説明

中央精機株式会社により出願された特許

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【課題】車両用ホイールリムを成形するためにロール加工を行う装置であって、過分に圧延することなく、スプリングバック現象を抑制することのできる車両用ホイールリムのロール加工装置を提案する。
【解決手段】トップロール24を嵌着するトップ用回動軸43を、待機位置s1から降動して、ボトム用回動軸11に嵌着するボトムロール23からトップロール24が予め定めた所定間隙tを隔て支持されるロール加工位置s2で停止保持することにより、ボトムロール11に遊嵌した円筒形加工体Y3を押圧加工するようにしたロール加工装置1である。このロール加工装置1によれば、トップロール24をボトムロール23から所定間隔tを隔てた位置に精度良く停止することができるため、この位置で比較的長時間停止保持することにより、スプリングバック現象を抑制して、所望の加工形状に精度良く成形することができ得る。 (もっと読む)


【課題】ロール加工工程にあって、シワやヒケ、圧延による偏肉化や薄肉化等の加工不具合を抑制し得る車両用ホイールリムの成形方法を提案する。
【解決手段】トップロール24aとボトムロール23aとによって円筒形加工体Y1を押圧加工し、該トップロール24aを該円筒形加工体Y1の板厚以上とした予備圧接間隔k1だけボトムロール23aから隔てて保持することにより、円筒形加工体Y1を予備圧接してロール加工する予備圧接ロール加工工程を行うようにした。そのため、当該ロール加工中の変形に余裕を有し、シワやヒケ等の発生を抑制する効果が向上する。また、予備圧接間隔k1を保持するため、円筒形加工体Y1を圧延することがなく、偏肉化などの発生を防ぎ得る。 (もっと読む)


【課題】ホイールリムの製造ラインに配設されて、メンテナンス作業や段替え作業などの作業効率を向上し得る車両用ホイールリム成形装置を提案する。
【解決手段】後部成形基体9と前部成形基体30とをフレア加工位置h2に位置変換して前後のフレア加工型21a,21bによりフレア加工を行い、その後にトップロール可動制御装置60のトップ用回動軸61をロール加工位置s2に位置変換して、該トップロール24aと後部成形基体9のボトムロール23とによりロール加工を行うようにしたものであり、当該装置一台でフレア加工と該フレア加工直後のロール加工とを連続して行い得る。本成形装置1を製造ラインに適用することにより、そのライン長さを短縮でき、メンテナンス作業や段替え作業等を改善でき、総じて生産性を向上でき得る。 (もっと読む)


【課題】車両用ホイールの多品種少量生産に適合し得る車両用ホイールリム成形装置を提案する。
【解決手段】前部可動体30を前進して、そのフレア加工型21bと後部成形装置10のフレア加工型21aとによりフレア加工を行い、その後、第一トップロール可動制御装置60の第一トップ用回動軸61を第一ロール加工位置s2に位置変換して、第一トップロール24aと後部成形装置10のボトムロール23とを所定間隙を置いて予備圧接するロール加工を行い、その後、第二トップロール可動制御装置70の第二トップ用回動軸71を第二ロール加工位置r2に位置変換して、第二トップロール24bとボトムロール23とによる本圧接するロール加工を行うものである。本成形装置1は、当該装置一台で円筒形素体からホイールリムWを成形でき、生産品種を変更する際の段替え作業を効率化することができ得る。 (もっと読む)


【課題】所定のホイール形状に成形する過程でホイール意匠面に付着した耐食性を阻害する物質を除去し、塗装後の車両用ホイールの耐食性を向上し得る車両用ホイールの表面処理方法を提案する。
【解決手段】所定ホイール形状に成形した後に、ショットブラスト処理工程12を実施し、ホイール意匠面4にYAGレーザーを照射するレーザー照射処理工程14を実施することにより、塗装前に、ホイール意匠面4に付着しているショット粒の材料成分や酸化皮膜を除去する。又は、所定ホイール形状に成形した後に、ホイール意匠面4にYAGレーザーを照射するレーザー照射処理工程17を実施することにより、塗装前に、ホイール意匠面4に付着している酸化皮膜を除去する。これにより、ホイール意匠面4の耐食性を向上することができ得る。 (もっと読む)


【課題】一枚の板状基材からディスク主板部とリム部とを一体成形する製造方法にあって、該ディスク主板部に形成されるハブ面アール部を薄肉化せず、かつリム部にシワが生じることを抑制でき得る自動車用ホイールの製造方法を提供する。
【解決手段】予備絞り工程でディスク主板部7の板厚を確保するための凹部25を成形し、次工程でハブ面アール部13を厚肉化したハブ取付部8を成形し、次の円筒部成形工程で外側環状領域を絞り加工してドロップ部6の外径と同じ円筒部46を成形し、以降の工程でリム部2を一体成形するようにした。 (もっと読む)


【課題】切削加工することなく、所定ハブ孔径のハブ孔と所定外周径の開口端部を備えたハブ孔フランジ部とを成形する車両用ホイールの製造方法を提案する。
【解決手段】板状基材に穿設した予備孔22の孔周縁部23を、その孔端面22aを拘束せずに板厚方向に押圧加工することにより、薄肉化して環状予備成形部25を周成すると共に余剰材料24を予備孔22内へ据込み、環状予備成形部25より内側部位を除去して穿設したハブ素円孔28の孔周縁部29を、ホイール表方へ立ち上げる折曲加工を行うことにより、所定ハブ孔径のハブ孔5と、前記環状予備成形部25によって形成された所定外周径の開口端部6aを具備するハブ孔フランジ部6とを成形するようにして車両用ホイール1を製造する方法である。 (もっと読む)


【課題】鋳物にX線を照射してその残留応力を測定する方法にあって、信頼性の高い残留応力測定値を得ることができる鋳物のX線残留応力測定方法を提案する。
【解決手段】微細化ショット処理工程により鋳物1の表層部2の粗大結晶粒を微細化し、次の人工時効処理工程により該微細化ショット処理工程により生じた残留応力を除去した後、当該鋳物表層部2にX線を照射して残留応力を測定するようにした残留応力測定方法である。この方法によれば、粗大な結晶粒からなる鋳物1の樹枝状晶組織を、その表層部2で微細化することができるため、X線の回折現象を良好に生じさせることができ、正しい残留応力を安定して求めることができ得る。 (もっと読む)


【課題】分離型のバランスウェイトを蛇行することなく、自動車ホイールのリム内周面に貼り付けることのできるバランスウェイト取付治具を提供する。
【解決手段】非磁性の取付外殻体2が湾曲取付面10に沿って複数の嵌入穴15を列設してなり、該嵌入穴15に硬質磁石3を嵌着した構成であり、該湾曲取付面10に分離型バランスウェイト35を磁着するようにしたものであるから、分離型バランスウェイト35をリム内周面31に貼り付けて離脱する際に生じる磁着状態を解消する力によって、該硬質磁石3がズレたり取付外殻体2から外れたりすることなく嵌入穴15に保持することができる。これにより、リム内周面31に貼り付ける際に分離型バランスウェイト35が蛇行してしまうことを防ぎ得る。 (もっと読む)


【課題】ブレーキダストに対する汚染防止効果の高い自動車用ホイールを得る。
【解決手段】自動車用ホイールの表面に、水接触角が35°以下で、飽和帯電圧(kV)×帯電半減期(sec)が50以下で、+に帯電するコーティング膜を形成する。 (もっと読む)


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