説明

大和化成工業株式会社により出願された特許

21 - 30 / 66


【課題】アンカーを取付け孔から無理なく抜き取ることを可能とし、クリップを繰り返し使用しても取付け孔に対するアンカーの保持力を維持する。
【解決手段】相手部材の取付け孔にアンカーを挿入することで、この相手部材に取付けられるクリップであって、アンカー20が、軸線に沿って分割されているとともに、互いに交差する方向へ傾倒可能な少なくとも一対の支柱22と、これらの支柱に個別に結合された弾性爪28とを備えている。アンカー20を相手部材の取付け孔に挿入して弾性爪28を取付け孔の縁周辺に係合させることで、相手部材に対するアンカー20の保持力が得られ、アンカーに保持力を超える抜去力が加えられると、支柱22を互いに交差する方向へ傾倒させる力が作用する。 (もっと読む)


【課題】多少の寸法誤差があったとしてもクリップ及び取付部材のガタつきを吸収することができるクリップであって、強い衝撃荷重が加わって保持爪による係止が弱まっても完全には脱落しない保持力を有し、かつパネルと取付部材の間の作業スペースを確保でき取り外しが容易なクリップの提供。
【解決手段】クリップ11は、基体に形成又は組み付けられる被取付部材Bをパネル部材Pに取り付けるためのものであり、パネル部材Pの取付孔Hに差し込み可能な差込体と、差込体を支持する基体とから成り、差込体を取付孔Hに差し込むと、差し込んだ差込体を取付孔に対してガタ詰め状態で保持可能な保持爪27を備える。保持爪27による保持状態の解除が行われても、差込体が取付孔Hに対して引っ掛かり状態をなすロック爪35が形成されており、ロック爪35には、自身11の取付孔Hに対する引っ掛かり状態を解消可能な解除レバー31が形成されている。 (もっと読む)


【課題】緩衝部の内部に連結部分が包み込まれた構成であっても、相互の境界部における緩衝部に永久歪み等が生じるのを解消し、緩衝クリップの耐久性ならびに意匠性を維持する。
【解決手段】圧縮方向へ弾性変形可能な軟質材からなる緩衝部12と、硬質材からなる取付け部22と、取付け部と一体に成形され、緩衝部12の内部に包み込まれて緩衝部と取付け部とを一体化している連結部分26とを備えた緩衝クリップであって、緩衝部12の圧縮方向への弾性変形を受止める連結部分26の端面28付近において、その周囲を包み込んでいる緩衝部12の肉厚を、この緩衝部に作用する荷重の方向に関して変化させている。 (もっと読む)


【課題】 成形体又は積層体に別部材を取り付ける方法、及びその別部材が取り付けられた別部材付き成形体又は別部材付き積層体を提供することである。
【解決手段】 樹脂材よりなり、対向配置される第1及び第2のシート材3、4の間に多数の凸部8がエンボス状に形成されたパネル材1の一方のシート材3、4に開口9、10を設ける。支持台14に設置したパネル材1における開口9を覆うように、底面部にキャビティ17が開放された成形型16を押圧する。成形型16のキャビティ17に射出した溶融樹脂を、開口9、10からパネル材1の第2空間部6に注入させて固化し、第2空間部6に抜止め状態で保持されるアンカー部15と一体にストライカ2を形成する。 (もっと読む)


【課題】二種類のナットにおける個々のピッチの雌ネジに対し、一種類のクリップのアンカーをガタツキのない状態で係合させる。
【解決手段】内径が同じで、雌ネジのピッチが異なる二種類のものが規格化されているナットを対象とし、これら二種類のナットにアンカーを挿入することで個々の雌ネジに係合させることが可能なクリップであって、アンカー20の先端において外方へ張り出したヘッド24と、アンカー20の基部においてナットの内径よりも僅かに小さい外径の円弧面28と、アンカーの両側から斜め外方へ延びる弾性爪30と、両弾性爪に段差をもって二個ずつ設けられたリブ34,35とを備えている。二個のリブ34,35は、二種類のナットの雌ネジにそれぞれ係合可能である。二個のリブ34,35のうち、ヘッドから離れた側のリブ35はヘッドに近い側のリブ34よりも突出量が小さく設定されている。 (もっと読む)


