説明

コニカミノルタIJ株式会社により出願された特許

21 - 30 / 317


【課題】インク流路を構成する流路部材間に設けられた熱硬化性組成物が、加熱硬化時の昇温に伴って流動化しても、インク流路側に流入することを防止できるインクジェットヘッドの製造方法の提供。
【解決手段】流路部材3及び1同士を互いに所定の接合位置に配置すると共に、流路部材3及び1の接合面31c及び12a間にインク流路側から外気側にかけて熱硬化性組成物部Cを形成する熱硬化性組成物部形成工程と、その後に、熱硬化性組成物部Cを加熱して硬化させることによって、流路部材3及び1間を接着すると共に、流路部材3及び1間においてインク流路を密封する加熱工程とを有し、熱硬化性組成物部Cは、加熱工程における加熱による昇温に伴って一時的に流動化した後に不可逆的に硬化する熱硬化性組成物から形成されており、加熱工程において熱硬化性組成物が少なくとも流動化した状態にある際に、インク流路側の圧力を外気側の圧力よりも高く保持する。 (もっと読む)


【課題】チャネル幅が狭い場合でも、インクチャネルの位置精度が高く、高密度且つ高精度な画像形成を実現するインクジェットヘッドの製造方法の提供。
【解決手段】基板10に、チャネル11と、チャネル11の外側に所定寸法離れた位置に設けられ、底面と底面から立ち上がる2つの側壁とを有する位置合わせ溝とを、同一の切削工具を用いて形成する溝形成工程と、溝形成工程の後に、位置合わせ溝のチャネル11側の側壁を外形基準面として残し、位置合わせ溝12のチャネル11と反対側の側壁を除去するように基板の外形を切断する切断工程と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】形成した画像を屋外環境に長期間保存した後でも、色バランスが崩れることなく、色再現性に優れた画像を形成することができるインクジェット用水性インクセットとそれを用いたインクジェット記録方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、1)銅フタロシアニン顔料を含有するシアンインク、2)キナクリドン顔料を含有するマゼンタインク、及び3)C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメントイエロー150の互変異性構造体及びC.I.ピグメントイエロー150の水和物から選ばれる少なくとも1種と、水溶性樹脂または水分散性樹脂を含有するイエローインクから構成されることを特徴とするインクジェット用水性インクセット。 (もっと読む)


【課題】 メンテナンスで排出されるインクを抑制する。
【解決手段】 インクジェット記録装置は、記録ヘッドのインクを吐出させる圧力発生手段と、メンテナンス部と、メンテナンスが行われてからの時間を計測する時間計測部と、これらを制御する制御部とを備えている。制御部は待機時においてはインクを微振動させ、時間計測部の計測時間が所定時間となったらメンテナンス部で記録ヘッドのメンテナンスを実行してノズル内のインクを所定回数吐出させる。所定時間は、インクが待機した状態での経過時間である吐出停止時間と、正常なインクが吐出された際の吐出速度に対する低下率である吐出速度低下率との関係から着弾位置が正常な着弾位置から所定画素分ずれた吐出速度低下率から求まる時間である。所定回数は吐出停止時間と、正常なインクが吐出される際の吐出速度まで復帰される吐出回数との関係から吐出停止時間を所定時間とした場合に求まる吐出回数である。 (もっと読む)


【課題】 色の異なるインクを吐出する記録ヘッドであっても、拭き取り時に生じる色混じりの影響を抑制する。
【解決手段】 インクジェット記録装置は、ノズル面上に複数のノズルが配列された少なくとも一つのノズル列を有し、一列のノズル列内に配列された多数のノズルのうち、所定の複数個の前記ノズルからなる第一ノズル群と、残りの複数個の前記ノズルからなる第二ノズル群とはそれぞれ明度の異なるインクを吐出する記録ヘッドと、ノズル面を摺擦するブレードとを備えている。ブレードは、第一ノズル群及び第二ノズル群のうち、明度の高いインクを吐出するノズル群から、明度の低いインクを吐出するノズル群に向かうようにノズル面を摺擦する。 (もっと読む)


