説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

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【課題】 リザーバと連通してシリンダに開口するポートとシリンダとの連通面積を減少させることにより、温度が高いときにもブレーキ作動初期にマスタシリンダのピストンから弁機構に十分な反力が伝達されるようにし、弁機構の振動や異音等の発生を防止する。
【解決手段】 温度が高いときは、バルブピストンが非作動位置に位置するときに出力部材により後退を規制されるマスタシリンダのピストンの停止位置が、停止位置変位手段により前方に変位され、リザーバと連通してシリンダに開口するポートとピストンとの連通面積が減少される。温度が低いときは、バルブピストンが非作動位置に位置するときにピストンの停止位置が前方に変位されることがなく、ポートとシリンダとの連通面積が広く維持される。 (もっと読む)


【課題】 アクセル誤操作を判定した場合、ドライバーの意思とは無関係に突然ブレーキをかけて車両を減速させるため、ドライバー自身や後続車両に及ぼす影響が大きい。
【解決手段】 アクセルペダルAPの操作の変化率ΔACに基づいて当該アクセルペダルAPの誤操作を検出した場合、上述した運転支援制御処理を実行する。このとき図9に示すように時間T1にてアクセルペダルAPの誤操作が検出されると、シフト情報がRレンジ以外の場合は、アクセルペダルAPの誤操作によって発生する駆動トルク量と略同等の制動トルク量に基づいた制動力によって自動ブレーキ制御を実行する。これによって、車両は加速発進することなく、誤操作前の車両速度Vを維持することができるとともに、車両を減速させないため後続車両に影響を及ぼすことを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】緩衝部材の良好な組み付け性を維持しつつ、緩衝部材による良好な緩衝機能を確保すること。
【解決手段】本発明は、ブラケット40に形成された長穴50に、液圧式ユニット10に取り付けられる緩衝部材70を嵌合させる液圧式ユニットの支持構造であって、前記緩衝部材は、前記長穴に通される小径部74と、前記ブラケットの長穴まわりの座面に接触する大径部76,78とを同軸に有し、前記ブラケットの長穴は、前記小径部の直径よりも大きい長さを長軸方向に有し、前記ブラケットの長穴が、長軸方向の一方の端部側に、前記緩衝部材の小径部の半径r2と略対応する曲率半径の嵌合部52を有すると共に、前記一方の端部から長軸方向で該小径部の直径の分だけ他方の端部側にある位置に、長軸方向に直交する短軸方向の幅が小径部の直径よりも小さい狭幅部を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電子基板が配置された基板室へのブレーキ液ミストの侵入を抑止する。
【解決手段】電磁弁3のコイル部31が配置されるコイル室52と電子基板6が配置される基板室53とを区画し、コイル室52と外部空間とを換気孔54を介して連通させ、コイル室52と基板室53とを基板室用連通孔511を介して連通させ、大気室22とコイル室52とをリザーバ用連通孔12を介して連通させる。さらに、換気孔54におけるコイル室52側の開口部と、リザーバ用連通孔12におけるコイル室52側の開口部を、対向して配置することにより、リザーバ用連通孔12から噴出されたブレーキ液ミストは換気孔54に向けて直接的に至りやすくなる。 (もっと読む)


【課題】車両用のESC機能などを有する液圧式ブレーキ装置に採用されるブレーキ液圧制御ユニットにおいて、液圧制御ブロック内に搭載される圧力センサなどの電子部品を、耐ノイズ性の高いものに変更せずに、より厳しいノイズ環境下で使用できるようにする。
【解決手段】車体に電気的に導通させる金属製の液圧制御ブロック2と、その液圧制御ブロックに固定されるカバー7と、電子制御装置8が搭載され前記カバーの内部に収容される回路基板9と、前記液圧制御ブロック2に取付けられる圧力センサなどの電子部品5とを備える車両用ブレーキ液圧制御ユニットにおいて、液圧制御ブロック2と、回路基板9の接地部EGとを、この接地部に対してカバー7内で接続される電気接続部材12を介して電気的に導通させた。その導通を、電気接続部材12とコンデンサ13の2者を介して行うとより望ましい。 (もっと読む)


