説明

DOWAサーモテック株式会社により出願された特許

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【課題】アルミニウムまたはアルミニウム合金などの非鉄材料からなる母材とダイヤモンドライクカーボン(DLC)皮膜などの硬質皮膜との密着性が良好な硬質皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムまたはアルミニウム合金などの非鉄材料からなる母材の表面に窒素含有クロム皮膜及び炭素含有クロム皮膜を順次に形成し、この炭素含有クロム皮膜上に硬質皮膜としてDLC皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】異なる種類のガスを混合することなく、炉内の各熱処理工程が、ばらつきなく適正なCPを有する雰囲気中で行われる熱処理装置及び熱処理方法を提供する。
【解決手段】炉(浸炭炉)3内に変成ガスを供給し、炉3内で被処理体60を熱処理する熱処理装置1の炉3内において、各工程(各熱処理室21,22,23,24)ごとに、それぞれ所定のカーボンポテンシャルに生成された変成ガスのみが供給されて炉3内の雰囲気が調整される。 (もっと読む)


【課題】熱処理後の被処理体の歪みを抑制する。
【解決手段】被処理体を熱処理する際の被処理体の昇温処理工程において、被処理体をオーステナイト変態の開始直前の第一の設定温度まで昇温する。その後、昇温した被処理体を第一の設定温度で所定の時間保持し、被処理体内の温度分布を均一にする。その後、第一の設定温度に保持された被処理体を、被処理体に溶質が固溶化する第二の設定温度まで昇温する。このように被処理体内の温度分布を第一の設定温度で均一にすることにより、被処理体にオーストナイト変態による不均一な収縮が生じず、かつ、熱応力による不均一な膨張が起きず、熱処理後の被処理体の歪みを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】プラズマ処理炉における温度計の損傷を防止し、温度計の長寿命化を図る。
【解決手段】処理室S2内に被処理体2を収納し、放電用導体物51と被処理体2との間に所定の電圧を印加することにより、処理室S2内おいてプラズマを発生させて、被処理体2を処理するプラズマ処理炉であって、先端部に温度計122の測温部127を内蔵する温度測定部材120を供え、温度測定部材120は、放電用導体物51および被処理体2から電気的に絶縁され、温度測定部材120の先端は、処理室S2内に収納された被処理体2から放電の影響がない略最小距離の位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】 被処理体の温度制御を可及的に正確に行うことができ、被処理体の全体に対して均一な窒化処理を効率的に施すことができる、連続式のプラズマ窒化処理装置を提供する。
【解決手段】 窒化室ヒータ26が窒化室2内の被処理体Wの搬送方向の左右両側に配設され、左側ヒータ26Lと右側ヒータ26Rのそれぞれが搬送方向の前後及び上下に複数に分割され、さらに、前記被処理体Wにおいて各分割ヒータ29に対応する領域の温度を測定する熱電対33と、該各熱電対33の測定温度が予め設定した目標温度となるように前記各分割ヒータ29の発熱量を個別に制御する制御部36と、を備える。 (もっと読む)


【課題】被処理体の熱処理を簡単な制御で効率的に行えるようにする。
【解決手段】浸炭室において、被処理体に浸炭処理と拡散処理を行う。カーボンポテンシャル調節機構によって、浸炭室のカーボンポテンシャルを高い第一のカーボンポテンシャルにした状態で、被処理体に浸炭処理を行う。また、カーボンポテンシャル調節機構によって、浸炭室のカーボンポテンシャルを第一のカーボンポテンシャルよりも低い第二のカーボンポテンシャルに低下させ、第二のカーボンポテンシャルを所定の時間保持した状態で、被処理体に拡散処理を行う。 (もっと読む)


【課題】装置を大がかりにすることなく、炉内の一時的な急速加熱に対応できるバーナ炉及びバーナ炉の加熱方法を提供する。
【解決手段】炉体10内部に配設されたレトルト2を加熱するバーナは、少なくとも一対の蓄熱式バーナ4A、4Bからなる。更に、炉体10内の排気を行う排気口5が開閉自在に設けられている。排気口5の設置により、急速加熱時には、一対の蓄熱式バーナ4A、4Bを同時に燃焼させて、一時的に燃焼能力を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】被処理体の熱処理を簡単な制御で効率的に行えるようにする。
【解決手段】被処理体を浸炭室において浸炭処理し、その後、浸炭処理が行われた被処理体を、降温室に移動させ、降温室において拡散処理と降温処理を行うようにした。また、降温室の雰囲気温度を第一の処理温度にした状態で、拡散処理を行い、降温室の雰囲気温度を第一の処理温度よりも低い第二の処理温度に低下させて、降温処理を行うようにした。拡散処理が行われる際の降温室のカーボンポテンシャルは、浸炭室のカーボンポテンシャルよりも低くした。 (もっと読む)


【課題】浸炭処理あるいは調質処理、脱炭処理後の排ガスを有効利用し、省エネルギー化・省コスト化を図る。
【解決手段】熱処理システム1は、浸炭処理装置2、油分除去装置8、昇圧装置9、リサイクル装置10を有している。浸炭処理装置2で排出された排ガスは、油分除去装置8で排ガス中の油分が除去される。油分が除去された排ガスは、昇圧装置9で昇圧される。昇圧された排ガスは、リサイクル装置10で精製ガスとオフガスに分離される。精製ガスは浸炭処理装置2の浸炭炉3と油槽室4に供給され、浸炭処理の際の雰囲気ガスとして再利用される。オフガスは油槽室4に供給され、油槽室4のパージガスとして再利用される。 (もっと読む)


【課題】プラズマ処理炉における温度計の損傷を防止し、温度計の長寿命化を図る。
【解決手段】被処理体2を収納する処理室S2に、被処理体2のダミー120を備えた。被処理体2とダミー120にはそれぞれ同一極性の電極を接続し、被処理体2の周囲に配置されている放電用導体物51には、被処理体2に接続される電極に対して反対極性の電極を接続した。また、ダミー120の温度を測定する温度計121と、温度計121を被覆する温度計被覆体122を設けた。ダミー120は、温度計被覆体122によって温度計121及び放電用導体物51から電気的に絶縁されている構成とした。 (もっと読む)


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