説明

グリコ乳業株式会社により出願された特許

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【課題】 ゲル化物中に液状乃至泡状物を大小の塊状に封入した容器入食品を提供する。
【解決手段】 容器20に冷却原料液11を充填した後に,加温ゲル化剤溶液を充填して,ゲル化開始温度以下としたゲル化物溶液12を形成する。その後にゲル化物溶液12に対して,その上部からノズルを用いて液状乃至泡状物13を加圧充填する。ゲル化物溶液12の未ゲル化部位に液状乃至泡状物13が選択的に入って該未ゲル化部位に残留することによって,容器20の全体に大小適宜の独立し又は連続した液状乃至泡状物を封入分布させることができる。コーヒーゼリーにクリーム,ヨーグルト中に液状のジャムソースのように,ゲル化物10と液状乃至泡状物13の味覚を同時に味わう嗜好性に優れた商品とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 牛乳等の配管系のピグ装置を,配管部品を用いて安価に形成するとともに該配管部品によって括れ部のあるピグ洗浄を有効に行えるようにする。
【解決手段】 配管系Aに,配管部品の偏芯レデューサー3,4を介して同じく配管部品にしてピグ1の径より径大なクロス配管2を接続してランチャーとし,その交差する接続口にエアモーター5を設置し,このエアモーター5によってバルブステム21を進退可能とする。バルブステム21を後退し,ピグ1を製品移送方向に圧送して製品回収を行い,バルブステム21を前進し,ランチャーにピグ1を保持する揺動洗浄スペース22を形成して,洗浄液によってピグ1の揺動洗浄を行う。 (もっと読む)


【課題】果肉、ゼリー等弾力性のある固形物を含有する液を充填する場合であっても、液切れよく正確な定量充填ができる定量充填装置を提供すること。
【解決手段】充填物収容タンク1と、計量シリンダ2と計量ピストン3と、下端が充填物吐出口を形成する筒状孔を有する充填ノズル4と、充填ノズルの筒状孔内を摺動するスプール5とを備えた定量充填装置において、ストレート形状のスプールに代えて大寸部5aと小寸部5bを有するスプールを採用し、吐出口直前のノズルの流路内を液密に摺動するスプールの断面寸法を小さく(細く)することにより、充填終了時の液切れが良くなり、液だれを防止して、正確な定量充填をする。 (もっと読む)


【課題】IgA誘導活性能を発揮するヒト由来の免疫賦活作用を有する乳酸菌株,これを添加含有した製品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ヒト由来の乳酸菌中からラクトバチルス属の乳酸菌53菌株について,マウスパイエル板細胞を用いてIgA誘導活性能を評価した。その結果,ラクトバチルス・ガセリがIgA誘導活性能を発揮するとともに,特にラクトバチルス・ガセリA10−02C菌株(FERM、P−21399)は,IgA誘導活性の相対値が6.4(他の乳酸菌株の5〜7倍程度)であり,極めて有効なIgA誘導活性能を呈することが判明した。この事実に基づき該乳酸菌株を免疫賦活作用を有する乳酸菌とし,併せてこれを添加含有した製品とし,これを添加含有して製品の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】抗酸化作用を呈することによって各種疾病に対する予防効果が期待されるケルセチンその他のフラボノイドの生体吸収性を改善したフラボノイド吸収促進用組成物や飲食物の提供。
【解決手段】ペクチンを有効成分として含有するフラボノイド吸収促進用組成物。ペクチンを有効成分として含有するフラボノイド吸収促進用の清涼飲料水、サプリメント、調味料、菓子、惣菜等を含む加工食品分野の飲食物。ペクチンとして、HMペクチンが好ましく、りんご由来又はシトラス由来ペクチンが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 複数のストレージタンクの切替に伴って生じることがある,牛乳の配合殺菌配管系におけるバランスタンクの枯渇を解消する。
【解決手段】 配合殺菌配管系Aの後尾側のストレージタンク1とバランスタンク5間の配管に液送用の先行ポンプ3と,エア溜り吸引用の後続ポンプ4による一対のポンプ3,4を直列に配置し,ストレージタンク1の供給切替時に,先行ポンプ3の停止,後続ポンプ4の作動,後続ポンプ4の停止及び先行ポンプ3の作動を行うことによって,切替前のストレージタンク1から配合殺菌配管系Aに入ったエア溜りを後続ポンプ4によって吸引し,切替後のストレージタンク1からの牛乳が液送用の先行ポンプ3に至るようにして,先行ポンプ3のエア噛みによる液送不能とこれに起因するバランスタンク5の枯渇を解消する。 (もっと読む)


【課題】 抗ピロリ菌抗体含有ヨーグルトの生産に伴う抗ピロリ菌抗体の抗体力価の減少及びピロリ菌の除菌効果の低下を防止する。
【解決手段】 ヨーグルトベース,寒天シラップに抗ピロリ菌抗体含有卵黄液を混合する混合温度とその後の保持温度が37℃を超えると抗ピロリ菌抗体の抗体力価の減少が生じるとの知見に基づいて混合温度及び保持温度の上限を37℃とする一方,寒天シラップに使用する寒天を凝固点35℃程度の低温凝固型とすることによってその下限温度32℃を混合温度及び保持温度の下限とする。混合による抗体力価の低下がなく,また一般に想定し難い長時間の保持によっても抗体力価の低下がなくなり,優れたピロリ菌の除菌効果を呈するヨーグルトを生産できる。 (もっと読む)


【課題】 未固化のプリンベース上に液状クリームをトッピング充填した後にプリンベースを冷却固化する容器入りプリンの製法において,液状クリームのプリンベースとの混濁を防止できるようにする。
【解決手段】 面内に多数の下方突出ノズル22を分散配置した充填ノズル2とその上位の多数の透孔を分散配置した分散板3を充填機1に装着し,充填機1の定量ピストン11を断続的に作動して,充填ノズル2と分散板3間に供給した液状クリームを,充填ノズル2の下方突出ノズル22から未固化のプリンベース上に雨垂れ状に断続滴下する。液状クリームは粒状になって充填され,プリンベースに一時的に沈むが直ちに浮上してプリンベース状に載置される結果,これらの混濁が防止されて,プリンと液状クリームの境界が明確な容器入りプリンが得られる。 (もっと読む)


【課題】 ラクトコッカス・クレモリス等の中温性乳酸球菌を使用しながら,保存中も安定した穏やかなチーズ香を呈し,粘性による滑らかな食感を有して日本人の嗜好に適合するとともに容器膨張や外観変化のない発酵乳製品を提供する。
【解決手段】 高温性乳酸球菌であるストレプトコッカス・サーモフィラスから分離培養したストレプトコッカス・サーモフィラスGCL1129乳酸球菌(独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センター受領番号 FERM AP−20230)をラクトコッカス・クレモリス等の中温性乳酸球菌に併用して,30℃近辺の発酵温度によってヨーグルトミックスの発酵を行なう。これによって中温性乳酸球菌又はこれに糸状菌,酵母若しくは酢酸菌を併用したヨーグルトにおける独特の強いチーズ香,容器膨張,外観変化等の欠点を解消することができる。 (もっと読む)


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