【課題】 車両用電子制御装置が動作チェック時に出力するチェック用異常信号を他の異常信号と区別し、チェック用異常信号であれば通信処理の禁止状態をキャンセルすることによって、通信処理開始時期に遅れがない動作チェック処理や通信可能を提供し、正常な制御処理を開始するまでの時間を短縮化する。
【解決手段】 演算制御部22は、通信部14と駆動部18に接続されており、CPU20とCPUを監視する監視部16を備えている。監視部16は、異常を検出すると異常検出信号を通信許可部10と禁止部12と駆動部18へ出力する。禁止部12は通信部14へ通信処理を禁止する禁止信号を出力するが、通信許可部10は検出された異常がどのような異常信号かを判断し、チェック用異常信号の場合には、通信部14に対し通信許可信号を出力することによって、動作チェック処理による通信処理開始の遅れをなくす。 (もっと読む)


【課題】高温域の条件下において安定した耐磨耗性を奏するとともに、他の作用をも奏し得る充填材が含まれている摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材と充填材を熱硬化性樹脂によって固めて成形される摩擦材であって、有機金属、有機金属酸化物、有機金属錯体の少なくとも一つを有する有機金属化合物を含んでいる。有機金属化合物は、成形時に熱硬化性樹脂の硬化触媒として作用し、成形後には、350℃以上の高温域での摩擦材の耐磨耗性を向上させる充填材として作用する。 (もっと読む)


【課題】車両用制動装置において、回生制動力および制御液圧制動力の両方を少なくとも付与する場合に、液圧ブレーキ装置のモータの回転数を制御して、回生エネルギーの利用効率を高める。
【解決手段】車両用制動装置は、回生制動力および制御液圧制動力の両方が少なくとも付与されている場合に、モータの回転数を減少させる制御液圧制動力制御を実施する制御液圧制動力制御手段(ブレーキECU)を備えている。ブレーキECUは、液圧ブレーキ装置Bへの制御液圧指令値である目標制御液圧制動力の傾きが減少または一定である場合には、モータMの回転数Nを減少させる。 (もっと読む)


【課題】車両発進時に常に車輪のスリップ防止のための駆動力制御が行えるような制駆動力制御装置を提供する。
【解決手段】制動中、車両が停止する直前に、前輪FR、FLと後輪RR、RLの制動力配分を変更して後輪RR、RLの制動力配分を増加させ、後輪RR、RLにスリップを発生させ、そのスリップ率Sを求めることにより、後輪RR、RLの制動力Fとスリップ率Sの関係を求める。そして、その関係に基づき、車両が停止するであろう場所の路面摩擦係数μに対応したF−S線図を求めると共に、F−S線図から駆動力伝達許容値を求める。これにより、走行中の道路の路面摩擦係数μに対応した駆動力伝達許容値を求めることが可能となる。この駆動力伝達許容値に基づいて、後輪RR、RLに発生させる駆動力の上限値を規定し、駆動力伝達許容値と対応する駆動力を超える駆動力を発生させないようにする。 (もっと読む)


【課題】 車両用制動装置において、マスタシリンダやホイールシリンダなどからなる液圧ブレーキ装置のヒステリシスを利用して制御液圧制動力を発生させることにより、ドライバに違和感を緩和したブレーキフィーリングを提供する。
【解決手段】車両用制動装置は、ブレーキ操作の状態量の増加中の全期間において、少なくとも制御液圧制動力を付与する第1制御を実施し(時刻t1〜t2)、その後、制御液圧制動力を減少させるとともにそれに対応して回生制動力を増大させることにより、少なくとも回生制動力を付与する第2制御を実施し(時刻t2〜t4)、そして、回生制動力を減少させるとともにそれに対応して制御液圧制動力を増大させることにより、回生制動力を制御液圧制動力に漸次変更する第3制御を実施する(時刻t4〜t5)。 (もっと読む)


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