説明

旭化成クラレメディカル株式会社により出願された特許

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【課題】体外循環システムにおいて、液体分離器の液体による気圧センサの汚染を防止する。
【解決手段】体内から取り出された液体を処理して体内に戻す体外循環システム1において、体内から取り出された血液が流入し、当該血液の入口10aと出口10bを有する一次側Aと、中空糸膜50を通じて一次側Aの血液から分離された血漿が流入し、当該血漿の出口10cを有する二次側Bとを備えた第1の液体分離器10と、第1の液体分離器10の二次側Bの出口10cよりも上部に連通する管路60と、管路60に接続された気圧センサ62と、管路60に接続されたポンプ63と、を有する。管路60の気圧センサ62と第1の液体分離器10の間には、液溜まり部70が形成されている。 (もっと読む)


【課題】圧力測定部の空気室と圧力測定手段との接続が外れ、その後再接続した場合でも、体外循環回路内の圧力を安定して測定し、且つ体外循環回路内の液体の漏出による感染等のリスクをなくす。
【解決手段】圧力測定手段37と空気室31との接続が外れた際に行われる圧力測定部Aのキャリブレーション方法において、第一の開閉手段10、12により体外循環回路2の圧力測定部Aの両側を閉塞する工程と、その後第二の開閉手段21により分岐管路20を開放し、液体貯留部22の液体の水位差による圧力を液体室34内にかけて液体室34内の圧力を調整する工程と、その後圧力測定手段37と空気室31を再接続する工程と、その後第一の開閉手段10、12により体外循環回路2の圧力測定部Aの両側を開放し、第二の開閉手段21により分岐管路20を閉塞する工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】ドライな血液回路にウェット型の血液処理器を取り付けて血液体外循環装置のプライミングを実施するにあたり、血液処理器の内部にエアが残存することを抑制することができるきわめて簡便なプライミング方法を提供する。
【解決手段】血液処理器11、脱血側回路12、返血側回路13及びバイパス回路14を有する血液回路10を備える血液体外循環装置1において、外部から血液回路10にプライミング用液体を導入してプライミングを実現させる方法である。ウェット型の血液処理器11をドライな血液回路10に取り付けた状態で、外部から返血側回路13にプライミング用液体を導入して返血側回路13内にプライミング用液体を充填すると同時に血液処理器11の返血側部11bから初期充填液体を返血側回路13へと排出させ、その後、返血側回路13からプライミング用液体を血液処理器11の返血側部11bへと導入する。 (もっと読む)


【課題】液面検知センサを必要としない、液面レベル調整前の液面レベルに関係しない、更にはエアフィルタを濡らすことのないドリップチャンバの液面調整方法を提供する。
【解決手段】ドリップチャンバ本体の空気貯留領域に接続されたライン上に狭窄部を設けておき、ポンプによりドリップチャンバの液面を上昇させて、液体がライン上の狭窄部を通過する際に生じる圧力変化を圧力測定手段により検知して、ポンプを停止、または一定時間逆転駆動させるドリップチャンバの液面調整方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】圧力センサの容器部と検出部が着脱機構により接続される場合に、圧力センサを長時間使用可能にする。
【解決手段】通気口90cが形成された気体室90と、液体室91と、気体室90と液体室91を区画する可撓性の隔膜92とを備えた容器部70と、容器部70の通気口90cと着脱機構により接続され、気体室90の圧力を介して液体室91の圧力を検出する検出部80と、を有する圧力センサAの使用方法であって、圧力検出時に液体室91が大気に対して陰圧になる場合には、予め液体室91の圧力調整により隔膜92を中央位置Cより気体室90側に撓ませ、圧力検出時に液体室91が大気に対して陽圧になる場合には、予め液体室91の圧力調整により隔膜92を中央位置Cより液体室91側に撓ませた状態で、容器部70の通気口90cと検出部80を接続する。 (もっと読む)