【課題】液寄りに起因する白スジや滲みがなく、かつ光沢を有する画像を形成しうるインクジェット記録用水性インクを提供する。
【解決手段】色材と、バインダ樹脂と、界面活性剤と、水系溶媒とを含むインクジェット記録用水性インクであって、前記インクを加熱したときに、
(1)インクの重量変化率が0%以上10%以下にわたって、E型粘度計により25℃、1rpmで測定されるインクの粘度が10mPa・s超30mPa・s以下であり、
(2)インクの重量変化率が35%以上55%以下のいずれかで、E型粘度計により25℃、1rpmの条件で測定されるインクの粘度が200mPa・sとなる点を有し、
(3)インクの重量変化率が5%であるときの、インクの25℃における表面張力が、前記加熱前のインクの25℃における表面張力よりも低い、インクジェット記録用水性インク。 (もっと読む)


【課題】 ダンパのフィルム部材が平面形状であっても、少ない廃液で負圧を確保可能とすることである。
【解決手段】 インクジェット記録装置は、インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドと、記録ヘッドにインクを供給するインクタンクと、記録ヘッドからインクタンクまでインクを案内する流路の間に配置され、インクを一時的に貯留してノズル内を負圧にするためのダンパとを備えている。ダンパは、インクを収容する収容部が形成され、当該収容部を開放する開口部を備えた容器本体と、可撓性を有し、開口部を閉塞する平面形状のフィルム部材と、収容部の内部に配置され、フィルム部材に対して外側へ向かう力を付勢する弾性部材と、フィルム部材に接するように当該フィルム部材の外側に配置され、フィルム部材と弾性部材との当接位置を露出させる規制部材とを備えている。 (もっと読む)


【課題】高い射出安定性を有し、かつ硬化膜が十分な耐候性を有する活性線硬化型インクジェット用白インクを提供する。
【解決手段】金属酸化物で表面処理された無機白色顔料と、重合性化合物と、光重合開始剤と、を含む活性線硬化型インクジェット用白インクであって、前記金属酸化物は、アルミナ、シリカおよびジルコニアからなる群より選ばれる金属酸化物であり、かつ前記金属酸化物による表面処理量が、未処理の無機白色顔料に対して0.3〜0.8質量%であり、前記インクに含まれるNaイオン量が15mg/kg以下である、活性線硬化型インクジェット用白インク。 (もっと読む)


【課題】待機状態後に記録動作を再開させても、ローラを用いてインク吐出部の払拭を適正に行うとともに、当該インク吐出部のノズルの損傷を防止する。
【解決手段】インクジェット記録装置100であって、インクをインク吐出部から吐出する記録ヘッド2と、内容器内に貯留された洗浄液に一部分が浸漬され、外周面で記録ヘッドのインク吐出部を払拭するクリーニングローラと、クリーニングローラを回転させるローラ駆動モータ621cと、記録ヘッドを用いた記録動作後に当該装置本体の待機状態にて、電源を供給する待機電源部72と、記録動作後に所定時間が経過する毎に、待機電源部からローラ駆動モータに電源を供給してクリーニングローラを少なくとも一回転させる制御部9と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】記録処理における単位時間あたりの処理能力を低下させることなく、インク吐出部のメンテナンスを適正に行う。
【解決手段】インクジェット記録装置100であって、インク吐出部を有する記録ヘッド2が搭載されたキャリッジ3と、このキャリッジを所定の走査方向に往復移動させるキャリッジ駆動モータ31と、所定の液体を含浸し、記録ヘッドのインク吐出部を払拭する払拭部が外周面に設けられたクリーニングローラと、記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出させながらキャリッジを所定回数走査する毎に、キャリッジを走査方向に移動させながら記録ヘッドのインク吐出部に生じた結露を払拭部で払拭するよう制御する制御部8と、を備えている。 (もっと読む)


21 - 30 / 317