説明

株式会社竹中工務店により出願された特許

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【課題】 遮音効果が大きく快適な居住空間を実現することが可能な間仕切り壁を提供する。
【解決手段】 空隙を隔てて垂直中心面Oと平行で非対称に構成された一対の壁体からなる間仕切り壁の遮音構造において、上記各壁体4A,4Bは、表裏両面を空気との境界面とする単位壁として単一の板材又は相互に接合された複数の板材からなり、両壁体間の音の伝達を防止するために、壁体全体として異なる固有振動数を有するように構成した。 (もっと読む)


【課題】滑り材の熱を逃がすことができる摩擦ダンパーを得る。
【解決手段】摩擦ダンパー10は、主に、板材12と、滑り材14と、相手板16、18とで構成されている。地震等の揺れが生じると、滑り材14と相手板16、18との界面で摩擦力が発生し、揺れの振動エネルギーが徐々に減衰され、建物100の制震が行われる。ここで、摩擦力が発生するとき、滑り材14又は相手板16、18が発熱するが、相手板16、18は、熱伝導率が80W/m・K・秒以上の鉄板を用いており、局部的な熱拡散の程度が平均的な熱拡散の程度に比して十分大きくなっているので、発生した熱が建物100の躯体へ速やかに放散する。このため、短時間の地震応答に対しては摩擦力が低下せず、長時間の地震応答に対しては滑り材14が溶融したり破壊したりすることがないので、摩擦ダンパー10の制震効果を維持できる。 (もっと読む)


【課題】平面視が閉じた格子壁形状の地盤改良壁により地盤の液状化を防止し、地震時に発生する上部構造物の慣性力(水平力)は地盤改良壁に負担させて杭の負担を低減し、上部構造物の鉛直荷重は専ら杭に負担させる杭基礎構造を提供する。
【解決手段】地盤改良壁5の頭部は、上部構造物1へ、水平力を負担できる深さhまで呑み込まれている。杭8の上端は、上部構造物1を、鉛直力は負担するが設計荷重以上の水平力は滑りを生じて負担しない構造で支持する構成とされている。 (もっと読む)


【課題】硬化性充填材を均一な状態に注入することでベースプレート支持力のバラツキを抑え、且つ、全体工程として効率よく作業を実施できるようにする。
【解決手段】基礎コンクリート1上に、ベースプレート4を介して設置対象物2を設置するに当たり、前記基礎コンクリート1と、前記ベースプレート4との隙間空間Vに、硬化性充填材7を注入して前記基礎コンクリート1と前記ベースプレート4との一体化を図るベースプレート設置方法において、前記基礎コンクリート1のコンクリート打設に先だって、コンクリート打設空間に、複数のベースプレート取付用アンカー5を埋設する状態に配置しておくと共に、前記基礎コンクリート1中を通して前記隙間空間Vへ硬化性充填材7を注入する為の注入孔確保部材8を、ベースプレート設置平面範囲の中央部に少なくとも一つの注入孔出口が位置する埋設状態に配置しておき、前記コンクリート打設空間にコンクリートを打設する。 (もっと読む)


【課題】防振層を破損しないように簡便に設置することができるようにする。
【解決手段】杭の外周部に、地盤B側からの振動伝達を防止する防振層を設置する防振層設置方法であって、防振層設置予定箇所の地盤側に、杭の外周部を囲む空間2を設けておき、防振用充填材を充填可能な可撓性を備えた袋状部材6を空間に装着した後、その袋状部材に防振用充填材を充填して防振層を設置する。 (もっと読む)


【課題】シンプルで簡易な構成にもかかわらず構造力学上健全な半剛接合構造を実現できる、経済性及び施工性に優れた杭頭部と基礎構造物との半剛接合工法および半剛接合構造を提供する。
【解決手段】杭頭部10における基礎構造物2の下面に当接する部位に、前記基礎構造物2による曲げ変形に対して抵抗しない非圧縮性部材3(13)を、基礎構造物2の長期鉛直荷重を前記杭頭部10と共に支持する構成で設けて、杭頭部10に生じる回転剛性を低減する。 (もっと読む)