【課題】血液からトロンビン含有液とフィブリノーゲン濃縮液を簡便且つ連続的に製造する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】血液を抗凝固剤を含む溶液で2倍〜8倍に希釈してから、血漿分離膜に導入し循環させて血漿を採取する工程(1)、
該血漿を、アルブミン有効交換容量が該血漿の総蛋白量に対して3重量%〜60重量%であるアニオン交換基を有する多孔材に接触させて、該多孔材にプロトロンビンを吸着させる工程(2)、
前記工程(2)の後に、前記アニオン交換基を有する多孔材に溶離液を接触させてトロンビン含有液を回収する工程(3)、
前記工程(2)の後に、前記アニオン交換基を有する多孔材に接触させ素通りした血漿の温度を28℃〜41℃とし、分画分子量が20万Da〜80万Daである血漿成分分離膜で濾過して、フィブリノーゲンを濃縮する工程(4)、
を具備することを特徴とする、血液からトロンビン含有液とプロトロンビンを含まないフィブリノーゲン濃縮液を連続的に製造する方法。 (もっと読む)


【課題】接続の誤りがなく、接続操作が簡便に行える腹水処理回路を提供する。
【解決手段】軟質チューブから成る腹水処理回路100であって、吊下部材71と、鉛直方向最上部の第一接続口41に接続される第一回路21と、吊下部材71及び第一回路21を連結する第一連結部材11と、第一接続口41の下方に隣接する第二接続口42に対して接続される第二回路22と、第一回路21及び前記第二回路22を連結する第二連結部材12と、第二接続口42の下方に隣接する第三接続口43に対して接続される第三回路23と、第二回路22及び第三回路23を連結する第三連結部材13と、第三接続口43の下方に隣接する第四接続口44に対して接続される第四回路24と、第三回路23及び第四回路24を連結する第四連結部材14とを有し、吊り下げ時に、鉛直上方から第一回路21、第二回路22、第三回路23、第四回路24の順序で配置される。 (もっと読む)


【課題】赤血球と有核細胞と血小板を含んでなる体液から、簡便な操作で、血液製剤を使用せずに単核細胞と血小板を高濃度に濃縮する方法の提供。
【解決手段】入口と出口を有する容器に細胞捕捉フィルター材を充填した細胞捕捉器11と、回路と、バッグ13とを有するフィルターシステムを用いて、赤血球と有核細胞と血小板を含んでなる体液から単核細胞と血小板を濃縮する方法であって、バッグに貯留された前記体液に赤血球沈降剤を添加し、有核細胞と血小板に偏った層と赤血球に偏った層とに分離して、有核細胞と血小板に偏った層のみを細胞捕捉器に導入して有核細胞と血小板をフィルター材41に捕捉させた後に、細胞捕捉器の0.2容以上1.0容未満の、フィルター材を通過した濾液のみを、気体で押し出してフィルター材に導入して、フィルター材に捕捉されている単核細胞と血小板を選択的に回収する、該方法。 (もっと読む)


【課題】線状物束を巻枠体などに固定した状態で、線状物束を包装するフィルムに巻き込むことなく確実に包装する装置を提供する。
【解決手段】線状物束BをフィルムシートCにより所定の長さで囲繞包装する線状物束Bの包装装置であって、フィルムシートCを所定の引張力で張架する包装機構11,12と、前記包装機構11,12によって張架されたフィルムシート表面を線状物束Bに向けて押圧して前記フィルムシートCが谷状に屈折するまで前記包装機構11,12を変動する変動手段を備え、前記包装機構11,12は、該谷面のフィルムシート裏面側から線状物束Bを挟み込む、対向する1組の囲繞手段24,25と、該フィルムシートCの引張力を調整する引張力調整手段と、該囲繞手段24,25の直近に並列して配置され、線状物束B外周部においてフィルムシート表面側同士を接着し切断する接着切断手段22,23とを少なくとも備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 血液浄化装置に簡便かつ確実に装着できる軟質チューブからなる体外循環回路を提供する。
【解決手段】 軟質チューブからなる血液系回路2を含む血液浄化装置4用の体外循環回路1であって、血液系回路2は血液系パネル70に脱着可能に保持され、該血液系パネル70は血液浄化装置4の上部に設けられた第一のハンガー部となる突起部分5aに固定するための第一の固定部位90を有し、血液系回路2は、血液系パネル70を第一の固定部位90を介して血液浄化装置4の上部に設けられた第一のハンガー部となる突起部分5aに固定すると、血液系回路2上の各装着部分がその自重により垂下された状態で血液浄化装置4上の対応部位付近に配置されるように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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