説明

ダイワボウポリテック株式会社により出願された特許

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【課題】供給樹脂に溶剤を混入することなくエレクトロスピニング法を用いて合成繊維の極細複合繊維と極細繊維を得ること及び極細複合繊維の製造方法と極細複合繊維を含む繊維構造物を提供する。
【解決手段】2以上の相を持つ固体状の複合樹脂成形物7であり、複合樹脂成形物7は、体積固有抵抗値が1015Ω・cm以下の樹脂が複合樹脂成形物表面上に30%以上露出しており、前記複合樹脂成形物を、供給側電極21前及び/又は前記供給側電極21と捕集電極24間で加熱溶融し、エレクトロスピニング(electro spinning)により伸張して得られる極細複合繊維。前記極細複合繊維を構成する繊維成分は相分離していることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】供給繊維原料を特定なものとすることにより、エレクトロスピニング法を用いてポリプロピレン(PP)を含む極細繊維、極細繊維の製造方法および、極細複合繊維を含む繊維構造物を提供する。
【解決手段】芯がポリプロピレン(PP)、鞘がエチレン−ビニルアルコールコポリマー(EVOH)である芯鞘構造の複合樹脂形成物を、供給側電極(1)と捕集側電極(2)との間に電圧を印加し、芯鞘構造の複合樹脂形成物である複合繊維(7)が供給側電極(1)を通過するように供給し、供給側電極(1)を通過した直後に複合繊維(7)を加熱溶融し、電気引力とともに前記溶融繊維を捕集側電極(2)に伸張することにより、極細化する。 (もっと読む)


【課題】ステープル繊維層と伸縮性を有する積層体とで構成される、伸縮性を有する積層不織布であって、製造時に伸縮性を有する層の幅方向の寸法が減少しにくく、かつ積層不織布とした後で加工するときにも幅方向の寸法の減少が生じにくい、積層不織布を提供する。
【解決手段】 繊維長0.5〜20mmの繊維から成る短繊維層の一方の表面に、熱可塑性エラストマーを含んで成る繊維を集積して不織布を形成するとともに、熱可塑性エラストマーを含んで成る繊維によって、短繊維層と、熱可塑性エラストマーを含んで成る繊維を含む不織布とを接着させて、積層体を作製し、この積層体の少なくとも一方の表面に、繊維長が短繊維層に含まれる繊維の繊維長よりも長いステープル繊維から成る、ステープル繊維層を積層し、水流交絡処理を施して、積層不織布を得る。 (もっと読む)


【課題】 流体から異物を除去する濾過材において、濾過材の構成に特徴を持たせることで濾過面積を増加し長寿命を実現させる。
【解決手段】
一または複数の濾過シートと、濾過シートの一次側と二次側にネット状物が積層している濾過材であって、一次側ネット状物が、ネット状物の線径が0.25〜2mm、厚さが0.25〜2mm、ネットの空隙が0.5mm2〜40mm2であり、二次側ネット状物が、ネット状物の線径が0.05〜0.6mm、厚さが0.05〜0.6mm、ネットの空隙が1mm2〜170mm2であり、一次側ネット状物と二次側ネット状物の厚さの比(一次側ネット状物の厚さ/二次側ネット状物の厚さ)が1.05〜5であることを特徴とする濾過材とする。本発明の濾過材は濾過面積の減少を防止する効果が高く、特にプリーツ折りをして使用するカートリッジフィルターにおいて、高い濾過寿命の向上効果が確認できる (もっと読む)


【課題】 流体から異物を除去する濾過材において、濾過材を構成する繊維集合物に特徴を持たせ、高い捕集能と長寿命を実現させる。
【解決手段】
少なくとも二層以上の不織布が積層されている濾過材であって、流体の流入側における第一不織布は密度0.05〜0.5/cm3であり、平均孔径が5〜35μmであり、流体の流出側の第二不織布は、少なくとも片面が平滑化したメルトブローン不織布であり、平滑化した面が流出側に配置され、前記メルトブローン不織布の密度が0.15〜0.7g/cm3であり、平均孔径が0.5〜20μm、最大孔径が5〜30μmであり、前記第一不織布の平均孔径と第二不織布の最大孔径との比が0.5〜5倍であることを特徴とする濾過材を得る。本発明の濾過材を使用したカートリッジフィルターは高い捕集精度を持ち、かつ、ゲル状の異物の混じる流体のろ過においても長寿命を示す。 (もっと読む)


