説明

株式会社タナベにより出願された特許

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【課題】ZnO含有量が多い酸化物からなる原料を溶融還元する場合であっても、火炎噴き出し現象の発生を極小化して安全に且つ効率よく所望の溶湯を得ることができる酸化物原料溶融・還元用の電気製錬炉を提供する。
【解決手段】炉本体12と、炉蓋14と、下流端が前記炉蓋14に開設された原料投入口14aに嵌挿された投原管16と、炉蓋14を上下方向に貫通して配置された電極18と、投原管16の中間部に設けられたロストルダンパー42とを備えた電気製錬炉10であって、炉蓋14に開設された排ガス出口14cには、排ガス出口14cから炉本体12内へ向けて打撃シャフト48が進退し、炉本体12内に形成された酸化物原料の棚tを打撃する棚落とし装置20が設けられると共に、ロストルダンパー42には、ロストルダンパー42の開度を遠隔操作するロストルダンパー遠隔操作装置22が取り付けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生産性の向上のためにエナメル塗布電線の線速を上げ、これに対応して熱風や冷風の風速を上げても、エナメル線の不良の原因となる線ブレを抑制でき、かつ熱効率を向上させ得るエナメル線焼付装置を提供する。
【解決手段】エナメル線焼付装置は、焼付炉の上側に冷却塔を備えている。また、エナメル線焼付装置は、焼付炉と冷却塔との間に空気流を吹き込むことにより、焼付炉から冷却塔に熱風が上昇することを防止する熱風上昇防止装置3を備えている。熱風上昇防止装置3は、複数のエナメル塗布電線4を並べて通過させるための電線通路34を有するハウジング30と、ハウジング30に空気流を吹き込むために当該ハウジングの内壁に形成された送風口35と、備える。そして、ハウジング30内であって送風口35の近傍に、空気流の直進を防止する直進防止板31が設けられている。 (もっと読む)


【課題】凹凸形状を任意に変更することのできる熱処理炉を提供する。
【解決手段】熱処理炉1は、エナメル線6を熱処理するための炉体2を備えている。この炉体2は、エナメル線6が挿通される通線部2aと、炉体2の壁面に貫通形成された抜差し孔3と、を有する。前記熱処理炉1は、抜差し孔3に対して抜差し可能とされ、抜差し孔3内に挿入されたときに通線部2aの内面に凹凸面を形成する凹凸板4を備える。炉体2の壁面には、抜差し孔3が、通線部2aの通線方向Aに複数配置されている。そして、凹凸板4は任意の抜差し孔3に抜差し可能とされている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、安全に熱処理工程だけでマグネシウム合金の脱脂処理が可能なマグネシウム合金、マグネシウム合金を含む部材の脱脂処理装置および脱脂処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の脱脂処理装置、脱脂処理方法は、密閉型の熱処理炉1の内部を、外気の流入を遮りつつ所定温度の過熱水蒸気の雰囲気にした後、熱処理炉1の内部に、付着物13aが着いたマグネシウム合金あるいは該マグネシウム合金を含む部材で形成された被処理物13を送り、熱処理炉1の内部で被処理物13を過熱水蒸気雰囲気にさらして、外気との接触を断ちながら油煙33aと固形物33bとに分離されるようにした。これにより、マグネシウム合金は、安全に無酸化状態のまま、脱脂処理が行なえる。 (もっと読む)


【課題】 合金鉄などの還元精錬で発生する副生ガスを、ベンチュリスクラバを含む除塵装置で除塵する際に予冷塔からベンチュリスクラバに至るガスダクト内に堆積するダストを、電気炉の稼動を停止することなく、除去することができる電気炉副生ガス回収ダクトの洗浄装置を提供する。
【解決手段】 予冷洗浄塔(4)からベンチュリスクラバ(6)に至る横行ダクト(5)のガス出口側の端部に、該横行ダクト内にガスシールシール部を介して前後進可能に挿入され、かつ、基端に高圧水供給部、先端に高圧水噴射ノズル(22)を備えた横行ダクト堆積ダクト洗浄ランス(23)を設け、前記横行ダクトのベンチュリスクラバ取付け部位の直上に該横行ダクトからベンチュリスクラバにいたる垂直ダクト内にガスシール部を介して前後進可能に挿入され、かつ、基端に高圧水供給部、先端に高圧水噴射ノズル(32)を備えた垂直ダクト堆積ダスト洗浄ランス(33)を設ける。 (もっと読む)


