説明

独立行政法人酒類総合研究所により出願された特許

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【課題】部位特異的遺伝子除去方法または部位特異的遺伝子組換え方法において、部位特異的組換え酵素をコードする遺伝子を細胞内で発現させるための工程、部位特異的組換え酵素発現プラスミドを脱落する工程等の煩雑な工程を必要としない、簡便、且つ迅速な方法を実現することにある。
【解決手段】本発明にかかるタンパク質を核内へ導入する方法は、タンパク質を、核酸をキャリアとすることによって細胞内に導入する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】製麹過程で麹の水分含量と温度を別個に制御し得る手段を提供すること。
【解決手段】本発明の麹の製造方法は、固体培地に接種した麹菌を容器中で培養することにより麹を製造する方法であって、前記容器が、熱伝導率0.05W/mK〜1W/mKの物質からなる厚さ1mm〜10mmの本体を含み、固体培地が容器本体内壁に接触した状態で該容器の周辺空気の温度を制御することにより、該容器本体を介する周辺空気からの熱伝導を利用して該容器中の固体培地の温度を制御することを含む。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、シアン配糖体を含む果実(梅、杏、桃、ビワ、プラム、チェリー等)を原料とする酒類(梅酒リキュール等)中のカルバミン酸エチルを低減する製造方法、及び、かかる製造方法によって製造してなる新規な酒類を提供することにある。
【解決手段】シアン配糖体を含む果実をそのまま3日以上放置、シアン配糖体を含む果実に水を加えて3日以上放置、あるいは低濃度アルコール液を加えて3日以上放置した後、さらにアルコール液を加える方法で処理し、これら放置は好ましくは低酸素条件で行い、それ以外は常法にしたがい、カルバミン酸エチルを低減した酒類を簡便な方法で製造する。 (もっと読む)


【課題】酵素を触媒として使用し、高分子量のポリエステルポリオールを、穏やかな条件下において高収率で製造する方法を提供する。
【解決手段】クリプトコッカス(Cryptococcus)属に属する酵母由来のクチナーゼの存在下で、ヒドロキシカルボン酸又はそのエステルと多価アルコールとを反応させることを特徴とするポリエステルポリオールの製造方法。前記ヒドロキシカルボン酸又はそのエステル中の水酸基が2級水酸基であることが好ましく、前記ヒドロキシカルボン酸、又はそのエステルのアルコール残基を除く部位の炭素数が15以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、特別な変異を施した醸造酵母などを使用せずとも特徴ある香気成分を有するビール・焼酎・パンなどの酵母発酵物を得ること、かかる香気成分の産生を促進する酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤を得ることを目的とした。
【解決手段】フェニルアラニンを配列に含むオリゴペプチドの1種又は2種以上を主成分とする酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤。 (もっと読む)


【課題】酵母の遺伝子破壊株を用いて、生産性高くエタノールを製造する方法を提供すること。
【解決手段】ユビキチン及びユビキチンシステム関連酵素からなる群より選択される少なくとも1種をコードする遺伝子が破壊されてなる、酵母の遺伝子破壊株を用いたエタノールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】酵母のコハク酸生産性を高めることなくリンゴ酸生産性を向上させることができる新規な手段を提供すること。
【解決手段】ミトコンドリア外膜タンパク質Fis1をコードするFis1遺伝子を破壊することを含む、酵母のリンゴ酸生産性を向上させる方法を提供した。
【効果】本発明によれば、酵母のコハク酸の生産性を高めることなく、リンゴ酸の生産性を高めることができる。特に、本発明のリンゴ酸生産性向上方法によれば、清酒に刺激味を与える酢酸の生産性を低下させることもできる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、難脱色性色素を含有する有色廃液の生物的脱色処理方法を開発することを目的とする。
【解決手段】広島市内の河川から新たに分離したペニシリウム属糸状菌(Penicillium oxalicum)を用いて有色廃液を処理することにより、目的が達成される。有色廃液としては、廃糖蜜、廃糖蜜発酵蒸留廃液、黒糖焼酎粕のほか、ポリフェノール系色素やメラノイジン系色素含有廃液が例示される。これらの微生物は、有色廃液を効率的に脱色するが、その脱色は一時的なものではなく、長期間継続し、培養時間の過程によって着色が戻ってくることもないという著効が奏される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、異種タンパク質を微生物(特にピヒア属酵母)で培地中に高分泌生産させるために必要な分泌シグナル配列を新規に開発することを課題とするものである。
【解決手段】アスペルギルス・オリーゼ(Aspergillus oryzae)由来タカ(Taka)アミラーゼシグナル配列(TAAシグナル配列)を使用する。このTAAシグナル配列の下流に目的とする異種タンパク質遺伝子を配した組換え分泌プラスミドをピヒア・パストリス(Pichia pastoris)に導入し、得られた形質転換体を培養することにより、目的タンパク質を培地中に高分泌させることができる。 (もっと読む)


【課題】麹菌(アスペルギルス・オリゼ)のような醸造関連麹菌株をはじめとするアスペルギルス属菌の菌株を従来法よりも詳細に識別できる手段を提供すること。
【解決手段】アスペルギルス属菌のゲノムDNA中に存在する特定の単純繰り返し配列のうちの少なくとも1種における繰り返し配列長多型を指標として菌株を識別することを含む、アスペルギルス属菌の菌株識別方法、及びそのためのプライマーセットを提供した。
【効果】本発明によれば、アスペルギルス属菌を菌株レベルで識別できる。 (もっと読む)


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