説明

SUMCO TECHXIV株式会社により出願された特許

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【課題】オートドープの影響を適切に検出可能なオートドープの検出方法の提供。
【解決手段】オートドープの検出方法として、サセプタ4にAsウェハWaとPウェハWpとを配置してエピ膜を気相成長させ、PウェハWpの断面深さ方向の抵抗分布を測定する方法を適用している。このため、AsウェハWaとともにPウェハWpにエピ膜を気相成長させるときに、AsウェハWaから多量のドーパントを意図的に蒸発させることで、PウェハWpのエピ成長膜に多量のドーパントを取り込ませることができる。したがって、エピ成長膜におけるオートドープ取り込み部分の抵抗率を、PウェハWpの抵抗率やエピドープ制御膜部分の抵抗率よりも低くすることができ、この抵抗分布を測定することで、オートドープの発生状況を適切に検出できる。 (もっと読む)


【課題】ドーパントが多量に添加された低い抵抗率のシリコン単結晶を成長させる場合であっても、シリコン単結晶のテール部分が有転位化することを防止できるシリコン単結晶の製造方法、及びそのような製造方法によって製造されるシリコン単結晶を提供すること。
【解決手段】本発明のシリコン単結晶6の製造方法は、熱遮蔽部材8が融液5の上方に設けられた引き上げ炉2の内部で、ドーパントを含む融液5からシリコン単結晶6を引き上げ、引き上げ炉2の内部には、引き上げ炉2の外部から供給され、熱遮蔽部材8の下端と融液5との間隙dを通過した後に引き上げ炉2の外部に排出されるパージガス17が流通し、シリコン単結晶6の成長中に、パージガス17が間隙dを通過する速度であるガス流速を増加させることにより、融液5に含まれるドーパントの蒸発を促進させ、融液5に含まれるドーパントの濃度を小さくすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】FZ法(フローティングゾーン法、または浮遊帯域溶融法)における画像計測用カメラ位置の自動調整方法及び自動調整システムを提供する。
【解決手段】FZ法に用いられる画像計測用カメラ20の誘導加熱コイル14との相対位置を調整するFZ法における画像計測用カメラ位置の自動調整方法であって、前記誘導加熱コイル14の現在コイル位置を測定し、前記現在コイル位置と前記誘導加熱コイル14の設計コイル位置との差分を算出し、前記現在コイル位置の方向に前記差分だけ前記画像計測用カメラ20を平行移動させる。 (もっと読む)


【課題】N型半導体ウェハの面内抵抗率の測定を安定させ、この測定による信頼性を向上させることができるN型半導体ウェハの抵抗率測定方法を提供すること。
【解決手段】ウェハに対して紫外線照射を行い、ウェハの表面に厚みが1nm以上の酸化膜を形成する。次に、酸化膜が形成されたウェハに対してコロナ放電を行う。そして、コロナ放電により熱平衡状態となったウェハに対して光源から光を照射する。次に、測定プローブにより、ウェハの表面近傍に形成された空乏層によって検出可能となったΔVを検出する。そして、このΔVから空乏層の幅を算出し、空乏層の幅からキャリア濃度を算出し、さらに、キャリア濃度から抵抗率へ換算する。 (もっと読む)


【課題】新しい治具を熱処理炉に用いたとき、この治具から発生する浮遊元素及びその化合物による予期せぬコンタミを防ぐ方法を提供する。
【解決手段】熱処理の目的を明確にし、それに必要な要素を明らかにした後、シリコンウェーハの表面に酸化膜を形成する条件を前記熱処理の目的及び効果に影響を与えない範囲で求め、これらを組合わせた熱処理工程を作り、シリコンウェーハの製造工程に組込む。また、新規導入治具等からのコンタミとなる元素及びその化合物の発生を計測若しくは予想し、事前若しくは事後的にかかる不純物のシリコンウェーハへの侵入を防止する手段を講ずる。特に、熱処理工程における、雰囲気制御という比較的容易な方法で、シリコンウェーハの表面にバリアを形成する。 (もっと読む)