【課題】ダイオキシン類や重金属類等の有害物で汚染されている焼却施設の解体と撤去に際し、鋼製煙突の分離及び解体を焼却施設の解体と撤去の養生に先行して行ない、ダイオキシン類や重金属類等の有害物の飛散を防止する分離及び解体工法を提供する。
【解決手段】鋼製煙突と連結されている誘引送風機のダクト又はケーシングへ集塵機のダクトを接続し、鋼製煙突の周側面の上下に吊り手段を設備すると共に、カバー材で鋼製煙突の上端開口を密閉し、鋼製煙突側からのダクトと前記誘引送風機側からのダクトとの連結部の外周面にシート材を装着し、集塵機を運転して煙突内部を減圧状態に維持した状態で、前記鋼製煙突と前記誘引送風機とを前記連結部で離間し、前記シートの収縮部分の略中央を二箇所にわたって密封した上で、その中間を切断し、鋼製煙突の底部のアンカーフランジを基礎から分離して同鋼製煙突を吊り上げつつ、横倒しする。 (もっと読む)


【課題】耐震壁の設置コストを従来に比べて安くすることができ、耐震壁設置時の騒音や振動も少なく、耐震壁を設置した後の保守点検作業も簡略化できるようにする。
【解決手段】壁板を形成するウエブ6と、そのウエブの外周縁部に沿って横方向に突出するフランジ7とを備えた鋼製ブロック8の複数を、フランジどうしが重なるように設置して、ブロックどうしを連結ボルト10で連結してある耐震壁であって、ウエブの外周縁部のうちの上下両端の外周縁部に沿って横方向に突出するフランジを備えたブロックの複数を、フランジどうしが上下方向に重なるように設置してあり、そのフランジどうしの重なり面を、上下方向に互いに嵌合する凹凸面に形成してある。 (もっと読む)


【課題】減衰定数hが振動数非依存特性を示す物体の時刻歴応答解析を容易かつ高精度に行う。
【解決手段】振動数ωが(n-1)・ωmからn・ωmの範囲で(2n-1)-(2ω/ωm)なる値を示す正則成分と、振動数ωに拘わらず(2ω/ωm)なる値を示す特異成分の和で表され、振動数ωが(n-1)・ωmからn・ωmの範囲で(2n-1)なる値を示す虚数部と、正則成分のヒルベルト変換値に対応する実数部から成る因果的単位虚数関数又はその虚数部を時間領域へ変換してインパルス応答値を求め、当該インパルス応答値を代入した以下の式 [Ms]{u"(t)}+{F(γ,t)}=−y"(t)[Ms]{1} …(1)における剛性低下率α(γ)及び減衰定数h(γ)を各時刻における物体の歪レベルγに応じた値に切り替えながらΔt刻みで演算することで、物体の時刻歴応答解析を行う。 (もっと読む)


【課題】構真柱頭部の水平方向への変位を抑制して免震装置に作用する初期応力を抑え、免震装置により所望どおりの免震作用を期待できる免震建物の逆打ち工法。
【解決手段】施工予定の免震建物Bの外周位置に山留め壁1を構築するとともに、その頭部に免震装置2を設置するための複数本の構真柱3を免震建物Bの柱B1の下方地盤G内に建て込み、その後、構真柱3の頭部より下方の地盤Gを掘削して排土し、免震装置2より下方に下部構造体の躯体6を構築する免震建物の逆打ち工法で、複数本の構真柱3を地盤G内に建て込んだ後、その複数本の構真柱3の頭部近傍どうしを位置規制部材5により互いに連結し、その後、その複数本の構真柱3の頭部より下方の地盤Gを掘削して排土する。 (もっと読む)


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