説明

株式会社村田製作所により出願された特許

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【課題】温度特性を維持しつつ、小型化とヒステリシス現象の抑制との実現が可能である、圧電振動装置を提供する。
【解決手段】圧電薄膜部は、圧電膜16と圧電膜16の両主面にそれぞれ配置された第1及び第2の電極15,17とを含み、圧電膜16の膜厚方向から透視したときに第1及び第2の電極15,17が圧電膜16を介して重なり合う圧電振動部20が基板12から浮いた状態で支持される。圧電振動装置は、圧電振動部20の輪郭振動を利用するタイプであり、少なくとも圧電振動部20上に、温度補償膜19及び補強膜18をさらに備える。補強膜18は、圧電膜16の音速より小さい音速を有し、かつ、温度特性の符号が温度補償膜19の温度特性の符号と異なる。 (もっと読む)


【課題】内部応力に起因する構造欠陥発生を抑制することができる、たとえばコンデンサアレイのような積層セラミック電子部品を提供する。
【解決手段】互いに対向する第1および第2の内部電極32,33は、それぞれ、第1および第2の対向部34,37と、第1および第2の外部端子電極30,31に電気的に接続された第1および第2の引出し部35,38と、部分的に突出した第1および第2の突起部36,39とを有する。引出し部35,38の幅は、対向部34,37の幅より狭く、突起部36,39の両側辺は、セラミック層22を挟んで対向する引出し部38,35の両側辺の外側に位置する。このようにして、特定の箇所で内部応力が集中することを緩和する。 (もっと読む)


【課題】温度特性と静電容量を維持しつつ、インピーダンス特性のヒステリシス現象の抑制の実現が可能である、圧電振動装置を提供する。
【解決手段】圧電膜16の両主面に第1及び第2の電極15,17が配置された圧電薄膜部は、圧電膜16の膜厚方向から透視したときに第1及び第2の電極15,17が圧電膜16を介して重なり合う圧電振動部20が基板12から離れている状態で、支持部22が基板12に支持される。圧電振動装置10は、圧電振動部20の輪郭振動を利用するタイプである。少なくとも圧電振動部20に、温度補償膜19及び補強膜18を備える。補強膜18は、圧電膜16と同一材料からなる。 (もっと読む)


【課題】浸漬法による導電ペーストの濡れ上がりを所定位置で止めることができ、寸法精度よく外部電極を形成することのできるセラミック電子部品を得る。
【解決手段】コイルLを内蔵したセラミック積層体10の両端部に導電ペーストを用いて形成された外部電極31を設けたセラミック電子部品。セラミック積層体10は主要部11と端部12,12とからなり、端部12は空孔率が10vol%以下であり、主要部11は空孔率が30〜80vol%とされて導電ペーストの濡れ性が低い。端部12,12を導電ペーストに浸漬した際、導電ペーストは主要部11との境界部分で濡れ上がりを阻止され、外部電極31が寸法精度よく形成される。 (もっと読む)


【課題】信頼性が良好でノイズ障害がなく、通信装置の電気的な損傷などを防止できる車両電力線通信システムを得る。
【解決手段】通信装置として機能するモデム5A,5Bと車両が有する電力源から出力される電力を搬送するための電力線20とを備え、モデム5A,5B間で通信を行う車両電力線通信システム。電力線20は二つの電力線20a,20bに分割されており、モデム5A,5Bはそれぞれ電力線20a,20bとデータを結合するための高周波モジュール(アンテナ基板10A,10B)を有している。アンテナ基板10A,10Bは電力線20a,20bにそれぞれ互いに逆向きになるように巻回した信号線24a,24b及び25a,25bを有している。 (もっと読む)


【課題】ダイヤフラムのたわみによる問題を解消して、高い圧力と流量を確保できる圧電ポンプを得る。
【解決手段】内径がポンプ室の内径よりも大きく開口した開口61を備え、四隅に切り込み65およびスリット66によるバネ構造を有する張力板60を、前記開口径が小さくなるように、治具70にしまりばめする。張力板60が治具70に取り付けられている状態で、張力板60にダイヤフラム構造体50のダイヤフラム51を貼り付ける。治具70から張力板60とともに前記ダイヤフラム構造体50を取り外す。これにより、ダイヤフラムの中央部から周辺方向へ張力が掛かった張力板付きダイヤフラム構造体を得る。 (もっと読む)


【課題】屈曲振動モードを抑制でき、輪郭振動モードを利用する圧電振動装置の製造方法を提供する。
【解決手段】圧電振動装置100の製造方法は、高圧雰囲気下熱接着工程を含む。高圧雰囲気下熱接着工程は、基体部101と蓋体部102とを熱接着する工程である。基体部101は、一対の電極間に圧電薄膜が設けられた圧電体素子50を配設したものである。蓋体部102は、圧電体素子50を封入するように基体部101上に配置されたものである。この高圧雰囲気下熱接着工程によって、圧電体素子50を封入する気密空間を基体部101と蓋体部102との間に構成する。また、高圧雰囲気下熱接着工程は、加圧雰囲気下で実施する。 (もっと読む)


【課題】良好な寸法精度をもって帯状の外部端子電極を形成することができる、コンデンサアレイを提供する。
【解決手段】互いに対向する第1および第2の内部電極12,13は、それぞれ、第1および第2の容量部14,17と、第1および第2の外部端子電極10,11に電気的に接続された第1および第2の引出し部15,18と、第2および第1の外部端子電極11,10に向かって部分的に突出した第1および第2の突起部16,19とを有する。外部端子電極10,11は、内部電極12,13と直接接続されるめっき膜を有する。めっき膜は、電解めっきにより形成され、電解めっき工程において、突起部16,19から側面6,5における引出し部18,15の各露出部の近傍に向かって生じる電界により、めっき析出が、側面6,5の各幅方向に広がることが抑制されながら進行するようにされる。 (もっと読む)


【課題】ほぼ完全に磁気シールドすることができるコイル部品及びその実装構造を提供する。
【解決手段】コイル部品1はコイル本体11を内包した絶縁体12とグランド用電極13と外部電極14−1,14−2とを有する。グランド用電極13は下面12cだけを露出させて絶縁体12を覆う。コイル本体11の両端部11a,11bが外部電極14−1,14−2に接続されている。基板2はグランド電極層21を表面2aに有し、非グランド領域23がグランド電極層21内に形成されている。パッド24−1,24−2が、非グランド領域23内に配設され、線路22に接続されている。外部電極14−1,14−2とパッド24−1,24−2とが接続され、グランド用電極13の端部13aがグランド電極層21に接合され、半田3が接合部位に付着された状態で、コイル部品1が基板2の表面2aに実装されている。 (もっと読む)


【課題】Qが高く、かつ耐電力性に優れた、輪郭振動モードを利用した圧電振動装置であって、しかも、比帯域を容易に調整し得る圧電振動装置を提供する。
【解決手段】輪郭振動モードを利用する圧電振動装置1は、基板10と、基板10の上方に配置された圧電薄膜23と、圧電薄膜23上に形成された上部電極24と、上部電極24と圧電薄膜23を介して重なり合うように形成されており、上部電極24と共に圧電薄膜23に交流電圧を印加し、圧電薄膜23及び上部電極24と共に圧電振動部20を構成する下部電極25と、基板10に対してギャップDを隔てて浮かされた状態で圧電振動部20を支持する支持部30とを備えている。平面視された際に、上部電極24と下部電極25とが、圧電振動部20の主たる振動方向における端部において重なり合っていない。 (もっと読む)


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