【課題】酸化雰囲気での熱処理によるSi−SiGe積層体の表面からの酸化速度の位置による差異を抑えつつ、歪緩和SiGe層の主表面に設けられた歪みSi層の主表面の表面粗さを小さくできる半導体基板の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板の製造方法は、基板に第1Si層を形成する第1シリコン層形成工程S1と、その上に第1SiGe層を形成する第1シリコンゲルマニウム層形成工程S2と、その上に第2Si層を形成する第2シリコン層形成工程S3と、その上に第2SiGe層を形成する第2シリコンゲルマニウム層形成工程S4と、その上にSiキャップ層を形成するシリコンキャップ層形成工程S5と、酸化雰囲気でこれらSi−SiGe積層体を熱処理する改質工程S6と、熱処理で形成された酸化物を除去する酸化物除去工程S7と、露出した歪緩和SiGe層に第3Si層(歪みSi層)を形成する第3シリコン層形成工程S8と、を備える。 (もっと読む)


【課題】膜厚分布が均一なエピタキシャル膜を有するとともに、平坦度に優れたエピタキシャルウェハを簡単な工程で製造することのできるエピタキシャルウェハの製造方法およびエピタキシャルウェハを提供すること。
【解決手段】CZ法により得られたシリコン単結晶インゴットを薄円板状に切り出してウェハを得る(ステップS1)。次に、ウェハの表面を研削(ラッピング)して平面化する(ステップS2)。次に、エッチングによる化学研磨を行った(ステップS3)後、ウェハの両面を粗研磨する(ステップS4)。粗研磨終了後、気相エッチングを行い(ステップS5)、その後、エピタキシャル膜を形成する(ステップS6)。そして、エピタキシャル膜が形成されたウェハに対して仕上げ研磨を行い(ステップS7)、最終洗浄を行った(ステップS8)後、終了する。 (もっと読む)


【課題】仕上げ研磨の後行うシリコンウェハの洗浄方法を提供する。
【解決手段】シリコンウェハ18の粗研磨を経て行われる仕上げ研磨の後、前記シリコンウェハの表面に酸化膜22を形成し、前記酸化膜22の除去により前記表面上の不純物を除去するシリコンウェハ18の洗浄方法であって、前記酸化膜22の除去は、前記仕上げ研磨時に前記シリコンウェハ18の研磨面に形成される加工変質層22が酸化膜除去工程により除去されるまで行う。 (もっと読む)


【課題】シリコンインゴットの直胴部を成長させる期間に必要な量のドーパントを融液に添加しても、シリコン単結晶に転位が導入されるのを軽減することのできるシリコン単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】種結晶をシリコンの融液5に着液させた後、前記種結晶を引き上げてシリコン単結晶6を成長させる成長工程に、前記シリコン単結晶6の直胴部の成長中にドーパントを前記融液に添加するドーパント添加工程を含むシリコン単結晶6の製造方法であって、前記ドーパント添加工程において、前記ドーパント添加工程の開始時点における前記融液5の残りの質量を算出し、算出された前記融液5の残りの質量1kgあたり、ドーパントを毎分0.01〜0.035g/min・kgの速度で前記融液5に添加する。ドーパント点か速度を前記範囲にすることにより、良好な歩留まりを確保しつつ、シリコン単結晶6が有転位化することを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で昇華性ドーパントが気化する速度を調節する効果を向上できるシリコン単結晶引上装置を提供する。
【解決手段】ドープされたシリコン単結晶をチョクラルスキー法により融液から引き上げるシリコン単結晶引上装置であって、引上炉の内部又は外部に設けられ、融液に供給する昇華性ドーパント23を内部に収容する縦長の試料管6と、引上炉の内部に設けられ、試料管6に接合されて試料管6から供給される昇華性ドーパント23を融液に供給する供給部7と、を備え、試料管6は、その内部における融液側の一端63bの面積Sが7cm以下となるように構成する。このため、昇華性ドーパント23が、試料管6の内部の上方から下方へ縦長に配置されることとなり、試料管6の下方側と上方側とでドーパントが気化するまでの時間差が生じる。よって、昇華性ドーパント23が、徐々に気化することとなり、気化する速度を調節することができる。 (もっと読む)


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