説明

旭化成クラレメディカル株式会社により出願された特許

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【課題】血液から顆粒球及び単球を選択的に除去する除去材を提供する。
【解決手段】血液から顆粒球及び単球を60%以上除去し、且つ顆粒球除去率及び単球除去率がリンパ球除去率の2.5倍以上である選択的除去材を製造するためのエチレン−ビニルアルコール共重合体を含む組成物の使用であって、エチレン−ビニルアルコール共重合体のエチレン含量が20mol%以上50mol%以下であり、選択的除去材が、200μm以上500μm以下の平均粒径を有し、空孔率が70%以上の多孔質粒子であることを特徴とする、顆粒球及び単球の選択的除去材を製造するためのエチレン−ビニルアルコール共重合体を含む組成物の使用。 (もっと読む)


【課題】目止め剤の使用量を抑えつつ、封止剤の使用量も抑えることができる目止め用治具を提供する。
【解決手段】本発明にかかる目止め用治具30は、流体処理器1の製造時に、流体処理器1の筒状部10に収容された中空糸膜束Aの開口端を目止め剤Eにより目止めする際に、筒状部10の端部に取り付けられる。目止め用治具30は、筒状に形成されており、筒状の外周壁40の内側には、軸方向の一の方向に向けて開口する溝41が外周壁40に沿って形成されている。目止め用治具30は、外筒部50と、内筒部51と、底部52と、嵌合部53を有している。外筒部50の端部は、内筒部51の端部よりも突出しており、溝41は、外筒部50と内筒部51との間に形成されている。 (もっと読む)


【課題】血液中不純物、特に、リン、ビタミンB12、の除去性能が高い血液浄化器を提供すること。
【解決手段】ポリビニルピロリドンを含む中空糸膜を有する血液浄化器であって、前記中空糸膜中のポリビニルピロリドンの動的光散乱法により測定される粒径分布において最も大粒径側にあるピークのモード径が300nm以下である血液浄化器。 (もっと読む)


【課題】低分子量タンパク質の除去性能を高めた血液浄化用中空糸膜を提供すること。
【解決手段】ポリビニルピロリドンを含む血液浄化用中空糸膜であって、
放射線照射後のα1マイクログロブリンの総括物質移動係数が0.0040cm/分以上である、血液浄化用中空糸膜。 (もっと読む)


【課題】関節リウマチに罹患している被検者に白血球除去療法を施行する好ましい時期を判定する方法及び該方法を実施するためのキットを提供する。
【解決手段】次の工程を含む、関節リウマチに罹患している被検者に白血球除去療法を施行する時期を判定する方法。(1)白血球除去療法を受ける前の関節リウマチ患者から得た単核球を含む検体にサイトカイン産生刺激剤を加えて、インターフェロン−γ、腫瘍壊死因子−α、インターロイキン−4からなる群から選択されるサイトカインの産生量を測定する工程、(2)測定された基準患者のサイトカイン産生量に基づいて基準値を設定する工程、基準値とサイトカイン産生量とを比較して、被検者に白血球除去療法を施行する時期を判定する工程。 (もっと読む)


【課題】血漿又は血清から免疫グロブリンGを高い効率で除去できる免疫グロブリンG分離器を提供する。
【解決手段】エチレンビニルアルコール系共重合体からなる中空糸膜と、中空糸膜の全膜表面に、有効膜面積2平方メートルあたり20mmol以上25mmol未満の密度で共有結合したトリプトファンと、を含む吸着部材4を有し、吸着部材の平均内径が165μm〜185μmであり、平均膜厚が35μm〜45μmである、免疫グロブリンG分離器3を提供する。なお、有効膜面積2平方メートルあたり5Lの血清を濾過した時の吸着部材4のアルブミン透過率は60%以上85%未満であり、免疫グロブリンM透過率は0.8%以上1.3%未満である。また、免疫グロブリンG分離器3は、導入された血漿又は血清の総てを吸着部材4によって濾過するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】患者の状態による影響を受けにくい血液浄化回路において、血液成分の濃度を正確かつ安定的に測定する。
【解決手段】血液成分濃度測定装置30は、血液浄化回路10の血液中に光を入射する発光部51と、血液浄化回路10の血液中を透過した光を検出する受光部52と、受光部52により検出された光強度の時間変化から、血液ポンプ20の駆動により血液浄化回路10内に生じる血液の脈動と同じ周波数の周波数成分を抽出し、当該周波数成分に基づいて所定の血液成分の濃度を算出する算出部53と、を有する。 (もっと読む)


【課題】経口投与以外の方法で、血中のアディポネクチン値を増加促進させる。
【解決手段】血中のアディポネクチン値が4μg/ml以下の対象群に対して、血中のアディポネクチン値を増加させるための血液体外循環を行う血中アディポネクチン増加促進装置1であって、少なくとも、血液体外循環における血液を、血球を含む血球成分と血漿成分に分離する血漿分離膜30と、血漿分離膜30により分離された前記血漿成分中のLDLを除去する、LDL透過率X(%)とアルブミン透過率Y(%)の差(Y−X)が、30%以上のLDL分離膜31と、を有し、前記LDL除去の施行直後の血中のアディポネクチン値A1と、前記LDL除去の施行後14日目の血中のアディポネクチン値A2との関係をA2/A1≧1.08とする。 (もっと読む)


【課題】膜分離の原理を用いてウイルス及びサイトカインの両方を同時に除去可能なシステムを提供する。
【解決手段】血液導入口、第1導管、血漿分離器、第2導管、血液導出口がこの順に接続された血液流路、ウイルス除去器、及び血漿分離器の濾液出口に一端が接続され、他端がウイルス除去器の血漿入口に接続された第3導管から成る第1の血漿流路、サイトカイン除去器、及びウイルス除去器の濾液出口に一端を接続され、他端がサイトカイン除去器の血漿入口に接続された第4導管から成る第2の血漿流路、サイトカイン除去器の血漿出口に一端が接続され、他端が第2導管に接続された第5導管、サイトカイン除去器の濾液室に通じる位置に接続された濾液排出用の第6導管、第1導管、第2導管、第3導管、第4導管、第5導管の何れか一つまたは複数の導管に接続された補液注入用の第7導管を備える。 (もっと読む)


【課題】血液回路における血液の凝固や温度低下を防止しつつ、血液処理器の目詰まりに適切に対応可能な血液体外循環装置の作動方法を提供する。
【解決手段】血液体外循環装置1の作動方法であって、血液回路10の血液が脱血側から血液処理器20を経由して返血側に流れるように制御手段13が第1の血液ポンプ30を制御する第1の工程と、第1の工程中に血液処理器20の血液入口圧及び血液出口圧を検出する第2の工程と、第1の工程中に第2の工程で検出した血液入口圧と血液出口圧との圧力差が所定の閾値を超えた場合に、バイパス回路23に流れる血液の流量を増大させるように制御手段13が第2の血液ポンプ31を制御する第3の工程と、を有する (もっと読む)


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