説明

石原薬品株式会社により出願された特許

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【課題】 銅系素材上への置換ビスマスメッキに際して、白色の緻密なビスマス皮膜を形成する。
【解決手段】 可溶性ビスマス塩とベース酸を含有し、銅溶解剤に特定のチオアミノカルボン酸又はその塩(メチオニンなど)、脂肪族メルカプトカルボン酸又はその塩(メルカプトコハク酸など)、スルフィド類(チオジグリコール、4,7−ジチアデカン−1,10−ジオールなど)、チオ尿素誘導体(1,3−ビス(3−ピリジルメチル)−2−チオ尿素など)を選択した置換ビスマスメッキ浴である。上記特定の含イオウ化合物を銅溶解剤に使用するため、錯化した銅イオンとビスマスイオンの電極電位差をほど良く調整でき、白色で緻密なビスマス皮膜を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 効率的な厚付けメッキを可能にし、スズ塩のコロイド粒子の発生を有効に防止できる無電解スズメッキ浴を開発する。
【解決手段】 可溶性第一スズ塩とベース酸と錯化剤を含有する無電解スズメッキ浴において、ベース酸として次亜リン酸を含有し、また、安定剤としてピロリン酸、ポリリン酸又はその塩などの縮合リン酸類を含有し、次亜リン酸の含有量が1.3モル/L以上であり、縮合リン酸類の含有量が0.01〜2モル/Lである無電解スズメッキ浴である。無電解スズの次亜リン酸浴に特定量の縮合リン酸類を補助添加することで、厚付けメッキの効果を損なうことなく、可溶性第一スズ塩の溶解を促進してコロイド粒子の発生を有効、確実に防止できる。 (もっと読む)


【課題】 スズ皮膜での異常粒子やフリルの発生を有効に防止するとともに、簡便な方式でソルダレジストのえぐれを確実に防止する。
【解決手段】 微細パターン上にソルダレジストを形成した形態のフィルムキャリア、プリント回路基板、フレキシブルプリント基板などにおいて、(a)微細パターン上に下地スズ皮膜を形成し、(b)下地皮膜を加熱処理した後、(c)下地スズ皮膜の全面上に上層スズ皮膜を形成し、(d)上層スズ皮膜の上にソルダレジストを被覆するフィルムキャリアなどの製造方法である。2層スズ皮膜の形成と下地皮膜の加熱を組み合わせるため、上層スズ皮膜での異常粒子などを良好に防止できる。2層スズ皮膜を形成した後にソルダレジストを被覆するため、ソルダレジストのえぐれの問題を確実且つ簡便に解消できる。 (もっと読む)


【課題】 クリーンかつ容易に再利用できる噴霧器を提供する。
【解決手段】噴霧器本体(20)に装脱着可能なスプレー容器(60)、及び原液容器(50)が個別に設けられる。原液容器(50)には、原液が貯留される一方、スプレー容器(60)には、圧縮空気が充填される。噴霧器(10)の使用時には、スプレー容器(60)から吐出された圧縮空気の一部が原液容器(50)内を加圧し、この加圧に伴い押し出された原液が液流出路(32)に流出する。また、スプレー容器(60)から吐出された圧縮空気の残りは、分岐路(33)を介して液流出路(32)に流入し、上記原液と混合する。以上のようにして所定混合比率となった原液が噴射口(25)より対象物へ噴射される。 (もっと読む)


【課題】 鉛フリーのスズ−銀系合金又はスズ−銅系合金電気メッキ浴において、メッキ処理時のスズ又はスズ合金アノード表面への銀又は銅の置換析出を有効に防止する。
【解決手段】 第一スズ塩と、銀又は銅塩と、各種の酸を含有するスズ−銀系合金又はズ−銅系合金電気メッキ浴において、HLBが7.3〜15.2のジスチレン化フェノールポリアルコキシレート、HLBが7.0〜10.4のトリスチレン化フェノールポリアルコキシレート、HLBが8.2〜15.0のジスチレン化クレゾールポリアルコキシレート、HLBが7.7〜13.9のトリスチレン化クレゾールポリアルコキシレートよりなるノニオン系界面活性剤を添加した鉛フリーのスズ−銀系合金又はスズ−銅系合金電気メッキ浴である。所定のHLBを有する特定化学構造種のノニオン系界面活性剤を選択添加するため、アノード表面への銀又は銅の置換析出を防止して浴中の銀又は銅の消耗を抑止し、メッキ浴組成を安定化できる。 (もっと読む)


