説明

ダイワボウポリテック株式会社により出願された特許

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【課題】 本発明は流体を濾過するために用いられ、水、油、塗料、界面活性剤、食品などの液体の濾過や、圧縮空気中の金属粉などの塵埃、油滴や水分・ミストの除去、自動車の空気エレメントなどの気体の濾過に用いられる円筒状の筒状フィルターおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 140℃における熱収縮率が9%以上の熱収縮繊維を含む熱収縮繊維層(1)及び140℃における熱収縮率が4%以下の主体繊維を含む主体繊維層(2)を含み、かつ熱収縮繊維と主体繊維の熱接着温度におけるそれぞれの熱収縮率の差が5%以上であり、前記熱収縮繊維層(1)を収縮させて多数の皺状物(6)を形成させて複層不織布(多皺不織布)(7)を形成し、前記多皺不織布の一方の表面を構成する熱接着性繊維の熱接着樹脂成分の融点以上に加熱して熱接着しながら巻芯に巻き取り、前記複層不織布が巻回された筒状体を形成し、筒状フィルターを得る。 (もっと読む)


【課題】 低い温度で捲縮を発現し、かつ熱融着性を有する潜在捲縮性複合繊維を提供する。
【解決手段】 エチレン・α−オレフィン共重合体を含む第1成分と、第1成分の融点Tよりも高い融点Tを有するポリエステル樹脂を含む第2成分とを用いて、第1成分が繊維の周面の長さに対して20%以上の長さで露出し、且つJIS−L−1015(乾熱収縮率)に準じて、温度100℃、時間15分間、初荷重0.018mN/dtex(2mg/d)で測定される単繊維乾熱収縮率が50%以上となり、同じ条件で初荷重を0.450mN/dtex(50mg/dtex)にして測定される単繊維乾熱収縮率が10%以上となり、温度120℃、時間15分間、初荷重0.450mN/dtex(50mg/d)で測定される単繊維乾熱収縮率が30%以上である潜在捲縮性複合繊維。 (もっと読む)


【課題】繊維表面にフィラーを効率よく固着し、その脱落を防止するとともに、フィラーの比表面積の減少を抑制してフィラーの機能を十分に発揮することができる繊維構造物を提供する。
【解決手段】繊維5,6または7と、その表面のバインダー樹脂4と、前記バインダー樹脂に固着されたフィラー3を含むフィラー固着繊維を含有する繊維構造物であって、前記バインダー樹脂は湿熱ゲル化樹脂であり、前記フィラーは、前記湿熱ゲル化樹脂がゲル化したゲル化物によって固着されており、前記繊維構造物は、その表面に存在するフィラーの量を繊維構造物の内部に存在するフィラーの量よりも多くする。 (もっと読む)


【課題】繊維表面に固着されたフィラーの脱落を防止し、かつフィラーの比表面積の減少を抑制することができる繊維構造物を提供する。
【解決手段】繊維5,6,または7とその表面のバインダー樹脂4と、前記バインダー樹脂に固着されたフィラー3を含むフィラー固着繊維を含有する繊維構造物であって、前記バインダー樹脂は、湿熱ゲル化樹脂であり、前記フィラーは、前記湿熱ゲル化樹脂がゲル化したゲル化物によって固着されており、前記繊維構造物は、繊維同士の交点において繊維形状を保持したままでゲル化物により接着している。 (もっと読む)


【課題】 繊維表面に固着されたイオン交換性フィラーの脱落を防止し、かつイオン交換性フィラーの比表面積の減少を抑制することができるイオン交換材を提供する。
【解決手段】 本発明のイオン交換材は、繊維と、その表面のバインダー樹脂と、前記バインダー樹脂に固着されたイオン交換性フィラーとを含み、前記バインダー樹脂は、湿熱ゲル化樹脂であり、前記イオン交換性フィラーは、前記湿熱ゲル化樹脂が湿熱ゲル化したゲル化物によって固着されている。例えば、熱可塑性合成繊維成分としてポリプロピレンを芯成分(2)とし、湿熱ゲル化繊維成分としてエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂を鞘成分(1)とした複合繊維(5)の鞘成分(1)にイオン交換性フィラー(3)を有効に固着させる。 (もっと読む)


