説明

大和化成工業株式会社により出願された特許

61 - 66 / 66


【課題】一種類のクリップによって相手部材のクリップ孔に対する保持荷重を選択可能とし、かつ、クリップの挿入荷重は一定に保つとともに、装着部材にクリップを取り付ける工程での作業ミスを解消する。
【解決手段】装着部材30の座部32(34)に取り付けたクリップ10を、相手部材40のクリップ孔42に挿入する形式の二部材組付け構造であって、クリップは係止腕20を有し、係止腕の外側面には、クリップ孔42の孔縁に係止可能な高保持用および低保持用の二種類の係止面22,24が設けられている。これらの係止面は、クリップ10の挿入方向に沿って配列されているとともに、クリップ孔42の孔縁に係止するときの個々の傾斜角度が異なるように設定されている。装着部材の座部32(34)は、クリップの取付け高さが異なる高保持用および低保持用の二種類が準備されている。いずれかの座部を選択してクリップ10を取り付けることにより、この選択に対応した高保持用あるいは低保持用の係止面をクリップ孔42の孔縁に係止させる。 (もっと読む)


【課題】二部材を簡単な作業によって強い保持力で組付けることができ、かつ、その成形にスライド型などが不要になるクリップを提供する。
【解決手段】第1部材が台座を備え、第2部材が取付け孔を備え、第1部材と第2部材と互いに組付けるためのクリップであって、クリップ本体10は、台座42に差し込むことが可能な軸部12と、該軸部に設けられた締結刃16と、取付け孔32に挿入することが可能なアンカー18と、該アンカーの基部から外方向へ張り出した操作片24とを備えている。軸部12を台座42に差し込み、かつ、軸線回りに回転させることにより、締結刃16が台座の周面に食い込んでクリップ本体10と第1部材とが結合される。また、アンカー18を取付け孔32に挿入することにより、該アンカーが取付け孔の縁に係止してクリップ本体10と第2部材とが結合され、第2部材の表面に操作片24が弾性変形を伴って押し付けられる。 (もっと読む)


【課題】カウルインナーパネルにインストルメントパネルを結合している第1クリップと第2クリップとの間での打音を吸収するとともに、これら相互間でのスティックスリップによる異音を防止する。
【解決手段】車両のカウルインナーパネル10にインストルメントパネル20を結合するためのクリップであって、カウルインナーパネルに設けられる第1クリップ30と、インストルメントパネルに設けられる第2クリップ40とを備えている。第1クリップ30は、カウルインナーパネルの端部を両面から挟み込んだ状態で、該カウルインナーパネルに堅固に取り付けられる樹脂基材32と、この樹脂基材の少なくとも表面を被うエラストマー34との二層構造になっているとともに、このエラストマーの表面に凹凸加工(シボ加工36)が施されている。第2クリップ40は、第1クリップ30に対してその表面に接触して位置決めされ、かつ、インストルメントパネル20に所定値以上の衝撃荷重が作用することで互いに外れるように結合される。 (もっと読む)


【課題】一方向の連続した単純操作により、クリップを通じて二部材が組付けられた状態に保持可能とし、作業性の向上を図る。
【解決手段】所定の装着部材とその相手部材とのうち、いずれか一方の第1部材が取付け孔を備え、他方の第2部材が支柱形状の台座を備え、これらの両部材がクリップを通じて互いに組付けられる二部材組付け構造であって、クリップ10は、第1部材の取付け孔に挿入可能で、かつ、第2部材の台座をその先端側から挿入することが可能である。クリップ10に台座を挿入した状態で、該クリップを取付け孔に挿入することにより、クリップのロック爪20,22が第1部材に係止されるとともに、クリップの締結刃18が台座の外側面に食い込むように構成されている。 (もっと読む)


【課題】クリップにパッキン本体を組み付けるときの取り扱いを容易にして作業時間の短縮を図り、かつ、組付けられたパッキン本体を外れにくくする。
【解決手段】所定のパネルに対し、その取付け孔に差し込むことで結合されるクリップに、該クリップとは別体のパッキン本体が予め組み付けられ、このパッキン本体をクリップとパネルとの間に介在させて取付け孔の周囲をシールする構成のシールパッキンであって、複数個のパッキン本体30が、個々の外周に位置する接続部40によって相互に繋がっており、各接続部40は、パッキン本体30を構成する部分と比較して肉厚が薄く設定されている。 (もっと読む)


【課題】クリップ本体の形状や材質を変更することなく、座面部材の厚みの変更や形状の変更により、同一種類のクリップ本体を用いて取付部材を被取付部材に取付けたときに、異なる保持荷重に対応させることを可能とする。
【解決手段】取付部材に突設状態で配設される座面部材22にクリップ本体10を取付けて、取付部材を被取付部材30に着脱可能に取付けるクリップ本体10による取付構造において、座面部材22にはクリップ構造体11を被取付部材30から抜去する際にクリップ本体10の脚片18と該座面部材22との当接(接触力)状態に差異を生じさせる第1の座面部材27と第2の座面部材28があり、当接(接触力)状態の差異により第1の座面部材27と第2の座面部材28とではクリップ構造体11を被取付部材30から抜去する際のクリップ本体10に生じる抗力が異ならされている。 (もっと読む)


61 - 66 / 66