【課題】複合繊維の芯部分に遅効性熱伝導を有する安価なポリオレフィンを含ませることにより、温調機能が高く、繊維製造時、布帛加工時の工程性がよく、さらに安価に製造できる遅効性熱伝導を有する繊維とその製造方法及びこれを用いた繊維構造物を提供する。
【解決手段】遅効性熱伝導機能を備えたポリオレフィン樹脂を50質量%以上含むポリオレフィンを芯成分とし、芯成分の質量に対して、ハイドロタルサイトが1〜20質量%含有し、鞘成分が融解ピーク温度(Tpm)100℃以上の熱可塑性重合体である複合繊維であって、前記遅効性熱伝導機能を備えたポリオレフィンは、JISK7121で規定される、示差走査熱量(DSC)測定法より測定される、補外融解開始温度(Tim)が20℃以上45℃以下であり、ASTM D4001で測定される数平均分子量(Mn)が15000以上200000以下である複合繊維。及びその繊維を用いた繊維構造物。 (もっと読む)


【課題】イオン交換能を有する繊維、この繊維を含む不織布強度の低下がなく、通気性に優れたイオン交換能を有する不織布とこれを用いた電池用セパレータ、電池及びイオン交換フィルターを提供する。
【解決手段】本発明の繊維及び不織布は、繊維表面に少なくともポリオレフィン系樹脂が露出している繊維の表面を熱硬化性樹脂が被覆している繊維及びこれを含む不織布であって、前記熱硬化性樹脂はイオン交換能を有しており、前記熱硬化性樹脂の硬化により、前記熱硬化性樹脂は前記繊維表面に固定されている。本発明の電池用セパレータは、前記の不織布から構成される。本発明の電池は、前記の電池用セパレータを用いたものである。本発明のイオン交換フィルターは、前記の不織布からなるものである。 (もっと読む)


【課題】細繊度のポリカーボネートを含む繊維を安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明のポリカーボネート繊維の製造方法は、加熱溶融されたポリカーボネートを、ノズル吐出口から35℃以上前記ポリカーボネートのガラス転移点未満の雰囲気温度で、かつ気体雰囲気中に紡出し、フィラメントを得る。気体雰囲気は、風速1〜3m/minの範囲であることが好ましい。これにより、繊維形成された紡糸直後のポリマーの冷却を遅くし、冷却速度を緩和することにより、ポリカーボネート繊維特有の脆化現象が抑制される。 (もっと読む)


【課題】ポリカーボネートを一成分とし、細繊度であり、比較的小さな外力で割繊しやすく、分割性の良いポリカーボネート分割型複合繊維とそれを用いた繊維集合物、及び不織布を提供する。
【解決手段】第一成分1と第二成分2とを少なくとも含む分割型複合繊維であって、前記第一成分はポリカーボネートを50質量%以上含み、前記第二成分はポリカーボネート以外の熱可塑性ポリマーを50質量%以上含み、前記繊維の断面において、少なくとも前記第一成分が他の成分により2以上のセグメントに区分されている分割型複合繊維。また前記の分割型複合繊維及び/又は分割型複合繊維の割繊により形成された繊維集合物あるいは不織布。 (もっと読む)


【課題】 表面に凹凸を有し、嵩高性及び柔軟性に優れた嵩高不織布を提供する。
【解決手段】 分割型複合繊維を含む繊維ウェブに三次元的交絡処理を行い、分割型複合繊維を割繊させて極細繊維を含む交絡不織布を得た後、前記交絡不織布の表面にほぐし加工を行い、分割型複合繊維の未分割繊維をさらに割繊させるとともに、構成する繊維を再配列させることにより、不織布表面に繊維同士の複数本絡み合う繊維束および窪みを含む凹凸を有する嵩高不織布を得る。 (もっと読む)


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