説明

日精エー・エス・ビー機械株式会社により出願された特許

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【課題】 大掛かりな機構を用いることなく、保圧機構に対する樹脂の滞留を確実になくす。
【解決手段】 射出スクリュー2の加圧により、保圧プランジャー22を樹脂の圧力で後退させて保圧路9に樹脂を流入させると共に、樹脂路6の樹脂を加圧し(一次保圧)、遮断プランジャー12を閉じて保圧プランジャー22により樹脂路6及び保圧路9の樹脂を加圧し(二次保圧)、更に、遮断プランジャー12を開いて先端が樹脂路6に突出する状態まで保圧プランジャー22を前進させて保圧路9の樹脂の全てを樹脂路6に排出し、遮断プランジャー12よりも射出スクリュー2側の保圧路9に対して樹脂を保持させる。 (もっと読む)


【課題】厚肉となる部分の欠点を解消して、耐熱性と透明性とのバランスが取れた大型リターナブル容器、その成形方法及び成形装置並びに加熱ゾーンが分割されたブロー型を提供する。
【解決手段】大型リターナブル容器の成形方法は、厚肉のポリエステル樹脂製プリフォーム、またはプリフォームからブロー成形された一次ブロー成形品を、加熱下でブロー成形して、ブロー成形時の歪を除去した中間成形品を得る熱処理工程と、収縮された中間成形品を加熱下でブロー成形して、大型リターナブル容器を得る最終ブロー成形工程と、を有する。熱処理工程は、プリフォームまたは一次ブロー成形品を熱処理型204内に配置し、プリフォームまたは一次ブロー成形品内に高圧エアーを導入して加圧して、ブロー成形された肩部22及び胴部24を熱処理型のキャビティ面204Aに密着させて熱処理し、かつ、ブロー成形された肩部22を胴部24よりも低い温度で加熱する。 (もっと読む)


【課題】 ブロー成形機への着脱を、工具等を要せずにワンタッチで行うことができるプリフォーム搬送プラグ、それを用いたブロー成形機、及びブロー成形機でのプリフォーム搬送プラグの交換方法を提供すること。
【解決手段】 搬送部材360に取り付けられて、プリフォーム10を搬送するプリフォーム搬送プラグ100は、搬送部材360に支持される基部110と、基部に対して着脱される着脱部210を含み、プリフォーム10のネック部12を保持するプリフォーム保持部200とを有する。着脱部210は、基部110に係止される被係止部211を含む。基部110は、被係止部211を係止する係止部111と、被係止部211が係止部111により係止される係止状態を維持する第1位置P1と、その係止状態を解除する第2位置P2とに移動される移動部材120と、移動部材120を第1位置P1に維持するように移動付勢する付勢部材130とを含む。 (もっと読む)


【課題】 ワニ口式のブロー型を採用しながら、可動キャビティ型を型開きさせる外力に対する抗力を高めて、成形品質を向上させること。
【解決手段】 垂直なパーティング面201を有する固定キャビティ型200に対して、固定水平軸を第1支点O1として可動キャビティ型210が開閉駆動される。この可動キャビティ型を開閉駆動する型開閉駆動機構220は、可動キャビティ型に設けられた第2支点O2に第1端部222Aが回動自在に連結された第1リンク222と、第1リンクの第2端部222Bに設けられた第3支点O3に第3端部224Aが回動自在に連結された第2リンク224と、第2リンクの第3端部と第4端部との間に設けられた第4支点O4に第5端部226Aが回動自在に連結され、固定の第5支点O5に第6端部226Bが回動自在に連結され、第5支点を中心に回動する第3リンク226と、第2リンクの第4端部に設けられた第6支点O6を、5支点O5を通る垂直線の両側に往復移動させる移動部材230と、を含む。 (もっと読む)


【課題】成形品の口部を傷つけることなく受け渡しすることができるロータリ型成形品搬送装置及びそれを用いたロータリ型ブロー成形装置の提供。
【解決手段】各々回転中心O1,O4の廻りの等角度間隔の複数位置の各々にて、少なくとも一つの成形品を水平面内で回転搬送し、受け渡し位置での成形品が受け渡される2台のうちの一方のロータリ型成形品搬送装置50(100)は、該成形品を第1保持部160を先端に支持し回転搬送される搬送アーム110を有し、搬送アームが2台のロータリ型成形搬送装置の各々の回転中心を通る直線S4に沿って配置された時の受け渡し位置を中心とする所定回転角度に亘り、水平面内で直線S4と平行な方向で一つの第1保持部を受け渡し可能なストローク分だけ往復移動させ、かつ、2台のうちの他方のロータリ型成形品搬送装置の少なくとも一つの第2保持部22Aに対して第1保持部160を正対させる。 (もっと読む)