【課題】大きく曲げられたコルゲートチューブがクランプの箇所で潰れるのを防止して見栄えを保つ。
【解決手段】相互の一端部がヒンジ14で連結された半円環状のクランプ本体10と蓋体12とを備え、ケーブルの外周を保護したコルゲートチューブがクランプ本体の内周部10aにセットされた後にクランプ本体10と蓋体12との他端部同士をロックし、その状態でケーブル配線の対象部材に装着されるケーブル用クランプであって、クランプ本体10および蓋体12における両側縁の内周面が、それぞれの外方に向かって厚みが漸減する斜面10c,12cになっている。 (もっと読む)


【課題】管状部材における外径のバラツキが公差の範囲内であれば、保持部に対する管状部材の半嵌合や隙間によるガタツキを解消する。
【解決手段】クランプ10において、管状部材30を把持するための保持部14には、管状部材の外周面の一部を支持する受承面16と、この受承面に対向して管状部材の外周面を押える弾性アーム20とが設けられている。弾性アーム20は、管状部材30が受承面16に向けて押込まれるときに退避位置P2に作動し、該管状部材が通過した後に元位置P1に復帰する。弾性アーム20が退避位置から元位置に復帰するときの先端部20bの作動軌跡Lが、受承面で支持された管状部材が公差内の最大径であっても、その外周面に干渉しないように設定されている。弾性アームが元位置P1に復帰したときの弾性アーム20の係止突起22が、受承面で支持された管状部材公差内の最小径であっても、その外周面に干渉するように設定されている。 (もっと読む)


【課題】クリップの搬入作業やクリップの在庫管理を不要とし、かつ、パネル部材の取付け孔とクリップとの間の芯ずれも吸収可能とする。
【解決手段】樹脂製のクリップ10が、車両ボデー等のパネル部材に開けられた取付け孔に挿入することでパネル部材に係止するアンカー部12と、このアンカー部の基端側に位置する結合部15とを有し、クリップ10によってパネル部材に組付けられる樹脂製の装着部材30が座部32を有し、この座部にクリップの結合部15が取付けられるクリップ取付け構造であって、クリップ10が、装着部材の座部32を成形型の一部として該座部に結合部15を取付けた状態で成形され、かつ、この取付け状態での座部32と結合部15とが直交する二方向へ相対的に移動可能に設定されている。 (もっと読む)


【課題】クリップのアンカーが取付け孔に適正に差し込まれていない限り、ピン部材の弾性軸部をアンカーに対して最終位置まで挿入できないようにしてアンカーが取付け孔に適正に差し込まれているか否かのチェックを不要にする。
【解決手段】本体10とピン部材20とからなり、ピン部材の弾性軸部22を本体のアンカー16内に挿入することで、該アンカーがプレート部材の取付け孔に係止状態に保持されるクリップであって、アンカー16に挿入された弾性軸部22は、アンカーのスリット19の端面19aに受け止められてピン部材20が仮挿入位置に規制され、かつアンカーの外部に弾性軸部の干渉部23が露出している。アンカー16が取付け孔に差し込まれると、干渉部23が取付け孔の縁に干渉し、ピン部材20の仮挿入位置での規制が解除される。 (もっと読む)


【課題】クランプ本体と蓋体とで把持されたケーブルの軸心とブラケットとの間の寸法を小さくする。
【解決手段】相互の一端部がヒンジで連結されたクランプ本体と蓋体とを備えたケーブル用クランプであって、クランプ本体10の他端部にロック用ソケット16が設けられ、蓋体12の他端部にロック用挿入部28が設けられ、ロック用ソケットの内部は、ロック用挿入部の挿入が可能な第1空間18と、ケーブル配線箇所のブラケットの挿入が可能な第2空間22とに分けられ、第1空間と第2空間との境界部に、ブラケットの挿入を第2空間に導くための案内壁26が設けられている。両空間には、ロック用挿入部およびブラケットを個々の挿入位置でロックするロック片20,24がそれぞれ設けられ、第1空間のロック片は、クランプ本体の内周面10aに連なる側の壁に設けられ、かつ、ロック用挿入部の挿入によって第2空間とは反対方向へ撓むように設定されている。 (もっと読む)


21 - 30 / 66