説明

株式会社シノテストにより出願された特許

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【課題】 測定に当たり高価な装置や器具を必要とせず、測定の操作が簡便であり、測定に要する時間が極めて短く、かつ試料中に微量に含まれるタンパク質をも測定することができる高感度な試料中のタンパク質の測定方法及び測定キットを提供する。
【解決手段】 試料中のタンパク質を測定するのに、次の各工程を含む測定方法により測定を行う。
1)試料、及びタンパク質と会合し凝集体を形成する色素を、接触させ、これにより、試料に含まれていたタンパク質と当該色素とを会合させ、これらの凝集体を形成させる凝集体形成工程;
2)当該凝集体の形成後、当該凝集体を含む溶液の一定量をガラス繊維よりなる多孔性担体に通す通流工程;及び
3)当該多孔性担体表面の色を測定する色測定工程。
また、試料中のタンパク質の測定キットであって、タンパク質と会合し凝集体を形成する色素を含有する試薬、及びガラス繊維よりなる多孔性担体を含むものよりなる。 (もっと読む)


【課題】 試料中の血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性測定方法及び活性測定試薬を提供する。
【解決手段】 試料中の血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性測定方法であって、
(a) 試料に由来しない、活性化プロテインC又はプロテインC活性化物質、リン脂質、カルシウムイオン、活性化血液凝固第V因子、活性化血液凝固第X因子、プロトロンビン及びトロンビンの基質を試料と接触させ、
(b) 前記(a)の各成分による反応の結果トロンビンの基質から生成されるシグナル量を測定し、
(c) 試料に含まれる血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性に応じて生成が抑制されたシグナル量を求める、
ことにより、試料中に含まれていた血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性値を得る。
また、試料中の血液凝固反応抑制血漿タンパク質の活性測定試薬であって、活性化プロテインC又はプロテインC活性化物質、リン脂質、カルシウムイオン、活性化血液凝固第V因子、活性化血液凝固第X因子、プロトロンビン及びトロンビンの基質を含有する。 (もっと読む)


【課題】高価な装置を使用することなく、簡便、正確かつ高感度に、試料中に微量に含まれる複数の金属を同時に測定することができる試料中の金属の測定方法を提供する。
【解決手段】本発明は、下記の(a)〜(c)の工程よりなる、試料中の金属の測定方法である。
(a)試料と、配位部位及び蛍光団よりなる蛍光プローブとを混合し、接触させ、この混合液中において前記試料に含まれる金属と前記蛍光プローブとの蛍光性金属錯体を形成させる工程。
(b)前記混合液をゲル電気泳動法に適用する工程。
(c)前記ゲル電気泳動法により泳動された前記蛍光性金属錯体を測定する工程。 (もっと読む)


【課題】試料中に微量に含まれる金属を、高価な装置を使用することなく、簡便かつ正確に測定を行うことが出来るようにするための金属測定用蛍光プローブを提供する。持に、複数の金属を同時に測定することが出来る金属測定用蛍光プローブを提供する。
【解決手段】本発明は、「配位部位−スペーサー−蛍光団」の構造よりなる金属測定用蛍光プローブであって、当該配位部位が非環状でありかつ8座以上の配位部位である金属測定用蛍光プローブである。 (もっと読む)


【課題】ヒトHMG−1には結合するが、ヒトHMG−2には結合しない抗体、並びにHMG−2を測り込むことがなく、誤差を含まない正確なHMG−1の測定値を得ることができ、かつ測定の操作が簡便で、自動化も可能な、ヒトHMG−1の免疫学的測定試薬及び免疫学的測定方法を提供する。
【解決手段】ヒト・ハイモビリティーグループプロテイン−1には結合するが、ヒト・ハイモビリティーグループプロテイン−2には結合しない抗体;並びに該抗体を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、テトラゾリウム化合物を色原体として用いた試料中の測定対象物質の測定において、デヒドロアスコルビン酸によるテトラゾリウム化合物の非特異的発色を抑制し、試料中の測定対象物質の濃度を正確に測定することが出来る測定方法及び測定試薬を提供することである。また、本発明の課題は、テトラゾリウム化合物の非特異的発色を抑制する方法を提供することであり、テトラゾリウム化合物の非特異的発色抑制剤を提供することである。
【解決手段】本発明は、テトラゾリウム化合物を色原体として用いる試料中の測定対象物質の測定方法において、試料中に含まれるアスコルビン酸を消去するためのアスコルビン酸酸化酵素と共に、テトラゾリウム化合物の非特異的発色の抑制剤として、ホウ酸又はその塩を測定反応液中又は測定試薬中に存在又は含有させることを特徴とする、試料中の測定対象物質の測定方法及び測定試薬、テトラゾリウム化合物を色原体として用いる試料中の測定対象物質の測定において、ホウ酸又はその塩の存在下で測定を行うことにより、テトラゾリウム化合物の非特異的発色を抑制する方法、ホウ酸又はその塩よりなる、テトラゾリウム化合物を色原体として用いる試料中の測定対象物質測定時のテトラゾリウム化合物の非特異的発色抑制剤である。 (もっと読む)


