説明

日本フエルト株式会社により出願された特許

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【課題】フェルトの丈方向の両端部に設けられたループを交互にかみ合わせて形成された共通孔に芯線を挿通して両端部を互いに接合する際に、ループの共通孔に挿通された芯線の端部を所定の引き込み経路に引き込んで抜け止めを行う作業を簡単に行うことができるようにする。
【解決手段】ループの共通孔内に芯線10を誘導するリードワイヤ30の端部を接続可能な接続部33を一端側に備えると共に把持部34を他端側に備えた抜け止め用具31を、引き込み経路を隔てて接続部及び把持部が外部に突き出るようにループ9内に予め挿入しておき、ループの共通孔に芯線を挿通した後に、リードワイヤ30の端部を接続部に接続した上で、把持部を引っ張ることで、芯線の端部を引き込み経路に引き込むようにする。 (もっと読む)


【課題】抄紙機内の前反に牽引させて当反を抄紙機内に引き入れるために前反と当反とを連結する連結具を前反に取り付ける取付孔を前反に開設する際に、前反上の取付孔の開設位置に印を付けるマーキング作業を省略して、前反と当反との連結作業の効率化を図る。
【解決手段】前反2に開設する取付孔5に対応した挿通孔6が形成されたシート状本体7を有する掛け入れ補助具1を前反に添着し、この掛け入れ補助具の挿通孔を基準にしてその挿通孔に連通した態様で前反に取付孔を開設して、その前反の取付孔及び掛け入れ補助具の挿通孔に連結具を通すようにする。 (もっと読む)


【課題】基布を構成する経糸の折り返しにより端部接合用のループを形成した製紙用シーム付きフェルトにおいて、幅方向の端部で顕著に発生するループの摩耗を抑制して長寿命化を図る。
【解決手段】ループの基部においてその走行面側を通るように設けられると共に、幅方向の両端部の高摩耗領域にのみ延在する保護用緯糸11を設ける。特にこの保護用緯糸を、下糸5の下側に位置する割合が下糸の上側に位置する割合より大きくなるような絡合形態で下糸に絡み合うように設ける。 (もっと読む)


【課題】織布の先端部を相互に接合するにあたり、溶着が均一で仕上がり状態が整然としたものになり、十分な接合強度を得ると共に、溶着部に適度な厚みを確保することができるようにする。
【解決手段】織布3の幅方向に延在する先端部11・12を相互に接合するために、その一対の先端部の各々において緯糸6を所要の本数除去してできた経糸5のみの部分が互いに重複するように重ね合わされ、ここに経糸に架設された態様で熱可塑性の糸材からなる架橋糸21が緯糸と平行に配置されて、この架橋糸と熱可塑性の糸材からなる経糸とが共に部分的に溶融した状態で相互に固着されるように超音波溶着されたものとする。 (もっと読む)


【課題】厚さ方向に重なり合う複数本の経糸の折り返しにより丈方向の端部に厚さ方向に複数のループ列が形成された基布を有する製紙用多重織シーム付きフェルトにおいて、製造工程を煩雑化させることなく、接合作業の作業性を向上させると共に、基布の物性が全体的に概ね均一となるようにする。
【解決手段】基布1が、織物組織の基本パターンを構成する緯糸13・14とは異なる緯糸19を地部に追加して、この緯糸が、ループ8・9の各々を端部に備えた複数の織物層15・16を織り合せる接結糸となるように多重織で織り上げられて、接結糸を配さないループの近傍に、織物層が互いに分離独立した分離部が設けられたものとする。 (もっと読む)


【課題】製紙面側織物層と走行面側織物層の接結を強固にして耐摩耗性を向上させると共に、表面性を向上させることができる製紙用織物を提供する。
【解決手段】本発明の製紙用織物1Aは、製紙面側経糸21及び製紙面側緯糸22により構成され且つ製紙面側経糸21と製紙面側緯糸22とが平組織に織られた製紙面側織物層2、走行面側経糸31と走行面側緯糸とにより構成された走行面側織物層、及び製紙面側経糸21と走行面側経糸31とを織込んで製紙面側織物層2と走行面側織物層3とを接結した接結緯糸4、を有する製紙用織物1において、接結緯糸4のうちの第1接結緯糸4aが製紙面側経糸22のうちの第1製紙面側経糸22aを織込み、且つ第1接結緯糸4に隣接された少なくとも一方の製紙面側緯糸22である第1製紙面側緯糸22aが、第1製紙面側経糸21aの下を通って走行面側経糸31aを織込んでいる接結部51を有する。 (もっと読む)


【課題】基布の製造工数を増加させることなく、さらに基布の均一性をさほど低下させることなく、基布の厚さ及び空隙量を小さくすることができるようにする。
【解決手段】基布1が、地部Aにおいて端部接合用のループ11を形成する一対の経糸3・4を幅方向にずらした構造の織物組織をなし、ループの近傍に、ループが概ね起立するように当該ループを形成する一対の経糸を厚さ方向にずらした構造の織物組織をなすループ起立保持領域Bを設ける。 (もっと読む)


【課題】基布となる有端の織布の端部を相互に接合した部分で地部と大きな物性上の違いが発生することがなく、且つ織布の端部の接合作業を簡単にして製造工数を削減することができるようにする。
【解決手段】基布1に不織繊維層2をニードリングにより積層一体化してなり、基布となる有端の織布11の端部11a・11bが相互に接合されるフェルトにおいて、基布となる織布の端部が接合相手となる端部と互いに重ね合わされ、この互いに重ね合わされる重合領域13・14に、緯糸4を引き抜いて形成された無緯糸部15・17と、地部と同様の有緯糸部16・18とを設け、一方の端部11a側の無緯糸部15及び有緯糸部16が、他方の端部11b側の有緯糸部18及び無緯糸部17にそれぞれ重なるようにする。 (もっと読む)


【課題】織布の端部の接合の作業を簡素な構成の装置で効率良く実施し得るようにして製造コストを削減する。また、織布の接合部に沿って基布が切断されることを抑制して強度を高める。
【解決手段】互いに接合される織布11の端部11a・11bがそれぞれ、所定の間隔をおいて複数形成された丈方向の切れ込み31・32により幅方向に複数の接合片33・34に分割されたものとする。特に接合片33・34が、隣り合うもの同士で先端縁33a・34aが互いに丈方向にずれるように形成されているものとする。 (もっと読む)


【課題】大きな空隙量を確保可能な多重構造の基布を折り畳み方式により効率良く製造することができるようにする。
【解決手段】基布1が、織布3の折り畳みにより、丈方向の両方の端部にそれぞれ2つ合計4つの折曲部3c〜3fが形成されると共に、内向きに折り込むことで丈方向の中間部に互いに対向する態様で1対の折曲部3g・3hが形成され、端部の折曲部3c〜3fでの経糸5の折り返しにより、当該フェルトを無端状に接合するための端部接合用のループ11・12が形成されると共に、中間部の折曲部3g・3hでの経糸5の折り返しにより中間部接合用のループ14・15が形成され、この中間部接合用のループにより内向きに折り込まれた織布部分3j・3k・3m・3nが相互に接合されたものとする。 (もっと読む)


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