえ金物13を設置する。ベルトリフティング位置では、このベルト押さえ金物13が、移動してきた前記ベルトリフティング設備11によって、前記ベルト12上から退けられ、ベルト12の固定を開放するようにする。
【効果】安全上および要員確保の問題が解決し、さらにコークス減産を回避することができる。 (もっと読む)


【課題】 多大な手間を必要とせず長期にわたり優れた硬度を維持させ得るチタン合金を提供することにある。
【解決手段】 重量%でCr:6〜16%が含有され、Al:4%以上12%未満含有されており、Sn:6%以下およびZr:12%以下の内の少なくとも一方がさらに含有されており、含有されているAlの重量%をXAl、含有されているSnの重量%をXSn、含有されているZrの重量%をXZrとしたときに、XAl+(XSn/3)+(XZr/6)の値が6〜12%となり、残部がTiおよび不純物からなることを特徴とするチタン合金などを提供する。 (もっと読む)


【課題】多くの調整装置や調整弁などを用いることなく、圧延鋼材上にロール冷却水が落下しないようにする。
【解決手段】圧延ロールに鋼材2を案内する圧延ガイドのうちの上部案内ガイド4aより上方に配置され、先端を圧延上ロール1aの表面に対してほぼ直角に接触させた弾性の水切り板3と、この弾性の水切り板3と上部圧延ガイド1aの間に配置され、基端を弾性の水切り板3と圧延上ロール1aが接触する位置から、圧延上ロール1aより離れるような位置に位置させると共に、先端を圧延上ロール1aの孔型形状を反転させた形状となし、前記先端を圧延上ロール1aの表面に対してほぼ直角に接触させた第2の弾性の水切り板11を備える。第2の弾性の水切り板11の両側端は、前記圧延ガイドのうちの側面部圧延ガイド4cよりも外側に至る長さとする。
【効果】簡単な構成で、確実に、鋼材上にロール冷却水が落下することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】Siを0.05質量%以上含むSi含有鋼板1を加熱・均熱帯2と気水冷却または水冷却による急冷を行う冷却帯3を通過させて連続焼鈍した後、酸洗設備5で酸洗し、電気めっき設備6でNiまたはNi合金の薄めっきを施すことからなるSi含有鋼板の製造方法において顕著に見られる黄変を防止する。
【解決手段】電気めっき後の鋼板1に、黄変防止処理設備7において、(A)分子量160以下の低分子量カルボン酸およびその塩、ならびに(B)キレート剤系ホスホン酸およびその塩から選ばれた1種または2種以上を合計500〜30000mg/L含有する黄変防止処理液と接触させることにより黄変防止処理を施す。 (もっと読む)


【課題】鋳片を圧下するに際し、表面ひび割れを発生させることなく、中心ポロシティを低減することができる、鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造機内または機端部に配置した少なくとも一対の圧下ロール対を用いて鋳片を圧下する連続鋳造方法であって、鋳造方向において最上流側に配置した圧下ロール対の上流側2mから該圧下ロール対の位置までの区間において、鋳片表面を、上記区間における冷却水の局所比水量を0.010L/kg−steel以上0.040L/kg−steel以下として、通常の二次冷却に加えて冷却することを特徴とする鋳片の連続鋳造方法である。上記の方法において、鋳片の中心固相率が0.8以上1.0未満の領域において、全圧下量を10〜20mmの範囲として圧下することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、生産性を低下させず、しかも低P鋼を効率よく製造する。
【解決手段】蛍石を使用せずに、上底吹き転炉を用いて溶銑からりんを除去する方法である。脱りん吹錬終了後にスラグを分析して得られる実塩基度(前記スラグ中のCaO質量濃度とSiO2質量濃度との比)が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用する。
【効果】実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することで、蛍石を使用せず、かつ生産性を低下させずに、低P鋼を効率よく製造することができる。 (もっと読む)


991 - 1,000 / 2,544