説明

福井経編興業株式会社により出願された特許

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【課題】糸切れや毛羽立ちの発生を極力なくし、効率良く編成できる人工血管用ダブルラッシェル編地管の製造方法提供することであり、またその製造方法によって得られる人工血管用ダブルラッシェル編地管を提供すること。
【解決手段】 本発明は、フィブロイン11により形成される一対のコア部41と、コア部41周囲がセリシン12で形成されたスキン部42とからなるN本の繭糸1で構成される生糸2を精練し、セリシン12を一部除去し且つ一部を残留させて一対のコア部41を分離させて2N本のスキンコア構造フィブロイン4を形成して、2N本のスキンコア構造フィブロイン4で構成されるセリシン被覆絹糸5を得て、その後、セリシン被覆絹糸5に下撚りをかけて下撚り絹糸とし、更に下撚り絹糸を複数本合わせ、上撚りをかけて諸撚り絹糸とし、更にその後、該諸撚り絹糸Tを編成糸Yとして管状に編成する人工血管用ダブルラッシェル編地管Wの製造方法。 (もっと読む)


【課題】極めて高い伸長性、特に、経方向だけでなく緯方向への高い伸長性を有するようにする。
【解決手段】弾性繊維からなる編成糸のみを使用してトリコット地を編成する。18ゲージ以上のトリコット編機を用い、糸通し方法は、全通しと、1イン1アウトと、1イン2アウトとのいずれかとする。弾性繊維からなる編成糸のうちの少なくとも1つの編組織は鎖編みである。好ましくは、コース方向(緯方向)の伸長率を400%以上とし、ウェール方向(経方向)の伸長率を150%以上とし、或いはウェール方向(経方向)の伸長率とコース方向(緯方向)の伸長率との和を600%以上とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、流路材用トリコット編地の流路性能を高めることで分離作用の効率を上げることを最大の目的とし、併せて、安価で加工精度の良い流路材用トリコット編地を提供すること。
【解決手段】 液体分離装置に使用する流路材用トリコット編地Tの組織を、バック組織BCとフロント組織FCで形成される2枚オサ組織とし、その内、バック組織BCを熱融着機能を有するバック組織編成糸Y2で編成して、これを加熱融着処理することにより剛性を得て本流路材用トリコット編地Tの骨格体Gとなし、同時にフロント組織FCを非熱融着性のフロント組織編成糸Y1で編成して前記骨格体Gを表裏から挟み込む補強緩衝体Hとした、骨格体Gと補強緩衝体Hとで構成され流路材用トリコット編地T。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、異収縮混繊糸や加撚糸等の限定された糸素材によらず、如何なる糸素材を用いてもシボ効果を得ることができる手段を提供すること。
【解決手段】 経編機で経編地を編成する際、一つの組織の形成に用いる編成糸Yを複数系列のビームBに分散し、それぞれの系列ビームBから送り出される編成糸を、それぞれの系列ビームに対応して配設されたそれぞれのオサLに、互いにその通糸箇所を補完する位置関係に通糸して、それぞれのオサをすべて同一作動させて一つの組織を編成すると同時に、系列ビーム毎の編成糸を、その送り出し長に差をつけて送り出し、それぞれの系列ビームに属する編成糸が形成するニードルループNLの大きさ、並びにシンカーループSLの長さを異ならせることにより編地表面にシボを発現する経編地の編成方法。 (もっと読む)


【課題】 従来の間仕切り用カーテン布Kは、その編成組織の問題により、オサ枚数の多いラッシェル機でしか編成できなかった。また、必要な長さの間仕切り用カーテンを得るためには裁断・縫製処理を行っていたが、縫製箇所に段差ができ埃が溜まる、或いは硬くなるなどの問題があった。また、セット機による加工穴傷問題も縫製により隠さざるを得ず、ここにも縫製処理により発生する問題があった。
【解決手段】 以上の問題を解決するために、本発明においては、使用オサ枚数の少ない編成組織を提案して、ラッシェル機のみならず、トリコット機でも編成可能な組織、構成の間仕切り用カーテン布Kを提供する。そして、間仕切り用カーテン布Kの下端近傍に長さ調整用切断部Sを設け、縫製処理なしで必要な長さに調整できる構造とした。また、仕上げ用捨て耳部Vを設けることにより、間仕切り用カーテン本体には加工穴傷が付かない手段を講じたものである。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的的は、従来の1枚オサで形成されるチュール組織以上の薄さ、高いメッシュ密度、均一で正確な小さなあな目を有するメッシュ経編地を提供すること。
【解決手段】 菱形メッシュ目DHが繰り返し連続形成されて構成されるメッシュ経編地Tであって、該菱形メッシュ目DHが、二つのバック・ニードルループNB、NBで形成される二辺と、バック・シンカーループBSとフロント・シンカーループFSとが交叉状に絡んで構成される二つの交叉状シンカーループHS、HSで形成される二辺との四辺で構成され、同時に、これらの四辺(NB、NB、HS、HS)の接結箇所に、極小に編成されたフロント・ニードルループNF、NF、NF、NFを介在させて四辺を接結しているメッシュ経編地T。 (もっと読む)


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