説明

日本電子株式会社により出願された特許

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【課題】 集束イオンビームを用いて透過型電子顕微鏡で観察をおこなうための薄膜試料を作製する方法において、大きな試料基板から観察所望部位を確実に抽出し、薄膜試料作製のための仕上げ加工を行なう際に、観察所望部位を試料ホルダに安定して保持することができるようにする。
【解決手段】 ナノピンセット40の先端で、試料ブロック27上部の凸部27aを掴む。試料ブロック27を試料基板23から掴みだし、シリコンブロック29の端面29aに予め形成された溝41に試料ブロック27を差し込む。
試料ブロック27の外壁面と溝41の内壁面の摩擦力が大きくて、ナノピンセット40で試料ブロックを把持する力だけでは試料ブロック27を溝41に圧入することが困難な場合は、試料ブロック27の凸部27aの段差部をナノピンセット40の先端で押圧する。 (もっと読む)


【課題】本発明はビーム位置ドリフト抑制方法に関し、ビーム位置ドリフトを速く収束させることを目的としている。
【解決手段】描画時又は装置較正時に発生するビーム位置ドリフトの収束値dcを、過去のビーム位置ドリフト対ビーム電流の関係から決定する手段と、ビーム電流i(t)を、ビーム位置ドリフトの収束値dc、ビーム位置ドリフトの測定値dm、ゲイン定数g及び単位ビーム電流当たりのビーム位置ドリフト収束値cの関数として、
i(t)={(1+g)・dc−g・dm(t)}/c
として求める手段と、前記ビーム電流i(t)のゲイン定数gをg>0としてdmとdcに関して、εを判断基準となる正の数として、dmがdcに近づき、
│dm−dc│<ε
となるかどうかをチェックする手段と、を具備し、│dm−dc│<εとなったら、制御を停止し、較正又は描画を行なうように構成する。 (もっと読む)


【課題】本発明はブランキングコイルの制御方法及び装置に関し、ブランキングオフ時間を短かくしてトータルのブランキングオン/オフ時間を短かくすることができるブランキングコイルの制御方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】荷電粒子線により描画媒体にパターン描画を行なう荷電粒子線描画装置に用いられるブランキングコイルの制御装置であって、ブランキング用に設けられた一対のコイルL1,L2と、これらコイルに電流を流す一対の駆動回路10,11と、これら駆動回路の入力部に設けられたD/A変換器1,2と、これらD/A変換器にデジタル値をセットする制御CPU4と、前記一対のコイルL1,L2に流す電流の差電流を取り出す差動増幅回路と、該差動増幅回路の出力をデジタル値に変換し、その出力を前記制御CPU4に与えるA/D変換器3と、を含んで構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明はウエハーエッジ検査装置用ステージに関し、X軸ステージの動作のみで、ウエハー半径に合わせた動作を可能としたことにより円弧制御等の複雑なステージ制御をする必要のないウエハーエッジ検査装置用ステージを提供することを目的としている。
【解決手段】ベースプレート15の上に取り付けられたY方向移動機構と、該Y方向移動機構の上に取り付けられたYベース8と、該Yベース8の上に取り付けられたX方向移動機構及びカーブレール移動機構19と、該カーブレール移動機構19の上に取り付けられた、回転の際の捩れを吸収するためのベアリング21を有するブロックと、該ブロックの上に取り付けられたYサブベース26と、該Yサブベース26の上に取り付けられたウエハー載せ台11と、前記X方向移動機構の上に取り付けられたXベース10と、該Xベース10の上に取り付けられたYサブガイドレール25と、を有して構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は2次電子・反射電子検出装置及び2次電子・反射電子検出装置を有する走査電子顕微鏡に関し、2次電子信号と反射電子信号を選択的に検出することを目的としている。
【解決手段】電子顕微鏡の試料から発生する2次電子又は反射電子を検出する2次電子・反射電子検出装置であって、コロナリング31と2次電子を受けるシンチレータ32とライトパイプ33よりなる2次電子検出部30と、反射電子を受けるシンチレータと該シンチレータの発生光を案内する所定の長さのライトガイド21よりなる反射電子検出部20と、前記ライトガイド21と前記ライトパイプ33とを接合する接合部34と、2次電子又は反射電子を受けた前記何れかのシンチレータからの光を受ける光電子増倍管35と、を有して構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は荷電粒子ビーム装置におけるビーム位置較正方法に関し、フォーカス補正に伴うビーム位置ずれを精度よく測定し、それに基づきビーム位置を補正することを目的としている。
【解決手段】ビーム偏向に伴う材料面に対するフォーカスずれを偏向フィールド内の各点について求め、そのフォーカスずれを打ち消すために必要なフォーカス補正電圧VFを決定し、偏向フィールド中心について点対称となる任意の2点に対するフォーカス補正電圧を決定してビーム位置ずれをフォーカス補正された状態で測定し、単位フォーカス補正電圧当たりのビーム位置ずれfiを求め、得られた偏向フィールド内の各点についてのVFに基づいてフォーカスを補正しつつ、fi・VFを打ち消す様に偏向電圧を補正しながら偏向フィールド歪を測定し、さらにVFに基づいてフォーカス補正しつつ、fi・VFと測定した偏向フィールド歪との和を打ち消すように偏向電圧を補正するように構成する。 (もっと読む)


