説明

東芝燃料電池システム株式会社により出願された特許

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【課題】水素生成装置の前処理時間を短縮する。
【解決手段】水素生成装置は、炭化水素系燃料を原燃料として原燃料と水蒸気との反応により水素含有ガスを改質触媒にて生成する改質部11と、改質部11で生成した処理ガス中の一酸化炭素を一酸化炭素変成触媒によって二酸化炭素に変成処理する一酸化炭素変成部12と、を有する。水素生成装置の前処理方法は、一酸化炭素変成触媒を還元する還元剤を含有する第1の還元処理用ガスを第1の還元処理用ガス導入部から一酸化炭素変成部12に導入して、第1の還元処理用ガス中の還元剤の少なくとも一部が消費された残余ガスに混合させる第2の還元処理用ガスを第2の還元処理用ガス導入部から導入して、この混合した第3の還元処理用ガス中の還元剤の少なくとも一部が消費された残余ガスを残余ガス排出部から排出する。 (もっと読む)


【課題】起動時に発生するセル面内の酸化剤極の電位勾配に起因する電位分布量を適正な範囲に制御して、酸化剤極の微小な劣化を抑制する燃料電池発電システムの起動方法を提供する。
【解決手段】燃料極へ改質ガスを供給した状態で、電気制御装置3を電圧制御モードとし、酸化剤極から燃料極へ外部回路を介して負荷電流相当の直流電流を流す。次に、酸化剤極1bへの空気の供給を開始し、平均セル電圧が300mVに上昇した後、空気の供給を停止する(S401〜S405)。1秒静定させた後、再び空気の供給を開始し、平均セル電圧が600mVに上昇した後、空気の供給を停止する(S406〜S409)。1秒静定させた後、再び空気の供給を開始し、負荷電流をIoから定格電流値Irまで増大させ、定格出力におけるセル電圧近傍の800mVとなった時点で、電気制御装置3を負荷運転モードに切り替え(S410〜S412)、起動操作を終了する。 (もっと読む)


【課題】燃料処理装置の温度が低下している途中に、燃料処理装置の漏洩を判定することである。
【解決手段】燃料電池発電システムは、燃料処理装置11に原燃料ガスを供給する原燃料ガス供給配管15と、燃料処理装置11より下流側を閉塞させる出口閉塞部19と、燃料処理装置11内の圧力を検出する圧力検出器17と、燃料処理装置11の温度を検出する温度検出器18と、出口閉塞部19が閉塞しているときに、圧力検出器17の出力が所定の領域内に入るように燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの流れを制御する供給ガス流れ制御部21と、所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量および温度検出器18の出力に基づいて、燃料処理装置11の漏洩を判定する漏洩判定部22と、を備える。 (もっと読む)


【課題】簡素な構造で、均一に電池スタックを締め付けられるようにする。
【解決手段】燃料電池は、複数の単位セルを積層した電池スタック1と、電池スタック1の積層方向の両端に配置されたエンドプレート2,3で挟んだ構造である。電池スタック1の積層方向には、エンドプレート2の外側に位置する端部からエンドプレート3の外側に位置する端部に延びるロッド5が配置される。エンドプレート2,3には、電池スタック1の積層方向にロッド5が貫通するように配置されるロッド受容部とロッド5が電池スタック1の積層方向に垂直な方向に通過可能なようにロッド受容部から外周まで延びる開口部とが互いに対向する位置に形成されている。ロッド5には、エンドプレート2,3の外側にロッド受容部よりも外径が大きい頭部がそれぞれ形成されていて、そのロッド5はロッド受容部に配置される。 (もっと読む)


【課題】水処理システムのイオン交換能を向上させる。
【解決手段】水処理システム70は、貯水タンク42、イオン交換樹脂72が収納された容器74、容器74の上端に接続された供給路76、容器74の下端に接続された主排出路78、容器74の上端に接続された副排出路80、および、第1ポンプ82を備えている。第1ポンプ82が作動すると、貯水タンク42内の水40aは、供給路76を通って容器74内に供給され、容器74内をイオン交換樹脂72の上方から下方に流れ、主排出路78を通って貯水タンク42に回収される。容器74内の空気は、副排出路80から排気される。 (もっと読む)


