説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】亜鉛系めっき鋼板に速乾油を塗布して厳しい深絞り加工を施した場合の黒ずみ発生が抑制され、かつ加工前および加工後の耐食性に優れ、さらにアルカリ脱脂液に侵されない耐アルカリ性を備えた表面処理を施す。
【解決手段】Si/Liモル比が1〜4のリチウムシリケート100質量部に対して、5〜50質量部のシランカップリング剤、0.2〜10質量部(V金属として)のバナジウム化合物、0.2〜10質量部(Ti金属として)のチタン化合物、および0.01〜10質量部のワックスを配合した表面処理液を塗布し、加熱乾燥して皮膜を形成する。ワックスに代えて又は加えて、0.2〜10質量部のオキシカルボン酸およびアルコキシシランから選ばれた化合物を配合してもよい。 (もっと読む)


【課題】熱処理による鋼のスケール発生を抑制することができ、溶接性や塗装密着性に優れた熱処理鋼材を得るための表面処理液、およびその表面処理液を用いた熱処理鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】無機系バインダーと金属顔料とを溶媒中に含有し、前記無機系バインダーが、シリカ、チタニア、ジルコニア、有機ケイ素化合物、有機チタン化合物、および有機ジルコニウム化合物からなる群から選ばれる一種または二種以上であり、前記金属顔料として、当該金属顔料と前記無機系バインダーとの合計量に対し、(a)酸化亜鉛粉を5〜20質量%、(b)耐高温酸化性金属粉を15〜60質量%、および(c)金属箔を10〜25質量%を含有し、前記金属顔料の合計含有量は、当該金属顔料と前記無機系バインダーとの合計量に対して50〜75質量%である表面処理液。 (もっと読む)


【課題】検出コイル間の差動信号の校正作業の手間を軽減することにより、高能率で探傷可能な渦流探傷方法及び装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る渦流探傷装置100は、長手方向に直線状に配列された偶数個の検出コイル11からなる検出コイル列が、短手方向に隣接する検出コイルの端部同士が短手方向から見て互いに重なり合うように、短手方向に2列配列されて構成される検出コイル群1と、検出コイル群における長手方向に隣接する検出コイル間の差動信号と、短手方向に隣接する検出コイル間の差動信号とを切り替えて出力する切り替え手段21と、切り替え手段によって出力された差動信号の検出感度及び位相を調整する調整手段23、25と、検出コイル群を被探傷材Pの軸方向及び周方向に相対移動させる移動手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性とを兼備する無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.06%以下、Si:1.0%以上4.0%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%以下、P:0.04%以上0.25%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下、Nb、ZrおよびTiからなる群から選択される少なくとも1種の元素を0<Nb/93+Zr/91+Ti/48−(C/12+N/14)およびNb/93+Zr/91+Ti/48−(C/12+N/14+P/31)<-6×10-4を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなり、再結晶部分の面積比率が90%未満であることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】上層皮膜が水性塗料からなる場合であっても、意匠性および密着性に優れたプレコート鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 亜鉛系めっき鋼板の表面に、水溶性フェノール樹脂(a)およびチタン化合物(b)を含有し、クロムを含有しない水溶性の処理液を塗布し、次いで50〜200℃の温度で乾燥を行って第一の皮膜を形成する第一の皮膜形成工程と、当該第一の皮膜の上に、ウレタン系水性樹脂(A)および着色顔料(B)を含有する水性塗料を塗布し、120〜220℃の範囲内であって前記第一の皮膜形成工程における乾燥温度よりも高い温度で乾燥を行って第二の皮膜を形成する第二の皮膜形成工程とを備え、当該第二の皮膜の全皮膜形成成分に対するウレタン系水性樹脂(A)の含有量が40〜90質量%であり、前記第一の皮膜の付着量が0.01〜1g/m2の範囲内であって、前記第二の皮膜の付着量が5〜25g/m2の範囲内である (もっと読む)


【課題】降伏応力(YS)が551MPa以上の高強度で、かつ母材および溶接熱影響部の全域に渡って良好な耐水素割れ性を有するラインパイプ用継目無鋼管の提供
【課題手段】 質量%で、C:0.03〜0.08%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.2〜1.6%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Mo:0.5〜3.0%、Al:0.005〜0.100%、N:0.01%以下、O:0.01%以下およびCa:0.001〜0.005%、必要に応じて、更に、Cr:1.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.1%以下、Zr:0.1%以下、Ni:1.5%以下、Cu:1.0%以下、V:0.2%以下およびB:0.005%以下のうちから選択された1種以上を含有し、残部Feおよび不純物からなるラインパイプ用継目無鋼管。 (もっと読む)


