説明

中外炉工業株式会社により出願された特許

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【課題】 非常に径が大きなリング状ワークの焼入れ処理が簡単に行えるようにすると共に、焼入れ処理時にリング状ワークに楕円変形や反り等が発生するのを適切に防止する。
【解決手段】 加熱処理されたリング状ワーク2をベース部材5に保持させて、リング状ワークの内周側に内周固定部材40を装着させる共に、リング状ワークの上面を押圧部材51により押圧させた状態で、昇降手段20によりリング状ワークをベース部材と一緒に下降させ、このリング状ワークを冷却液槽4に収容された冷却液4a中に浸漬させて焼入れ処理を行うにあたり、上記の内周固定部材を、中央基材41とこの中央基材の外周側に径方向に拡開可能に装着された拡開部材43とで構成し、この拡開部材を径方向外方に移動させて、リング状ワークの内周側に内周固定部材を装着させた。 (もっと読む)


【課題】炉内に大気が侵入することを防止する水封装置を設けてなるウォーキングビーム式連続工業炉において、炉体の改造なしで、炉内を均一にかつ急速に冷却する方法を提供する。
【解決手段】炉の稼動停止後、炉内、外を隔てている水封装置4のシール水8を抜き、シール水を所定深さまで下げた状態とし、炉内に連通する排気ファンを運転し、大気を冷却用空気として炉内に導入し、導入した冷却用空気で炉体の熱を抜熱し、加熱された冷却用空気を、煙突を経て炉外へ強制排出する。 (もっと読む)


【課題】混合部内での点火性、燃焼安定性を良好にするとともに、燃焼途中の失火を防止して継続的な燃焼を可能にすることができるバーナ装置および二段燃焼式バーナ装置を提供する。
【解決手段】先端部2を有する燃料供給管3と、燃料供給管の外方に同心円上に形成され、その先端側へ向けて空気を供給する空気供給管4と、空気供給管の先端に接続されるとともに、燃料供給管の先端部が挿入されることにより、空気供給管から供給される空気に燃料供給管から噴射される燃料が混合されて火炎を形成する混合部5とを備え、燃料供給管の先端部には、その周方向に、燃料噴射孔6を配設することで、混合部内に濃燃料領域Zを生成する濃燃料領域生成帯Xが形成されるとともに、濃燃料領域生成帯Xに連続させて、その両端部間には、混合部内に淡燃料領域W(可燃領域)を生成するために、燃料噴射孔を配置しない淡燃料領域生成帯Yが形成される。 (もっと読む)


【課題】熱膨張によって放電位置がずれないバーナ装置を提供する。
【解決手段】装置の外壁となる固定壁4を貫通し、燃料を供給する通電可能な燃料供給パイプ6と、固定壁4を貫通し、燃料供給パイプ6と電気的に絶縁しながら燃料供給パイプ6に沿って配設され、先端が燃料供給パイプ6に近接する電極棒8とを有するバーナ装置1において、電極棒8は、先端近傍が燃料供給パイプ6に固定され、固定壁4を貫通する部分が固定壁4に固定され、燃料供給パイプ6に固定された部分と固定壁4に固定された部分との間で分断され、導電性のスリーブ16を嵌装することよって接続されている。 (もっと読む)


【課題】空の取鍋の内部雰囲気を均一に予熱することができる取鍋予熱装置を提供する。
【解決手段】溶鋼を受鋼して運搬する取鍋2の開口部3を塞ぐ鍋蓋4に、空の取鍋内を均一に予熱する火炎fを生成するために、吸引される排ガスで加熱され、供給される燃焼用空気aを加温する蓄熱体5c,6cを有して、交互に燃焼用空気を取鍋内へ噴出する左右一対の燃焼用空気噴出ノズル5a,6aと、これら燃焼用空気噴出ノズルの間に設けられ、鍋蓋の中心から高さ方向におろした軸線X上に向かって火炎を噴出するように、燃料を取鍋内へ供給する燃料供給管8’とを設けた。 (もっと読む)