【課題】 占有設置面積を縮小しながら時間当たりの耐熱容器の生産量を極めて増大させることができるロータリ型ブロー成形装置を提供すること。
【解決手段】 ロータリ型ブロー成形装置10は、加熱される複数の一次ブロー型22を回転搬送しながら一次ブロー成形品をブロー成形して収縮させる一次ブロー成形ロータリ部20と、複数の二次ブロー型32を回転搬送しながら二次ブロー成形品をブロー成形する二次ブロー成形ロータリ部30と、一次及び二次ブロー成形ロータリ部の間に配置され、回転搬送される複数の中継アーム42の各々に設けた少なくとも一つの第1保持部を介して、一次ブロー成形ロータリ部20から二次ブロー成形ロータリ部30に一次ブロー成形品を受け渡す中継ロータリ部40と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 満充填時にもバランスが取れやすい把持位置にて、しかも容器の側方の二方向の何れからも安定して把持し易い二軸延伸ブロー成形容器を提供すること。
【解決手段】 二軸延伸ブロー成形容器10の胴部20は、相対向して配置される2つの第1側面部30と、2つの第1側面部30を2つの上側面部32と2つの下側面部34とに区画する、内方に窪む周リブ70と、2つの下側面部34の各々にて、2つの下側面部の各縦中心線P1上に位置する隔壁110の両側にそれぞれ配置され、2つの下側面部34にて最外表面となる平坦面34Aよりもそれぞれ内方に窪んで成形され、指の末節の指腹を挿入可能な2つの指掛け部100とを含む。 (もっと読む)


【課題】 第1,第2のブローキャビティ型固定板と底型固定板とを同期移動させ、かつ、第1,第2のブローキャビティ型固定板に設けた圧受け部材により底型へのブロー圧を圧受けすること。
【解決手段】 ブロー成形機は、第1,第2のブローキャビティ型が固定される第1,第2のブローキャビティ型固定板20,22と、底型が固定される底型固定板30と、第1,第2のブローキャビティ型固定板及び底型固定板を型締めする駆動力を発生するモータ40と、モータの駆動力を、第1,第2のブローキャビティ固定板と底型固定板との同期移動力に変換する型締め機構50と、第1,第2のブローキャビティ型固定板に設けられ、第1,第2のブローキャビティ型の型締め時に底型固定板と係合して、前記底型へのブロー圧を圧受けする圧受け部材20A,20Bと、型締め機構50に設けられ、底型固定板を型締め位置側に移動付勢する移動付勢部材100と、を有する。 (もっと読む)


【課題】ブローコア部材を、退避位置と、シール位置と、それらの中間位置である待機位置に設定可能として、ブローコア部材を素早くネック部にシール装着可能なブロー成形機を提供すること。
【解決手段】ネック部22にて外方に突出するリング部22Aを有するプリフォーム20をブロー成形して容器190を成形するブロー成形機は、プリフォーム20のリング部22Aを気密シールするシール部30Aを含み、直線移動案内されるブローコア部材110,112,120,122,130と、ブローコア部材を退避位置である第1の位置と、シール位置である第2の位置と、第1,第2の位置の中間の待機位置である第3の位置とに変位させる駆動機構と、を有する。駆動機構は、一端が固定端100Aと回転自在に連結され、他端がブローコア部材130と回転自在に連結されたロッド部材140を含み、ロッド部材140の長さを三段階に調整可能である。 (もっと読む)


【課題】型開閉と型締めの各駆動源を別個として高速にて型開閉しながら、成形サイクル毎に最上位にある基盤を型開閉ストローク分だけ昇降させる必要の無いプリフォーム射出成形装置を提供する。
【解決手段】プリフォーム射出成形装置は、上方から順に、上部型締め盤20、可動盤40、下部基盤10及び下部型締め盤30を有する。上部型締め盤20と下部型締め盤30は、複数のクランプシャフトで連結されて一体的に昇降する。開閉駆動手段60は、可動盤40を型開位置と型閉位置とに昇降させる。型締め手段70は、下部型締め盤30を昇降させることで、下部型締め盤30と一体で複数のクランプシャフト及び上部型締め盤20を昇降させ、上部型締め盤20の下降位置を型締め位置として設定する。圧受け部材80,90は、上部型締め20が型締め位置に設定される際に、型締め力を可動盤40に伝達し、かつ、その型締め力を圧受けする。 (もっと読む)


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