説明

マークテック株式会社により出願された特許

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【課題】直流成分を含む信号から直流成分を除去する信号処理装置、信号処理方法において、ハイパスフィルタを用いないで直流成分を除去すること。
【解決手段】渦電流探傷プローブ11の検出電圧を同期検波器13により検波する。ローパスフィルタ14により抽出した探傷信号は、2分して、一方の探傷信号は、差分処理装置23へ直接供給し、他方の探傷信号は、遅延装置22を介して差分処理装置23へ供給する。差分処理装置23は、両探傷信号の差を取り、差探傷信号FS3をキズ評価装置16へ供給する。差探傷信号FS3は、直流成分が除去されている。 (もっと読む)


【課題】湿式蛍光磁粉探傷試験に用いる検査液の成分濃度の測定方法および測定装置を提供する。
【解決手段】撹拌された検査液を測定具3に導入し、異なる波長の複数の光源として、紫外線LEDランプ4a、複数の異なる波長の可視光LEDランプ4b,4cおよび赤外線LEDランプ4dの光を、測定具3の一側方から検査液に照射して得られた透過光および励起して発光した可視光を用い、透過光を検出する紫外線検出器5a、可視光検出器5c,5dおよび赤外線検出器5eと、励起して発光した可視光を検出する蛍光輝度検出器5bとの各検出値および検査液の各成分の時間経過に伴う沈降特性の違いによって得られる各検出器の検出値の変化および光源のうち、異なる波長の2の光源4b,4dに応じた検出器5c,5eによる各検出値の差分値から、検査液の各成分濃度を測定。 (もっと読む)


【課題】
浸透探傷試験にて、余剰浸透液を温水で洗浄・除去するに当り、分離温度と洗浄に用いる温水の温度との温度差によって探傷精度を変化させ得る浸透探傷試験用水洗性水ベース浸透液及び該浸透液を用いる浸透探傷試験方法を提供する。
【解決手段】
曇点を有する界面活性剤と該界面活性剤が水に溶解して単一相になっている状態と該界面活性剤が水から分離して二相になっている状態との二つの相状態間を温度変化によって可逆的に変化するように混合してなる主溶剤及び該主溶剤に溶解する油溶性赤色染料又は油溶性蛍光染料からなり、前記単一相になっている状態から前記二相になっている状態の変化が当該水ベース浸透液の曇点の温度以上の温度において生じる浸透探傷試験用水洗性水ベース浸透液と該浸透液を用いる浸透探傷試験方法。 (もっと読む)


【課題】傷部の検出精度を向上させた高温自動探傷装置を提供する。
【解決手段】被検査体2を搬送する搬送工程3と、この搬送工程3の中途部に設け、被検査体2を高周波誘導過熱コイル内に通過させて、被検査体2の表層部に渦電流を流して加熱し、表層部に温度変化を与える加熱工程4と、この加熱工程4により加熱後の表層部を検出装置7で探傷するとともに、検出装置7から取得した画像を画像処理することで表層部の傷部の有無を判定する探傷工程5とを備え、探傷工程5は、加熱工程4の前側に、表層部上のスケールを除去するデスケール装置10および渦電流を流す前の表層部の傷部を探傷する検出装置6を、それぞれ被検査体2の搬送方向順に設置し、被検査体2を、加熱工程4前後の両検出装置6,7から得た、渦電流を流す前後の表層部の画像を解析することにより、表層部の探傷を行う。 (もっと読む)


【課題】渦電流探傷プローブにおいて、渦電流探傷プローブの走査方向と平行する方向に進展する長手キズの検出感度を高くすること。
【解決手段】渦電流探傷プローブPの導電板EP1,EP2は、励磁電流ie1,ie2の方向が交差し、それらの方向は、交差部の中心PCを通る走査方向中心線に対して±θになるように配置してある。渦電流探傷プローブPは、走査方向SC方向へ走査する。渦電流iu11,iu21は同相、渦電流iu22,iu12も同相になり、渦電流iu11,iu22は逆相、渦電流iu21,iu12も逆相になる。長手キズに起因する渦電流探傷信号は増大し、直交キズに起因する渦電流探傷信号は抑制される。 (もっと読む)