【課題】アンプボックスを従来よりも低温に冷却しても正常に動作する冷却式NMRプローブを提供する。
【解決手段】NMR検出コイルと、該NMR検出コイルへ外部送信回路からのRFパルスを供給すると共に、RFパルス供給後にNMR検出コイルからのNMR信号を受信して外部受信回路へ送る送受信回路とを備え、前記送受信回路に含まれる電子回路を低温に冷却することにより、該電子回路の熱雑音を低減してNMR信号の検出感度を高めた冷却式NMRプローブにおいて、前記電子回路中の低温下で電気特性が劣化する電子部品を低温になる部材から熱絶縁し、周囲よりも高温になるように構成した。 (もっと読む)


【課題】 走査電子顕微鏡における一般的な対物レンズを用いて試料の走査透過電子像を取得する際に、像取得時での分解能を向上させることのできる試料ホルダ及び電子顕微鏡を提供する。
【解決手段】 試料ホルダ21は、電子線照射による観察対象とされた試料9が保持される試料保持部21aと、試料保持部21aに取付けられた複数の板バネ21bとを備え、電子線が通過する開口20bが形成されたホルダ支持部材20の該開口20bに該板バネが係合する。これにより、電子顕微鏡の対物レンズ内で試料ホルダ21を支持することができ、該開口20bを通過した電子線が試料ホルダ21内の試料9に到達し、これにより試料9から発生する走査透過電子の信号を検出できる。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子とガスとの衝突がある場合でも、荷電粒子の透過効率をある程度維持する方法を提供する。
【解決手段】ある平面内で屈曲した屈曲部を有する光軸に沿い且つ光軸を90°間隔で取り囲むように光軸から等間隔の位置に配置され、お互いの平行関係を維持しながら、両端部の位置を揃えられた4本の電極棒と、該4本の電極棒を間に挟み光軸と直交するように配置され、光軸と交わる部分に第1の開口、光軸の屈曲部を屈曲させずに直進させた軌道の延長線と交わる位置に第2の開口を有する入口電極または出口電極とを備えた荷電粒子と中性粒子の合流または分離機構であって、該電極棒は、屈曲した光軸を含む前記平面に対して光軸より斜め45°の角度の位置に配置され、荷電粒子および/または中性粒子は、前記入口電極の開口より入射するとともに、前記出口電極の開口より出射するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 液層を成す液量を安定に保つ。
【解決手段】 試料載置台2′に載置された試料Sと探針5とを液層W中において接近させて対向配置し、探針5と試料Sとの相対的位置を変化させ、探針5と試料S間の相互作用に基づいて試料表面の像情報を得る様に成すと共に、液体収納容器20を設け、液体収納器内に収容された液体を毛管現象を発生する送液体21A,21B,…を介して液層Wに導く様に成した。 (もっと読む)


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