説明

SUMCO TECHXIV株式会社により出願された特許

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【課題】シリコンインゴットの直胴部を成長させる期間に必要な量のドーパントを融液に添加しても、シリコン単結晶に転位が導入されるのを軽減することのできるシリコン単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】種結晶をシリコンの融液5に着液させた後、前記種結晶を引き上げてシリコン単結晶6を成長させる成長工程に、前記シリコン単結晶6の直胴部の成長中にドーパントを前記融液に添加するドーパント添加工程を含むシリコン単結晶6の製造方法であって、前記ドーパント添加工程において、前記ドーパント添加工程の開始時点における前記融液5の残りの質量を算出し、算出された前記融液5の残りの質量1kgあたり、ドーパントを毎分0.01〜0.035g/min・kgの速度で前記融液5に添加する。ドーパント点か速度を前記範囲にすることにより、良好な歩留まりを確保しつつ、シリコン単結晶6が有転位化することを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で昇華性ドーパントが気化する速度を調節する効果を向上できるシリコン単結晶引上装置を提供する。
【解決手段】ドープされたシリコン単結晶をチョクラルスキー法により融液から引き上げるシリコン単結晶引上装置であって、引上炉の内部又は外部に設けられ、融液に供給する昇華性ドーパント23を内部に収容する縦長の試料管6と、引上炉の内部に設けられ、試料管6に接合されて試料管6から供給される昇華性ドーパント23を融液に供給する供給部7と、を備え、試料管6は、その内部における融液側の一端63bの面積Sが7cm以下となるように構成する。このため、昇華性ドーパント23が、試料管6の内部の上方から下方へ縦長に配置されることとなり、試料管6の下方側と上方側とでドーパントが気化するまでの時間差が生じる。よって、昇華性ドーパント23が、徐々に気化することとなり、気化する速度を調節することができる。 (もっと読む)


【課題】検査効率に影響を与えることなく、かつ、面だれを発生させることなく試料ウェハの切断面を研磨可能な試料ウェハの研磨方法の提供。
【解決手段】一対のダミー部材としてのダミーウェハDの間に試料ウェハWを積層する状態で設け、これらのダミー部材としてのダミーウェハDで試料ウェハWを挟持した被研磨体Hを研磨している。このため、複数枚の試料ウェハWであっても強固に固定できる。また、試料ウェハWを固定するためにワックスなどを塗布しないので、ウェハ鏡面加工面W2の付着物を除去する必要がなく、検査効率に影響を与えることがない。さらに、研磨の際に砥粒が被研磨体Hのダミー部材としてのダミーウェハD側に滞留しても、ダミー部材としてのダミーウェハDが研磨されるだけであり、試料ウェハWの面だれ発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】シリコン結晶育成時にリンのような電気抵抗率降下用ドーパントとゲルマニウムが一緒に高濃度にドープされた低電気抵抗率のシリコン結晶基板をベースにしたエピタキシャルシリコンウェーハにおいて、ミスフィット転位とスタッキングフォルト(SF)の双方を抑制する。
【解決手段】シリコン結晶育成時に例えばリンとゲルマニウムが一緒に高濃度ドープされたシリコン結晶基板上に、シリコンエピタキシャル層をCVD法で成長させるプロセスにおいて、そのプロセス温度を1000〜1090℃の範囲内(より望ましくは、1050〜1080℃)の範囲内にする。これにより、SFに起因してエピタキシャルシリコンウェーハの表面に生じるLPD(SFに起因して生じる)の個数が大幅に減る。 (もっと読む)


【課題】各工程において生じるシリコンウェーハとサセプタとの温度差を所定内となるように制御し、シリコンウェーハの面内の温度分布を所定の範囲内となるように制御可能なエピタキシャル装置を提供する。
【解決手段】サセプタの上に実質的に水平状態に配されるシリコン単結晶基板の主表面にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャルウェーハの製造装置において、少なくとも前記シリコン単結晶基板の上又は下に配されるヒータと、前記シリコン単結晶基板から見て前記ヒータの背後に配置されるリフレクターと、前記ヒータの出力を制御可能な制御装置と、を備え、前記リフレクターは、前記ヒータからの熱線を前記シリコン単結晶基板の中心側により多く反射するように傾斜した傾斜部を所定の割合で備え、前記ヒータは、前記傾斜部に対応する傾斜部対応ヒータ要素を備え、前記制御装置は、前記傾斜部の割合に応じて、前記傾斜部対応ヒータ要素の出力を制御する。 (もっと読む)


