説明

大成プラス株式会社により出願された特許

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【課題】金属合金種本来の接着強度を発揮できるような金属合金積層材の提供。
【解決手段】厚さ0.7mmのKFC銅合金片20にエッチングを施し、表面を、山谷平均間隔(RSm)が1〜3μm、最大高さ粗さ(Rz)が0.3〜0.5μmの粗さとし、且つ、10〜200nm径の凸部が混ざり合った超微細凹凸形状とした。各KFC片20の片面全面に接着剤を塗り、減圧/常圧戻しの操作を3回繰り返し、接着剤塗布面同士を面接合させて積層した。次いで、各積層材(KFC片2枚からなる積層材)の片面全面に接着剤を塗り、減圧/常圧戻しの操作を3回繰り返し、接着剤塗布面同士を面接合させて2組の積層材を積層した。KFC片4枚からなる厚さ2.8mmのKFC積層材21を得た。このKFC積層材21同士を一定面積で接着接合した試験試料2のせん断破断力は51MPaと非常に強く、積層前の値(31MPa)から劇的に接着性能が改善された。 (もっと読む)


【課題】分割組み立てによる製造を容易にし、低コストで製造のできるように構成した表示装置のフロントパネルの提供。
【解決手段】フロントパネルは液晶表示装置の基体をなすシャーシの表側周縁に取り付けられ枠体をなすものである。このフロントパネルは、前記枠体の一部をなし前記シャーシの表側に係合して取り付けられる第1枠部材と、この第1枠部材に突き合わせる形で同様にシャーシの表側に係合し前記第1枠部材の両端部に接合する2つの第2枠部材と、この第2枠部材の端部に係合部を介して接合する第3枠部材とから構成されている。このフロントパネルは、組み立て後分解可能であるが、完全一体化する構成も可能である。 (もっと読む)


【課題】β型チタン合金製の合金成形物と樹脂を強固に一体化した複合体とする技術を提供する。
【解決手段】市販のβ型チタン合金を弗素イオン含む硫酸水溶液でエッチングし、さらに特殊な化成処理を行う特異的な表面処理を行う。これによって表面がミクロンオーダーの粗度を有し、かつ数十ナノメートルオーダーの超微細凹凸も形成される。この処理を施したチタン合金板1とPBT系、PPS系、または芳香族ポリアミド樹脂系の樹脂組成4との射出接合によって、強固な一体化品を得る。また、β型チタン合金板と硬質の結晶性樹脂を含む樹脂組成物(例えばPBT、PPS、6ナイロン、66ナイロン等)との圧融着、β型チタン合金板と被着材(金属合金またはFRP等)との接着剤接合によっても強固に一体化した金属と樹脂の複合体。 (もっと読む)


【課題】生産性を高く、かつ金属と樹脂を強固に接合するためにインサート射出成形により、一体化して接合する。
【解決手段】金属部品は数平均内径80nm以下の凹部で全面が覆われており、一方の樹脂組成物部品は、ポリフェニレンスルフィド70〜99重量%とポリオレフィン系樹脂1〜30重量%とを含む樹脂分組成の部品である。金属部品を金型にインサートし、樹脂組成物を射出させ接合して複合体を得る。樹脂組成物部品が金属部品の表面に形成された凹部に侵入し、錨効果により容易に剥がれることなく一体化された複合体を作れる。 (もっと読む)


【課題】非金属性部材を熱可塑性樹脂組成物を介して金属性部材に接合させるようにした接合構造体の提供。
【解決手段】アルミニウム合金等の金属性部材2をアンモニア、ヒドラジン及び/又は水溶液アミン化合物に浸漬して、表面に微細凹凸を形成する。その表面に対してPPS又はPBTを主成分とする熱可塑性樹脂組成物をゲート10から射出成形することで、熱可塑性樹脂成型物4が強固に接合される。また、その熱可塑性樹脂成型物4によって永久磁石等の非金属性部材3が金属性部材2に固定され、接合構造体1が得られる。その熱可塑性樹脂組成物の硬化過程において、樹脂の熱収縮により非金属性部材3は金属性部材2に押圧され、より強固に接合される。 (もっと読む)