【課題】超長寿命域での疲労特性に優れた溶接継手を提供する。
【解決手段】金属組織が主としてフェライトとベイナイトで構成され、パーライトの面積率が10%以下であり、かつ(110)面からのX線回折強度の半価幅が0.13度以上であり、さらに化学組成が下記(a)式および(b)式を満足する鋼材を用いた溶接継手であって、溶接継手の表面における溶接金属と溶接熱影響部の境界の硬度値の最大値と最小値の差がHv 50以下であることを特徴とする溶接継手。鋼材の化学組成としては、質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.03〜0.6%、Mn:0.5〜2.0%、Sol.Al:0.005%を超えて0.10%まで、N:0.0005〜0.02%を含有するものが好ましく、さらに、B、Nb、Ti、V、Cu、Ni、Cr、Mo、Ca、Mg、Ce、YおよびNdのうちの1種以上を含んでもよい。
6≦20C+5Si+10Mn≦30 ・・・(a)
0.01≦C/{Mn+(1/10)Cu+(1/2)Ni+(1/4)Cr+Mo+20Nb+10Ti+5V}≦0.10 ・・・(b)
ただし、(a)式および(b)式の中の元素記号は各元素の含有量(質量%)を表し、含有しない場合は、ゼロとして計算する。 (もっと読む)


【課題】板状体の平面形状を簡易に、かつ、高精度に測定することができる測定方法およびその測定方法を行うために用いる測定装置を提供する。
【解決手段】一方向に配列された3のセンサを用い、当該3のセンサに対して相対的に移動する板状体の平面形状を測定する方法であって、3のセンサによって板状体のエッジの任意の計測点の位置を順次計測し、3のセンサのうち両端のセンサによって計測した計測点の実測位置から真ん中のセンサによって計測したと推定される計測点の推定位置を計算し、当該推定位置と真ん中のセンサによって計測した計測点の実測位置とのずれを真ん中のセンサの視野ずれとみなすとともに、当該視野ずれを基に真ん中のセンサによる計測点の実測位置を補正して、板状体のエッジ形状を測定する、平面形状測定方法および該計測方法を行える測定装置。 (もっと読む)


【課題】可視波長域での反射スペクトルが比較的平坦で、かつ視感度がピークとなる波長域での反射性が高い、照明器具の反射板に好適な塗装金属板。
【解決手段】金属板の少なくとも片面に反射性皮膜を有する塗装金属板において、該反射性皮膜が、白色顔料のチタニアを30〜60質量%の量で含有し、かつ、(a)発光スペクトルのピークが400〜480nmにある蛍光顔料群、(b)発光スペクトルのピークが480〜580nmにある蛍光顔料群、及び(c)発光スペクトルのピークが580〜700nmにある蛍光顔料群のうち少なくとも2つの群から少なくとも1種ずつ選ばれた蛍光顔料を含有する。塗装金属板の450〜700nmでの分光反射率が86%以上、JIS K 5600に示される(CIE 1976)L*a*b*色空間の色座標においてL*≧96、|a*|≦5、|b*|≦5である。 (もっと読む)


【課題】高強度でありながら優れた延性と形状特結性を有し、さらに靭性に優れているため、特に自動車のシャーシ、バンパーや足廻り部品に代表される構造部材の素材として最適な熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.08〜0.20%、Si:0.1〜1.5%、Mn:1.0%超3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%超0.5%以下、N:0.01%以下、V:0.1%超0.5%以下、Ti:0.05%以上0.25%未満およびNb:0.005〜0.10%、0.30%<Ti+Nb+V<0.60%、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有し、フェライトの面積率:40%以上、マルテンサイトと残留オーステナイトの合計面積率:5%超、フェライトの平均粒径:10μm以下、清浄度d:0.05%以下であるとともに粒径5μm以上の介在物および析出物の合計の数密度が30個/mm以下である鋼組織を有し、さらに、引張強さが980MPa以上であるとともに降伏比が0.85以下である機械特性を有する熱延鋼板である。 (もっと読む)


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