説明

株式会社SUMCOにより出願された特許

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【課題】 MLD−SIMOXのBOX層の厚膜化に伴い、SOI層表面、及びSOI層とBOX層との界面のラフネスの増加及び絶縁耐圧の低下を抑制すること。
【解決手段】 シリコンウェーハ1を300℃以上に加熱して酸素イオンを注入し、シリコンウェーハ1の内部に酸素の高濃度層2を形成する第1の工程と、第1の工程で得られたシリコンウェーハ1を300℃未満に冷却して酸素イオンを注入し、シリコンウェーハ1にアモルファス層3を形成する第2の工程と、第2の工程で得られたシリコンウェーハ1を酸素を5%以上含む混合ガスの雰囲気中で熱処理してBOX層4を形成する第3の工程とを備えるSIMOXウェーハの製造方法において、第3の工程は、熱処理の開始温度を1350℃未満とし、最高温度を1350℃以上に加熱する方法とする。これにより、BOX層4の厚膜化に伴い、SOI層6の表面、及びSOI層6とBOX層4との界面のラフネスの増加及び絶縁耐圧の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 半導体単結晶の引上環境の変化に対応して水素混合ガス中の水素原子濃度を容易に制御可能であり、かつ、水素混合ガスをローコストな設備で長期間に渡って連続的に安定して供給可能な半導体単結晶製造装置を提供する。
【解決手段】 水素混合ガス供給装置12は、水素含有ガス供給機51と不活性ガス供給機52とを備えている。水素含有ガス供給機51は、水素含有ガス源51aと水素含有ガス精製器51bとから構成されている。水素含有ガス流量制御器54は、シリコン単結晶製造装置10全体の動作を制御するための制御部13によって流量が設定される。 (もっと読む)


【課題】育成中のシリコン単結晶の側面部を強制的に冷却することで生じる熱応力に起因する有転位化を抑制でき、割れにくく、無転位部の長さの長いシリコン単結晶を歩留まりよく育成できる生産性に優れたシリコン単結晶の育成方法を提供する。
【解決手段】育成中のシリコン単結晶の側面部を強制的に冷却しながらチョクラルスキー法によりシリコン単結晶を育成する方法であって、単結晶を育成する雰囲気ガスを、不活性ガスと水素原子含有物質の気体との混合ガスとする。 (もっと読む)


【課題】 IGBTに好適に用いられるCZ法により形成されたシリコンウェーハ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】チョクラルスキー法により格子間酸素濃度[Oi]が7.0×10−17atoms/cm以下であるシリコンインゴットを形成し、該シリコンインゴットに中性子線を照射してリンをドープしてからウェーハを切り出し、該ウェーハに対して少なくとも酸素を含む雰囲気において所定の式を満たす温度T(℃)で酸化雰囲気アニールをし、前記ウェーハの一面側にポリシリコン層または歪み層を有することを特徴とするIGBT用のシリコンウェーハの製造方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】 サセプターの温度分布が不均一となることによって熱応力でサセプターが破損してしまうのを未然に防止すること。
【解決手段】 本発明では、ウェーハを載置するためにチャンバーの内部に配設したサセプターと、このサセプターを加熱するための加熱手段と、この加熱手段の駆動制御を行うための制御手段とを有するエピタキシャル成長装置において、前記制御手段は、複数の温度センサーを用いてサセプター表面の温度分布を計測できるように構成した。特に、前記制御手段は、成膜時や成膜前後に、前記温度センサーで計測したサセプター表面の温度分布が均一となるように加熱手段を駆動制御することにした。 (もっと読む)


【課題】シリコンウェーハに切り出した後のEG効果が期待できる処理を一切施すことなく、エピタキシャルウェーハのデバイスプロセスにおける1080℃以下の低温のデバイス製造工程においても充分なIG効果を発揮する。
【解決手段】CZ法によるシリコン単結晶を引き上げる際に、酸素濃度、炭素濃度をを適宜制御すると共に、シリコンウェーハに切り出した後、低温にて短時間のアニールを実施することによりIG能を持たせる以外は、従来のシリコンウェーハ成形後に施される各種の複雑なEG処理を一切施さないことによる省工程化ができ、低コストが図られ、エピタキシャルウェーハを使った低温のデバイスプロセスで発生するIG能の付与が可能で、高精度平坦度実現のため、両面鏡面研磨仕上げが必要となった場合にもEGが必要ないため、高精度化に対応し得る基板の作製が可能。 (もっと読む)


【課題】 ウェーハを研磨するための設備や研磨資材の削減が可能で、しかもウェーハの研磨工程の簡略化と研磨時間を短縮できるウェーハの研磨装置及びウェーハ研磨方法の提供。
【解決手段】 軸を中心に回転するキャリアプレート14に保持されたウェーハWを、上記軸と異なる軸を中心として回転する研磨定盤12に設けられた研磨パッド11に押圧摺動して研磨するウェーハ研磨装置において、研磨スラリーを研磨パッド11の表面に供給する手段16が設けられ、該研磨スラリー供給手段16は供給する研磨スラリーを粒径の異なるものに切り替え可能な構成とされ、上記粒径が異なる研磨スラリーは、粒径が60nm〜140nmの研磨剤を含有する第1の研磨スラリー39と、粒径が50nm〜70nmの研磨剤を含有する第2の研磨スラリー40であるウェーハ研磨装置。 (もっと読む)


【課題】貫通転位密度が少なく、表面の粗さが小さい表面に二次元引張り歪みを内在させた歪みSi層が形成された半導体ウェーハの製造方法を提供する。
【解決手段】Si基板上にSiGe混晶層を形成する工程と、形成したSiGe混晶層上にSi層を形成する工程とを含む半導体ウェーハの製造方法の改良であり、その特徴ある構成は、SiGe混晶層を形成する工程が高温形成工程と低温形成工程の双方を含み、高温形成工程が750〜1100℃の温度範囲で濃度が傾斜又は一定のSiGe混晶層を形成し、かつ低温形成工程が高温形成工程の温度より100〜600℃低い500〜750℃の温度範囲で濃度が傾斜又は一定のSiGe混晶層を形成するところにある。 (もっと読む)


【課題】 ウェーハを研磨するための設備や研磨資材の削減が可能で、しかもウェーハの研磨工程の簡略化と研磨時間を短縮できるウェーハの研磨装置及びウェーハ研磨方法の提供。
【解決手段】 軸を中心に回転するキャリアプレートに保持されたウェーハWを、上記軸と異なる軸を中心として回転する研磨定盤12に設けられた研磨パッド11に押圧摺動して研磨するウェーハ研磨装置において、
研磨パッド11は、硬さが異なる第1領域11aと第2領域11bを含む複数の領域が設けられ、第1領域11aと第2領域11bは、研磨時にウェーハWが第1領域11aを通過する時間又は距離と第2領域11bを通過する時間又は距離とが所定の割合になる分布及び/又は面積比で設けられたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】吸引ハンドを用いてウェーハを吸引する際に、吸引開口部とウェーハとの間に形成される間隙から外気とともに塵を吸引してしまい、その塵がウェーハの表面に付着してしまうのを未然に防止できるウェーハ搬送用の吸着ハンド及びウェーハ搬送装置を提供する。
【解決手段】ウェーハ3を吸引ハンド8に形成した吸引開口部18で吸引しながら搬送するウェーハ搬送装置において、前記吸引ハンド8は、ウェーハ吸引時に吸引開口部18とウェーハ3との間に形成される間隙19をウェーハ3に形成された切欠部20の内側端部21よりも内側に形成する。 (もっと読む)


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