【課題】軽量化と強度強化を図り、生産性を向上させた接合薄板金属構造体の提供。
【解決手段】金属(軽金属)製の薄板をプレスにより成形し、折り曲げ部を有する第1構造部材2と、第2構造部材3とを対向して突き合わせる。この両構造部材2、3は、薄板状の構造部材で間に空間部6を有するように突き合わせ、その突合せ部に熱可塑性樹脂組成物7を射出成形し一体化して接合薄板金属構造体1とする。折り曲げ部を構造部材の周縁部や中間部に設けるようにしてねじり剛性、曲げ強度の強化を図っている。 (もっと読む)


【課題】透気度が大きく撥水性を高め、低コストで量産化可能に構成されたPBT樹脂多孔質体の通気栓の製造方法と、その素材を提供する。
【解決手段】PBTとペンタエリスリトールとグリセリンのコンパウンドを作成する。射出成形して形状化し、その成形品からペンタエリスリトールを湯で抽出する。湯抽出後の成形品はPBT製の多孔質体となり、乾燥後にメチル系シリコーン化合物の濃度1〜5%とした有機溶剤溶液にこの多孔質体を浸漬し、取り出して乾燥し、更に加熱硬化し、通気栓とする。 (もっと読む)


【課題】透気度が大きく撥水性を高め、低コストで量産化可能に構成されたPBT樹脂多孔質体の通気栓を作る。
【解決手段】PBTとペンタエリスリトールと液状多官能アルコールのコンパウンドを作成し、射出成形して形状化し、成形品からペンタエリスリトール等を温水で抽出する。ペンタエリスリトールの抽出された成形品をPBT製の多孔質体とし、乾燥後パーフルオロアルキル基と酸無水物基を有する分子量で数千程度の撥水剤を、濃度0.2%以下とした有機溶剤溶液にこの多孔質体を浸漬し、数時間浸漬の後に取り出して乾燥し、加熱硬化して通気栓とする。 (もっと読む)


【課題】複数の金属形状物に対して、樹脂組成物を射出接合して一体化した複数金属形状物の接合複合体をえる。
【解決手段】複数の金属形状物11、12の接合部に化学エッチングによるミクロンオーダーの粗度があり、且つその表面は電子顕微鏡観察で、高さ又は深さ及び幅が10〜500nmで長さが10nm以上の仕切り状凸部、又は溝状凹部が10〜数百nm周期で全面に存在する超微細凹凸形状を形成し、その端部を金属酸化物又は金属リン酸化物の薄層を有するようにする。この複数の金属形状物の対向面間に枠体15により密封空間19を形成する。この密封空間に樹脂組成物4を射出し複数の金属形状物を接合して接合複合体26とする。 (もっと読む)


【課題】鏡面、梨地等の加工表面を有するステンレス鋼板等の金属を使用して、樹脂組成物を射出接合した場合に、高い接合力を有する複合体を得ることができ、かつその加工表面が維持された状態とする樹脂と金属の複合体の製造技術を提供する。
【解決手段】SUS304の薄板を、射出成形金型にインサートしPP樹脂3を射出する。射出接合後、金型を開いて内容物を離型し、これを液処理にかける。液処理終了後は、PP樹脂でマスキングされていない金属露出面6が液処理された面となる。これを別の射出成形金型にインサートし、射出接合用樹脂を射出し、金属合金と樹脂の複合体を得る。この複合体からPP樹脂部を剥ぎ取った物が、最終製品としての複合体である。製品の外観部(PP樹脂部でマスキングされていた範囲)は、当所のステンレスの鏡面が維持されている。 (もっと読む)


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