説明

独立行政法人酒類総合研究所により出願された特許

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【課題】麹菌(アスペルギルス・オリゼ)のような醸造関連麹菌株をはじめとするアスペルギルス属菌の菌株を従来法よりも詳細に識別できる手段を提供すること。
【解決手段】アスペルギルス属菌のゲノムDNA中に存在する特定の単純繰り返し配列のうちの少なくとも1種における繰り返し配列長多型を指標として菌株を識別することを含む、アスペルギルス属菌の菌株識別方法、及びそのためのプライマーセットを提供した。
【効果】本発明によれば、アスペルギルス属菌を菌株レベルで識別できる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、シアン配糖体を含む果実(梅、杏、桃、ビワ、プラム、チェリー等)を原料とする酒類(梅酒リキュール等)中のカルバミン酸エチルを低減する製造方法、及び、かかる製造方法によって製造してなる新規な酒類を提供することにある。
【解決手段】シアン配糖体を含む果実を原料とし、その製造工程を低酸素条件下で行うことにより(液体中の溶存酸素濃度を低下させる方法、例えばインラインミキサーの使用; 製造装置や容器の空間部の酸素を低減させる方法、例えば脱酸素剤の使用)カルバミン酸エチルを低減した酒類を簡便な操作で製造する。また、さらに、低酸素条件を6ヶ月以上としたりする方法; 加熱処理、例えば40℃以上の加熱処理; ペントース処理; 酸素接触処理のすくなくともひとつの処理により、着色度を高めることもできる。また、放置処理の併用も有効である。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、シアン配糖体を含む果実(梅、杏、桃、ビワ、プラム、チェリー等)を原料とする酒類(梅酒リキュール等)中のカルバミン酸エチルを低減する製造方法、及び、かかる製造方法によって製造してなる新規な酒類を提供することにある。
【解決手段】シアン配糖体を含む果実を原料とし、その製造工程中に原料であるシアン配糖体を含む果実以外の酸化防止効果のある物質(例えば、亜硫酸ガス、亜硫酸塩、ポリフェノール、アスコルビン酸、柿渋、酸化防止剤を含んだ又は含まないワイン、ビール、果汁等)を添加することにより、カルバミン酸エチルを低減した酒類を簡便な操作で製造する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、シアン配糖体を含む果実(梅、杏、桃、ビワ、プラム、チェリー等)を原料とする酒類(梅酒リキュール等)中のカルバミン酸エチルを低減する製造方法、及び、かかる製造方法によって製造してなる新規な酒類を提供することにある。
【解決手段】シアン配糖体を含む果実を加熱処理し(湯煎、蒸きょう、熱風乾燥、電子レンジ処理等)、これを原料として、常法にしたがい(糖分を含んでも良いアルコール液に浸漬して必要成分を浸出させ)、カルバミン酸エチルを低減した酒類を簡便な操作で製造する。 (もっと読む)


【課題】醸造用酵母の正確な判別、分離、同定を迅速、正確且つ容易に行う方法の開発。
【解決手段】醸造用酵母のゲノムDNAをFLO5遺伝子及びYHR213W遺伝子又はYAR062W遺伝子を含むDNA配列の一部又は全部を増幅させるプライマーを用いて、PCR法にて増幅させ、それら増幅させた遺伝子断片を電気泳動し、又は制限酵素処理したのち電気泳動し、その電気泳動のパターンの違いにより酵母を判別する。その結果、醸造用酵母の正確な分類・判別が、迅速且つ容易に可能となる。本判別方法は、再現性が高く、しかも極めて短期間に結果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】形質転換の宿主となる糸状菌の胞子のストレス抵抗性を低減させることで、管理区域外に飛散した糸状菌胞子を死滅しやすくさせる、生存性の低い胞子を作る糸状菌の作成方法及び生存性の低い胞子を作る糸状菌を提供すること。
【解決手段】糸状菌の胞子の生存性を低減させる方法は、糸状菌の転写制御因子タンパク質をコードするatfA遺伝子のコード領域の全部若しくは一部を欠失させ又は変異させて前記糸状菌の胞子の生存性を低減させることを含む。 (もっと読む)


【課題】麹菌のうち、アフラトキシン生合成遺伝子クラスターと類似する領域の一部を欠損している菌株を簡便に識別する方法及びそのためのプライマーセットを提供すること。
【解決手段】アフラトキシン生合成遺伝子クラスターと類似する領域の一部を欠損している麹菌の菌株のゲノムDNA中には、この欠損に起因して生じる特異的な分断部位が存在する。この特異的分断部位を、核酸増幅法等を駆使して検出することにより、アフラトキシン生合成遺伝子クラスターと類似する領域の一部を欠損し、このためアフラトキシンを産生する可能性が全くない麹菌を同定することができる。 (もっと読む)


【課題】S-アデノシルメチオニン(SAM)を安定化させる効果を有する物質を含有する安定化剤及び該物質を用いた安定化方法を提供すること。
【解決手段】S−アデノシルメチオニンの安定剤は、リン酸化合物を有効成分として含有する。S−アデノシルメチオニンの安定化方法は、S−アデノシルメチオニンにリン酸化合物を添加することを含む。
【効果】従来の方法よりも長期間にわたって効果的にSAMを安定化させることができる安定剤及び安定化方法が提供された。 (もっと読む)


【課題】醸造用酵母の正確な判別、分類、同定を迅速且つ容易に行う方法の開発。
【解決手段】トランスポゾンのLTR領域を含むDNA配列の一部又は全部を増幅させるプライマーを用いて、PCR法にて増幅させ、それら増幅させた遺伝子断片を電気泳動又は制限酵素で処理した後、電気泳動し、その電気泳動パターンの違いにより酵母を判別する。その結果、醸造用酵母の正確な分類・判別が迅速且つ容易に可能になる。本法は、再現性が高く、しかも短期間に結果が得られ、清酒酵母と焼酎酵母といった異なった用途の酵母の判別を可能とするだけでなく、協会焼酎酵母SH4と鹿児島酵母K2といった同一用途の酵母間の判別も可能とする。 (もっと読む)


【課題】 クリプトコッカス属に属する酵母を培養し、得られた培養物からクチナーゼを分離及び精製する、より効率的なクチナーゼの産生方法、及び該方法に用いる誘導物質含有培地を提供する。
【解決手段】 誘導物質を含む培地でクリプトコッカス(Cryptococcus)属に属する酵母を培養し、得られた培養物よりクチナーゼを分離及び精製するクチナーゼの産生方法であって、前記誘導物質が、構成脂肪酸としてリノレン酸を含む油脂であることを特徴とするクチナーゼの産生方法、及び該誘導物質を含み、クリプトコッカス属に属する酵母を培養してクチナーゼを産生するために使用される誘導物質含有培地。クリプトコッカス属に属する酵母として、クリプトコッカス エスピー エス−2を好適に用いる。 (もっと読む)


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