説明

シマダヤ株式会社により出願された特許

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【課題】麺線を個カゴで茹でると麺線の角立ちや折れ曲がりの癖が付き易く、麺帯で茹で上げ細断した茹麺は食感が劣る。又、角形に細断した麺線を長尺状のまま茹る方法には計量精度を高めると切断面の一部が再接着してほぐれない相反する問題がある。
【解決手段】角形麺用切歯で細断する前に、麺帯を広げた状態で熱水中に潜行させてアルファ化し、麺線で茹で上げる麺類の連続茹で上げ方法を基本とし、麺線茹で迄に麺帯又は麺線を定寸カットする方法や、麺帯アルファ化の前にメッシュのコンベアベルト上に平らに広げると共に該麺帯を定寸カットし、麺帯アルファ化をメッシュのコンベアベルト上で熱水中に入れて潜行させる方法や、麺帯アルファ化の際にコンベアベルト両側外に沸き上げる水流を発生させる方法や、切歯のカスリを熱水中に置く方法や、麺帯アルファ化工程の熱水潜行時間が5秒〜60秒で、麺帯の厚みが1mm〜2.5mmである方法。 (もっと読む)


【課題】容積式の茹麺の計量方法において、ホッパー内の茹麺を計量容器に小出し供給し計量精度を高めること。麺線を詰まり難くし、麺線が詰まった場合に直ぐに詰まりを解消すること。
【解決手段】ホッパー底部供給口をスリット形状にすること。スリット形状の該供給口から計量容器に向かう流路が、該供給口より拡げられたものにすること。茹麺の供給に逆向きの水流を該供給口の内側から発生させると共に、該供給口に向かってホッパーの後部壁面に沿った下降水流を発生させること。該供給口を拡縮可能とすること。該供給口の上方で、該供給口と円周面が向かい合うようにドラムを設け、該ドラムを中心に円周面外側を茹麺が周回するように水流を発生させること。 (もっと読む)


【課題】フィルム包装され互いに滑りやすい複数の生麺等を、一まとめに外装する場合に、トレイを使用することなく集積させて内部移動を制限し外装製品の形状保持性能を高め美観を向上させること。
【解決手段】(a)筒状に成形されたフィルム内に裸の生麺を順次供給し、脱気し、横断シールにより個別密封して個別包装体とする工程;(b)個別包装体が複数個連結した状態に横断カットして連結包装体とする工程;(c)連結包装体形成工程終了までに、個別包装体内に形成された個々の麺塊の各々の個別包装体内での位置決めをする工程;(d)麺塊の存在により包装フィルムが膨らんだフィルム凸状部と、包装フィルムが膨らんでいないフィルム凹状部とが重なるように折り畳み、連結包装体のフィルム凸状部を集積して集積体を形成する工程;(e)集積体を、トレイを用いることなくピロー包装する工程;の各工程を備えた生麺類のトレイなしピロー包装方法。 (もっと読む)


【課題】蒟蒻等グルコマンナンを主剤として澱粉や穀粉を配合したゾルに、アルカリ金属塩を凝固液として混合し、目皿から連続的に押出し茹上げる製造方法において、麺線切れを防止しロスを低減すると共に低カロリーで優れた食味性の麺類を得る。
【解決手段】貯留された水和ゾルを圧送し、タービンの高速回転により凝固液と混合し、一定時間アルカリ反応させること。該ゾルの流路が全て密閉状態であること。目皿から熱水中のコンベアまで垂下沈降させ、該コンベアによって移送し茹上げること。 (もっと読む)


【課題】 連続する多数の麺線を長板状の掛け棒を立てた状態で段階的に拡縮を行いながら漸次拡大する延伸工程において、下掛け棒が常時抱持して外れることのない方法を提案する。
【解決手段】 上掛け棒1は無端チェーンに固定し、コンベアー6に連設された昇降ガイドと昇降アーム8の交差部に下掛け棒を抱持させ、上掛け棒と昇降ガイドを1ピッチずつ進行させ、1ピッチごとに昇降アーム8を上下させて麺線を段階的に引き伸ばしては緩め、緩めた際に上掛け棒1と昇降ガイドを進行させることを繰り返す。 (もっと読む)


