説明

日本フエルト株式会社により出願された特許

41 - 50 / 55


【課題】大きな空隙量を確保可能な多重構造の基布を折り畳み方式により効率良く製造することができるようにする。
【解決手段】基布1に不織繊維層2をニードリングにより積層一体化してなり、基布となる有端の織布3の折り畳みによる折曲部での経糸5の折り返しにより接合ループ6を形成するようにしたシーム付きフェルトにおいて、基布が、織布の端部3a・3bを丈方向の中間位置に配置した状態で、丈方向の両端にそれぞれ4つの折曲部3c〜3fが形成されるように織布を折り畳んで、4層の織物層L1〜L4が厚さ方向に重なり合うものとする。 (もっと読む)


【課題】大きな空隙量を確保可能な多重構造の基布を折り畳み方式により効率良く製造することができるようにする。
【解決手段】基布1が、織布3の折り畳みにより、丈方向の両方の端部にそれぞれ2つ合計4つの折曲部3c〜3fが形成されると共に、内向きに折り込むことで丈方向の中間部に互いに対向する態様で1対の折曲部3g・3hが形成され、端部の折曲部3c〜3fでの経糸5の折り返しにより、当該フェルトを無端状に接合するための端部接合用のループ11・12が形成されると共に、中間部の折曲部3g・3hでの経糸5の折り返しにより中間部接合用のループ14・15が形成され、この中間部接合用のループにより内向きに折り込まれた織布部分3j・3k・3m・3nが相互に接合されたものとする。 (もっと読む)


【課題】製紙フェルト用多重織基布において、空隙量を大きく確保することができ、圧縮抵抗性や圧縮回復性に優れ、且つ製造が容易になるようにする。
【解決手段】複数本の経糸3・4が厚さ方向に重なり合う多重構造をなし、複数本の経糸が相互に一体化するように緯糸11を絡合させた多重織部と、複数本の経糸の各々に絡合する緯糸12・13が厚さ方向に重なり合って一重織の織物層を重ね合わせた状態となる一重織重合部とからなる単位組織の繰り返しで構成されているものとする。 (もっと読む)


【課題】圧縮回復性に優れた製紙フェルト用繊維及び製紙フェルトを提供する。
【解決手段】本製紙フェルト用繊維10は、芯部11と芯部11を囲む鞘部12とを備え、芯部11及び鞘部12のうちの少なくとも一方が、母材樹脂111(ポリアミド樹脂又はポリエステル樹脂等)及び母材樹脂111中に分散された弾性粒子112(架橋ゴム粒子)を含む複合材料からなる。他の製紙フェルト用繊維は母材樹脂(ポリアミド樹脂又はポリエステル樹脂等)及び母材樹脂中に分散された弾性粒子(架橋ゴム粒子)を含む複合材料からなる。本製紙フェルトは、本発明の製紙フェルト用繊維を構成繊維とし、特に基布層とバット層(本製紙フェルト用繊維を構成繊維とするバット層)とを備える製紙フェルトであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】経糸の折り返しにより接合ループが形成されると共に、その接合ループを形成する一対の経糸の双方に緯糸を絡合させた織物組織をなす基布を有する製紙用シーム付きフェルトにおいて、幅方向に並んだ接合ループの内部空間の大きさを概ね均一化すると共に接合ループの捩れ及び厚さ方向位置のずれを抑制して、接合ループによるシーム部の接合作業の作業性を向上させる。
【解決手段】接合ループ11の近傍領域に、ステープル及びフィラメントのいずれか一方あるいは双方を多数集合させた集合糸材からなる緯糸5bを配し、その緯糸5bを接合ループ11の基部11aに接触する交差部分で扁平化させて、その緯糸5bによる接合ループ11の基部11aの締め付けを緩和するようにしたものとする。 (もっと読む)


【課題】厚さ方向に重なり合う複数本の経糸の折り返しにより丈方向の端部に厚さ方向に複数のループ列が形成された基布を有する製紙用多重織シーム付きフェルトにおいて、製造工程を煩雑化させることなく、接合作業の作業性を向上させることができるようにする。
【解決手段】基布1が、複数本の経糸3〜6に緯糸13・14を絡合させて一体化した多重織で地部が織り上げられると共に、ループ8・9の近傍に、各ループを端部に備えた織物層15・16が互いに分離独立した分離部が設けられたものとする。 (もっと読む)


【課題】耐熱性繊維からなる不織繊維層を基布の表面側に積層した耐熱性搬送ベルトにおいて、高強度で且つ低伸度で寸法安定性に優れた高い物性を低コストに実現し、しかも層間剥離を確実に防止して高い耐久性を達成する。
【解決手段】耐熱性繊維からなる不織繊維層2と基布3とがニードリングにより接合一体化され、基布が、ニードリング後の丈方向の延伸により弛みが除去されると共に、樹脂材料の含浸により織物組織内に樹脂材料が充満した状態となっているものとする。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性、剛性及び形態の安定性に優れた製紙用織物糸及びこれを用いた製紙用織物を提供する。
【解決手段】 本製紙用織物糸は、粘度平均分子量が50万以下である母材樹脂(ポリアミド等)と、粘度平均分子量が100万以上であり、不飽和カルボン酸系化合物により変性され、且つ、該母材樹脂中に分散含有された超高分子量樹脂粒子(ポリエチレン等)と、を含有し、本製紙用織物糸100質量%に対して該超高分子量樹脂粒子が20質量%以下含有される。また、本製紙用織物1は、製紙用織物を構成する織物糸の少なくとも一部が、本製紙用織物糸である。また、この製紙用織物糸が、最下層緯糸22の少なくとも一部に用いられているものとすることができる。更に、この製紙用織物は、製紙用フォーミングワイヤーとすることができる。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性を向上させた製紙用織物を提供する。
【解決手段】 本発明の製紙用織物は、粘度平均分子量が50万以下である母材樹脂と、母材樹脂中に含有された粘度平均分子量が50万以下である高分子量樹脂と、母材樹脂中に含有された粘度平均分子量が100万以上である超高分子量樹脂と、を含有し、糸全体に対する高分子量樹脂と超高分子量樹脂との合計含有量が30質量%以下である製紙用織物糸を少なくとも一部に備える。
特に、母材樹脂はポリアミド系樹脂及びポリエステル系樹脂のうちの少なくとも1種の反応性母材樹脂であり、高分子量樹脂及び超高分子量樹脂は、不飽和カルボン酸系化合物(無水マレイン酸等)により変性されたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 酸化チタン粒子を安定に付着し易くするとともに、酸化チタン粒子の活性をできるだけ大きく利用できるようにした機能性フィルターを提供する。
【解決手段】
竹レーヨン繊維を含むフェルトに、酸化チタンとリン酸カリシウム類を塗布させている。このとき竹レーヨン繊維は竹を原料としたビスコース法レーヨン繊維、酸化チタンはアナターゼ型結晶のもの、リン酸カルシウム類は水酸アパタイトとするのが好ましい。これにより、家庭、オフィス、病院などの空間を、居住性のよい快適にすることができる。 (もっと読む)


41 - 50 / 55