【課題】被処理物が処理される際に発生する油煙分や固形物を再利用することにより、環境汚染を防止し、省エネルギー効果を高め、安全に使用することが可能となる混合物および混合廃棄物の脱脂およびリサイクル装置を提供する。
【解決手段】外熱式ロータリーキルン炉18を用いて混合物および混合廃棄物を過熱水蒸気により加熱処理し、その際に生成された固形物と油煙分を分離する手段23と、前記油煙分を冷却し水分と油分に分離する手段27と、固形物を回収し再利用する手段25と、水分を蒸気ボイラ6の供給水の一部として使用する手段と、油分を燃焼させることにより発生した熱量を熱分解炉22の加熱用熱源の一部として使用する手段と、前記熱分解炉22の加熱部より発生する排気ガスを過熱水蒸気発生装置1の加熱熱源の一部として使用する手段と過熱水蒸気発生装置1より発生する排気ガスを熱分解炉22の加熱用熱源の一部として使用する手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】 収納効率の改善を図るとともに、装置各部構造を簡略化して物品の出し入れを行うことができる入出庫装置を提供すること。
【解決手段】 ロール状の物品Wを支持するラック装置11と、物品の出し入れを行うローダ12を備えて入出庫装置10が構成されている。物品Wの芯材29又はその内側に配置されたスリーブ100は物品Wの両端部から突出する前部延長部29A,100Aと後部延長部29B,100Bを備えており、これらの延長部がラック装置11に支持されるようになっている。ローダ12は、芯材29又はスリーブ100の内部に進退可能に設けられた移載アーム34と、前部延長部29A,100Aが載る前部支持体27を支持可能な補助アーム72とを含み、移載アーム34を芯材29又はスリーブに挿入して物品Wを支持したときに、補助アームが前部支持体27を支持してラック装置の収納位置に対して物品Wの出し入れを行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 ロール幅よりも長寸となる芯材を用いる必要性がなく、物品の最大幅を抑制してスペースの効率的な利用を図るとともに、装置各部構造の簡略化を達成できる入出庫装置を提供する。
【解決手段】 ロール状の物品Wを支持するラック装置11にガイドレール13が併設され、ガイドレール13に沿ってローダ12が移動可能に設けられている。ラック装置は、物品Wを片持ち姿勢で支持する支持アーム26を備える一方、ローダは、支持アームの先端側から前進して支持アームを受容する位置に移動可能な移載アーム75を備える。ローダは、昇降体31と、水平面内で回転可能な回転体33と、移載アームを支持するスライダ34を含む。物品を出し入れするときは、支持アームに対向する位置まで移載アームを移動させ、移載アームを物品の芯材28内に挿入して支持替えを行い、その状態でローダを初期位置に復帰させることにより行われる。 (もっと読む)


【課題】シール面の摺動部の面圧を高く保持することにより安定したシール性能が得られ、シール部材の寿命を長くすることができ、また、シール部材の磨耗が進行してもシール性能が低下しないことを可能とするロータリーキルンのシール構造を提供する。
【解決手段】キルン本体の端部に環状のディスク板44を設け、固定フード36にベローズ47を介して連結された環状の押さえ板5のシール面側に、加圧手段を有した2本の溝と、これらに装着される2本のシールリング2、4とを設け、前記ディスク板と前記押さえ板と前記2本の溝の間に気体または液体を導入することによりキルン内外をシールする。 (もっと読む)


【課題】大きなスラグ塊が落下しても溶融炉等の運転を継続して行え、その稼動効率を向上させると共に、部品の強度や駆動装置の駆動能力を必要以上に上げたりすることのない水砕スラグの搬送装置を提供する。
【解決手段】大きなスラグ塊を収容する蓄積室をケーシングの後部に設け、溶融スラグ落ち口とスクレーパコンベアとの間に、前記蓄積室の底部から斜め上方に向かって伸び且つ等間隔に平行配列された複数の板状のレールを設け、前記板状のレールの隣り合う対向面の最短距離Wと、スクレーパの隣り合う対向面の最短距離Pの関係をW<Pとすることにより、大きなスラグ塊を受け止め且つこれをその自重により前記板状のレールに沿って前記蓄積室方向に滑走移動せしめ、前記大きなスラグ塊を蓄積室に蓄積する。 (もっと読む)


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