【課題】電子レンジ加熱により香ばしい焼成風味と、生麺茹立てのなめらかな食感を両立する調味液被覆蒸煮麺を提供する。
【解決手段】蛋白分解物を含む調味液に、加熱されることによってアミノカルボニル反応を活発にする還元糖と、ゲル化剤としてゼラチンを加熱溶解し、その後冷却しながら泡立てたホイップ状の調味液を、蒸煮麺塊の上面に被覆する。
〔効果〕加熱融解後も麺の隙間に流れ落ち難く、電子レンジ加熱により発熱し易く短時間で香ばしい焼成風味が得られる為、蒸煮麺を過剰に加熱することがない。 (もっと読む)


【課題】茹麺の容積式の自動計量で発生する麺線の切断を、合理的方法によりなくすと共に、計量した玉麺の重量のバラツキを抑えること。
【解決手段】ホッパー底部の供給口より茹麺を計量容器に流入させ、水平方向にスライドして排出する計量方法において、ホッパー供給口と、茹麺の入れられた計量容器入口を、常時空間で結ぶトンネルにより、ホッパー供給口に向かって水流を噴射することで、ホッパーと計量容器に跨っている茹麺をホッパー内部に押し戻すと共に、計量容器からはみ出たまま排出すること。噴射水流がトンネルの途中から斜めであること。単一の計量容器により片側で排出すること。1玉が所定重量の0.5食相当になる様に4玉以上を同時に量りとり、それらの中で平均重量に近くなる様に重い玉と軽い玉を組み合わせること。 (もっと読む)


【課題】100℃を越える加圧環境下の茹水で麺類を茹上げる茹麺類の製造において、茹麺の食感に粘弾性を付与しながら、茹上げ装置の耐圧構造部分を茹工程の一部に設置することで太麺類の量産設備であっても設置費用及び管理負担を最小限に止めることができる実用化が可能な茹麺類の製造方法を提供すること。
【解決手段】麺原料を混練した麺生地から麺線を調製する製麺工程、製麺工程で得られた麺線を大気圧下90℃以上の茹水で茹でる低温茹工程、低温茹工程に続いて、100℃を越える加圧環境下の茹水で茹上げる高温茹工程、高温茹工程に続いて、茹上げた麺線を冷却する冷却工程を備えた茹麺類の製造方法において、90℃以上の茹水に浸漬されている総茹時間を4分以上とし、大気圧下における茹時間を前記総茹時間の90〜50%とし、加圧環境下における茹上げ時間を前記総茹時間の10〜50%とし、加圧環境下の茹水の最高温度を110〜140℃とする。 (もっと読む)


【課題】カッターローラーを用いて麺帯を細断する合理的な方法でありながら、包丁切りと同等に優れた角立ちの手打ち風麺類を得るための麺帯の細断方法およびその装置を提供すること。
【解決手段】複数の円形刃を回転軸に垂直に組み付けたカッターローラーと、円柱形の受けローラーとを平行に設置し、互いに対向する方向でカッターローラーの周速を受けローラーの周速より高速に回転させ、一つの受けローラーに対し、細断に要する全ての円形刃を適宜配分した複数のカッターローラーを、連携して機能させること。 (もっと読む)


【課題】 従来の機械製麺とは違って、麺線の両端にバチを有するより手延べ麺に近い外観と食感を有する手延べの特徴をもった茹で麺類、及び手延べ風茹で麺類の量産に適した合理的で安全な手延べ風生麺の連続製造方法を提供すること。
【解決手段】 麺生地原料に加水して混練する麺生地塊調製工程と、得られた麺生地塊をロール圧延する麺帯成形工程と、得られた麺帯を切り歯により裁断する麺線形成工程と、得られた多列状の麺線を掛け棒により引き伸ばす麺線延伸工程と、引き伸ばされた麺線を両端部にバチ部が形成されるように切断するバチ形成工程とを有する手延べ風麺類の製造方法において、上記麺線延伸工程に用いる掛け棒として、天面が尖った頂部をもつ刀形の長板の上掛け棒と下掛け棒を用いる。刀形の長板の天面が先端角度40〜70゜の尖った頂部をもち、有効部分である三角部の斜面が外側に湾曲したものが好適に用いられる。 (もっと読む)


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