説明

森田化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】本発明は、粉体状の被処理物を攪拌する攪拌能力が高く、塊状の被処理物を切断・破砕することが可能な均一に処理された被処理物を得ることのできる簡素な構造で安価なロータリ式熱処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のロータリ式熱処理は、軸線周りに回転するシェル(2)を備え、シェル内に、被処理物(M)を攪拌および粉砕する攪拌粉砕手段(3)を転動可能に収容することを特徴とする。
攪拌破砕手段(3)は、多角柱形状の骨組構造体であり、この骨組構造体は、複数の多角形の枠部材と、枠部材の各角部に接合された柱部材とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】Mg含有Al合金について、フッ化物系フラックスを用いたノコロックブレージング法によりろう付けするにあたってのろう付け性を向上させる。
【解決手段】8.5〜12%Siのろう材を用いて、Mg含有量0.05〜1%のMg含有Al合金をフッ化物系フラックスの存在下でろう付けを行なうにあたり、フラックスとして、KAlF4に、AlF3を2%未満、K2AlF5を19%未満の割合で混合してなるもの、あるいはKAlF4に、AlF3を2%未満、K3AlF6を16%未満の割合で混合してなるもの、もしくはKAlF4に、AlF3を1.5%未満の割合で混合してなるもの、あるいはさらにKAlF4100%のものを用いる。なおフラックスの平均粒径はいずれも10〜25μmとする。さらに、ろう付け加熱の昇温過程におけるフラックスの流動開始からろう材流動開始までの時間を60秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】高濃度塩酸含有水溶液中に置かれたMo:12〜30質量%を含有しNi:50質量%以上含むNi基耐食合金で構成された熱交換器の電気防食方法を提供するものである。
【解決手段】高濃度塩酸含有水溶液中に置かれたMo:12〜30質量%を含有しNi:50質量%以上含むNi基耐食合金で構成された熱交換器を外部電源の陰極に接続し、一方、Mo:12〜20質量%、Cr:14〜23%を含有しNi:50質量%以上含むNi基耐食合金で構成され陽極電極を外部電源の陽極に接続して高濃度塩酸含有水溶液中にセットし、陽陰極間に外部電源により電流を供給する。 (もっと読む)


【課題】高濃度塩酸環境下に置かれたNi:50質量%以上含むNi基耐食合金で構成された熱交換器の電気防食方法を提供するものである。
【解決手段】高濃度塩酸環境下に置かれたNi:50質量%以上含むNi基耐食合金で構成された熱交換器を陰極とし、樹脂含浸炭素を陽極として陽陰極間に外部電源により電流を供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルミニウムの電解精錬などで多量に使用される工業的に価値あるヘキサフルオロアルミン酸ナトリウムをフッ素含有廃液から直接回収することにより、フッ素をリサイクルする。
【解決手段】フッ素含有廃液、塩化ナトリウム水溶液および塩化アルミニウム含有水溶液を連続的に反応系へ加えながら、その結晶を大きく成長させる。また、生成したヘキサフルオロアルミン酸ナトリウムの結晶を反応系に保持しながら、その結晶を大きく成長させる。そして、純度が高く、粒径が大きく整ったヘキサフルオロアルミン酸ナトリウムを回収する。回収されたヘキサフルオロアルミン酸ナトリウムを工業用原料に供する。 (もっと読む)


【解決手段】フッ素含有廃液をカルシウム化合物で処理することにより得られる、純度の高いフッ化カルシウム固形物を原料として使用する。このフッ化カルシウム固形物と硫酸および発煙硫酸とを適度に加温して混合・反応機で混合する。そして、化学量論量の40%以上のフッ化水素を発生させ、それを排ガスラインより系外へ放出する。
【効果】回収フッ化カルシウムは天然の蛍石と比較し、反応性が極度に高いため、このときの内温は200℃以下で十分である。回収フッ化カルシウムの反応性が高いこと、現状よりもはるかに低い温度で反応が可能なことにより、装置材質の選択性が広がり、設備費および修繕費を大幅に低減できる。また、従来の方法に比較して、省エネルギーかつコンパクトなフッ化水素製造方法を提供することができる。更には、ランニングコストを大幅に低減できる。 (もっと読む)


【課題】
硝酸を含むフッ素含有排液からフッ化水素製造用に適する粒径および純度を有するフッ化カルシウムを回収する。それによってフッ素の再資源化を行う。また、フッ素の固定化処理液の硝酸を有効に再利用する。
【解決手段】
硝酸を含むフッ素含有排液と硝酸カルシウム水溶液とを反応させ、純度が高く、粒度の大きなフッ化カルシウムを析出させる。得られたフッ化カルシウムはフッ化水素製造用原料としてそのまま利用できる。その際に残った硝酸、またはフッ化水素酸と硝酸カルシウムの反応により生成された硝酸を、安価なカルシウム化合物と反応させて硝酸カルシウム水溶液をつくり、この硝酸カルシウム水溶液を前記フッ素含有排液の処理に再利用する。余剰の硝酸カルシウム水溶液は他の用途に工業用として供する。硝酸濃度が高い場合は、そのまま金属処理用の硝酸に再利用できる。また、蒸留などの精製手段により高純度の硝酸として回収できる。 (もっと読む)


【課題】塩素を含むフロン類から高収率でハイドロフルオロカーボン類を得る事が出来る合成方法を提供する。
【解決手段】分子内に塩素を1個以上有するクロロフルオロカーボン類またはハイドロクロロフルオロカーボン類を、あらかじめ溶媒と塩化水素捕捉剤を混合し、脱酸素処理を行って調製した反応溶液に溶解させる。これに紫外線を照射することにより、クロロフルオロカーボン類またはハイドロクロロフルオロカーボン類中の塩素を水素に置換する反応のみを選択的に行う。生成したハイドロフルオロカーボン類は、低温と加圧を組み合わせた条件下で精製蒸留を行う。それによって、塩素を含有しないフロン類として再利用できるレベルの高純度のものとして回収できる。 (もっと読む)


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