説明

ザ・ジョンズ・ホプキンス・ユニバーシティーにより出願された特許

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患者の脳血管自動調節機能を診断する方法は、患者の血圧を計測する段階と、血圧を計測する段階と実質的に同時に、患者の脳の静脈の酸素含有量を非観血的に計測する段階と、血圧および静脈の酸素含有量の計測値を時間領域で相関付ける段階と、血圧および静脈の酸素含有量の計測値の相関付けに基づいて、患者の脳血管自動調節状態を判断する段階と、を備える。 (もっと読む)


疎水コアおよび親水シェルを有する高分子ナノ粒子は、1)モル比が約50%から約90%、および好ましくは特定の経口または非経口などの送達経路では60%のN‐イソプロピルアクリルアミド(NIPAAM);モル比が約10%から約30%のビニルピロリドン(VP)もしくはビニルアセタート(VA)などの水溶性ビニル誘導体、またはメチルメタクリラート(MMA)もしくはスチレン(ST)などの水不溶性ビニル誘導体;モル比が約10%から約30%のアクリル酸(AA)によって形成される。形成されたナノ粒子は、必要であれば、治療、診断および撮像を目的とした、AAに含まれる反応性基を用いた表面官能化が可能であり、該表面官能化は、PEG化、または化学療法剤、造影剤、抗体、放射性核種、リガンドおよび糖などの部分の結合を含む。高分子ナノ粒子は水溶液に分散することが好ましい。高分子ナノ粒子は疎水コアに1種以上の薬品または生物活性剤を組み込み、時により、薬品または生物活性剤は反応性官能基を介してナノ粒子表面に結合する。高分子ナノ粒子は経口、非経口または局所的経路を通じて前記薬品または生物活性剤を送達することができる。高分子ナノ粒子は水溶性の低い薬品もしくは生物活性剤、または経口生物学的利用率の低いもの、の水溶液中での製剤を可能とし、体循環への送達を容易にする。
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本発明は、概して、粘膜関門を越えて物質を輸送するための組成物および方法に関する。本発明はまた、そのような物質の作製方法および使用方法にも関する。一実施形態において、本発明は、外表面と、粒子の粘膜付着を減少させる該外表面に配置された1つ以上の表面改変部分とを含む粒子を提供し、この粒子は、この粒子が1秒の時間尺度で水を通って拡散する拡散率の1/1000よりも大きな拡散率でヒトの頸膣粘液を通って拡散する。 (もっと読む)


【課題】腫瘍に対する免疫応答性を強化するための組成物を提供することを本発明の課題とする。
【解決手段】上記課題は、免疫増強ポリペプチドをコードしている第一の外来遺伝子と、プロモータの誘導によって細胞を死滅させることができるポリペプチドをコードしているDNAに機能的に連結したプロモータを含んでいる第二の外来遺伝子を有する細胞に由来する、腫瘍に対する免疫応答性を強化するための組成物を提供することによって、解決された。 (もっと読む)


【要約書】
【課題】HIV・TATトランス活性化を抑制するための化合物を提供すること。
【解決手段】下記構造式:


の化合物であって、ここで、R1、R2、R3およびR4は夫々、HO−、CH3O−およびCH3(C=O)O−からなる群から選択される。但し、R1、R2、R3およびR4は夫々同時にHO−ではなく、各化合物は、クレオソートブッシュであるラレア・トリデンタータ(Larrea tridentata)の葉−花抽出物から単離されたものであり、1,4−ビス−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−2,3−ジメチルブタン(ノルジヒドロカイアレ酸(nordihydroquaiaretic acid)、NDGA)の誘導体であり、加えて、これらのNDGAおよび各誘導体は、NDGAまたはその誘導体を細胞に投与することによって、該細胞において、HIVウイルスを含むレンチウイルスのTatトランス活性化を抑制するために使用することができる、化合物。 (もっと読む)