【課題】繊維の性質を保持したまま、繊維表面にフィラーを有効に固着したフィラー固着繊維を含み、繊維表面に固着されたフィラーの脱落を防止し、フィラーの比表面積の減少を抑制することができる繊維構造物及びその製造方法、並びにフィラー固着繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維と、その表面のバインダー樹脂を含有する繊維構造物であって、前記バインダー樹脂は、湿熱ゲル化樹脂であり、前記繊維構造物は、湿熱ゲル化樹脂が湿熱ゲル化した膜状に拡がったゲル化物によって複数本の繊維を被覆した膜状繊維集束部、及び繊維同士の交点において膜状に拡がったゲル化物により接着している膜状繊維接着部のうち少なくとも一部を含んでいる繊維構造物。 (もっと読む)


【課題】繊維表面にフィラーを効率よく固着し、その脱落を防止するとともに、フィラーの比表面積の減少を抑制してフィラーの機能を十分に発揮することができる、フィラー固着糸及び織編物を提供する。
【解決手段】湿熱ゲル化樹脂を含む糸、又は湿熱ゲル化樹脂を含む糸を含有する織編物に、フィラーを溶液に分散させたフィラー分散溶液を付与した後、湿熱処理することにより、前記フィラーが前記湿熱ゲル化樹脂のゲル化したゲル化物によって繊維表面に有効に固着されたフィラー固着糸及び織編物を得る。 (もっと読む)


【課題】 樹脂表面に機能性フィラーを有効に固着した、フィラーの脱落を防止し、フィラーの比表面積の減少を抑制することができる様々な用途に有用な樹脂成型物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 被処理樹脂成型物(31)を、槽(32)内に湿熱ゲル化樹脂がゲル化する温度以上に加熱したフィラーを含む加熱されたフィラー分散溶液(33)に含浸して湿熱処理することにより、前記湿熱ゲル化樹脂をゲル化させたゲル化物でフィラーを樹脂表面に有効に固着させる。 (もっと読む)


【課題】 高い吸水性を有し、かつ濡れた対象物を拭いたときの液残りが少ない積層シートを提供する。
【解決手段】 親水性繊維を20mass%以上含み、ポイントボンド領域または繊維交絡領域を含む親水性不織布または親水性長繊維同士が少なくとも部分的に自己接着している親水性長繊維層の両面に分割型複合繊維を50mass%以上含む繊維ウェブを積層して積層体を作製し、積層体を水流交絡処理に付して、分割型複合繊維を割繊して繊度0.9dtex以下の極細繊維を得るとともに親水性不織布と極細繊維層とを一体化させることにより、親水性繊維層とその両面に配置された極細繊維層とから成り、極細繊維層が繊度0.9dtex以下の極細繊維を含み、親水性繊維層において親水性繊維同士が少なくとも部分的に接着している積層シートを得る。 (もっと読む)


【課題】目付けを軽くしても樹脂の浸透を防ぐことができ、深絞り成形でき、かつ剥離も容易である内装材用シートを提供する。
【解決手段】本発明の内装材シート(10)は、表皮層(1)と基材樹脂層(3)との間に介在させる内装材用シート(2a,2b)であって、前記内装材用シート(2a,2b)は、保液性繊維を含む紙層(2b)の少なくとも片面に繊維層(2a)が積層されており、前記紙層(2b)と前記繊維層(2a)とは一体化しており、前記内装材シートのJIS L1096 6.27.1 A法(フラジール法)における通気度が10cm3/cm2・s以上150cm3/cm2・s以下の範囲である。 (もっと読む)


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