説明

大成プラス株式会社により出願された特許

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【課題】常温下では従来と同等以上の接着力を発揮しつつ、100℃以上の高温下においても接着力が急激に低下しない1液性エポキシ接着剤の提供。
【解決手段】ビスフェノールA型エポキシ樹脂単量体をa質量部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂オリゴマーであって分子量が1000以上のものをb質量部、3個以上のエポキシ基を有する多官能型のフェノール樹脂型エポキシ樹脂をc質量部、3個以上のエポキシ基を有する多官能型であり、芳香環を有するがフェノール樹脂型でなく、且つ常温で液状のエポキシ樹脂をd質量部含み、a+b+c+d=100のとき、95≧a+d≧68、32≧c+d≧15、22≧b≧5、及びd≧7、の全ての条件を満たし、かつ、硬化剤としてジシアンジアミド粉体を含み、硬化助剤として2−フェニルイミダゾールを含む1液性エポキシ接着剤。 (もっと読む)


【課題】使用後の廃棄処理等の環境負荷が少なくて、通気栓等に使用できる通気性の多孔質構造体、それを用いた通気栓を提供する。また、生産性の高い射出成形により成形できる通気性の多孔質構造体を提供する。
【解決手段】多孔質構造体3は、1μm〜100μmの径を有する球体状又は楕円体状の形状の無数の空洞からなる構造が全てを占めた全体構造である。空洞の隔壁に、孔が開いて、この孔で他の空洞と繋がっている。多孔質構造体の内部は、多孔質構造体の出口と入れ口との間を曲折し、連鎖しながら結ばれた複数の空洞からなる連通開路、及び、連通開路に接続された、単一又は複数の空洞からなる連鎖閉路からなる。単位立方体当たりに占める前記空洞の数の内50〜60%は、径が10μm未満の径の空洞である。 (もっと読む)


【課題】金属合金と熱硬化性樹脂組成物の成形品を接着剤を介在することなく強固に接合する。
【解決手段】金属合金1に表面処理を施して、(1)RSmが0.8〜10μm、Rzが0.2〜5μmであるミクロンオーダーの粗度を生じさせ、(2)且つ、その粗度を有する面内に、5〜500nm周期の超微細凹凸を形成し、(3)且つ、表層を金属酸化物又は金属リン酸化物の薄層とする。次いで、その金属合金を射出成形金型にインサートする。インサートされた金属合金の表面に、湿式BMCを射出し、当該射出されたBMCが前記超微細凹凸に侵入した後に硬化することによって金属合金と当該湿式BMCの成形品4が接着剤を介在することなく接合される。これにより得られた複合体7のせん断破断力は20〜30MPaあり、極めて強固な接合を可能とした。 (もっと読む)


【課題】金属を含む接着複合体において、1液性エポキシ接着剤では常温下に比較して80〜90℃以上の環境下の接着力が急減する現状の問題を解消し、耐熱性向上を図る。
【解決手段】各種金属合金の表面が(1)ミクロンオーダーの粗度を有し、(2)数十ナノメートルオーダーの超微細凹凸で覆うようにし、(3)環境的に安定な金属酸化物または金属リン酸化物薄層で形成されるようにしたNAT処理を行うことにより1液性エポキシ接着剤に対して最適な被着材にする。エポキシ接着剤は適切な酸無水物を硬化剤とし、適切な無機充填材及び超微細無機充填材を添加したものとする。それにより、常温下で従来のエポキシ系接着剤による強い接着力を保持し、NAT処理した金属合金61、62同士の接着、NAT処理した金属合金61とCFRP材62の接着で高温域において接着力が向上し、軽量強固な構造材用部材が得られる。 (もっと読む)


【課題】金属合金とCFRPをエポキシ接着剤によって強固に接着する技術の提供。
【解決手段】金属合金表面31にミクロンオーダーの粗度を生じさせ、且つ、その凹凸面内に超微細凹凸を形成し、且つ、表層を金属酸化物又は金属リン酸化物の薄層とする。その表面に、粒径分布の中心が5〜20μmの無機充填材及び粒径が100nm以下の超微細無機充填材を含む第1の接着剤(1液性エポキシ接着剤)を塗布し、当該金属合金を密閉容器に封じて減圧及び昇圧を行った後、接着剤を硬化し、さらに硬化した接着剤層を粗面化する。一方、CFRP32を硬化させ、その表面を粗面化する。粗面化した金属合金及びCFRPの双方に、無機充填材を含む第2の接着剤(1液性又は2液性エポキシ接着剤)を塗布し、両部材を密閉容器に封じて減圧及び昇圧を行った後、両部材を固定して第2の接着剤を硬化させることで両者を一体化する。 (もっと読む)