【課題】研磨速度に優れ、研磨キズが残らず、研磨後の仕上がりが良い研磨材として有用である研磨用α−アルミナ組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】50%平均粒子径が2〜8μm、90%粒子径が20μm以下である水酸化アルミニウムを1050〜1250℃で焼成することによって、研磨粒子として水や有機溶剤に分散した研磨組成物に用いるα−アルミナであって、α結晶粒子径が1μm以下であり、かつ、吸油量が50ml/100g以上であり、かつ、50%平均粒子径が2〜8μm、90%粒子径が20μm以下であることを特徴とする研磨用α−アルミナ組成物を得る。 (もっと読む)


【課題】 鉛フリーの酸性スズ−ビスマス系合金電気メッキ浴において、メッキ処理時のスズ又はスズ合金アノード表面へのビスマスの置換析出を防止する。
【解決手段】 ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、N,N−ジカルボキシメチル−L−グルタミン酸、N,N−ジカルボキシメチル−L−アスパラギン酸、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸、ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)、ホスホノブタントリカルボン酸、ヒドロキシエチルアミノジメチレンホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸、N,N−ジカルボキシメチル−L−アラニン、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシプロパンテトラ酢酸、メルカプトコハク酸、これらの塩から選ばれた錯化剤を添加した鉛フリーの酸性スズ−ビスマス系合金電気メッキ浴である。特定種のアミノカルボン酸類又はホスホン酸類などを選択添加する。 (もっと読む)


【課題】 無電解スズメッキに際して、皮膜外観を改善する。
【解決手段】 イオウ系錯化剤を含有し、且つ、酸を含有しない中性乃至弱塩基性の前処理液に被メッキ物を浸漬した後、可溶性第一スズ塩、酸及びイオウ系錯化剤を含有する無電解スズメッキ液を用いて被メッキ物に無電解メッキを行う無電解スズメッキ方法である。チオ尿素類などのイオウ系錯化剤を含有し、且つ、酸を含有しない前処理液で予め被メッキ物を浸漬処理するため、無電解メッキで得られたスズ皮膜にシミや色調ムラが生じるのを有効に防止でき、特に、厚付けメッキに際しても優れた皮膜外観を付与できる。 (もっと読む)


【課題】 研磨速度に優れ、ハンドリングが軽く、研磨後の仕上がりが良い研磨組成物を提供する。
【解決手段】 研磨粒子5〜50質量%、潤滑油1〜10質量%、有機溶剤10〜60質量%、界面活性剤0.1〜3.0質量%、増粘剤0.1〜2.0質量%及び水を含む水性乳化組成物において、(イ)研磨粒子として結晶粒子径が1μm以下のα―アルミナ及び/又は酸化第二錫を用い、かつ、(ロ)潤滑油としてヒマシ油及び流動パラフィン及びグリセリンを用い、かつ、(ハ)界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルを用いたことを特徴とする研磨組成物。 (もっと読む)


【課題】 効果的に厚付けメッキのできる無電解スズメッキ浴を開発する。
【解決手段】 ベース酸として次亜リン酸を1.3モル/L以上含有し、次亜リン酸以外の無機酸又は有機酸を含有しないか、或は、ベース酸として次亜リン酸及び補助酸を含有し、次亜リン酸の含有量が1.3モル/L以上であり、補助酸の含有量が0.5モル/L以下である無電解スズメッキ浴である。有機スルホン酸などに代えて、ベース酸の主体を次亜リン酸に切り替えるため、メッキ速度が速く、効果的な厚付けメッキができる。また、スズ皮膜のレベリング性も充分に確保できる。 (もっと読む)


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