【課題】 少なくとも一対の蓄熱式バーナが設けられた蓄熱燃焼式加熱炉において、一対の蓄熱式バーナの停止時に、蓄熱式バーナにおける蓄熱室や燃焼排ガスを排出させる排ガス排出管などが腐食するのを防止する。
【解決手段】 燃料噴射ノズル25を備えたバーナ部21と蓄熱材22a,22bを収容させた蓄熱室22とを有する少なくとも一対の蓄熱式バーナ20が設けられた加熱炉10において、一対の蓄熱式バーナ20の燃焼及び蓄熱を停止させるにあたり、停止時に燃焼排ガスを蓄熱室22に導いて蓄熱材22bに燃焼排ガスの熱を蓄熱させて排出させる操作を行っていた蓄熱式バーナ20bに燃焼用空気を一時的に供給するようにした。 (もっと読む)


【課題】ストリップ材の温度を幅方向に均一化できるストリップ材処理装置を提供する。
【解決手段】ストリップ材処理装置1は、ヒータ14を有する循環ダクト15の下流側をストリップ材8の幅方向に区分してなり、ストリップ材8の幅方向に並んでストリップ材8に熱風を吹き付ける複数の熱風吹き付け手段18と、熱風吹き付け手段18の下流側で、ストリップ材8の幅方向の温度分布を計測する測温手段20と、測温手段20の検出結果に応じて、ストリップ材8の幅方向の温度差を低減するように、熱風吹き付け手段18毎に、ダンパ16の開度を調節することで吹き付ける熱風の風量を調節する熱風調節手段21とを有する。 (もっと読む)


【課題】排熱の有効利用に資する蓄熱体の炉体耐火物からの落下を防止することが可能であるとともに、設備コストおよび施工手間の低減も達成可能な炉構造およびこれに用いる蓄熱体兼用アンカータイルを提供する。
【解決手段】炉内空間Sを区画形成する炉体耐火物2,3と、炉体耐火物の外側に設けられた支持構造体6と、支持構造体に炉体耐火物を連結するために、当該支持構造体に一端が係止され他端が炉体耐火物に定着されるアンカー部7,8を有するとともに、アンカー部から一体的に延長されて炉内空間へ突出され、蓄熱して輻射熱を炉内空間へ放射する蓄熱部9,10を有する蓄熱体兼用アンカータイル11,12とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 複数対の蓄熱式バーナが設けられると共に熱処理炉内における燃焼排ガスの一部を熱処理炉外に排出させる排出部が設けられた蓄熱燃焼式熱処理炉において、熱処理炉内における燃焼負荷に応じて、各対の蓄熱式バーナの燃焼及び停止を適切に制御すると共に、熱処理炉における熱利用率が低下するのを抑制するようにした。
【解決手段】 複数対の蓄熱式バーナ20が設けられると共に熱処理炉10内における燃焼排ガスの一部を熱処理炉外に排出させる排出部13が設けられた蓄熱燃焼式熱処理炉において、熱処理炉内における燃焼負荷に応じて、複数対の蓄熱式バーナにおける燃焼及び停止を切り替えて制御するにあたり、排出部に近い位置における対の蓄熱式バーナから順々に停止させる時間を長くした。 (もっと読む)


【課題】 複数対の蓄熱式バーナが設けられた蓄熱燃焼式熱処理炉において、対になった蓄熱式バーナにおける燃焼と停止とを制御するにあたり、停止時間が長くなった蓄熱式バーナにおいて燃焼を再開させた際に、この蓄熱式バーナにおける火炎温度が低下するのを抑制し、被処理材に対して適切な熱処理が行えるようにする。
【解決手段】 燃料噴射ノズル25を備えたバーナ部21と蓄熱材22aを収容させた蓄熱室22とを有する複数対の蓄熱式バーナ20が設けられた熱処理炉10において、対になった蓄熱式バーナの燃焼を停止させた場合においても、少なくとも一方の蓄熱式バーナにおいて、燃焼排ガスを蓄熱室に導いて蓄熱材に燃焼排ガスの熱を蓄熱させるようにした。 (もっと読む)


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