【課題】高濃度のCOを含む燃料ガスを燃料極に導入した場合であっても、出力および耐久性を維持することが可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、燃料極と、酸化剤極と、前記燃料極と前記酸化剤極との間に配置された高分子電解質膜と、前記燃料極および前記酸化剤極の外側にそれぞれ配置された燃料極セパレータおよび酸化剤極セパレータとを具備する燃料電池が提供される。前記燃料電池において、前記燃料極は、前記燃料極セパレータ側の燃料極拡散層と、前記高分子電解質膜側の燃料極触媒層とを含む。前記燃料極触媒層は、担体に金属粒子を担持させた燃料極触媒を含み、前記金属粒子は、白金と白金以外の第2金属とを含み、前記金属粒子の有効反応面積は、前記燃料極触媒層の平面方向の面積1cm当り70〜150cmであり、前記燃料極に供給される燃料ガスは、100〜500ppmの一酸化炭素を含む。 (もっと読む)


【課題】 低コストで安定した点火性を実現する改質装置および該改質装置を備えた燃料電池発電システムを提供すること。
【解決手段】 改質装置1は、器内に触媒を充填した改質管を収容し、燃料ガスと空気の混合気を点火プラグで点火するバーナ2を備える。バーナ2は、中央に点火プラグ14を備えるとともに、この点火プラグ14と同心的に配置され、その外側に設けた第1区画壁11との間に空気を流す第1空気通路11aと、第1区画壁11と同心的に配置され、その外側に設けた第2区画壁12との間に燃料ガスを流す燃料通路12aと、第2区画壁12と同心的に配置され、その外側に設けた第3区画壁13との間に空気を流す第2空気通路13aとを備え、第1区画壁11、第2区画壁12、第3区画壁13のいずれかの端部に放電棒15が設けられている。 (もっと読む)


【課題】燃料電池発電システムのCO変成触媒52の還元作業を容易にする。
【解決手段】燃料電池発電システムは、水素を含む改質ガス12を生成する改質器40、CO変成触媒52を有するCO変成器50、改質ガス12中の水素と酸素とを反応させて発電を行う燃料電池発電スタック70、および、制御装置80を備えている。この燃料電池発電システムの始動方法は、改質器40が改質ガス12を生成するガス生成工程、改質ガス12をCO変成器50に供給するガス供給工程、還元に伴うCO変成触媒52の温度上昇を検出する温度上昇検出工程、温度上昇に基づいてCO変成触媒52の還元の要否を判定する還元要否判定工程、および、燃料電池発電スタックで発電を行わずにCO変成触媒52の還元を続ける還元工程を備えている。 (もっと読む)


【課題】外部からの受電電力の増大を抑制しつつ、燃料利用率の過度の上昇を防止する
【解決手段】燃料電池発電システムに、燃料電池スタック10と水素の流量を計測する燃料流量計測器60と水素の流量を加減する排気ガス流量調節弁12と制御装置40とを備える。制御装置40は、直流電流計測器51で測定した電流値から燃料電池スタック10で消費された水素消費量を求めて、その値を実水素流量で除して水素利用率を求める。また、制御装置40は、所定の目標水素利用率に対する理論水素流量を求める。さらに制御装置40は、水素利用率が上限値を超えたときに、燃料電池スタック10に供給される水素の流量が理論水素流量より大きくなるように排気ガス流量調節弁12を制御する。 (もっと読む)


【課題】長期に亘り燃料電池の酸化剤極におけるガス拡散性低下を抑制する。
【解決手段】燃料電池に、電解質膜13と、燃料極と、酸化剤極とを備える。燃料極は、燃料極触媒層14と燃料極ガス拡散層16とを備える。酸化剤極は、酸化剤極触媒層15と酸化剤極ガス拡散層17とを備える。酸化剤極ガス拡散層17は、多孔質基材であるカーボンペーパー20と、その表面に形成されたカーボン多孔質層21とを備える。カーボン多孔質層21は、カーボン粒子およびフッ素樹脂で気孔率が80%以上90%以下かつ密度が0.24g/cm以上0.30g/cm以下に形成される。 (もっと読む)


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