説明

独立行政法人産業技術総合研究所により出願された特許

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【課題】リグニンを硬化剤とするエポキシ樹脂組成物において、使用するリグニンのエポキシ樹脂に対する反応性を維持しつつ、その溶媒可溶性を高めることにより、穏和な条件において硬化することのできる、エポキシ樹脂組成物を提供する。
【解決手段】リグニン分子中に存在するアルコール性水酸基及びフェノール性水酸基のうちアルコール性水酸基のみをアシル化した溶剤可溶性リグニン誘導体。当該リグニン誘導体は、アルコール性水酸基が選択的にアシル化されたことにより溶剤可溶性が高まり、かつ、遊離のフェノール性水酸基を有するために、溶剤中で比較的穏和な条件下でエポキシ樹脂等の反応性成分と反応させることによって、各種の有用な樹脂を製造するための原料として用いることができる。さらに、製造された樹脂中のリグニン分子中のアルコール性水酸基がエステル基で保護されているため、得られる樹脂の耐熱性の向上が期待できる。 (もっと読む)


【課題】焼成用セッターとして機能し得る高い機械的特性を示し、さらに、小型化が著しい部品の焼成時に、これらの部品用のセッターに求められる還元ガスの最適な循環を阻害することなく、バインダーの除去が効率よく行われ、焼成時の電子デバイス部品等との反応が極めて少ない、有用なジルコニア質セラミックスセッターの提供。
【解決手段】微視的にみた場合に、酸化ジルコニウムに対して2〜3モル%の酸化イットリウム含有量を示す部分安定化ジルコニア領域と、酸化ジルコニウムに対して6〜10モル%の酸化イットリウム含有量を示す安定化ジルコニア領域とで少なくとも形成されており、かつ、複数の貫通している微細孔を有し、その気孔率が50〜99%であることを特徴とするジルコニア質セッター。 (もっと読む)


【課題】カーボンの材料として、一部が利用されているとはいえ、その大部分を廃棄、焼却を必要とする穀物殻を有効利用して、従来から資源が問題であり、活性化も複雑な工程で得られる各種活性炭を用いた場合と同等かそれ以上の静電容量値、高出力特性、耐久性等のキャパシタ特性を得ることができるキャパシタ用電極及びそれを用いたキャパシタを提供する。
【解決手段】穀物の殻から得られたシリカ成分を含有するカーボン粉末を耐酸化性を有する三次元構造の金属多孔体に充填して得られることを特徴とするキャパシタ用電極。 (もっと読む)


【課題】結晶性両親媒性物質により被覆された優れた水分散性を持つ微粒子、結晶性両親媒性物質により被覆された分散安定性が優れた微粒子の水分散液、及び分散液の製造方法において、安定性に優れ、長期間において安定に分散可能なものを提供する。
【解決手段】微粒子の水分散コーティング剤に用いる結晶性両親媒性物質として、下記の一般式(1)で表されるN−グリコシド型糖脂質、及び(2)又は(3)で表されるペプチド脂質を用いるものであって、該微粒子の水分散液は、微粒子に、前記2種類の結晶性両親媒性物質、及び水を混合した後、前記相転移温度以上で攪拌混合し、微粒子表面に安定な結晶性の両親媒性物質からなる皮膜を形成することにより製造される。G−NHCO−R(1)RCO(NH−CHR−CO)OH(2)H(NH−CHR−CO)NHR(3) (もっと読む)


【課題】炭素質多孔質構造材を骨格とし、マイクロ波加熱時に瞬時に発熱するとともに、アーク放電や酸化が生じない発熱体とする。
【解決手段】炭素質多孔質構造体1と、炭素質多孔質構造体1の骨格表面に被覆されたセラミックス被覆層2と、から構成した。マイクロ波の照射時には炭素質多孔質構造体1が瞬時に赤熱され、セラミックス被覆層2によって放電が防止されるとともに炭素質多孔質構造体1の酸化も防止される。 (もっと読む)


【課題】新規な核酸標準試料を高精度に検出する。
【解決手段】いづれかの特定の塩基配列の連続する少なくとも15塩基からなるオリゴヌクレオチドを含む標準物質検出用プローブを用いて、対象となる特定の塩基配列を有する核酸標準試料を検出する。 (もっと読む)


【課題】被測定レーザ光のスペクトル線幅を精度良く測定することを目的とし、リング型の遅延自己へテロダイン法によるレーザ光のスペクトル測定において、光検出器の飽和を抑え、かつ過剰雑音を低減して、高いSN比のビート信号を得る装置及び方法を実現する。
【解決手段】遅延自己ヘテロダイン法によるスペクトル測定装置であって、被測定レーザ光源を入力する周回光学系2と、光学フィルタ8と、前記光学フィルタからの光を受光してヘテロダイン検波を行いビート信号を出力する光検出器9aとを備え、ビート信号からスペクトル線幅を測定する。周回光学系2は、光方向性結合器3aと、周波数シフトがfの光周波数シフタ4と、遅延光ファイバ5を備える。光学フィルタ8により、周回光学系2から出力される被測定レーザ光源のスペクトル成分と、周回光学系によりNfの周波数シフトを受けたスペクトル成分を選択的に出力する。 (もっと読む)


【課題】高速光通信で所望される、1.3μm帯用で狭い帯域を増幅することができる光増幅器を実現する。
【解決手段】N−GaAs基板1上に、N−AlGaAsクラッド層2、量子ドット活性層3、P−AlGaAsクラッド層4、P−GaAsコンタクト層5の順で構成される量子ドット構造を設け、前記活性層3を均一な量子ドットで構成することにより、波長1.3μm帯用の半値幅30nm以下の狭帯域用半導体光増幅器を提供する。注入電流により、利得波長以外の波長を減衰させることができ、また偏向状態をスイッチングすることができる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、転写因子遺伝子を利用して、植物の渇水耐性を向上させ、栄養生長を増大させまた、クロロフィル及びカロテノイド含量を増大させる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、シロイヌナズナの「MYBL転写因子」のうちのGARPファミリーに属するRGM1転写因子の遺伝子を植物に導入することにより植物の渇水耐性を向上させ、栄養生長を増大させまた、クロロフィル及びカロテノイド含量を増大させる方法を提供する。
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【課題】スチレン化合物の酸化反応(エポキシ化反応)によりスチレンオキシド化合物を製造する方法であって、安全に、且つ副反応及び目的化合物の分解が十分に低減された効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】スチレン化合物と過酸化水素とを反応させてスチレンオキシド化合物を製造するに当り、反応を、触媒として鉄化合物、塩基及び複素環カルボン酸化合物の存在下で行うことを特徴とするスチレンオキシド化合物の製造方法。 (もっと読む)


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