【課題】画像を取込む時の短い時間だけランプ電流を増大させて紫外線強度を上げ、探傷精度を向上させた紫外線探傷灯を提供する。
【解決手段】紫外線探傷灯8は、蛍光物質を散布した被検査体2の表層部に紫外線を照射し、カメラ9で表層部の探傷を行う蛍光探傷試験に用いるものであり、灯具11に収納した放電管22と、この放電管22を点灯させるための安定器24とを備え、整流器26およびコンデンサ27からなるパルス電力制御手段25を備えるとともに、パルス電力制御手段25が、定格より低い電力で駆動する放電管22に、コンデンサ27で蓄えたパルス電流を重ね合わせて、高強度の紫外線を瞬間的かつ断続的に発生させる。 (もっと読む)


【課題】検査液中の分散剤および蛍光磁粉の濃度を簡単な方法で同時に測定でき、かつそれら濃度を瞬時かつ高精度に測定可能とした、測定精度および作業性を向上させた湿式蛍光磁粉探傷試験に用いる検査液の成分濃度の測定方法および測定装置を提供する。
【解決手段】被検査体の磁化した金属の表面に、少なくとも蛍光磁粉を混合してなる検査液を接触させ、表面の傷部に蛍光磁粉を集合および付着させることによって、傷部を探傷する湿式蛍光磁粉探傷試験に用いる検査液の成分濃度の測定方法および測定装置では、検査液を透明な測定具3に導入し、光源4の光を、測定具3の一側方から検査液に照射して得られた透過光および励起して発光した可視光を用い、透過光を検出する紫外線検出器5の検出値および励起して発光した可視光を検出する蛍光輝度検出器6の検出値に基づいて、分散剤の濃度を測定する。 (もっと読む)


【課題】 浸透探傷試験における洗浄処理において、被検査物表面に残留している余剰浸透液の洗浄除去が十分に行えると共に、余剰浸透液が混入している洗浄液から再使用可能な洗浄液を容易に回収できる洗浄液の処理方法及び該方法に使用する洗浄液を提供する。
【解決手段】 浸透探傷試験における洗浄処理をハイドロフルオロエーテル又はハイドロフルオロカーボンを洗浄液として該洗浄液をその沸点を越えない温度若しくは沸点にて余剰浸透液が残留している被検査物表面に接触させて行い、当該洗浄処理によって余剰浸透液が混入した洗浄液を回収し、回収した洗浄液を冷却して混入している余剰浸透液と洗浄液とに分離させ、分離した洗浄液を再び洗浄処理に使用する。 (もっと読む)


【課題】鉄道のレールの割れキズと剥離キズのようにキズ信号の発生要因の異なるキズが混在する被検査体の渦電流探傷方法において、両キズが混在するか否かを判別すること。
【解決手段】被検査体S2の表面には、割れキズfaと表面の一部が剥離して生じた剥離キズfbが混在している。渦電流探傷プローブPをX2方向へ走査して探傷すると、キズ信号FSが発生する。探傷範囲F21におけるキズ信号FSのベクトル波形は、図1(c1)のようになり、探傷範囲F22におけるキズ信号FSのベクトル波形は、図1(c2)のようになる。両ベクトル波形のふくらみW1,W2は、W1<W2となる。即ち割れキズfaと剥離キズfbが混在するときは、ふくらみがW2のように大きくなる。 (もっと読む)


【課題】、人工キズの深さ・キズ信号の位相のデータと実キズの位相を比較して、実キズの深さを推定する渦電流探傷方法において、キズの形状等に起因するキズ信号の位相の変化量を求めて実キズの位相を補正すること。
【解決手段】
図1(a)において、基準として使用する補正用実キズよりも飽和深さが浅くなる試験周波数により人工キズの被検査体を探傷して得られたキズ信号のキズの深さ・位相のデータ(グラフa)を取得する。次に補正用実キズの被検査体を同じ試験周波数により探傷して補正用実キズのキズ信号の位相PTを取得する。飽和深さDSsにおける飽和位相PSsと補正用実キズの位相PTとの位相差をキズの形状等に起因して発生するキズ信号の位相の補正値を求めるために使用する。 (もっと読む)


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