【課題】試料管の貫通孔を通過した粉状体の昇華性ドーパントが、融液に落下することを防止可能なシリコン単結晶引上装置を提供する。
【解決手段】シリコン単結晶引上装置1は、引上炉2と、引上炉2の内部又は外部に設けられ、融液5に供給する昇華性ドーパント23を収容する試料容器6と、引上炉2の内部に設けられ、試料容器6に接合されて試料容器6から供給される昇華性ドーパントを融液5に供給する中空の供給部7と、供給部7の外側に設けられ、融液5からシリコン単結晶41への輻射熱を遮蔽する筒状の熱遮蔽部材8と、供給部7の内側に設けられ、引上炉2の内部の不純物を除去するように排出されるガスが引上炉2の上下方向に流通する整流筒15と、を備え、熱遮蔽部材8は、熱遮蔽部材8の内壁面に整流筒15を載置する載置部18を、試料容器6の移動範囲の少なくとも下方側に備える。 (もっと読む)


【課題】面だれを発生させることなくウェハの一面を斜めに研磨可能な試料ウェハの研磨方法の提供。
【解決手段】試料ウェハWのウェハ鏡面加工面W2に、ダミーウェハDを積層する状態で設けた被研磨体Hを作製している。そして、ウェハ鏡面加工面W2がダミーウェハDを介して装置研磨面23Aと略対向し、かつ、ウェハ鏡面加工面W2と装置研磨面23Aとのなす角度が鋭角となるように、被研磨体Hを装置研磨面23Aおよび砥粒24に接触させて、この接触部分のダミーウェハD側に砥粒24を滞留させるように被研磨体Hと装置研磨面23Aとを相対移動させて、ウェハ鏡面加工面W2を斜めに研磨している。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で試料管を供給部に送ることが可能であると共に、メンテナンス性の向上したシリコン単結晶引上装置を提供すること。
【解決手段】シリコン単結晶引上装置1は、ドープされたシリコン単結晶をチョクラルスキー法により融液から引き上げるシリコン単結晶引上装置1であって、融液が収容される引上炉2と、引上炉2に外付けされ、引上炉2の内部と連通する中空の試料室100と、融液に供給する昇華性ドーパントが収容される試料管6と、試料管6を支持する支持体120と、支持体120を試料室100の内部で支持した状態で移動させることにより、支持体120に支持された試料管6を引上炉2の内部に移動させる移動手段110と、を備える。 (もっと読む)


【課題】気化した昇華性ドーパントを融液に供給する供給部から、粉状体の状態の昇華性ドーパントが融液に落下することを防止可能なシリコン単結晶引上装置を提供すること。
【解決手段】シリコン単結晶引上装置1は、引上炉2と、引上炉2の内部又は外部に設けられ、昇華性ドーパント23を収容する試料容器6と、引上炉2の内部に設けられ、試料容器6から供給される昇華性ドーパント23を融液5に供給する中空の供給部7と、試料容器6と供給部7とを接合し、試料容器6と供給部7との間を連通させる第1通路10を有する接合手段と、を備え、供給部7は、その内部に、第1通路10における供給部7側の一端の下方に設けられ第1通路10を通過した昇華性ドーパント23の粉状体を受ける受け部75と、受け部75から上方に向かって延び、昇華した昇華性ドーパント23が流通可能な第2通路20と、第2通路20から下方へ延びる第3通路30と、を有する。 (もっと読む)


【課題】エピタキシャルウェーハとサセプターとの接触部における転位発生を抑制可能なエピタキシャルウェーハの製造方法等を提供する。
【解決手段】実質的に水平状態に配されるサセプターに載置されたシリコンウェーハ基板の主表面にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャルウェーハの製造方法において、前記エピタキシャル層の成長工程と、前記エピタキシャル層を備えるエピタキシャルウェーハを冷却する冷却工程と、を含み、前記冷却工程は、該エピタキシャルウェーハの外周部の温度を計測する工程と、前記サセプターの温度を計測する工程と、計測された前記外周部の温度と前記サセプターの温度との差が所定の範囲内となるように、少なくとも前記サセプター又は前記エピタキシャルウェーハを加熱できるヒータを制御する工程と、を含む。 (もっと読む)


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