【課題】開封され空気に触れた状態においても、pHの低下による試薬又は混合液の内容成分の変性若しくは分解又は効力の低下が生じることなく、長期間安定に使用することができるアルカリ性ホスファターゼ活性測定試薬を提供する。
【解決手段】第1試薬及び第2試薬より構成され、第1試薬は緩衝剤を含有しないか又は0.1M以下の濃度の緩衝剤を含有し、かつ4−ニトロフェニルリン酸又はその塩を含有し、かつpHがpH5〜pH9である、第2試薬は3M以上の濃度の緩衝剤を含有する。また、アルカリ性ホスファターゼ活性測定試薬の安定化方法であり、第1試薬に、緩衝剤を含有させないか又は0.1M以下の濃度の緩衝剤を含有させ、かつ4−ニトロフェニルリン酸又はその塩を含有させ、かつpHをpH5〜pH9とし、そして第2試薬に3M以上の濃度の緩衝剤を含有させる。 (もっと読む)


【課題】テトラゾリウム化合物を用いた試料中の測定対象物質の測定において、試料に含まれるヘモグロビン、アスコルビン酸等の種々の妨害物質の影響を抑制し、試料中の測定対象物質の濃度を正確に測定することが出来る測定方法及び測定試薬を提供する。
【解決手段】テトラゾリウム化合物を用いる試料中の測定対象物質の測定において、テトラゾリウム化合物の非特異的発色抑制剤として、トリンダー試薬、スーパーオキシドジスムターゼ、又は1,2−ジヒドロキシ−3,5−ベンゼンジスルホン酸若しくはその塩から選択された1種以上の物質を、測定反応液中又は測定試薬中に存在又は含有させることを特徴とする試料中の測定対象物質の測定方法及び測定試薬。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、生体試料中のヘモグロビンの影響を回避し、生体試料中の測定対象物質の濃度を正確に測定することが出来る測定方法及び測定試薬を提供することである。
また、本発明の課題は、ヘモグロビンの影響を回避する方法を提供することであり、ヘモグロビンの影響回避剤を提供することである。
【解決手段】本発明は、生体試料中の測定対象物質の測定において、ヘモグロビンの影響回避剤として、酸化剤、並びにイミダゾール又はその誘導体あるいはこれらの塩を測定反応液中に共存又は含有させることを特徴とする生体試料中の測定対象物質の測定方法及び測定試薬である。
また、本発明は、生体試料中の測定対象物質の測定方法において、酸化剤、並びにイミダゾール又はその誘導体あるいはこれらの塩の共存下で測定を行うことにより、ヘモグロビンの影響を回避する方法である。
更に、本発明は、酸化剤、並びにイミダゾール又はその誘導体あるいはこれらの塩よりなる、生体試料中の測定対象物質測定時のヘモグロビンの影響回避剤である。 (もっと読む)


【課題】測定に掛かるコストが低いものであって、専用装置ではなく多くの病院でも使用されている汎用自動分析装置にも適用でき、かつ試料中に微量に含まれるタンパク質をも測定することができる高感度な試料中のタンパク質の測定方法及び測定試薬を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、試料、フルオレセイン骨格を有する陰イオン性化合物及び界面活性剤を接触させ、この試料、フルオレセイン骨格を有する陰イオン性化合物及び界面活性剤を含む混合液の吸光度を測定することからなる、試料中のタンパク質の測定方法である。
また、本発明は、フルオレセイン骨格を有する陰イオン性化合物及び界面活性剤を含有する、試料中のタンパク質の測定試薬である。 (もっと読む)


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