環境モニタリングおよび生物資源調査のための方法は:(a)(i)流体流入口(12)および流出口(14)を有する容器(10)、(ii)容器内に位置する複数の毛細管微小生態系(16)、これらの毛細管の各々は、毛細管を通っての流動を可能とするように配置された流入口(18)および流出口(18)を有し、これらの毛細管の各々は、さらに、その流入口および流出口を被覆して、毛細管を通っての流動を妨げるための手段を有し、(iii)容器の流出口に連結されたポンプ(40)、該ポンプ(40)は、周囲の環境から、容器の流出口に連結された、毛細管(16)を通って流体を容器の流入口に吸うように配置され、(iv)容器を通っての流動を収集するための手段、および(v)容器への流体の逆流を妨げるように容器の下流に連結されたチェックバルブ(44)を有するテストデバイスを利用し、(b)デバイスの毛細管(16)に特定のテスト物質を加え、ここに、これらの物質は、対象環境において特定の生物変換プロセスを加速するそれらの能力につき分析されるべきであり、(c)このデバイス(1)をこの環境に位置させ、毛細管被覆手段を開けて、周囲の環境からの流体を容器および毛細管を通って流動させるために毛細管被覆手段を開け、(d)毛細管微小生態系(16)内で起こる現象をインキュベートするのに十分な一時的持続の間に、デバイス(1)を現場に残し、(e)テストデバイス(1)を回収し、次いで、自動分析スキームおよび商業的に入手可能なロボットを用い、毛細管微小生態系(16)で起こる現象を分析する工程を含む。
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本発明は、ヒトの皮膚及び粘膜のパピローマウイルス型又は異種パピローマウイルス型に対して広範に交差中和する抗体を誘導する方法であって、免疫原性ペプチド又はタンパク質(又はこれらをコードするポリヌクレオチド)を必要とするヒトに投与することを含み、当該免疫原性ペプチド又はタンパク質は、(a)(皮膚及び粘膜のパピローマウイルス型に対して交差中和する抗体に関して)パピローマウイルスL2タンパク質のN末端のアミノ酸1〜200由来の配列又は(異種パピローマウイルス型に対して交差中和する抗体に関して)パピローマウイルスL2タンパク質のN末端のアミノ酸1〜88由来の配列に対応する配列を有する少なくとも10アミノ酸残基長のペプチド又はタンパク質、(b)(a)由来の配列と少なくとも55%同一性である少なくとも10アミノ酸残基長のペプチド又はタンパク質、又は(c)パピローマウイルスL2タンパク質又はペプチド以外のタンパク質又はペプチドに抱合又は融合している(a)又は(b)のいずれかに定義のペプチド又はタンパク質である、抗体誘導方法を含む。
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哺乳類においてカルシウムチャネルの活性を限局的に調節するための発明が開示される。1つの局面では、本発明は、領域内でGEM蛋白質または変異型を発現するために、あらかじめ決められた組織または臓器の領域に、GEM蛋白質またはその変異型をコードする核酸配列を接触させる段階を含む方法を特徴とする。典型的な方法は、カルシウムチャネルの活性を調節するために、さらにGEM蛋白質または変異型を発現する段階も含む。本発明は、不適切なカルシウムチャネル活性に伴う医学的状態の治療を含む、広範囲の有用な用途を持つ。 (もっと読む)


医薬用希釈体および式 (II)の化合物[式中、R1およびR2は、互いに同じであっても異なっても良く、H、C1-C20 アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルもしくはアルキルアリール、-CH2COR5、-CH2C(O)NR5、-C(O)R5、または-CH2OR5であり、ハロゲン原子を含有していてもよく、ここで、R5はC1-C12 アルキル基であり、R3およびR4は、互いに同じであっても異なっても良く、H、C1-C20 アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルもしくはアルキルアリールである]を含む医薬組成物。
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本発明は、GABAレセプターアンタゴニストおよびアセチルコリンエステラーゼインヒビターを投与することによって認知機能を改善するための方法を提供する。本発明はまた、GABAレセプターアンタゴニストおよびアセチルコリンエステラーゼインヒビターを投与することによって認知機能を改善するための組成物を提供する。本発明は、被験体において認知機能を改善するための方法を提供し、この方法は、被験体に、GABAレセプターアンタゴニストをアセチルコリンエステラーゼインヒビターと組み合わせて投与する工程;を包含する。 (もっと読む)


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