【課題】CFRP部材同士を接着剤で強固に接合する技術の提供。
【解決手段】CFRP部材21の表面を研磨紙で粗面化し、金属用脱脂液に浸漬した後、水洗し、乾燥した。粗面化した範囲に微粉タルク及びカーボンナノチューブを含む1液性エポキシ接着剤を塗布し、減圧容器に入れる。接着剤の粘度を10Pa秒以下とした状態で、減圧して数十mmHgの低圧にし、数分置いて常圧に戻す操作を3回繰り返して接着剤を染み込ませる。これらの処理を施したCFRP部材21,21同士を密着させた状態で加熱し、接着剤を硬化させて接合体20を得た。せん断破断力は60MPa以上を示し、極めて強固に接着されたCFRP接合体を得ることができた。 (もっと読む)


【課題】効率よく量産でき、かつ、意匠性、加飾性に優れた炭素繊維織物シートの樹脂成形体の提供。
【解決手段】本発明の炭素繊維織物シートの樹脂成形体は、炭素繊維1を織りなして得られた織物シート2の両面に透明な熱可塑性樹脂フィルム3を積層しフィルム積層織物シート4を作成する。このフィルム積層織物シートを製品形状に合わせて切断してフィルム積層織物シート形状物7を作成する。この形状物の表面及び縁部8を射出成形により透明樹脂体9を被覆し炭素繊維織物シートの樹脂成形体とする。又、前記形状物の裏面に構成体用樹脂体18を射出成形させ第2の炭素繊維織物シートの樹脂成形体の製造も可能とする。 (もっと読む)


【課題】金属合金を含む接着複合体において、80〜90℃以上の環境下の接着力を高め、接着剤の耐熱性を向上させる。
【解決手段】表面が(1)ミクロンオーダーの粗度を有するとともに、(2)数十nmオーダー超微細凹凸で覆われ、(3)表面に環境的に安定な金属酸化物または金属リン酸化物薄層が形成されるNAT処理により得られた金属形状物21と、同様に処理された他の金属形状物またはFRPの被着体22とをエポキシ系接着剤23で接着し硬化させ一体化させる。エポキシ系接着剤は充填材として粒径分布の中心が5〜20μmの無機粉体、少なくとも粒径100nm以下の超微細無機粉末0.3〜3質量%を含む。無機粉体、超微細無機粉末の凝集を解くために破壊分散手法用い、また、微粉型の熱可塑性樹脂を充填材として加える。 (もっと読む)


【課題】金属合金と繊維強化プラスチックを1液性エポキシ系接着剤によって接合したときの接合力を向上させる。
【解決手段】A7075片にエッチングを施し、その表面にミクロンオーダーの粗度を生じさせ、且つ、40〜100nm径の凹部からなる超微細凹凸を形成させ、且つ、表層を酸化アルミニウムの薄層とする。その接着対象となるCFRPを3回硬化させた後、表面を粗面化し、洗浄する。(1)粒径分布の中心が5〜20μmの無機充填材、(2)100nm以下の粒径の超微細無機充填材、及び(3)ポリエーテルスルホン樹脂の粉体をエポキシ系樹脂に充填した1液性エポキシ系接着剤を、A7075片及びCFRPに塗布して両者を固定し、硬化させる。 (もっと読む)


【課題】長時間の作業における、指掛リングとの指の擦れによる痛みを抑制できる鋏を提供する。
【解決手段】刃部11a、12aと合成樹脂製指掛リング11b,12bとを有する一対の鋏片11,12が軸部13により回動可能に連結された鋏1において、指掛リング11b,12bの内周面112に軟質樹脂からなる突起部16を形成し、この突起部の内部に空洞部が形成する。この突起部および空洞部は指掛リング内周面全体にわたって設けても良い。 (もっと読む)


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