説明

公益財団法人鉄道総合技術研究所により出願された特許

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【課題】 安価なシステムであり、長期間に渡り故障せず、地絡故障が起きた故障点を高い精度で検出することが可能な故障点標定システム,方法,プログラムを提供する。
【解決手段】 本発明の故障点標定システムは、少なくともトロリー線を有する交流き電電圧印加部分を、施設方向に沿った複数個の箇所で、それぞれ絶縁してレール沿いの予定の高さで支持する部材を含む構造物と、トロリ線との間でせん絡し、トロリ線が構造物を介して地絡した故障点を標定する故障点標定システムであって、トロリー線が地絡した際に保護線に地絡電流を流す、構造物と保護線との間に介挿される地絡電流抽出手段と、地絡電流により、保護線上に生成されるサージパルスを検出した時刻を測定する、保護線の両端に各々設けられたサージ電圧伝搬時間検出手段と、サージ電圧伝搬時間検出手段各々の検出した時刻から、故障点の位置を算出する故障点算出手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】効果の持続性に優れ安定した摩擦係数を確保することができる摩擦緩和材を提供する。
【解決手段】接触部と被接触部との間の摩擦抵抗を緩和させる摩擦緩和材であって、例えばカーボン系材料である前記摩擦抵抗を緩和させる基材を例えばニッケルめっき層で被覆することを特徴とする摩擦緩和材。 (もっと読む)


【課題】 急曲線に進入して摩擦緩和材を噴射する車両の車輪とレールとの間の摩擦抵抗を可能な限り緩和することができる摩擦緩和装置及び摩擦緩和方法を提供する。
【解決手段】 摩擦緩和装置5,6は、車両2A,2B,…が急曲線を通過するときに内軌側のレール1aと車輪4aとの間に摩擦緩和材Cを噴射してこれらの間の摩擦抵抗を緩和させる。摩擦緩和装置5,6は、先頭の車両2Aの後側の台車4Bの車輪4a,4bとそれぞれ対応して設置されている。先頭の車両2Aの前側の台車4Aの曲線進入を検出すると、この先頭の車両4Aの後側の台車4Bの車輪4aとレール1aとの間に摩擦緩和材Cを摩擦緩和装置5が噴射する。このため、急曲線に進入して摩擦緩和材Cを噴射している車両2A,2B,…のフランジ面4dと内側頭側面1dとの間の摩擦抵抗を可能な限り緩和することができる。 (もっと読む)


【課題】脱線車輪によるレール締結部材の破損を防止することを可能とするレール締結構造を提供する。
【解決手段】レール締結構造に、ボルトにより固定され、鉄道車両の車輪を支持するレール1を下方に付勢して固定するばね部材と、前記ばね部材が装着された状態で固定され、前記ボルトが上面側に露出しないように保護する保護部材とを設ける。前記ばね部材は、長尺状の板材料を中央部に環状空間を形成するように側面形状つ字状に曲成した板ばね11とし、保護部材7のレール1に対向する面の下方角部には、板ばね11の環状部分及びボルトのボルト頭を受け入れるばね用切欠き部8を形成する。 (もっと読む)


【課題】 脱輪が発生した場合であっても、車両の衝突や転覆を防止することのできる車両の衝突転倒防止装置を提供すること。
【解決手段】 車輪を備える台車で車体を支持し、レール上を走行する車両の前記車輪がレールから逸脱した際に、前記車両の衝突や転倒を防止する装置であって、前記台車の下端に車輪がレールから逸脱した時のみ前記レールに接触して、前記車両が前記レールから車幅方向に一定距離以上逸脱することを防止するとともに、前記車輪のレールに対する高さ方向の変位を最小にしつつ車両の走行を許容する案内部材を設けたので、脱輪が発生した場合であっても、他の健全車両の更なる脱輪や、脱輪車両自体の衝突や転覆を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 地震等の際に著大な外力が働いたときにも走行安全性を確保し得る鉄道車両を提供する。
【解決手段】 規制機構30は、中心ピン21のホルダー31を押す力が一定以上になるとメカニカルヒューズボルト33が破断し、この破断の際に一定のエネルギーが吸収される。そして、ホルダー31が台車枠13に沿ってスライドしつつ押し込まれ、ホルダー31と台車枠13との間でコイルバネ35が押し縮められるとともに、アルミハニカム37がクラッシュ変形する。このときのコイルバネ35の弾性変形とアルミハニカム37の塑性変形により、地震時等の著大な横方向のエネルギーがほとんど吸収される。このようにしてエネルギーが吸収され、左右方向の力が低下した後には、コイルバネ35の復元力により中心ピン21が台車11の幅方向中心位置に復元される。そのため、車体2の台車11に対する一定ストローク以上の変移が阻止され、車体2の姿勢が台車11の幅方向中心に維持される。 (もっと読む)


【課題】列車の脱線時におけるレール締結装置の破壊等に起因するレールの軌間の拡大を防止する。
【解決手段】長尺な2本のレールR,Rの一部を係止する爪部6が設けられた基部4及びレールR,Rが敷設された軌道スラブSに固定する嵌合片8を備え、レールR,Rと軌道スラブSとの間に形成された間隙OにレールR,Rの水平方向Xから挿入される第1嵌入部材2及び第2嵌入部材3と、レールR,Rの一部を係止する第1係止片12を備え、第1嵌入部材2及び第2嵌入部材3に固定される固定部材9とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 地震等の異常事態に車両の脱線を未然に防止するとともに、脱線が発生した場合であっても、車両の衝突や転覆を防止することのできる車両の衝突転倒防止装置を提供すること。
【解決手段】 車輪を備える台車で車体を支持し、レール上を走行する車両の衝突や転倒を防止する装置であって、前記車体の下部に、前記車両の通常走行時には地上設備等に支障を与えない車両限界内に退避しており、異常信号の検出時においてのみ前進して前記レールに接触し、前記車両が前記レールから車幅方向に一定距離以上逸脱することを防止しつつ、前記車両の走行を許容する脱線防止部材を設けたので、脱線を未然に防止するとともに、脱線が発生した場合であっても、他の健全車両の更なる脱線や、脱線車両自体の衝突や転覆を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】スリップ率を用いることなく、車両の全軸が滑走した場合に対しても有効である高度なロバスト制御系を構成する車輪ブレーキシステムを提供する。
【解決手段】車両の車輪速度とブレーキシリンダ圧力を可変構造系オブザーバに入力することにより、可変構造系オブザーバは転がり摩擦係数を推定する。推定した転がり摩擦係数により、車輪ブレーキシステムの制御を行う。 (もっと読む)


【課題】 地震発生時においても爪部材とレールとを係合しやすくすることで、車両転倒防止の信頼性を高める。
【解決手段】 この車両用転倒防止システムには、車両と、車両に対して架線電圧停電検知信号又は脱線予想信号を通信する通信部とが備えられている。車両には、車両本体が載置されるとともに車輪の車軸を支持する台車と、車両本体及び台車の間に配置される空気バネと、空気バネの内圧を調整する圧力調整部とが備えられている。さらに車両には、車輪の脱線時にレールに係合するために車両本体の下方に設けられる爪部材と、通信部からの架線電圧停電検知信号又は脱線予想信号を基にして圧力調整部を制御する制御部とが備えられている。制御部は、架線電圧停電検知信号又は脱線予備信号を受信すると、空気バネの内圧が受信以前の内圧よりも低くなるように圧力調整部を制御する。 (もっと読む)


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